人が生み出した神様の私と世界   作:アイバユウ

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雨の日の考え・・・

大学寮前から乗り込んだ市バスは無事に高校に到着した

私とルミナさんは一緒に職員室に入るとまだ出勤していない先生が多くいたようだった

 

「教頭先生。おはようございます」

 

「水川さん。ルミナさん。おはようございます。今日は雨だから早めの登校ですか?」

 

私たちの考えはこの学校の教頭先生には先読みされているようだった

 

「実は私も同じでしてね。雨の日は早めに自宅を出るようにしているのですよ」

 

教頭先生も同じ考えの持ち主であったようだった

 

「教頭先生も同じ考えでしたか。雨の日はゆったりとしたいですから」

 

満員のバスに乗ってくるのは嫌な話であると教頭先生に伝えた

 

「ところでこの学校での教育実習はどうですか?」

 

「まだまだ慣れないことが多いですが、私は頑張っていきます」

 

私の言葉にルミナさんも私と同じ意見のようで私も同じですと。

 

「頑張ってください。期待していますから」

 

教頭先生はそういうと職員室を退室していった

登校してくる生徒のあいさつに行くためだろう

私たちもそれに同行するために割り当てられている職員室のデスクにカバンを置くと急ぎ足で正面玄関に向かった

正面玄関に到着したころにはちょうど次々と生徒が登校してきていた

私たちは教頭先生と一緒に生徒の皆さんにおはようございますと挨拶をしていった

こういった触れ合いも大事なことであることは私でも十分にわかっている

 

「皆さん、おはようございます。今日は雨ですが頑張っていきましょう」

 

私の言葉に生徒たちは『はい。頑張ります』と返答して登校していった

私とルミナさんのあいさつに登校してきた生徒たちは今日は雨ですねと返答していった

 

「皆さん。今日は雨ですが1日頑張ってください」

 

「はい!」

 

私のあいさつに生徒のみんなは元気よく答えてくれていた

今日は雨なので登校してくる生徒の多くは傘をさしていた

傘に付着している雨水の水滴によって今日は学校内の廊下が滑りやすくなっている

廊下を歩くときは足元を滑ることに気を付けて歩くようにと教頭先生は注意していた

確かにそのとおりである。今日は廊下が滑りやすくなっていることは間違いない事実である

 

「おはようございます。水川さん」

 

渚カオルが登校してくると私を見つけて挨拶してきた

私は冷静におはようございますと挨拶をする。ここで変な行動を起こすと余計に怪しまられることになる

そんなことになれば今の私の暮らしが危ぶまれることになる

それだけに冷静な対応が求めれるのだ

 

「おはようございます。渚カオル君。朝から元気がありますね」

 

雨が降っているのに渚カオルの表情はどこかうれしそうな表情を浮かべていた

何故なのかはわからないが。

 

 

 

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