昼食の時間を終えた私は碇レイさんたちとの話し合うことはしないで午後の授業の教育実習を無事に進めていた
私はこれ以上ネルフサイドと接触するつもりはないのにあちらから不幸が訪れてくる
本当に迷惑な話である。無事に午後の授業を終えると職員室でレポートをまとめていった
そのあとは本来なら帰っても良いのだが、来客があった
「渚カヲル君。あなたもしつこい人ですね」
「よく言われます。でも気になる事には真剣に取り組みたいので」
「その努力を学力に生かしてみてはいかがですか?私に張り付いても勉学には良いことはありませんよ」
私の忠告には関係などないのだろう。碇シンジの真相を知ろうとしている
そんなことをしてもなにも良いことなど存在しないのに
むしろ逆に真実が明らかになったらネルフにとっては迷惑なことばかりがあふれて世の中に出てくる
彼が行う行動によってはネルフに大きな迷惑をかけることになることを理解しているのだろうか
おそらくただ真実を知りたいという欲求だけがあるのだろう。
「迷惑だから尾行みないなことをしないでもらえるかしら。あなたたちネルフサイドに協力するつもりはないわ」
私はただ教師になるために今はこの学校で教育実習を受けているのだからと彼に伝えた
「あなたは何のために知りたいのか再度教えてもらえるかしら?」
「ただ謝罪をしたいだけなんです。でも碇シンジ君が見つからないといつまでも願いはかなわないので」
「だったらあきらめることも重要よ。過去ばかり見ていても未来は切り開くことはできないわ」
未来を見るためには時には非情な判断も必要なものよと私は渚カヲルに伝えた
「過去にこだわらないで未来を見なさい。私が言えることはそれだけよ」
そう言うと私はルミナさんに声をかけて大学寮に帰宅することにした
教育実習のレポートは寮で作成することにした
ここで記憶が新鮮なうちに作成したかったけど邪魔が多く入ってくることは間違いない
そんな状況下で冷静にレポート作成などできるはずがないのだから
「カオリ、少し待っていてもらえる?少し先輩先生に聞きたいことがあるから」
「わかったわ。私は図書室にいるから携帯電話で呼び出してもらえる?」
「私が直接図書室に行くわ。私もこの高校の図書室には興味があるから立ち寄ってみるわ」
「ありがとう。待っているわ」
私はルミナさんからの返答を聞くと荷物を片付けてこの学校の図書室に向かった
まるでその後を尾行するかのように渚カヲル君がついてくる
本当に嫌なものに好かれたというものである
(学校の廊下を歩いている水川カオリと渚カヲル)
「あなたまで図書室に来るつもりじゃないわよね」
「奇遇ですね。僕は図書委員会の委員をしているので本の整理をする仕事があるので」
「別に今日じゃなくても良いと思うけど」
私の言葉に彼は笑顔で返答するだけだった