人が生み出した神様の私と世界   作:アイバユウ

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私とルミナさんとの関係

 

私たちの自己紹介を終えると、さっそく教育実習に入った

まずは教員免許を持っている教師の教育指導の観察から始めた

私たちを受け持ってくれている教員はかなり手厳しいがすべては生徒を思ってのことだ

難しく解き方に困っている生徒には少し手助けをして答えの出し方を教えていた

私とルミナさんはそういう教育方法もあるのかと真剣にメモなどを取っていた

そして1時間目が終了して休み時間に入った

私とルミナさんは生徒たちとの交流の時間となった

 

「あの~少しお話をしても良いですか」

 

「良いですよ。何ですか?」

 

「お二人はよく似ていますよね」

 

私とルミナさんはよくそう言われる。

まるで姉妹なのではないかと。

そこで私はひそか大学のラボでDNA鑑定をしたが血縁ではなかった

ただの他人の空似なのだと私は思う事にした

 

「姉妹ではないですよ。私とルミナさんは」

 

「よく言われるけどね。ねぇカオリ」

 

「そうですね」

 

そこにある人物が教室に入ってきた

私にとっては最悪の人物だ。

 

「お昼休みにお時間をいただけませんか?」

 

声をかけてきたのは碇レイだった。

私はなんて答えるべきか悩んでいるとルミナさんが先に答えてくれた

 

「悪いんだけど、お昼休みには私たちはレポートをまとめなければならないから」

 

レポートなどは嘘だ。だが今はルミナさんの優しさに甘えることにした

 

「ごめんなさいね」

 

私とルミナさんは一緒に廊下を歩いていた

 

「ありがとう、ルミナさん」

 

「これくらい気にしないで。ネルフにいろいろと狙われているって話は本当みたいね」

 

「どういうことですか?」

 

ルミナさんのネルフにいろいろ狙われているという話という言葉にどういうことなのかわからなかったが

彼女は親切にも説明してくれた

 

「学長からあなたのことをいろいろな意味で狙っているらしいって聞いているの」

 

「そうなんですか?」

 

「ええ。だから私がクッション役になってあげてほしいって頼まれたの。カオリとは親密な関係だからお願いって頼まれてね」

 

なるほど、ボディーガード役を引き受けてくれたという事だ

ルミナさんには迷惑をかけているばかりだ。

引き受ける代わりに大学の学費免除を条件としたらしいのだ

公立大学とはいえ大学の費用は高い。それが免除できるなら大きな事だ

特に大学の学費をアルバイトで必死になって稼いでいる私たちにとっては大きなメリットとなる

私はルミナさんにありがとうと伝えるとレポートをまとめるために職員室に向かった

職員室に入ると私たち用のデスクが設置されていた

 

「素早いですね」

 

私はそう思った。もしかしたらネルフが絡んでいるのかもしれない

彼らとは接触などしたくない。もう忘れたいのだ。

あんな過去なんて記憶から消してしまいたい

でもそれはできない。前に進むしかないのだから

 

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