ポケモンの世界が思った以上に面倒だった件! 作:gpアナガキ
次の日の朝
「うーん、よく寝た〜。あれ?ブルー、まだ寝てんのか?ああ加減起きろ。朝だぞ!」
辞めろレッド、俺は今コダックのお陰で寝不足なんだ。何故コダック所為かって言うと、アイツモンスターボールから何度も勝手に出てメッチャうるさいイビキをかく事で俺の睡眠を邪魔しやがった。お陰で朝まで寝れなくてこのざまだよ。コダックの馬鹿ヤロー!
「あれ?何でこんな所にポケモンがいるんだ?」
俺は昨日の夜に何があったのかベットに横になりながらレッドに言った。
「へえ、それでブルーはまだ眠たいのか。それにしても、卵から孵ったポケモンがコダックとはな、もうちょっと珍しいポケモンが出てくるかと期待したんだがな。」
勝手に期待してる癖に何て言い草だよコイツ、まあ俺も実は少しだけコダックじゃなくて違うポケモンを見たかったが生まれてくる遅さにゴンベかと思っていた。ほんとコダックが卵から孵ったのは予想外だった。
「仕方ない、どうせこのコダックは朝ご飯をしっかり食べさせないといけないし起きるか。」
「でも丁度良いんじゃないか?ニビシティのジムリーダーは岩タイプの使い手、みずタイプのコダックには相性抜群じゃないか。」
「旅の間にトレーナーの生活を支障をきたすポケモンがいてたまるか!」
俺がそんな事を大きく言うと、コダックが頭を抱えながら起きた。
「コダック!」
そうコダックはしゃべると部屋中にねんりきを使って色々なものが浮き上がった。浮き上がった俺のバッグからモモンのみだけを取り大きな口でモモンのみを食べる。コイツ仮にも卵の時から俺が見つけてやったのに随分と勝手に俺のバッグから平然とキノミを取って食うなコイツ。
「ブルー、朝ご飯食いにいくぞ。」
「え?嗚呼、先言っててくれ。俺も後で行く。」
「分かった、遅れんなよ」とレッドは言うと、ポケモンセンターの食堂へと向かった。
「コダック、このままじゃ困るから今度出来るだけモンスターボールの中で生活してくれよ。じゃないと、朝飯と昼飯と夕飯を全て抜きにするからな。」
俺がそうコダックに忠告すると、コダックは「コダッ!?」と声を出した。コイツには出来るだけ外に出さないようにしよう。
〈数時間後〉
俺とレッドはポケモンセンターで朝食を終えた後、お互いのポケモンとバトルさせる事にした。
「おいブルー、俺のデビュー戦に勝った事後悔させてやる!」
「は!ヒトカゲを一撃で倒された奴が何を言うんだ。」
今回は対タケシ戦に向けたポケモンバトルだ。お互いタケシに出すポケモンを2体ずつ選んで2vs2のシングル勝負をする事にした。
「行くぞ!ニドラン♀特訓の成果を見せてやれ。」
「フシギダネ、今回も頼む!」
俺とレッドはそれぞれのポケモンを出しバトルが始まった。
「ニドラン♀、フシギダネの周りを走って様子を見ろ!」
「フシギダネ、ニドラン♀に向けて連続でやどりぎのタネだ!」
「ニドラン♀、周りの地形を使ってやどりぎのタネをうまく交わすんだ!」
ニドラン♀はレッドの言う通り、周りの岩や木を使ってやどりぎのタネを次々と交わした。
「今だニドラン♀、にどげりをかませ!」
「ニド!」
ニドランはフシギダネの後ろに周りにどげりを使ってフシギダネを後ろ足で吹っ飛ばした。
「ダネ!?」
フシギダネは近くの岩に吹っ飛び顔から突っ込んだ。
「大丈夫かフシギダネ!」
俺が心配すると、フシギダネは「ダネダネ!」と言いながら立ち上がった。
「フシギダネ、もう一度やどりぎのタネだ!」
「無駄無駄!ニドラン♀、どくばりを連続で飛ばしてやどりぎのタネを遮るんだ!」
「ダネ!」 「ニド!」
フシギダネとニドラン♀の攻防は激しかったが、どくばりで撃ち落としたやどりぎのタネが根を伸ばしニドラン♀の足に絡まった。
「ニド!」
「不味い!?これじゃあフシギダネが回復する。ニドラン♀、ひっかくでやどりぎのタネの根を切り落とせ!」
「させるか!フシギダネ、たいあたり!」
「フッシャー!」
フシギダネのたいあたりがニドラン♀の身体に急所に当たり、ニドラン♀はとうとう瀕死となった。
「くそ、戻れニドラン♀よく頑張ってくれた。次はお前だ、マンキー!」
「ンキー!」
「フシギダネ戻れ。行け、コダック!」
「コダッ、ク!?コダー!」
コダックはモンスターボールから出てくるが、着地に失敗し体を地面に擦らせた。それを見たマンキーは両手を大げさに広げ「ンキー!ンキー!」とコダックを馬鹿にしていた。それも理解出来ていない様子でコダックは頭を抱えながら立ち上がる。
「マンキーひっかくだ!」
「ンキー!」
「コダック、マンキーをねんりきで空に浮かばせるんだ!」
「コダッ!」
先に動いたのはなんとコダックだった。
「何!?」
「いいぞコダック、そのままみずてっぽうをマンキーに浴びせてやれ!」
「コダー!」
コダックはねんりきでマンキーを浮かばせながらみずてっぽうを飛ばし、器用に技を使い分けている。
「コダック、みずてっぽうを辞めてねんりきでそのまま真下へマンキーを落とせ!」
「コダック!」
コダックはしゃがみながら頭を抱えて俺の言う通りマンキーを勢い良く地面へと叩きつけた。マンキーは流石に耐えきれなかったのか目を回していた。
今日もこれで終わります。ヒロインは誰になるのか、いよいよ明日の投稿で分かります。
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