ポケモンの世界が思った以上に面倒だった件!   作:gpアナガキ

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絶対ぼったくりだよあの値段!

5番道路

 

俺はあの後ハナダシティの自転車屋に行ったが10000000000円したので買うことが出来ず自転車屋の店主に俺のメガトンパンチを食らわせた後、クチバシティへ向かう事にした。

 

「あーあ、自転車に乗れたら楽なのに何であんなに高えんだよ。絶対ぼったくりだよあの値段!」

 

俺がそんな事を言っていると、モンスターボールの中からニドキングのマサキさんが出てきた。

 

「愚痴が煩いわ!元々自転車はあんな値段の筈やろ、車と比べたら自転車なんて安いもんや。」

 

「え!?車ってそんな高いの。」

 

「当たり前や!わいが若い嬢ちゃんを捕まえようとする為にバイクを買いに行こうと思ったら3000000000000円で売られ取ったわ!」

 

「電車やバスのような交通機関だって20円しか掛からないのに、」

 

「まあそう言うな。最近じゃポケモンに乗って移動するトレーナーが多いと良く耳にするからプテラにでも乗ったらどうや?」

 

「それはプテラが可哀想だからマサキさんの少しトゲトゲした背中で我慢しますよ。」

 

俺がそう言いながらマサキさんの体によじ登り、おんぶのような形で乗っかった。

 

「兄ちゃんこれでもわいは30越えたオッサンやで、どうせおんぶするなら可愛い女の子が良えわ、あそこにいる嬢ちゃんのような可愛い子にわいは頼られたいんや。」

 

マサキさんが言った方向を見ると、見覚えのある女子だった。しかも、タマムシのポケモンスクール時代にいた頃の転校生の顔だった。確か名前はミ……ミジンコだっけ?

 

「なあマサキさん、あの女の子ナンパして来れば?もしかしたら釣れるかもよ?」

 

「それは辞めとくわ。よく見てみい、あの子はジョウトのジムリーダーとして活躍しているミカンちゃんや。ファンクラブが20000人以上いて、話しかけるだけでファンクラブの人達から消されるって噂やで、しかもわいはもう良い年のオッサンや。確かにミカンちゃんは可愛いけど流石に手を出す程わいは腐ってないわ。」

 

あ!?思い出した、あの女の子の名前はミジンコじゃなくてミカンさんだ。でもファンクラブが20000人以上いて声かけただけで消されるなんてジョウトのチャレンジャー勢は可哀想だな。

 

「なあマサキさん、俺声かけてくるわ。」

 

「辞めとけ、いつ何処でファンクラブの奴らが見てるか分からんぞ?」

 

「そこまでいったらもうストーカーだよ。そうじゃなくて、昔の顔見知りなんだよ、降ろしてもらって良いか?」

 

「嗚呼、世間話してからはよ帰ってこい。じゃないとわいまで消されるかもしれんしな。」

 

そうマサキさんは了承して俺を降ろしてくれた。俺は記憶の片隅にあるような無いようなよく話したことの無いミカンに声を掛けた。

 

「あの、すいません。ミカンさんですよね?」

 

俺がそう尋ねようと話した瞬間紫の影が無数に現れた。俺はそれを気にせずにミカンに向けて聞くと、ミカンが俺の方を振り向いた瞬間紫の影は一瞬にして消えた。

 

「はい、そうですが……私に何か用ですか?」

 

「嫌、実は俺ミカンさんの通っていたタマムシのポケモンスクールでミカンさんの後輩をしていたブルーと言います。もしかしたらと思って声を掛けてみたところです。」

 

「まあ、そうですか!?でも私、ブルー君と話した思い出一切無いんだけど。」

 

「はい、俺はミカンさんに声を掛けた事が今日初めてやりましたしね。単刀直入に言いますが、(ここからは声を小さくして下さい。誰かに付けられてますよ。)」

 

「え!?」

 

「(声を小さく!)」

 

「(は、はい。)」

 

「(実はここ最近聞いた話ですがミカンさんのファンクラブの人達の誰かがミカンさんに声を掛けるだけで消されると噂が広まっているらしいんですよ。)」

 

「(ファンクラブ?私そんなの作ってませんよ。)」

 

「(多分ミカンさんを崇拝する為勝手に作られた迷惑な団体なんだと思います。)」

 

「(え!?そんな、でも心当たりが無いわけではありません。この道の先にヤマブキシティがある筈です。詳しい話はヤマブキ道場に付いてから聞く事にしましょう。)」

 

「分かりました。それでは、」

 

「はい、それまでどうか気をつけて。(物理的に)」

 

俺はそう話終わるとマサキさんの方へ向かった。

 

「えらい長かったやないか、普通なら長時間話しただけで話しかけた人が救急搬送されると噂される程ミカンちゃんに声を掛けるのは勇気いるのに良くやるな兄ちゃん。まさかこれか?」

 

そう言ってマサキさんは小指を上げてきた。

 

「違いますよ、少し世間話をしただけです。(いざ襲われたらマサキさんを盾にしよう。もし攻撃されても体が頑丈なニドキングなら熱心なファンクラブ相手でも死なないだろ。)」

 

俺はそう考えながらヤマブキ道場へ向かった。

 

ヤマブキシティ

 

ヤマブキ道場

 

俺はヤマブキシティに辿り着くとヤマブキ道場へ向かった。ヤマブキ道場にいたのは畳の上で正座をしている空手大王とその弟子だと思われる2人とミカンさんが座っていた。俺が入った瞬間空手大王が立ちながら声を張り上げて俺の前に歩いて来た。

「ようこそ、ここはヤマブキ道場(ヤマブキジム)だ。私の名前は空手大王、ここに土足で入るならまず空手大王である私の弟子を倒してから先へ進みなさい!」

 

空手大王の弟子が勝負を仕掛けてきた!




今回の話はここまでです。もし面白かったり文字を間違えてたらコメント下さい。コメント出来る限り返します。(多分)

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