ポケモンの世界が思った以上に面倒だった件!   作:gpアナガキ

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今日はトキワまで行きたいな(ゲームの話)


ぶっ殺されたいのかテメエ!

トキワシティ

 

俺達は一番道路を抜けた先のトキワシティに辿り着いた。

 

「今日はここで一晩を過ごすか。」

 

と、俺が言うとレッドが驚いた顔で反応してきた。

 

「え!?早くないかブルー、まだ出発して2時間も経ってないぞ。」

 

「あのな、そんなに急ぐ必要はないんだよ。ポケモンリーグの開催までに時間はまだまだあるんだ。それに次のトキワの森ではオーキド博士によると迷路みたいな複雑な道があるって言ってただろ。今日はここでトキワの森を抜ける準備をして、明日は森を抜けてニビシティへ行くんだよ。旅はどんな危険が待ってるか分からないしな。」

 

「ブルー、風邪でも引いたのか?」

 

「ぶっ殺されたいのかテメエ!」

 

「でも、普段ブルーはいつも面倒とか興味ないとか言ってどんな事でも頭を使おうとしないだろ。」

 

「確かにそれはそうだが、今ここで決めるべきなのは俺が面倒臭がりな事よりもこの先のトキワの森を攻略する事が大事だと俺は思うんだよレッド君。」

 

「あ、話逸らした。」

 

俺はレッドを無視してポケモンセンターへ向かった。

 

ポケモンセンターに入ると、ラッキーがドアの目の前に立っていた。

 

「ようこそ!ポケモンセンターへ、ここではポケモンの回復と一晩をフリーに過ごせるシステムがあります。どんな御用でしょうか?」

 

ラッキーが喋ってるだと!?

 

「あ、こんにちはジョーイさん。俺達ここで一晩泊まって行きたいんで、部屋を貸してください。」

 

レッドがそう言うと、ラッキーの後ろから俺達の前へとジョーイさんが笑顔で近づいて来た。

 

「分かりました。お手持ちのポケモンも回復させましょうか?」

 

「「お願いします。」」

 

 

その日フシギダネ達が回復した後、俺達はポケモンセンターに荷物を置いて、トキワシティの近くに生息するポケモンをゲットする事にした。

 

トキワシティ西外れの草むら

 

「ここはどんなポケモンがゲット出来そうなんだ?ブルー。…ブルー、おいブルー!」

 

「静かにしろ、あれを見ろレッド。ニドラン♂とニドラン♀だ。」

 

「あ!?あそこにはポッポがいる。なあブルー、どれだけ図鑑を埋めれたか競争しようぜ!」

 

「疲れるから良い。俺はポケモン図鑑はゆっくり埋めて行く予定だからやるなら一人でやっておけ、俺はここらじゃゲットしにくいポケモンを探すよ。」

 

「ふーん、分かったよ。じゃあこっからは別行動だな。俺はあっちへ行ってくる。夕方になったらポケモンセンターで集合だ。」

 

「分かった。」

 

レッドはそう言うと、東の方へと向かった。

 

数分経つと、草むらの中に丸いフォルムの何かを見つけた。

 

「よく見るとポケモンの卵じゃないのか?周りにポケモンの巣らしきものはないのに何故卵がここにあるんだ?まあ、ポケモンセンターへこのポケモンの卵を届けた方が良いだろう。」

 

ポケモンセンター

 

「あら、そのポケモンの卵はどうしたんですか?」

 

「西の外れの草むらに落ちあったんです。この卵預けて良いですか?」

 

「分かりました。何か変化があれば連絡するのでお待ち下さい。」

 

そう言われた後、俺は卵が生まれるまで待ってる事にした。気がつくと寝ていて、時間を見ると17時を過ぎていた。

 

「やっと起きたかブルー、話は聞いたぞ。あの卵からどんなポケモンが生まれるんだろうな。」

 

レッドが見ているのは強化ガラスの奥にあるチューブに繋がれたポケモンの卵だった。

 

「さあ、ここら辺のポケモンの卵じゃないと思うけど……あの卵はどこから来たんだ?」

 

「さあ?ま、草むらにあるよりかはポケモンセンターに預けていた方が良いだろ。」

 

「あ、そうだ。ジョーイさん、ポケモンの卵が孵ったら俺のポケギアに連絡してもらって良いですか?」

 

「構わないわ。明日はニビシティを目指すの?」

 

「はい、ニビシティのジムリーダーに勝つ事が今のところの俺達の目標です。」

 

「そうなの!だったら岩タイプに対抗できるようにしといた方が良いですよ。」

 

「岩タイプ?どうしてですか?」

 

「レッド知らないのか?ニビシティのジムリーダーは岩タイプのポケモンを扱うタケシっていうポケモントレーナーなんだよ。」

 

「タケシさんはニビ博物館の化石発掘にも協力しているらしいわ。寄ってみると、もしかしたら昔のポケモンの化石から復活出来るかもしれないって最近新聞に載っていたわ。ジム挑戦をやり終わった後でも寄って見たらどうかしら。」

 

「昔の化石から復活かあ。」

 

「昔のポケモンってポケモン図鑑に載るのかな、ブルー。」

 

「載るんじゃないか。今じゃカブトプスやオムスターが昔の化石から復活したと言うし、その情報も出される筈だ。」

 

「あの……すいません、この街のジムはどうしてお休みか知っていますか?」

 

そう聞いてくる同年代だと思える麦わら帽子を被った女子が聞いて来た。

 

「あ、私の名前はユミって言います。ニビシティから来たんですけど、ジムが空いてなくて…。」

 

するとレッドが…

 

「確かに謎だよな、どうして空いてないんだろう?」

 

「噂ではジムリーダーは悪の組織に属した人だとか噂があるぞ。」

 

「これじゃあいつジム挑戦出来るか分からないし、どうしよう。」

 

「そのうち来ると思って待つしかないんじゃないんですか。」

 

「そうですね、実は私後こことグレンタウンのジムだけなんです。もしかしたらポケモンリーグで会うかもしれませんね。」

 

「その時は負けねえよ。じゃあな、ユミさん。」

 

「はい、それでは……。」

 

ユミさんはそう言うながら自身の寝室へと戻って行った。

 

「それじゃあ俺達も寝るか。」

 

「ああ、そうだな。」

 

今の人、何処かで会ったような?

 

 

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