ポケモンの世界が思った以上に面倒だった件!   作:gpアナガキ

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すんません、やっぱり8話投稿出来ないかも。って言う事で3話目投稿します。


何故アンコールを使うんだ?

 

 

「ミニリュウ、まきつく攻撃を持続するんだ、このまま持続させればいつかイーブイの体力も消えるはずだ。」

 

「リ、リュウ!」

 

「イブ!///」

 

「おい、イーブイ!何故アンコールを使うんだ?かみつく攻撃だ、早くミニリュウを追い払うんだ!」

 

「グリーン、お前まだ分かんねえのか?イーブイがアンコールする理由は自分から縛られてたい性癖があるからだよ!」

 

「何!?まさか、イーブイ!顔を赤く染めるんじゃない!かみつくだ!かみつく!」

 

「巻き付いてる間はイーブイなんの技も出せねえよ。」

 

「何!?」

 

それ以降グリーンの言葉を無視し続けたイーブイは自らアンコールをミニリュウにかけて気絶するまで巻き付かれていた。何故だろう、バトルに勝った筈なのに全然高揚感が感じられない。それどころかゾッとする恐怖を思い出しそうだ。ああ、頭が痛い!

 

〈数十分後〉

 

「イブ!///」

 

「リュウ!」ビクビク

 

今の状態を説明すると、バトルの後サント・アンヌ号のジョーイさんのいる場所まで行きポケモンを回復してもらいポケモンを手渡しでジョーイさんから返される時にイーブイがミニリュウにくっ付いて頬を擦りつけている。一方ミニリュウはビクビクしながら俺の顔を見て救援を要請している。初めてミニリュウに同情したわ。

 

「ほら、ミニリュウが困ってるだろイーブイ。モンスターボールの中に戻るんだ。」

 

グリーンはその姿を見て頭を片手で抱えたままイーブイをモンスターボールの中に戻した。ミニリュウは安堵したのか俺の首元に強く巻き付いてきた。助けなかったから怒って俺の首元をメッチャ強く締め付けて来るんですけど、辞めて、死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ!マジで死ぬ!ミニリュウ君分かったから、今度から助けてやるから緩めて!口からりゅうのいぶき放とうとしないで!

 

「分かった、話し合おうミニリュウ!コダックのポケモンフーズを分けてやるからそれで許してくれ、……許してくださいミニリュウ様!」

 

「リュウ。」

 

ミニリュウはまるで「次見捨てたら殺るぞ。」と言いながら俺を睨めつけてきた。今度からミニリュウへの態度は気をつけておこう。

 

「ハハ、どっちがトレーナーだかこれじゃあ分かんねえな。」

 

「元はと言えばテメエのイーブイが原因だろうが!」

 

「仕方ねえだろ、俺が何言ってもアンコールしかしねえんだからよ!あ、そう言えば聞きたい事ってなんだ?」

 

「リーフとの事だよ。何があったのか一通りリーフから聞いたんだけどさ。もしかしてそれ以上何かされたのか?」

 

「なんだ、姉貴(リーフ)の事か。別に心配する程の事でもねえよ。ただ昔から自己中な俺よりも頭の回転が早い姉ってだけだよ。まあ、事の発端はアレから始まったな。」

 

〈今から7年前〉

 

グリーンサイド

 

俺はいつもポケモンスクールに通っていた頃なんだけど、姉貴はポケモンの事が誰よりも好きだと自分から言って将来ポケモン研究所で働くのを夢みて頑張っていた。だからかな、なかなか姉貴は俺に構ってくれなかった。

 

「姉ちゃん、一緒に外であそぼ!」

 

「無理、今アンタの絶対に解けないような問題をやってんだからレット君とでも遊んでなさい。」

 

「え〜〜、レットとはいつも勝敗が決してるからつまんないんだよ。それに、姉ちゃん俺と遊んだ事1回も無いじゃん。遊べば楽しいよ!」

 

「煩いわね、また今度相手してやるから今度にして。」

 

「はーい、(どうせ姉ちゃん何の事?って言って忘れてるんだろうけどしつこく言えばきっと振り向いてくれるかな?)」

 

次の日

 

「姉ちゃん今日こそあそぼ!」

 

「え、何言ってんのグリーン。今私勉強してるの、邪魔しないで!」

 

姉貴はそう言って部屋のドアを強く締めた。あーあ、今日も駄目だったな。また今度にするしかないか。

 

その次の日

 

「姉ちゃん、今度こそ!」

 

「しつこい、帰って!」

 

「そんな!?昨日もちゃんと我慢したのに!」

 

「煩いわね、ワガママな子は私の弟じゃありません!」

 

また姉ちゃんから部屋を追い出された。ねえ、姉ちゃん。僕の事嫌いなの?

 

〈数ヶ月後〉

 

「グリーン、誕生日おめでとう。ポケモン大百科をプレゼントしよう。」

 

「やったー!ありがとおじいちゃん!」

 

「グリーン、後でそのポケモン大百科私にも見せてよ!」

 

お姉ちゃんが初めて僕に話しかけてくれた。とても嬉しい!

 

「うん良いよ!」

 

その次の日

 

「お姉ちゃん、ポケモン大百科そろそろ返してもらっていい?」

 

「今勉強中、静かにしてよもう!」

 

「え、でもポケモ……、」

 

「いいから、終わったら返すからあっち行ってて!」

 

「………分かった。」

 

それ以降俺のポケモン大百科が帰ってこなかった。ポケモン大百科だけじゃない、すごい釣竿や自転車もお姉ちゃんから取られた後帰って来ずにそのまま俺はポケモンスクールに通う事になった。

 

〈1年後〉

 

「ねえ、グリーン君!君のお姉ちゃんにコレを渡してくれるかな?」

 

「誰ですか?姉なら家に居るので自分で届けに行った方が早いと思いますが……。」

 

「お願い、人の家に上がる勇気が無くて君を頼るしか無いんだ。届けてくれるかな?」

 

「……分かりました、渡しておきます。」

 

俺はそう言い可愛くリボンで結ばれた箱をもらった。

 

自宅

 

「姉ちゃん、姉ちゃんにコレを渡してくれってある人に言われたから置いとくね。」

 

「余計な事しないでよグリーン、しかも宛名見るとまたアイツじゃない。しつこい!」

 

姉ちゃんはそう言って渡された箱の中身だけ取ってそれ以外はゴミ箱に捨てた。それから多くの月日が経ち姉はジョウトに留学して俺は研究所の大人やポケモンスクールの先生達から「グリーン君じゃなくてリーフちゃんに残って欲しかったわ。」とか、「リーフちゃんはとても勤勉だからグリーン君も学ぶように。」など言われた。なんで俺は姉ちゃんと毎回比べられるの?もう沢山だよ!気づいたら俺は1人ぼっちになっていた。




今回は最低ヒロインを描いてみました。今度から自重します。

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