ポケモンの世界が思った以上に面倒だった件!   作:gpアナガキ

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今日2話目の投稿です。これで、終わるかな?


ブルー君がヘタレなだけじゃないですかww。

「それで、私を鼻で笑った理由をお聞かせ願いますわ。」

 

「今この状況で聞きますか?」

 

「はい、この観覧車はもうすぐ止まる筈です。その時にポケモンレスキュー隊の人達が来てくれるでしょう。それよりも、さっき約束通りにブルー君に告白しましたわよ。うやむやにして無かった事にしようと思ってませんわよね。逃がしませんわよ。」

 

エリカ先輩はそう言いながら、俺の元に迫って来た。

 

「ちょ!?エリカ先輩が近づくと観覧車がもっと傾くでしょうが!」

 

「いいから答えてください、あの時な、わ!?」

 

エリカ先輩は脚を滑らせて俺の体に押しかけてきた。側から見れば俺の上半身に跨るような形でエリカ先輩はマウントポジションで押し倒しているようだった。

 

「イッタ!言ったでしょうが、もうちょっと考えて行動してください!」

 

「そんなの言われなくて、も………///」

 

近くでエリカ先輩と目線が合った瞬間、エリカ先輩の顔がどんどん紅く染まった。

 

「大丈夫、大丈夫、心臓の鼓動を整えて深呼吸をしながら頭の中をクリアにするのですよエリカ、これは吊り橋効果であってブルー君に決してドキッとした訳では無いのですわよ!」

 

「いいから離れてくださいよ、後輩の俺からするとちょっと重たいんですよ。」

 

「ちょ、ちょっと重たい!?そんなムードもへったくれもない言葉を何故選択するんですか!これじゃあちょっとドキッとした私が馬鹿らしくなるじゃありませんか!」

 

「あー、はいはい分かりました。すいません、これで良いですか?」

 

「良くありませんわ!貴方は昼間もニートになるだとか言ってもう少し将来の事を考えた方が良いのではなくて!」

 

「ちょ!俺の体に乗りかかってる状態で説教しないで下さいよ、わ!?」

 

また、観覧車から「ガタン!」と揺れる音がした。そろそろここもヤバイな。早くレスキュー隊の人来いよ!これじゃあ今日のデザートのプリンが食べれないじゃねえか!

 

「ハア、これじゃあヘタに動くよりもこの状態で静止している方が安全ですわね。変な所触ると承知しませんわよ。」

 

「この状況でそんな事する人がいるなら尊敬しますよ。……少し脱線したけど

、また文句言われるかもしれないから先に理由を言っておきますね。」

 

「ええ、そうしてくれると此方も有難いですわ。じゃないと私が告白した意味がありませんので、」

 

「俺が鼻で笑った理由は、エリカ先輩と付き合ってる姿が似合わないと思ったんですよ。」

 

「え!?それってどういう事ですか?」

 

「言葉の通りです。数時間一緒に居るだけでエリカ先輩も俺の性格が大体理解出来たでしょ。」

 

「ええ、特に面倒な事があると嫌な顔をブルー君は良くしますわね。」

 

「そんな人間がエリカ先輩のようなリアルで沢山友達と喋るような人と一緒にデートする光景なんて似合わないでしょ。」

 

「なんだ、そう言う事でしたか。もっと馬鹿にされたように感じられましたわ。でも、確かに私達がデートする姿なんて似合わないですわね。」

 

「でしょ、だから笑ってしまったんですよ。」

 

「そうですか、そういえばこの状態でレスキュー隊の方々に見つかるとどう見ても私達が付き合ってるように見えますか?」

 

「まあ、そうなんじゃないですか?あの、何故段々顔を近づけて来てるんですか?ちょっと、近い近い!吐息当たってますって!」

 

「ウフフ、ブルー君って突然起きる状況は弱いんですのね。」

 

そう言いながら、エリカ先輩は俺の抗おうとする両手を壁に押し付けた。

 

「ちょっ!?後輩をからかって恥ずかしく思わないんですか!」

 

「あら?ちょっと重たいなんて言うブルー君が言えた事では無いと思うんですが、」

 

「あのですね、普通の男子ならここまで来ると落ちてますよ。良かったですね、俺がガラスのハートの持ち主で!」

 

「(ブルー君がヘタレなだけじゃないですかww。)」

 

「あの、わざと聞こえるように言ってますよね。これで間違いでも起こしたらエリカ先輩は年下好きの変態という称号が学校中で広まりますよ!」

 

「今のブルー君にはそんな広める勇気ありませんよね。」

 

「そうですよ、それがどうしたんですか!そんなに俺を虐めて面白いですか!」

 

「もう、イジけないで下さいよ。仮にも男の子でしょう?」

 

「それセクハラですよ!先輩だって女子だからってだけで固定概念を押し付けられるのは嫌でしょ。」

 

「それとこれとは別問題ですわ。」

 

そんな話をしているうちに、周りから「ガン!」と支えが切れた様な音がした。なんか嫌な予感がするんだが、気のせいだろうか?

 

「あの、ココ落ちてませんか?」

 

「え?」

 

その瞬間下から凄い衝撃が下から感じて、その瞬間エリカ先輩の頭が思いっきりぶつかり俺はそれからの記憶が無い。

 

〈現代〉

 

「そこから俺の記憶がぬけていて、その次の日からエリカ先輩は俺の顔を見る度に顔を赤くしてどんどんアプローチがエスカレートしていったんですよね。ホント、エリカ先輩と俺が付き合うなんて今でも考えられないのに。」

 

「うん、それを理由に振るのはエリカを女として同情するわ。ホント、恋する乙女は苦労するのね。それよりも、コダックは何処にいるかしら?早くねんりきごっこの続きをしたいのだけど。」

 

「自分から聞いて来たくせになんか何気に手の平を返しましたね。あ、そういえば俺の体に仕込まれた発信機と盗聴器をとってもらえませんか?」

 

「人間が取り付けた物は取り付けた人がなんとか出来ると思うからエリカにお願いしたら?」

 

「コダックの使用制限を5時間に増やしますが、どうしますか?」

 

「それを早く言いなさい!」




何があったかは読者の想像にお任せしますね。


※タイトル変えました。

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