なんかのネタ探しをしてたんですけど…何もありませんでした…。
「先輩!明日、10時に学校の校門前に来てくれませんか?」
昨日、部活が終わり、しずくがそう話しかけてきた。
特に、予定も無かったのでその約束を受けることにして、その時間に学校の校門前に来たのだが…。
「先輩!ようやく来てくれました」
まだ10時にもなってないのに…しずくが校門の前に居たのだ。
「ようやくって…いつから待ってたの…?」
「20分前くらい前からでしょうか…」
「それは…なんか申し訳なかった…」
時間通りに来ただけなのに…なんで謝ってるんだろう…。
「先輩が謝る事では無いです」
逆にしずくに気を使わせてしまった感じか…これ…。
「でも…謝りたいと言うので有れば…」
としずくは、上目遣いぽい目になって…
いや…これ、まずい展開になってる。
「私と付き合ってくだされば許してあげてもいいですよ」
「付き合ってくれって…しずく…僕と付き合ってもいい事なんて無いぞ?」
「それは、先輩が決める事ではなく…私が決める事なんです」
しずくの言った事に関して…よく分からない。
言える事は、僕と付き合っていい事を決めるのはしずくって事か…。
「いや…それでもなぁ…」
「む〜」
「可愛く頬を膨らせても意味ないぞ」
「可愛いだなんて//」
今度は、照れ出した。
いや、校門前でそんなテンションでいられるとこっちが困るんだけど…。
「しずく…周りの視線が気になるから…」
「先輩が私を触ってくれるなんて//」
これは、完全にあちらの世界へと行ってる…。
因みにだけど…触っている場所は、肩だ。
しずくがいつも要求してくるような場所ではない。
「というか、ここに呼びだされた理由を聞いてないんだが…」
「そうでした!先輩が大胆過ぎて…うっかり忘れる所でした//」
いや、そこでも照れるのか…。
「照れてないで…用件を言ってくれ…」
「私の家に来て欲しかったんですが…先輩が色々とやってくれたおかげでもう充分です//」
「そういう事なら…もう行ってもいいか?」
「ふふふ…先輩ぃ〜私をもっとめちゃくちゃにしてください!」
うん…。もう行っていいよな…。
しずくがおかしい事になってるけど…気にしたら負けだ。
「しずく…もう帰るなぁ〜」
と家に向かって帰ろうとしたら、いきなり手を掴まれた。
「先輩…どこに行くんですか?」
「えっ?家に帰ろうとしただけだよ?」
「返す訳がないじゃないですか…さぁ…一緒に部室に行きましょうよ」
家にどうにかして帰りたい僕を逃がさないというしずくが僕の腕をがっちりと掴んでいる。
「はぁ…分かったよ…あきらめて部室に行くよ…」
と言った途端、物凄い勢いで部室に連行されるのだった。