秋津茜ェ・・・、いや隠岐さん?まぁ、どっちでもいいや。今言いたいのはこの凍りついたクラスの状況をどうにかしろってことだよ!!ちくしょうめ!
「・・・あー、青野?え、マジ?お前から隠岐に告ったの?」
告ったの?じゃねーーわ!うるさいよ、この野次馬教師め!そんなもん気にしてる暇あったらこの状況どうにかしろー!!
「マジでか・・・教師人生で1番の驚きだ・・・ゴホン!あー、何だ。桐原、これで納得したか?隠岐がお前の言うことを全肯定しなくなったのは青野の影響。隠岐に起こったことのだいたいは青野の影響だ。」
あれ、その説明都合の悪いこと全部俺に丸投げしてない?
「だからって青野に復讐してやるとか考えるなよ?この論争で誰が間違ってるかを決めるならそれは間違いなく桐原、お前だ。教師だからって優しい言葉を掛けてくれるなんて思うなよ?お前が隠岐の優しさに甘え、つけ込んだ結果だ。存分に反省しろ。」
「・・・・・・・・・何よ」
「何よ何よ何よ!!!みんなみんなみんな青野のこと裏でいろいろ言ってたくせに!知ってるのよ!あんたも、アンタも!紅音のことも裏では都合のいい女とか言ってたじゃない!!それなのに私ばっか悪いみたいに!!」
腐ってるぅぅぅぅ!!・・・まぁ、俺のことはいいや。そんな素晴らしい性格してるって訳でもないし。でも、あんだけ持ち上げてた隠岐さんのことですら裏で色々言ってた奴がいたとか・・・救いようがないなぁ。
「あー、もしもし、保健の先生?ちょっとうちのクラスのやつ連れてって欲しいんだけど・・・え?理由?・・・・・・見ればわかる。んじゃよろしくー。」
「あー?なんだよ青野。文句あんのか。
無いです。にしてもなんて卒業式だ。やはり悪い文明・・・あぁ、帰りてぇな・・・隠岐さんが秋津茜ならシャンフロ内で話できるし・・・
「はぁ、この話は終了だ、終了。配布物はここに置いとく。各自で持って帰れ。はい、かいさーん。」
やったぁ、帰れるー。さっさと帰ろ・・・地味に精神的に疲れたよ・・・ヒスの相手はしたくない。
「あ、あの・・・青野くん。一緒に帰りませんか・・・?」
やはり逃げられぬか・・・高校同じだから良くね?ダメ?つーか、この状況の後でそれを言い出すメンタルよ。ああ、でも完全には割りきれてねぇのか、チラチラ見てるし。
「・・・一緒に帰るのはいいけど―――良いの?」
「・・・・・・はい。確かに大事な友達だけど・・・私の1番大切な人は葵さんで、それを悪くいうのはやっぱり・・・許せないです・・・」
「ん、そっか。じゃあ帰ろう。」
そう言って半ば強引に隠岐さんの手を引き教室から逃げるように立ち去る。全く・・・とんだ卒業式だよ・・・
「・・・あの、ごめんなさい。色々と・・・」
学校から出てしばらく歩いたぐらいで隠岐さんが声をかけてきた。ごめんなさい、ねぇ・・・
「んー、別にいいよ。あえて一言言いたいのがあるとすれば公衆の面前で俺が隠岐さんに・・・いや、秋津茜に告ったことをバラされたくらいだし。桐原のことは隠岐さんのせいじゃないでしょ。」
「う、えっとそれの事なんですけど・・・青野くんは葵さん、ですよね?」
「今更な気もするけど・・・そうだね。葵こと青野伊鈴です。よろしくネ?」
「はいっ!えーっと秋津茜こと隠岐紅音です!よろしくお願いします!」
「私・・・私、青野くんのことが好きです!私とリアルで付き合ってください!」
待っって、えっ?え、えっ?そ、そんなグイグイ来ちゃう?いや、確かに告白されちゃうかもー、みたいなことは冗談交じりに考えてたけど、ええ!?お、隠岐さんてば積極的ぃ。
「えっと、うん。俺で良ければ・・・」
はあああああん!?何、何なのその煮え切らない返事は!むしろ俺の方から頼む!くらいのこと言えよ!!あああ、もういいや!こんな時くらい吹っ切らないでどうするよ!
「あー、もう!とりあえず隠岐さんじゃなくて秋津茜で呼ぶな。秋津茜!前に言ったように俺はお前のことが好きだ。んでもって、それはリアルでも変わらない。だから俺の方から頼む。俺と付き合ってくれ!」
んんん、恥ずかしい・・・何ならゲーム内で告白した時よりも恥ずかしい。ていうか秋津茜はいつ俺=葵って気づいたんだ?時期によっては非常に、ひっじょぉーうに恥ずかしいことになるんだが?
てか、沈黙長くない?やっぱりキモかった?ここで振られるとかあるの?
「・・・・・・はい・・・はいっ・・・!」
「えへへ、私から告白する気だったのに告白されてびっくりしちゃいました。えっと・・・伊鈴君?」
はあああああん!可愛いいぃ!!嬉しいぃー!!!
「んん、えっとこれからよろしくね・・・紅音?」
・・・・・・・・・
・・・・・・・・・
・・・・・・・・・
「「あの、名前呼びはもうちょい待って(ください)・・・」」
これで大まかなストーリーは終了となります!ifストーリーなんかは数話書いてるので投稿するかも知れません。今まで読んでくださった読者様に謝罪と感謝を。文字数バラバラだったり、秋津茜の性格が闇寄りだったりとかすみません。作者が書きたいままに書いたらこうなりました。こんな作品を最後まで応援してくれてありがとうございました!