少し本好きの下剋上? 〜目的の為に全力でいく〜 作:名無し
プロローグ
本は割と好きな方。
朝食よりは好きだと言える。
暇な時はそれなりに読んでいるし、趣味と呼べるくらいには好きなつもりだ。のめり込めると言えばそうだろう。
ジャンルは問わない。どのジャンルでも、どんな形の本でも読める。
心理学や歴史、化学に芸術に物語etc……種類こそ違えど、全て人類が知識を詰め込んだものだ。面白くない訳が無い。
形も良い。本は本として形になっている。ある種の完成された形だ。勿論、今まで作られてきた形も、これから作られていくであろう形も、素晴らしいと信じている。
掘り下げるならば、一番好きなジャンルはライトノベルだ。数多ある本の中では方向性の少し違う、新しいものだ。
その中には無限の可能性が秘められている。自分が思い考える限りその世界は永遠のものとなる。本当に好きと言える数少ないものだ。
私の知る中で一番と思えたものもその中にある。今まで読んできた本の中で最も良かった。好きになれた。それが本好きの下剋上だ。
あれは本当に素晴らしかった。読みやすい文。登場人物の生き生きとした表現。思わず深入りしてしまう、練りに練られた世界。その全てが私にとって一番だった。
そして読んでいるうちに私は気づいてしまった。それは今まで感じたことの無い、けれど知っているもの。そう、私は恋をしてしまった。
私は恋をしてからどうにかしてこの世界に行けないかと、本気で考えるようになった。だがそう簡単には行けなかった。
行くためにあらゆる準備をした。実験も行っていった。時間はたっぷりある。入念に行っていく筈だった。……筈だった。
そう、私は死んでしまった。
実験の最中に地震が起こり、資料等を入れた本棚が倒れてきて後頭部に直撃した。
あの本棚には本好きの下剋上も入っていた。ぐちゃぐちゃになってしまっただろうか。
だが、私はこれにひとつの希望を見出した。この死に方は似ているのだ。そう、本須麗乃が死んでしまった場面に!
最後にする実験としては相応しいだろう。こうなれば祈るしかない。そう考えてここまでアレンジしつつ似せてきたのだから。似てない? そんな事言わせない。
神様、お願いします。
できれば、転生させて下さい。
まだ諦められない。
次の生では、あの人に会いたい。
最低限揃えてくれれば後は何とかする。その為に今まで準備して来たのだ。
知識を詰め込み、知っている限り出来ない事を無くし、なるべく高水準で行えるようにした。
何度も読み込み、
あの人に出会うために、告白する為に、出来る限りの事をして来た。
あの人に告白した後は淡ゆくばでいい。ライバルだっている。それでも望むのだ。
さあ、神様。私……俺の願いがわかったら、早く転生させてください。
転生して、本当にチャンスを掴んで、今度こそ本人に告白するのだから。
始めてしまいました。
初めの頃はネタバレは何処まであっていいだろう?
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ガッツリあっても大丈夫!
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半々ぐらい?
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分かりづらい程度で……
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ほぼ無しでオナシャス
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勝手にしてもいいのよ?