ハイスクールD×D Yto   作:今日から禁煙

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綺麗な言葉や美しい表現を使おうとするとボロが出ます。
第5話です。


第5話

聞こえたんだ皆の呼ぶ声が

帰るから皆の待つその場所へ

 

それは刹那の出来事だった。

油断と言われればそれまでだろう。

 

対峙していた堕天使ドーナシークの最後を眷属である一誠に任せ、彼の元へ踵を返す。

 

救えなかった命を前に彼は悲痛な表情を浮かべる。

 

元を正せば私の責任だ。

堕天使が街で暗躍しているという情報を事前に把握していた。街の管理者として誰よりも早く情報を精査し、行動しなければならない立場だった。

 

無論、動かなかったことにも理由はある。

堕天使との衝突は小競り合いとはいえ、1歩間違えば冥界を巻き込む外交問題に発展しかねない。

それほど悪魔と堕天使の関係は緊張状態にある。

一部の堕天使の独断だったとはいえ勝手な行動は許されない。

 

いや、それは言い訳にしかならないだろう。

事の次第を冥界に報告し、堕天使陣営に確認を取ってもらえばこんなことにはならなかっただろう。

冥界での自分の評価が落ちることを危惧し、報告しなかったのだ。

 

自分のちっぽけなプライドが今回の事件を生んだと言っても過言ではない。

 

深くため息を吐く。

 

「死ねぇ!」

 

事件の顛末を整理していたことで反応が遅れ、振り向いた時には光の矢が目の前まで飛んで来ていた。

 

私は死というものを覚悟した。

自分達悪魔にとって堕天使の操る光は猛毒である。

僅かでも触れれば激痛が全身を駆け巡る。

この質量の光を受ければ自分がどうなるか判断出来ないほど私もバカではない。

 

もうどうにもならないことを悟り、静かに目を閉じるとこれまでの私が歩んできた悪魔生が走馬灯のように駆け巡る。

 

大好きな父と母。

少し言い過ぎる所はあるが、私を一番可愛がってくれた兄。

厳しくも優しく頼りになる義姉。

初めて出来た可愛い甥。

 

可愛い眷属達の顔も浮かぶ。

 

私にとって初めての眷属である親友の朱乃。

甘いものが大好きな小猫。

忠誠心の強い祐斗。

眷属になったばかりの一誠。

 

他にも沢山の人々が浮かんでは消えていく。

 

(みんな)

 

最後に浮かぶのは彼の姿。

 

学園で最初に仲良くなった男の子は不思議な人だった。男の人にあまり興味のなかった私にとって、身内や眷属以外で初めて親しくなった男の人。

私のことをグレさんと呼び、いつも笑顔を見せてくれた。

それまでの私なら絶対に許さない呼び方だが、笑顔の彼にそう呼ばれると、なんだか心が暖かくなる不思議な雰囲気を持った男の子。

 

彼が今日この場に居たことは驚いた。

しかも堕天使や悪魔祓いを相手に大立ち回り、最終的にはアーシアという少女を堕天使から助け出したという。

 

私の中の最後の彼は悲痛な表情をしていた。

出来ることならもう1度だけ彼の笑った顔が見たかった。

 

 

 

 

「えっ?」

 

いつまでも訪れない衝撃に静かに目を開いていく。

 

「ユ・・ウ君?」

 

私の目の前には彼が立っていた。

光の矢が迫っていた私の前に。

 

「な・・んで?」

 

彼に手を伸ばそうとする。

彼は私に優しく微笑み掛けると、血を吐き、そのまま崩れ落ちる。

 

私の手が彼に届くことはなかった。

彼の背中には堕天使の放った光の矢が突き刺さっていた。

彼が私を庇ったのだ。

 

「イヤァァァァァ!」

 

私の背後からアーシアの悲鳴が響き渡る。

眷属たちが一斉に彼の元に駆け寄る。

 

私の途切れそうな意識を繋ぎ止めたのは視線の先で下卑た笑みを浮かべる堕天使への怒りだった。

 

「ドーナシークゥゥゥ!」

 

私は怒りに我を忘れ、ドーナシークに向けて魔方陣を展開する。

母から受け継ぎ、今ではグレモリーの代名詞である滅びの力でドーナシークを完全に消滅させるために。

 

(許さない!許さない!許さない!)

 

私の心は怒りと憎しみに支配されていた。

 

 

 

 

一陣の風が私の頬を叩いた。

 

 

 

 

(背中が焼けるように熱い)

 

俺は薄れ行く意識の中で妙な心地よさを感じていた。

 

(身体が力が入らない。頭もぼぉーっとする。だけど、すげえぇ気持ちいい)

 

声が聞こえた気がした。

 

その日、俺は18年の人の生涯に幕を閉じた。

 

 

 

 

その風は駆け寄る眷属達を通り過ぎ、私の頬を叩くと私の手から滅びの力が放出されるよりも先にドーナシークに向かって行った。

 

「ユウ君?」

 

リアスはその風の正体に彼の姿を重ねる。

その容姿は自分の知る彼とはかけ離れていたが、リアスにはそれがユウのように思えた。

 

「く、来るな!ば、化け物!」

 

ドーナシークは一心不乱に抵抗するもその者は歯牙にも掛けず無言で殴り続ける。

 

一方的な展開とはまさにこのことだろう。

既に意識がなく動かなくなったドーナシークをこれでもかと痛めつけると、周辺には堕天使の黒い羽が無惨にも毟り捕られ、地面を埋めていく。

次第にその行為は過激さを増していき、ドーナシークの臓器で辺りを汚す。

 

「うっ、おえぇぇぇぇ!」

 

その一部始終を見ていた一誠が耐えられなくなり嘔吐する。他の眷属達の顔から血の気が引き、青ざめている。周囲は強烈な腐臭が漂っていた。

 

その者は既に原型を留めていないドーナシークに興味がなくなったのか、放り投げると天に向けて雄叫びを上げる。

 

ウゴォォォォォォ

 

それはもはや雄叫びなどと言う生易しいものではなく、まるで獣の咆哮であった。

 

その咆哮は結界に阻まれ、街に住む一般人には届くことはなかったが、力あるもの達の頭上には等しく響いた。

 

 

 

 

ある者は執務室で秘書と思われる銀髪の三つ編みの女性と共に。

 

ある者は自身の研究室で胸の傷を押さえながら。

 

ある者は自宅で黒猫を抱き締め、祈るようにしながら。

 

 

 

 

咆哮を上げ終えると、その者はまるで次の玩具を探すかのように周囲を見渡す。

 

その者の目がこちらを捉えた。

 

その者は先程までと風貌が異なり、短い黒髪だった頭部は灰色に染まり、腰元まで伸びていた。眼には瞳が存在しておらず真っ赤であった。耳は先程の堕天使のように尖っており、口には大きな牙を2本携えていた。

 

何よりも私が驚いたのはその者の背中から伸びる漆黒の翼であった。

 

「悪魔の翼!?」

 

その者は自分達種族と同じ黒い翼を背負っていた。

 

「け、獣?」

 

一誠がその者を見て呟く。

 

「ち、違います!あの方はユウさんです!」

 

アーシアの言うことはその場に居た全員が理解していた。しかし、その変わり果てた彼の姿に言葉がなかった。

 

「く、来るわよ!」

 

私達を次の玩具と定めた彼は雄叫びを上げながら突っ込んでくる。

 

「祐斗は右!小猫は左!朱乃は上空から一斉に行くわよ!一誠はその子を守りなさい!」

 

リアスが眷属達に指示を与え、眷属達は一斉に動き始める。

 

「ま、待ってください!あの人はユウさんなんですよ!」

 

アーシアは今にも攻撃しようとする私達に向かって叫ぶ。

 

「わかってるわ!でも今は抵抗しなきゃ此方が殺られるわ!貴方も見てたでしょ!あのドーナシークの最後を!」

 

 

部長にそう言われ、ドーナシークの最後を思い出し肩を震わせるアーシア。

 

それぞれの配置に付いた部長達がユウ先輩を目掛けて一斉に攻撃を仕掛ける。

 

部長は滅びの力を放ち、朱乃さんが雷を落とす。木場は無数の剣を作り切り掛かる。小猫ちゃんは渾身の力で拳を突き出す。

 

連携を取りながら絶え間なく攻撃を与え続けていく。

みんな悲痛な表情だった。

姿や形は違っても今、自分達の目の前にいるのはあのユウ先輩。躊躇いがないはずがない。

 

隣ではアーシアが顔を手で覆い、涙を流す。

 

(くそっ!俺に出来ることはないのか)

 

俺の左腕の籠手が光輝く。

 

 

「祐斗!」

 

私達の攻撃を歯牙にも掛けず、彼は祐斗を吹き飛ばす。

続けて朱乃や小猫にも向かって行くが二人はなんとか回避に成功する。吹き飛ばされた祐斗もしっかり防御していたらしく大したダメージはなかった。

 

「力は凄いですが、速さはこちらに分がありそうですわ!」

 

これまでの戦闘から何とか勝機を探っていく。

 

「攻撃も単調です」

 

行動パターンを解析していく。

 

「菅原先輩と違い、知能は低いようです」

 

無謀と思われた戦いに活路を見いだしていく。

 

「部長!」

 

走り寄ってくる一誠に目を向けると、彼の左腕の籠手が光輝いていた。

 

「貴方それ!」

 

一誠が私に左腕を突き出す。

 

「俺も闘えます!」

 

小さく頷き、指示を出す。

 

「この戦い長引けば不利なるわ!なんとか彼を正気に戻すわよ!」

 

私の号令と共に眷属達が動き出す。

 

それぞれの思いを胸に。

しかし、皆の願いはただひとつ。

もう一度あの笑顔に会いたい。

 

 

私はどうしたらいいのでしょうか。

我を忘れてしまったユウさんを正気に戻すために皆様がユウさんに立ち向かっていく。

それを私はただ見てることしか出来ない。

 

一誠さん達のように戦い、彼を正気に戻す力も私にはない。

 

始めは作戦が上手く行き、一誠さん達の優勢だったが、次第に一誠さん達が追い込まれていく。

 

部長と呼ばれていた女性は吹き飛ばされ、壁に背中を叩きつけられ、朱乃さんという方は脇腹を拳が襲い、血を吐く。木場さんという男性は地面に踏みつけられ、小猫さんという少女は腕を掴まれ投げ飛ばされていた。一誠さんも私のところまで蹴り飛ばされる。

 

私は居ても立ってもいられず走り出した。

 

「ユウさん!」

 

暴れ狂う彼の腕に獅噛附ていた。

 

私の突然の行動に驚き、動きを止める皆さん。

 

「ユウさん!元に戻って!優しいユウさんに戻って下さい!」

 

子供のように泣き叫び、懇願する。

私にはこうして語り掛けることしか出来ない。

 

それでも彼は止まらなかった 。

私は吹き飛ばされ、足を痛めるも一誠さんに受け止められ、致命傷を免れる。

 

 

「危ないからはアーシアは下がってた方がいい。それに先輩はもう」

 

私の肩に手を置きながら一誠さんが呟く。

 

「もう・・・なんですか?」

 

自分でも驚くほど低い声が出た。そんな私に困惑する一誠さん。

 

「もうなんだって言うんですか!」

 

私は一誠さんの手を払い退けて彼に近づいて行く。

 

痛む足を引き摺りながら彼の足元に膝を付き、祈りを捧げる。

 

「ユウさん覚えてますか?あの日のこと」

 

私の懐から見覚えのあるプリントシールが地面に落ちる。

 

私はそれを拾うと、立ち上がり彼の前に差し出す。

 

「泣き続けた私にそっと手を差し伸べてくれたあの時のことを」

 

あの日の出来事を思い出し、笑みを浮かべながら彼に語り掛ける。

 

「それから貴方は私に様々な景色を見せてくださいました。映画館、ハンバーガーショップと沢山の初めてをくれました」

 

彼の手を取り、あの日彼がしてくれたように優しく包み込む。

 

「そしてゲームセンターでこの写真を一緒に撮りましたね」

 

彼がプリントシールを覗き込む。シールには[はじめてのデート]と記されている。

 

「貴方は私に言ってくださいました。だから私も貴方に言います。これまでの悲しみも多くの苦しみも全ては貴方に逢うための主が与えた試練だったと思うのです」

 

私の言葉に耳を傾けるように彼の顔が近づいてくる。

 

「もう一度伝えます」

 

彼の頬に手を添える。

 

「大好きですユウさん」

 

私の唇が彼の唇に触れる。

私の瞳から一筋の涙が零れる。

 

 

 

 

夢を見ている。

幼い頃の俺が教会に佇んでいる。

そこに両親は居らず迷子のようだ。

膝を抱えて泣く俺に話し掛けてくれた少女が居た。

金色の髪が眩しい同い年くらいの少女。

俺の手を引き、歩くその子はいつも笑顔だ。

両親を探して歩き回る。

中々見つからず落ち込む俺を笑顔で励ます少女。

両親を見つけ、喜ぶ俺に少女はまた遊ぼうと話す。

俺は少女に友達になろうと言うと少女は月の光ような優しい笑みを浮かべ、うんと元気に答えていた。

 

 

 

 

目を覚ますと眼前に綺麗な星空が飛び込んで来る。

随分と眠っていた気がする。

ドーナシークの光の矢がリアスに迫っているのを見たら身体が勝手に動いた。

その後のこと覚えていない。

 

「いでっ!」

 

急に目の前に兵藤一誠の顔が現れたのでとりあえず平手打ちした。

 

左手に重みを感じ、視線を向けるとアーシアが可愛らしい寝顔で寝息を立てていた。

 

「みんな、先輩が目を覚ました!」

 

兵藤一誠の声がやけに耳に残る。

いい気分ではない、隣で寝ているアーシアの寝息に比べれば月とすっぽん、ウサギと亀である。

そもそも比較対象にすらならん。

 

綺麗な星空にアーシアの寝息という最高のシチュエーションで目覚めを果たした俺の感動を返せ。

 

兵藤一誠許すまじ。

 

どうでもいいことを考えているとリアスとオカルト研究部の面々が歩いてくる。

 

「ごめんなさいユウ君。私のせいでこんなことに。」

 

リアスは普段余り見せたことのない表情をして、俺に頭を下げる。俺が倒れたことに責任を感じているようだ。

 

「生きてるみたいだから平気。それにあの時は身体が勝手に動いたって言うかよく覚えてない」

 

うーんと悩んでいるとリアスから笑みが零れる。

 

「相変わらずね。身体は大丈夫?」

 

リアスに言われて身体を起こすと、節々に激痛が走る。

 

「だ、大丈夫」

 

苦悶の表情を浮かべ、サムズアップする。

 

リアスはため息を吐き、朱乃はあらあらと口にし、塔城ちゃんはジト目で俺を見てくる。木場は苦笑いを浮かべている。

 

「ダメみたいね。アーシアの力でも治らないとなると、現状打つ手はないわね」

 

リアスは朱乃に何か指示を出す。

 

「怪我が治るまで入院するしかないわね。病院は私の方で手配しておくわ」

 

リアスが可愛らしいウインクをすると何故か兵藤が騒いでいた。

 

「断る!俺は高校で皆勤賞を狙うと決めてこれまで1度も学校を休んでいない」

 

唯一の俺の自慢である。

 

「ハイハイ、入学式の日に遅刻した貴方には最初からその資格はないのよ」

 

遅刻もダメなのか、衝撃で再び気を失いそうになる。

 

呆然としながら周囲を窺うとあることに気が付く。

 

「リアス、レイナーレは?」

 

レイナーレが横たわっていた場所に彼女の姿は既になくリアスに問いかける。

 

「然るべき所を通して帰るべき場所へ帰したわ」

 

最初はいい印象を持つことが出来なかったが、彼女のために涙を流すアーシアを見て変わった。

彼女はアーシアを守ってくれていたのだ。

彼女が居なければアーシアも無事では無かっただろう。

 

近くにいた兵藤も複雑な表情をしている。

 

「リアス、手配が出来ました」

 

朱乃が戻ってくる。どうやら病院の手配が出来たようだ。

 

「ご両親には私から説明するわ。他にもお願いしなきゃいけないこともあるし」

 

リアスの言葉に首を傾げる。

 

「ん」

 

隣で眠っていたアーシアが目を覚ました。

まだ眠いのか目を擦りながらぼぉーっと此方を見ている。

俺はそんな彼女の頭を撫でて上げる。

 

「ユウさん?」

 

意識のはっきりしない彼女は状況が把握出来ていないのか周囲をキョロキョロと可愛らしく窺う。

 

「ユウさん!身体を起こして大丈夫なんですか?」

 

彼女は心配そうに俺の顔を伺う。

 

「アーシアのおかげでなんとか。身体は所々痛むけど命に別状はないよ」

 

彼女は安堵の表情を浮かべ、俺に抱き付く。

自然と2人の瞳が重なる。

彼女はあの日のように唇を俺の唇に寄せてくる。

 

「おっほん!」

 

近くにいたリアスがわざとらしく咳払いをする。

背後から嫌な視線を感じる。

俺の背中に冷たい汗が流れる。

 

「あらあら、随分楽しそうですわね」

 

口元に手を添えながら笑顔の朱乃だが目は笑ってはいない。

 

「変態」

 

既に先輩とすら呼んでくれない塔城ちゃん。

 

「私達が居ること忘れて、2人の世界に入らないでちょうだい」

 

腕を組み、もはや笑顔すらないリアス。

 

兵藤は訳のわからないことを口にしながら肩を落とす。

木場はいつも通り苦笑いを浮かべる。

 

「はぅ」

 

アーシアは我に帰り、顔を真っ赤にして俯く。

 

(積極的なアーシアもいい)

 

塔城ちゃんの拳が脇腹に突き刺さる。

激痛に悶えながら塔城ちゃんを見る。

 

「その口、糸で縫いますよ」

 

どうやら心の声が口に出ていたらしい。

 

アーシアは隣で口をパクパクさせなが視線を泳がせている。

リアスと朱乃の視線が更にキツくなったのは言うまでもない。

 

「先輩の髪の色は戻ったのに伸びた髪は元に戻んないっすね」

 

肩を落としていた兵藤が俺を見る。

 

「髪?」

 

兵藤が何を言っているのか分からず自分の頭に手をやる。

 

「なんじゃこりゃ!」

 

痛む身体を動かしながら髪を触っていくと腰辺りまで伸びていた。

 

寝ている間に自分に何が起こったのか。

 

「まいっか」

 

リアスは呆れ、朱乃は目を見開き、アーシアはポカンとしている。他の3人は肩を落とす。

 

「相変わらずカルいわね」

 

軽さと浅さが俺の信条である。

 

「今日のことは改めて話をするとして、救急車が来たわね。一誠と祐斗は肩を貸して」

 

救急車が到着し、隊員がストレッチャーを運んでくる。

リアスが隊員達に事情を説明し、俺の所へ誘導する。

 

俺はストレッチャーに乗せられる。

 

「おかえりなさい、ユウさん!」

 

背中からアーシアの優しい声が聞こえる。

 

「ただいま」

 

振り向くと、アーシアとオカルト研究部のみんなの笑顔を浮かべていた。




第5話更新しました。
これを呼んで下さってる方はご存知でしょうがオリジナル展開でした。
文章力のなさと表現の稚拙さが嫌になります。
他にもあるんですが割愛します。
この程度を書くのが大変でした。
もうアーシアでいいんじゃないかと思うほどアーシアが全部持っていきました。
まぁ次章になればあの人に寄るんでしょうが。
出来るだけストーリーに乗せて書こうと思います。

閲覧してくれた方、感想をくれた方、誤字・脱字の修正をしてくださる方はありがとうございます。

ではまた次回。
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