ヤマトよ永遠に(妄想)   作:国連宇宙軍

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投稿遅れて申し訳ございません。


第十一話

「レーダーに感! 後方三万宇宙キロに敵艦隊確認。真っ直ぐ突っ込んで来ます」

 

「相原、ネメシスに通信を頼む」

 

 すぐにメインモニターに清水が写し出される。

 

「そちらでも敵の接近は探知しているな」

 

 〔はい。〕

 

「ヤマトはエンジントラブルの影響で動くことが出来ない。対応は任せてもいいか?」

 

〔はい。お任せください。〕

 

「無人艦のコントロールを渡す。頼んだぞ」

 

 〔分かりました。〕

 

 ネメシスとの通信が終了し、山南は各員に指示をだす。

 

「真田、ネメシスにコントロールを渡してくれ。そしてエンジンの修理はあとどのくらいで終わるか?」

 

「あと十分ぐらいです」

 

「そうか。急いでくれよ。それと南部、後方を狙える火器はネメシスたちを支援してくれ」

 

「分かりました。第三主砲、第二副砲エネルギー伝達。艦尾魚雷装填」

 

 

 

 

 

 

 

 ネメシス・艦橋

 

「ヤマトから無人艦コントロール来ました」

 

「よし、全艦、百八十度反転。主砲発射用意!」

 

 ネメシスは艦首を敵艦隊に向ける。同時に、無人艦も反転し敵艦隊を射程に入れる。

 

「全艦、発射準備完了」

 

「撃ち方始めー!」

 

 ネメシスの計二十門の砲門からビームが発射され、敵艦隊に向かって飛んでいく。ネメシスからコントロールされている他の無人艦も砲撃を始める。放たれたビームは複数の敵艦艇を貫き爆発させる。しかし、敵艦隊は速度を緩めずに突っ込んで来る。

 

「敵艦隊速度緩めません‼特攻する気のようです。目標予想は……ヤ、ヤマトです!」

 

「くそ! なんとしてもヤマトに近づけるなよ! 艦首速射魚雷てぇー!」

 

 ネメシスの艦首から魚雷が発射され、敵に向かって飛んでいく。魚雷はそのままエンジンブロックに直撃し艦を大破させる。

 

「敵艦残り八隻いまだ健在。速度変わらず。残り三分で接触します」

 

「攻撃の手を緩めるな!」

 

 ネメシスからの砲撃がさらに激しくなり、みるみるうちに敵艦隊は数を減らしていく。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ヤマト・艦橋

 

「こちら山崎、エンジンの修復完了しました」

 

「そうか。島、反転百八十度。南部、全火器発射用意! 目標、敵艦隊」

 

「了解しました。主砲撃ち方始め‼続いて艦首魚雷水平射」

 

 ヤマトの三基十二門からエネルギーが発射され敵艦隊に飛んでいく。既にネメシスや無人艦の砲撃によって五隻まで減らされていた敵艦隊にさらにヤマトからの砲撃が加わりさらに数を減らす。

 

「火力を敵旗艦に集中させろ」

 

「分かりました」

 

 ヤマトの主砲二基と副砲一基が正面を向き、敵旗艦に狙いを定める。

 

「撃てー!」

 

 ヤマトから九筋のビームが発射される。

 

 

 

 

「残りは敵旗艦一隻だ。ネメシスの火力で撃破する。撃ち方始めー!」

 

 ネメシスからも十二筋のビームが放たれ、敵艦に向かっていく。

 

 

 

 

 

 

 

 

「複数のエネルギー接近! 避けきれません‼」

 

 ガリアデスの艦橋では兵士が慌てふためいていた。

 

「騒ぐな。死ぬときくらい最後ぐらい静かにしてくれ。ふっヤマトか、いい相手だった……」

 

 ミョーズは兵士を言葉で制し、目を瞑って人生を振り返る。その直後艦橋は明るい光に包まれる。数秒後、エンジンの誘爆しガリアデスは爆発して漆黒の宇宙に消えていった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 地球・強制収容所

 

 ヤマトがミョーズの艦隊と戦っている頃、雪はアルフォンに連れられて砂漠地帯にある政府高官が収容されている施設に来ていた。

 

「アルフォン将校、ここは?」

 

「ここは連邦政府の高官が収容されている強制収容所だ。ここに連れてこられた者には武器や新兵器を作らせている。今日は新しく完成する無人兵器の試作機を見てもらう」

 

 わりと大きめの部屋に案内され雪は戸惑っていた。そして数分後、部屋の反対側のドアが開き四足歩行のロボットが歩いてくる。

 

「まだ名前は付いていないがとりあえずC1と呼ぶことにしよう。このC1は対パルチザン用に開発されたものでね。ショットガンに手榴弾、アサルトライフルなど多岐に渡る武装が付いているんだ」

 

 その時、壁からターゲット用の板が現れる。C1はすぐに両肩のアサルトライフルを掃射し板を穴だらけにする。

 

「これで地球上のパルチザンは……なんだ?」

 

 収容所全体に警報が鳴り響く。アルフォンは所長室に走っていき情報を確認する。

 

「どうやらパルチザンが侵入したみたいだな。見せてやろうじゃないか。C1 の実力を」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 数時間前

 

「全員準備は出来たな。各員、十分後には地上に集合してくれ。以上だ」

 

 

「はい」

 

 古野間はパルチザンのなかでも特に実践経験があり、なおかつ判断力や行動力に優れている十八人を選び、収容所解放作戦を開始しようとしていた。

 

「これより分かれてバギーに搭乗、収容所の一キロ手前でバギーを降り、そこからは徒歩で移動し換気口から中に侵入。三チームに分かれ制御区画、兵器開発区画、牢屋区画を個々に制圧し政府高官を解放する。一応、増援も用意してはあるがそれはあくまでも最終手段だ。心してかかれ!」

 

「はい!」

 

 数分後、バギーは発進する。三両のバギーは都市部を突き進み、やがて砂漠地帯に入っていった。それから数十分、建物が見えバギーは停止する。古野間たちはバギーを降り歩いて収容所に向かっていった。

山南艦長を生かすか殺すかどっちがいいですか?

  • 生かして次の作品でも艦長にする。
  • 殺す。
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