ヤマトよ永遠に(妄想)   作:国連宇宙軍

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第七話

「全機、付いてこい。壁なんかに当たるなよ」

 

 古代のアルファチームはエンジンルームに行くため、細い通路を飛行していた。

 

「古代戦術長、あれを!」

 

「あれは!」

 

 そこには大きなコントロールルームがあった。いろいろなパイプが繋がれ、エネルギーが伝達されていた。

 

「全機、火器管制解除。攻撃開始!」

 

 コスモゼロやコスモタイガーからミサイルが次々と発射される。ミサイルは誘導にしたがって真っ直ぐコントロールルームに向かっていき、やがて大きな爆発を生み出す。

 

「こちらアルファ、エンジンの破壊に成功しました」

 

「こちら相原、了解しました」

 

「よし、ヤマトに帰還するぞ」

 

「了解」

 

 古代たちは来た道を戻り、ヤマトに帰還するために動き出した。

 

 

 

 

 

 一方の山本隊は、ドーム内を目指していた。

 

「よし、もうすぐドーム内だ。全機火器管制解除。ド派手にやってやりな」

 

「了解」

 

 コスモタイガーからミサイルや機銃が発射され、敵艦艇から炎が上がっていく。その時、基地の外側で大きな衝撃と共に穴が開く。

 

「ヤマトから援護射撃が開始されたな。全機攻撃が終わり次第、脱出だ」

 

 艦艇から艦艇に誘爆が広がっていく。そしてドームが割れ炎が吹き出す。

 

「全機、機銃に気を付けヤマトに帰還」

 

 基地の機銃から発射される弾幕を避けながら航空隊は帰還していく。

 

 

 

 

 

「航空隊の帰還を確認」

 

「島、ヤマト最大船速。南部、火力を集中させ破壊せよ」

 

「はい。主砲撃ち方始め」

 

 ヤマトやドレッドノート級が前進し、館前方からビームが次々と放たれ、敵基地を無力化していく。そのうち一つのビームがエンジンブロックを貫く。

 

 

 

「司令、エンジンから誘爆が広がっています。もう持ちません。う、うわー!」

 

「ここまでか。ヤマト侮りがたし」

 

 補給基地は宇宙に華を咲かせ、完全に消えていった。

 

 

 

「敵基地の撃破を確認」

 

「分かった。こちらの被害は?」

 

「特にありません」

 

「分かった。ヤマト発進せよ。」

 

 ヤマト艦隊は再び母星に向けて出発していく。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 地球・元司令長官室

 

「補給基地が落ちただと。ミョーズは何をやっているんだ!」

 

「カザン司令。落ち着いてください」

 

「すまん、私としたことが。まあいい。司令のグロータスは気にくわなかった」

 

「もうひとつ報告があります。最近各地でパルチザンの抵抗が激化しています」

 

「抵抗して何になる。どうせ死ぬのだ。おとなしくしてればいいものを」

 

 カザンは不敵な笑みを浮かべながらモニターを眺めていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

「アルフォン将校、何かご用ですか?」

 

「雪、君の怪我は大分回復している。もうそろそろ、ここでの生活にも飽きてきだろう。明日は、つれていきたいところがある。一緒に来てもらうぞ」

 

「どこにいかれるのですか?」

 

「それは明日のお楽しみだ。今日はよく休みたまえ」

 

 アルフォンは部屋を出ていく。雪は、アルフォンが出ていくのを確認して首から下げているネックレスをとる。

 

「確か、ここにあったはず」

 

 雪が下げているネックレスは真田が作った特注品で司令部のネットワークに入ることができるのだ。

 

「あった。これだわ!」

 

 そこには、政府高官邸宅の地図が写し出されていた。

 

「これで脱出することができる」

 

 雪は密かに脱出を企てていたのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 ヤマト・第一格納庫

 

 古代は、コスモゼロの手入れを行っていた。

 

「ねぇ、おじさま」

 

「澪か、俺はおじさまなんかじゃないよ」

 

「いえ、おじさまよ」

 

「だからおれは、おじさまなんかじゃないってば!」

 

「本当にわからないの? 私よ、サーシャよ。覚えてるでしょ」

 

「サーシャ? 君は、あのサーシャなのか?」

 

「そうよ。おじさまの家に一ヶ月いたあと、真田さんに引き取られたのよ」

 

「しかし、あのときは少女だったはずじゃないか」

 

「私には、半分イスカンダルの血が流れてるから成長が速いの」

 

「そうか。だからわからなかったんだ。そして、俺が守兄さんの弟だからおじさまなのか?」

 

「そうよ。やっと分かったのね。フフフ」

 

「それにしてもヤマトに乗ってるなんて」

 

「お父様とお話できなかったから、おじさまからお父様のお話を聞こうと思ったの」

 

「なるほど。俺で良ければなんでも話すよ」

 

「ありがとう、おじさま」

 

「だけど、おじさまはやめてくれないか」

 

「嫌よ。おじさまはおじさまなんだから」

 

「分かったよ」

 

 その後、古代は、兄について熱くサーシャに語った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ミョーズ様、あと十分ほどでアルファ砲搭載艦の配置が終了いたします」

 

「そうか。分かった」

 

「しかし、よく配備許可が出ましたね」

 

「そうだな。まあ、それだけヤマトを危険視しているのだろう」

 

「そういえば、補給基地が落ちてしまいましたが、いいのですか?」

 

「ああ、グロータスは気にくわなかったからな」

 

「本当にあの人嫌われてますね。なんかかわいそうです」

 

「仕方ないだろう。すべてアイツが悪いんだから」

 

「そうですね。配置完了しました」

 

「よし、ただちに発射準備にはいれ」

 

「全艦、発射準備完了」

 

「撃て」

 

 三隻の艦艇から発射された黄色いエネルギーの筋は何もない宇宙空間を進んでいく。

 

山南艦長を生かすか殺すかどっちがいいですか?

  • 生かして次の作品でも艦長にする。
  • 殺す。
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