暗躍する者   作:国連宇宙軍

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今回で地上編は終わりです。次回から宇宙編は。


第十話

 ジャブロー・会議室

 

「皆ご苦労だった。この戦いに勝利したことにより地球上のミリタリーバランスは完全にこちらに傾けることが出来た。これからの戦いは宇宙となるだろう。諸君らには宇宙に上がってもらいジオンの基地の攻略作戦に参加してほしい。基地を落とせばジオンの勢いは止まり終戦に導けるかもしれん。地球平和の為にもう少し頑張ってほしい」

 

「「はい!」」

 

 各部隊の隊長たちは頷き、レビルに向かって敬礼をする。

 

「諸君らの健闘に期待する!」

 

 レビルも隊長たちに向かって敬礼を返し、部屋を後にする。そして、進行役の参謀が口を開く。

 

 

「今回の作戦に参加し散っていった者は二階級特進。生き残っている者は一階級特進だ。あとで正式に辞令が出されるだろう。このあとは、各自準備をして宇宙に上がってくれ。以上。解散!」

 

 改めて全員が敬礼をして部屋を出ていく。ラグスも出ていこうとするが、参謀に引き留められる。

 

「ラグス君、ちょっと話がある」

 

「何でしょうか?」

 

「このあとの君たちの所属の件だが、明日から正式に第一連合艦隊に編入されることとなった。ただ、とりあえずしばらくは陽動任務やジオンの補給線破壊任務についてほしい。ソロモン攻略作戦が発動されるまで感ずかれたくないからな。今回のためにレビル将軍の配慮でマゼラン級が一隻母艦として配備される事となった。詳細については新しく専属の整備長となったライダースに聞いてくれ。話は以上になる」

 

「分かりました。失礼します」

 

 ラグスは今度こそ部屋を後にする。

 

 

 

 

 

 

 

 ジャブロー第二格納庫

 

 数分後、ラグスはライダースに会うために第二格納庫に来ていた。基地のメカニックと話し込んでいたライダースはラグスを見つけると笑顔でこちらに近づいてくる。

 

「また会ったな、ラグス隊長」

 

「ライダース整備長、お久しぶりです。中央アジアの基地以来ですね」

 

「今回から専属となった。これからのモビルスーツ整備は俺に任せてくれよ!」

 

「お願いします」

 

「それで母艦とモビルスーツの件だが、母艦としてはマゼラン級一隻が配備される。ただ、モビルスーツ搭載能力がある後期型ってやつで、四機モビルスーツを搭載できるから俺たちの部隊にはちょうどいいな。武装面では、後方に設置されていた砲搭が撤去された代わりに、左右の艦橋型の構造物をなくして、サラミス用のミサイルランチャーと単装砲が一門ずつ付いている。単装砲は後方にも撃てるようになっているからとりあえず火力は低下していない。あと、航行能力も多少増加している。一応母艦となるから伝えたぞ」

 

「ありがとうございます」

 

「次にモビルスーツについてだが、四人のこれまでの戦闘データから個々の能力に合ったモビルスーツが配備される。ラグスには、射撃に特化したジムスナイパーカスタム。バランスのいいシューリスにはジムインターセプトカスタム、多少格闘と防御に優れているサクリスにはジムガードカスタム、支援専門のケンにはジムキャノンといった風に四人とも機体が違う。あとで各自にモビルスーツのデータを渡しておくから目を通してくれ。話が長くなってしまったな。すまない」

 

「いえ、大丈夫です。改めてこれからよろしくお願いします」

 

「五時間後にはマゼラン打ち上げだ。準備してくれ」

 

「分かりました。シューリスたちに伝えてきます」

 

 ラグスは格納庫を出ていき、シューリスたちが待機している部屋へと向かっていった。

 

 

 

 

 

 

 

「ラグス隊長!」

 

「皆、待たせたな。とりあえず全員一階級特進となった」

 

「隊長、中佐になったんですね。よかったじゃないすか」

 

「それは今はいい。皆聞いてくれ。五時間後には宇宙に出る。各自、荷物をまとめて三時間後には打ち上げ場に集合だ。遅れるなよ。あと新しいモビルスーツが配備される。データは向こうに着いてから渡されるからそれを読んでくれ」

 

「もう出発ですか。分かりました。準備します」

 

 シューリスたち三人は準備をするために部屋を出ていく。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 三時間後

 

 マゼラン級は打ち上げのためブースターの取り付け作業を行っていた。シューリスたち三人は既に集合している。

 

「全員揃ったな。これよりマゼランに搭乗するぞ。そしたらまず格納庫で自分用に配備されたモビルスーツのマニュアルをもらってくれ。その後、談話室で今後の行動を伝える」

 

「「はい」」

 

 全員が頷き、マゼランに搭乗する。その後、四人は格納庫に足を運ぶ。

 

 

 

 

 

「これがお前たちの機体のマニュアルだ。よく読んでくれよ。くせが強い機体もあるからな」

 

「分かりました」

 

 四人はライダースから各機体のマニュアルを受け取り、それを読みながらマゼランの談話室に向かっていく。

 

「ジムガードカスタムか……。盾にバルカンが内臓されているな。これは確かにくせが強い。格闘もビームダガーか、ライダース整備長が言う通りくせだらけだな」

 

 サクリスがマニュアルを読みながら、ラグスに話しかける。

 

「確かに四機のなかでは一番だな。まあ、俺の機体もけっこうくせがあるけどな」

 

「スナイバーライフルですもんね。あとビームサーベルが固定式なんでしたっけ?」

 

 会話しながらエレベーターを降り、目の前に見える部屋に入る。

「ああ、ただ使えないことはない。談話室に着いたな。よし、このあとの行動を伝えるぞ」

 

 ラグスは談話室にある椅子に座り、司令官から聞いた作戦をそのまま説明する。

 

「俺たちは宇宙に上がった後、サイド1近くの暗礁地帯に待機。ソロモンに向かう艦艇を狙う。ある程度回数を重ねて敵が警戒したら、場所を移動しまたジオンを狙う。これを繰り返しソロモン攻略作戦までの時間を稼ぐ」

 

「なるほど、陽動ですね。分かりました」

 

 その時、部屋全体が揺れ始める。

 

「発進するか。全員シートベルトを閉めろ。舌を噛むから口は閉じとけよ」

 

「はい」

 

 その直後、ラグスたちは身体全体に力強いGが掛かり身体が浮く感覚を覚える。数分間気を失っていたが気が付くと外には漆黒の宇宙が見えており、後ろには青く輝く地球が見えていた。

最初の方は表現が雑なので、何話かリメイクしたいのですが意見をください。

  • 良いと思う
  • 会話文多めだからすべてリメイクしてほしい
  • このままで大丈夫
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