暗躍する者   作:国連宇宙軍

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第三話

 二日後・中央アジア連邦基地

 

「今回の作戦は、密林地帯を飛行するガウ三機を撃破するという内容だ。サクリス、お前は俺たちの護衛だ。百ミリマシンガンとバズーカを携帯してくれ」

 

「了解しました」

 

「俺とシューリスはマシンガンに百八十ミリキャノンを装備する」

 

「わかりました」

 

「今回は、護衛のモビルスーツが確認されているらしい。サクリスは特に注意してくれ」

 

「隊長、配置はどうしますか?」

 

「この地域は、ジャングルの両側が高い崖のようになっている。俺とシューリスが二つの崖に陣取ってそこから狙撃する。いいな」

 

「了解しました」

 

「それでは出撃するぞ」

 

「はい」

 

 三機はミデアに載せられ運ばれていった。

 

 

 

 

 

 

 

 作戦地域

 

 

「シューリス、キャノンの組み立ては昨日やったからわかるな」

 

「もちろんですよ」

 

「すぐに組み立てろよ」

 

「組み立て完了しました」

 

「そうか。よし、ガウが来るまで待機だ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「レーダーに反応をキャッチしました」

 

 

 今回から周囲の索敵のためにホバートラックが配備された。新人オペレーターからそう通信が入る。

 

「了解した」

 

「シューリス、聞こえているな!」

 

「はい」

 

「ガウがこっちに来る。シューリスは右側のエンジンを狙ってくれ」

 

「了解しました」

 

 ガウが作戦地域に突入する。数分後、二機のモビルスーツから弾丸が発射され、両翼のエンジンを貫く。ガウは推力を失い地上に墜落していくが、途中でモビルスーツが降下する。

 

 

「レーダーに反応あり。ガウよりモビルスーツが発進した模様。数、三」

 

「サクリス、こっちに敵モビルスーツが近づいて来ている。迎撃頼むぞ」

 

「了解」

 

 サクリスの陸戦型ジムが動き出す。

 

「シューリス、俺たちも次のガウが来るまで援護をするぞ」

 

「わかりました」

 

 ラグスとシューリスは走って来る内の一機に狙いを定め、弾丸を発射する。放たれた弾はザクの頭部と左腕を貫通し、ザクは倒れる。

 

「一機」

 

 続いてサクリスのジムから放たれたバズーカの弾がザクのコックピットに直撃した。ザクは四散し散っていった。

 

「隊長、サクリスのやつ弾速の遅いバズーカをザクのコックピットに当てやがりましたよ」

 

「ああ、俺でもザク自体に当てるのが難しいのにコックピットに当てるなんてさすがだぜ」

 

 最後のザクは仲間がやられたことに動揺し、動きが止まる。サクリスはそこを見逃さずにビームサーベルでコックピットを突き、撃破する。

 

「任務完了っと」

 

 

「よし、ガウが来るまで待機だ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「レーダーに次のガウの反応をキャッチ。さらに、地上及び上空に熱源多数。ザク三機、ドップ六機です」

 

「了解した。シューリスまずは、ガウだ。コックピットを狙え」

 

「了解」

 

 ラグスとシューリスはキャノンを構える。そこから放たれた弾丸は見事にコックピットと後方のモビルスーツ格納庫に直撃する。さらにそこから誘爆が広がり、ガウは空中で四散した。

 

「あとは、雑魚どもを片付けるぞ」

 

 ラグスとシューリスはマシンガンに持ち替える。そしてそこから細かい弾幕を形成し、ドップを撃墜していく。一方、サクリスは一体のザクの足元にバズーカを放った。放たれた弾は足に直撃し、足を吹き飛ばす。さらに、爆発の破片が近くにいた他のザクに飛んでいき、よろけさせる。サクリスはそこを見逃さず、マシンガンでザクを蜂の巣にしていく。ザクは四散し、破片をジャングルへと撒き散らす。

 

 

「こっちは倒したぞ」

 

「了解した。警戒を続けてくれ」

 

 

 

 

「あっ、隊長! 後続のガウが引き返していきます」

 

「なんだと! オペレーター、ガウの位置を転送してくれ」

 

「了解」

 

「シューリス、ちょっと移動するぞ」

 

「了解」

 

 ラグスとシューリスはブースターを使い、地点を移動した。

 

「シューリス、データを転送した。それを元に撃つんだ」

 

「いや、多分当たりませんよ」

 

「いいから、やるんだ」

 

「了解」

 

 シューリスはデータを元にキャノンを構え、弾丸を発射する。放たれた弾は、姿が見えないガウの発進口からコックピットを貫いて通りすぎていく。数秒後、ガウは四散した。

 

「あたっただと?」

 

「さすがだ、シューリス。任務完了だ。帰還しよう」

 

「わかりました」

 

 迎えのミデアが到着し、三機は基地に帰還していった。

 

 

 

 

 

 連邦基地・休憩室

 

「サクリス、今日はすごかったな。バズーカを動いているコックピットに当てるなんて並の奴じゃできないぜ」

 

「いや、たまたまだから」

 

「謙遜するなよ」

 

「そうだぞ、サクリス。一人でザクを5機倒したんだ。基地司令も誉めていたぞ」

 

「いや、隊長までやめてくれよ。本当にたまたまだから」

 

「そういえば、ケン。一週間後にモビルスーツが届くぞ」

 

「ケンは射撃戦が得意だから、支援系のモビルスーツですか?」

 

「そうだ。このモビルスーツ、RX -77-2ガンキャノンだ」

 

「ガンキャノン、これが俺のモビルスーツ」

 

「ケンには、中距離から作戦の支援をしてもう。いいな」

 

「喜んでお受けします」

 

「そうか。それはよかった。ところで次の作戦についてだが…………」

 

 その夜は四人で次の作戦について何時間も話していた。




誤字・脱字等ございましたら教えてくださると助かります。

最初の方は表現が雑なので、何話かリメイクしたいのですが意見をください。

  • 良いと思う
  • 会話文多めだからすべてリメイクしてほしい
  • このままで大丈夫
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