暗躍する者   作:国連宇宙軍

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すみません、投稿が遅くなってしまいました。これから投稿頻度が落ちます。


第七話

 シベリア・ジオンHLV 打ち上げ基地

 

 ユーラシア大陸北部にあるシベリアのHLV 打ち上げ基地では、オデッサで敗走したいくつかの部隊が集結しソロモンに向けてのHLV 打ち上げを待っていた。

 

 

 

 ラグスたちは基地の付近にある大きな森林に隠れ、基地を偵察していた。

 

「熱源反応だけでも七十を越えているぞ。その他に今この基地に向かっている部隊もいる。くっ、厳しいな」

 

「もうちょいでオデッサからの部隊が到着します。それまで待ちましょう」

 

「そうだな」

 

 

 基地内には見えるだけでも四十、熱反応は七十を越えていたのだ。しかも基地の中心部にある発射場ではHLVが発進準備に入っていた。

 

 

 

 

「隊長! HLV が発進準備に入りました!」

 

「なんだと! オペレーター、オデッサの部隊はまだなのか!」

 

「はい。吹雪の影響で到着が遅れています」

 

 この作戦のためにオデッサから攻略部隊が到着するはずだった。しかし、天候が急変し到着予定時間から大幅に遅れていた。

 

「くっ、仕方ない。作戦を実行するぞ。全機突撃。ケンはHLV を狙ってくれ」

 

「分かりました」

 

 HLVを狙撃し破壊するケンを置いて、ラグスたちは基地に侵入していく。

 

 

 基地内に侵入するとすぐに警報が鳴り響き、HLVで脱出予定の部隊が武器を携行し向かってくる。

 

「敵、向かってきます」

 

「全機、へまするなよ」

 

「分かっています」

 

 各々が携行している武器を発射し始める。発射されたビームはグフやドムの装甲またはコックピットに向かって飛んでいき、溶かし貫通していく。しかし、倒しても倒しても敵は減ることを知らない。

 

「数が多すぎますよ」

 

「口じゃなくて手を動かせ、シューリス」

 

「分かってますよ」

 

 基地からは、次々とモビルスーツが出てくる。さらにマゼラアタックやドップなど基地にある全戦力を投入してくる。さらに味方が倒されるたびに士気が上がり敵からの弾幕が厚くなっていく。

 数十分後になると基地には、モビルスーツやドップなどの残骸が散らばり墓場と化していた。それでもザクやドップは諦めずに向かってくる。もう後ろには引けないので当然のことではあるが何かがおかしいとラグスは感じていた。その時、基地の中心部で大きな爆発が起こる。

 

「隊長、発進態勢に入っていたHLVの破壊に成功しました」

 

「そうか。よくやった。とりあえずHLVは大丈夫だろう。ガンキャノンでは不利だ。後方に下がってくれ」

 

「分かりました」

 

「ラグス隊長、敵の新たな援軍が到着します。あっ! この反応は、オデッサで戦ったあの部隊です」

 

「なんだと! 全機、警戒しろ」

 

 そして、ついにあの部隊が姿を現す。

 

 〔オデッサぶりだな、ラグス少佐。今度こそ決着をつけさせてもらうぞ! 〕

 

 オープン回線を通じてグロイダーが呼び掛けて来る。

 

「それはこちらのセリフだ」

 

 〔うちの部下たちもまた戦いたいといっていてな。全員一対一で戦おうじゃないか。〕

 

「いいだろう。シューリス、サクリス大丈夫か?」

 

 〔自分よりも部下の心配か? よっぽど腕に自信があるようだな。一度負けた身でありながら。〕

 

「負けてなどいない」

 

 〔そうか。だが今回は勝たせてもらうぞ。〕

 

 そう言ってグロイダーは左手のガトリングをこちらに狙いを定め撃ってくる。

 

「ちっ!」

 

 ラグスはブースターを使って回避行動に移る。避けきれなかった弾はシールドで防ぎその間に、エネルギーの切れたビームライフルを捨てマシンガンに持ち替え反撃を開始する。

 

 〔甘いな‼〕

 

 グフカスタムはシールドを使わず見事に避けてしまった。さらに反撃も同時に行ってくる。

 

「くそっ!」

 

 〔君はその程度なのか。残念だ。やらせてもらうぞ。〕

 

 グロイダーは射撃の合間を縫って切り込んで来る。ヒートサーベルで切りかかってくるが、ラグスはとっさにビームサーベルを抜き刃で受け止める。

 

「速い! しかしこっちも負けていられない!」

 

 ラグスは、ヒートサーベルを押し返しグフカスタムを切りつける。コックピットの装甲が溶け内部が露出する。

 

 〔やっと本気を出したか。だがこれからだ! 〕

 

 グロイダーはさらに勢いを増し切りかかってくる。ラグスはシールドを使って防ぎ、反撃に出る。しかし攻撃の際に出る一瞬の隙をつかれ、ヒートサーベルの鋭い突きを受けてしまう。幸いすぐに回避行動に入ったので左胸上部の装甲が溶けただけで済んだが次は避けきれないとラグスは感じていた。その時、基地の端で轟音と共に白い煙が上がりHLVが上昇し始める。

 

「なに!」

 

 ラグスはHLVに向かって腰から取ったマシンガンを向けようとするが、グフカスタムに邪魔されてしまう。

 

 〔やらせないぞ! 〕

 

 HLVは上昇を続け宇宙に脱出していった。

 

「くそ!」

 

 ラグスはこちらに接近しつつあったグフカスタムの右太ももを切断する。それと同時にグフカスタムのヒートサーベルが、陸戦型ガンダムの左腕を貫く。右足を失ったグフカスタムは地面に倒れ、グロイダーは脱出していった。

 

〔今回は見逃してやろう。〕

 

「待て!くそ、 回路がいかれたか!」

 

 陸戦型ガンダムは関節への負荷が限界を迎えが回路をやられ動くことができなくなった。

 

 

 

 

最初の方は表現が雑なので、何話かリメイクしたいのですが意見をください。

  • 良いと思う
  • 会話文多めだからすべてリメイクしてほしい
  • このままで大丈夫
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