SAOに進撃のメンバーが来た!!   作:腐った

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第十話になりました!
ジャン達が亡くなってからだいぶ時間がたちました



第十話 ユニークスキルの不思議

あれから2年もの月日がたった、俺はボス攻略には参加するがソロプレイヤーとしてずっと戦っている。

この仮想世界<SAO>で、色々な体験をした。オレンジプレイヤーとの衝突、ソロとしての孤独、そして失った仲間たち・・・自分の過去を忘れたいと思ったことはなんどもある。

なんせ大切な仲間は自分自身の手で殺してしまったのだから・・・

だけど、忘れた事なんてない。忘れたら何かを失ってしまう気がしたから・・・これからも俺は自分の犯した罪と向き合って生きてくだろう。

 

この2年間で第74層まできた、やっと100層が手に届きそうな所まできたんだ。俺は今、迷宮区でリザードマン達を相手に戦っている。ソードスキルを多用し始めたモンスターはソロでは危険だがそんなリスクも経験値の多さというハイリターンがあるから止められない。

相手が切り掛かって来た所をうまく回避してソードスキル〈バーチカルスクエア〉の四連撃でとどめを刺す。リザードマンがポリゴンとなって散っていった・・これで倒したの何体目だろうか?

結構な時間迷宮区に籠っていたのでもう数えきれない程相手にしてきただろう。

チャーラララーンと《俺は意外と苦手な音楽だ》レベルアップの音楽が流れる、「あ!今ので90レベル達成だ!!」少し顔が緩んでしまう。90レベルを記念に何か美味いものでも食べようか・・

そんな事を考えながら俺は愛刀〈グランザム〉を鞘に戻した。

〈グランザム〉は70層のボス攻略時のLA《ラストアタック》で入手した魔剣級の凄まじい代物だ、やっと扱えるようになってきた魔剣〈グランザム〉の耐久値は気が付くと0に近い数値を示していた・・・「危なかった・・・」と一安心すると、帰り道に使えないという不満についついため息がでてしまうが。仕方がないので愛刀〈グランザム〉から予備の片手剣に持ち替えて迷宮区を出る。

74層の街〈ルドルフ〉は特に何か良いものがあったり狩り効率の良い狩場が近くにあったりするわけではないのでプレイヤーがほとんどいない。当然ここには鍛冶屋もいないわけで・・・

仕方なく俺は自分のプレイヤーホームに帰る事にした。

〈アルゲート〉は東京と似た雰囲気を持っているなんだか不思議な町だ、懐かしい雰囲気の他にもなにか独特の雰囲気があるので結構気に入っている。

しかし、注意点としては道が複雑なので迷ったら最後、転移結晶まで使わなくてはいけないという噂を俺は小耳にした事がある、当然俺は色々見回ったりはしない!けっして、迷うのが怖いわけではない、転移結晶を使うのがもったいないわけでもない、毎日が忙しくてそんな事をしている暇がないからだ!と誰に言い訳をしているのか分からない事を考えながら俺はいつもの鍛冶屋に寄ってメンテナンスをしに行った、「あ!エレンいらっしゃいリズベット武具店へようこそ!」といつもの声、店主のリズベットの声だ。リズベットとはアスナとキリトの知り合いの鍛冶屋として紹介されたなかなかの名店だ、リズベットの鍛冶屋スキルはマスター直前まで行っているらしくなかなか見事なスミスハンマーを持っていた。

「エレン今日はどんな御用時かしら?」

「ああ、片手剣の製造の依頼なんだけど・・・・」

俺が依頼をしに来たと知った瞬間リズベットは顔をしかめて

「あんたねえ、本当に諦めが悪いのね・・・〈グランザム〉級の片手剣を作れって言われたって・・・無理よ!!無理!その魔剣は今発見されているモンスタードロップや鍛冶屋が作った片手剣カテゴリより一段階・・いえ二段階以上も性能が高いのよ!!無理、何度来ても無理!!」

「やっぱりそうか・・・無理だよな・・」

俺がおもちゃを買ってもらえないような子供の顔をしているとリズベットが少し優しい雰囲気を醸し出しながら言った。

「まあ、私が鍛冶スキルをマスターしたら挑戦してあげるわよ・・・」

リズベットの優しさを体で十分に感じた後本来の目的にもどる。

「じゃあ今日は剣のメンテをお願いするよ」

「任せておきなさい!じゃあ剣を貸して」

「ああ」

と剣をリズベットの方へ放り投げる

筋力要求値がなかなか高いためリズベットが重さに耐えきれずに床に座り込んでしまう

「あんたねぇ・・・私の事を考えて行動して頂戴・・・剣作るのやめるよ?」

「ごめんごめん、悪気は無かったんだ・・・だから剣は頼むよ?」

はぁ、とため息をついたリズベットを背に俺は鍛冶屋を出た。

次の目的はエギルの店だ、あの巨体がまだ生きているかどうか確かめに行かなくては・・・

街の裏道のような場所にある入りにくい店の雰囲気を出しているのがそうだ。

ガララッとドアの音がしたと思うとエギルと男が出てきた。

「エギル、もうちょっとなんとかならねえか?」

「いや、これでもなかなか良心的な値段なんだぜ?文句は言わないでくれ」

とさっさと店から男を追い出したエギルに声をかける「よぉエギル生きてたか?」

生きてたかと聞くのはちょっと変だがこれが俺たちなりの挨拶なのだ。

「おう!俺は不死身のエギル様だぜ?」

と恒例の挨拶を交わした後俺はお目当ての物を探した。

「エギル、あれはないのか?」

「あれは・・・まだないな・・・というか入荷自体難しいかもしれん・・・」

そっか、とつぶやく。あれというのは片手剣の事だ。俺はどうしてももう一本〈グランザム〉と同じくらいの性能を持つ剣を入手しなくてはいけないのだ。

「エレン、どうしてそこまで執着するんだ?お前には〈グランザム〉があるだろ?」

「それは・・・言えないんだまだ・・・もう少ししたらエギルにも教えるよ」

「ああ、待ってるぜ!いつでもな・・・だから帰って来いよ?」

「ああ!分かってるよ!絶対に死んだりしない!!」

気分が乗ってきた所でエギルの店を出る。約束の時間だ・・・

店を出るとキリトが立っていた「遅いぞエレン?」「ああ、ごめん」

約束というのはスキル熟練度を上げるための秘密の訓練だ。

キリトとは一度は決別したが、ボス攻略などを共にしている間に仲良くなってしまった。

自分でも矛盾している行動をしているのは自覚がある・・・でも、キリトと一緒にいるのが楽しくなってしまったし、キリトのおかげで色々な人と知り合う事ができた。

とっても感謝している。恩人ともいえる存在だ。

そんな相手と50層から転移して35層にある俺たちだけが知っているモンスターのポップが以上に多い狩場まで来た。

「それじゃあ、やるぞ!秘密特訓だ!!」

「おぉ~」と俺がテンションを合わせる。

これからやろうとしているのは俺とキリトが持っているエクストラスキルの熟練度上げだ。

ある日、気づいたらスキル項目に変な名前が載っていた。キリトのには「二刀流」俺のには「二刀流:神速」と・・・

最初は困惑した、発生条件はなんだったのか?俺のとキリトの二刀流は何が違うのか?

さっそく実証しようとこの間この森でモンスター相手に練習していたのだが、キリトのは色々なスキルが多くあり歓喜する程カッコイイ物ばかりだった。

しかし俺のスキルの方は、スキルが一個〈乱舞〉としか書いていない上に発動すらしない・・・スキルモーションが間違っているはずはないので色々な体勢から試してみたが発動しなかった・・・

最終的にキリトが「俺の剣でやってみたらどうだ?」という提案をしてくれたので、〈グランザム〉とそこら辺にある店売りの剣という組み合わせから、〈グランザム〉〈エリュシデータ〉という組み合わせでやって見ることにした。

ゆっくりと構えてスキルモーションを発動させると、剣が白色に輝いて一振りだけ斜めにシステムアシストに任せるまま振られた所で終わってしまった・・・

とても、残念な雰囲気になってしまって、キリトの方を見るととてもびっくりした表情で「お前、今何をしたんだ?」との一言。

「普通に剣を斜めに一振りしただけだよ?」と返した所キリトには、何が起きたか分からなかったようで・・・「神速っていうのはこういう意味だったのか・・」と一人で納得していた。

わけが分からなかったので質問をしてみると、キリトが言うには「俺には、気づいた時にはびゅんっていう音しか聞こえなかった、エレンは普通に振った気でいるだろうけど・・・とにかく、相手には何が起こったか分からない程速い斬撃というのが神速って名前がついている理由だと思う」

「オオスゴイナァソレハ、デモヒトフリシカシナイスキルニナンノイミガアルンダイ?」

思わずとてつもない片言になってしまった。

「しかも、速いだけで一振りするだけの剣技なら二刀流の意味がないよね?」

「そこなんだよな・・・多分何かしらの理由があるんだと思う・・・もう一回スキルの内容を確認してみくれ」

すばやい動作でスキルの項目を眺めていると変化があった、〈乱舞〉って書いてあった所に二連撃技

と追加されていたのだ。これはどういう事だ?

どういう状況だったのかという説明をキリトにすると目を輝かせて言った。「これは進化していくスキルなんだよ!!」

「??進化していく??」

「そうだ、推測なんだけど、スキルの熟練度をあげればどんどん〈乱舞〉のスキルに変化がついてくんだと思う」

「すげぇな!それ!」

見た瞬間に気づけよといわんばかりのドヤ顔でこっちをみてくるキリトを無視して、〈乱舞〉を使いまくるが、その日はそれ以上の変化はでなかった・・・

それ以来俺たちはスキルの熟練度上げ兼スキルの研究をおこなっていった。

それから一週間目が今日にあたるのだが・・・

「なんの変化もでないなあ・・・」

「そうだな・・」

キリトの二刀流スキルはどんどん熟練度が上がっているのに、俺のは熟練度が10のままだ。

どんなにスキルを使っても・・・・

「何かの条件で熟練度が上がるタイプなのか?こういうタイプは分からないな・・・」

と一見残念そうに見えるキリトの発言だが、内心ではどういう仕組なのかを解明する事自体を楽しんでいるのだろう。

「そろそろ実践でも使えるスキルとして成長してくれないかな?」

と思った愚痴をつぶやきながら熟練度上げに没頭していると、俺とキリト宛にメールが届いた。

アスナからだった、「ボス部屋が発見されたの。今日のお昼頃に会議始まるから帰ってきて。」

という内容だった。

そういえばちょうどお腹がすく時間だなぁと思って時間をみてみると12時を回る直前だった・・・

あれ?アスナさん?会議始まる直前に言われても困りますよ?

と心の中で問いかけながら全力でキリト一緒に74層へ帰るのだった。




どうでしたか?
一旦は10話を投稿しましたが、あからさまに変な文章になっていたので
分ける事にしました。
多大な迷惑をかけますが許してください
指摘、感想待ってます。
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