ゴブリンスレイヤーTAS 半竜娘チャート(RTA実況風)   作:舞 麻浦

129 / 184
 
みなさまいつも閲覧、ご評価、お気に入り登録、誤字報告、ここ好きタップ、そして感想ご記入も、ありがとうございます!

===

●前話
 いざゆかん、奇跡の島へ! 恐竜たちが君を待ってる……かも?

===

※ゲームマスタリーマガジンVOL.10(p.71)に掲載されたゴブスレTRPGシナリオ「爬虫帝国(レプティリアン)の野望」のネタバレがあるかも、いえ、ありますのでご留意ください。
 


36/n 奇跡の島-1(避寒して南海バカンス)(キャラシ掲載)

 

 はいどーも!

 

 長い冬は去りつつあるもののまだまだ寒いので南海の孤島へ行く実況、はーじまーるよー!

 

 前回は氷期到来を阻止し、冥府降臨も阻止したところまででしたね。

 経験点が入ったおかげか、みんな少し成長したみたいです。

 あ、全体のキャラシは長いのでいつもの如く別枠にしますね。とりあえず成長分だけ報告です。

 

 

 

 

 半竜娘ちゃんは斥候をLv2 → Lv3にして武技【地功拳】を取得(経験点1500点消費)。

 露骨に祖竜術【突撃】の事故対策してきましたね。

 まあ実際、前回かなり危なかったので至当でしょう。

 

 

 森人探検家ちゃんは特に変化なし。

 野伏Lvを10にするために経験点を温存します。

 彼女は弓兵としてほぼ一点突破で潔いステなので接近されると脆かった(野伏は回避も盾受けも職業Lvが乗らない)のですが、実は弓矢を使った近接防御用の武技を取得したことでそれを補えるようになりまして、安定性がかなり上がってます。

 

 

 TS圃人斥候ちゃんは、武道家Lv2 → Lv3、野伏Lv2 → Lv3に伸ばしました(経験点3000点消費)。

 こっちはあからさまにわかりやすく武技習得狙いの平たいレベル上げ……。

 これにより武技を2つ追加で、【(たわ)め切り】と【鬼走(おにばしり)】を追加。切りかかられた時の機会攻撃(カウンター)と、大跳躍による対空攻撃(ジャンプ斬り)ですね。

 他にも【二刀流】(初歩)技能で手数を増やし、【統率】(習熟)技能で味方の行動順を引き上げたりできるようになりました。

 また二刀流で盾攻撃したときに出血の状態異常を与えやすいように吊盾(タージェ)の縁を研いで斬属性を付与しています。ゴブスレ流ですね。

 

 

 文庫神官ちゃんは、神官Lv6 → Lv7に上げました(経験点5000点消費)。

 新たに賜った術は高位の奇跡【治療(リフレッシュ)】。自己再生型のタンクが捗りますね。

 前回冒険者Lvが上がって成長点の追加獲得があったので、防御関連技能【鎧】【盾】【堅牢】もそれぞれ熟練段階(第3段階)まで伸ばし、さらに固くなりました。盾受け時の出目が良ければ、『魔法の胴鎧7+ミスリル鎖帷子3+魔法の騎士盾6+【盾】技能3+【鎧】技能3+【堅牢】技能のボーナス2』で最大25点までのダメージをカットできます!

 【護衛】技能で仲間も守れるし、武技【呪文偏向】で呪文も盾で受けられるので、魔法による範囲攻撃からパーティを守ることも可能。これはもうパラディンを名乗っても良いのでは?

 また、使徒の白梟ちゃんも文庫神官ちゃんの冒険者Lv上昇に伴い連動して成長しました。

 

 

 はい、成長報告は以上です。

 

 

 

 いまは皆で熱帯の孤島につながる転移門(ゲート)があるという遺跡に向かっているところです。

 半竜娘ちゃんが蜥蜴人のコミュニティに流れる情報を拾ってきてくれたので、避寒(ひかん)も兼ねてその熱帯の孤島 “奇跡の島” へと遠征することに相成りました。

 

「楽しみじゃのう! 祖竜そのものを復活させたのではなくとも、それを謳い文句に出来るくらいの何かはあったのじゃろうし」

 

「「「 ばかんす、ばかんす♪ 」」」

 

 今回は前の雪山と違って蜥蜴人に優しい熱帯へのバカンスなので、幼竜娘三姉妹も一緒です。

 三人そろって麒麟竜馬が曳く馬車からぴょんっと降りて、くるくる輪になって回りだしました。

 よっぽど楽しみだったのでしょう。バカンスが、ではなく、半竜娘ちゃん(おかあさま)とのお出かけが、かもしれませんが。

 

 なお麒麟竜馬には悪いですが、このまま半竜娘ちゃんの【分身】を御者に据えて来た道を戻ってもらいます。

 転移先は塔の上らしいので、馬車は持ち込めなさそうなのですよね。

 

「まー、騒動も終わってるみてーだから、ふつーにバカンスになるだろ」

 

 TS圃人斥候の言う通り。

 これから遺跡の転移装置で向かう島は、既に別の冒険者によって攻略済み。

 近場の冒険者ギルドでTS圃人斥候が確認したところによれば、森人の竜司祭に扮した闇人が “祖竜の復活” をネタに蜥蜴人を集めて混沌の軍勢を組織しようとしていたのだとか。

 

「転移の遺跡自体も珍しいものですから、見るのが楽しみです!」

 

 わたし気になります! と未知のものに目がない好奇心の権化たる文庫神官が、盾の裏から帳面を取り出して目を輝かせています。

 

「それに “祖竜のようなもの” は実際に出たそうじゃないですか。転移先の島のその “再生装置” も是非とも記録しなくてはですね!」

 

 知識神の文庫からそういう依頼を受けてきたのか、文庫神官は遺跡までの細道を歩く途中、道の脇に転がっている石のようなものへと近づきます。

 文庫神官の鎧の肩に追加で張った革と綿入れに(つか)まらせた白梟使徒が、バランスを保つために一瞬バサッと翼を打ちました。

 

 ごめんごめん、と白梟使徒に謝りながら観察する先には、周囲と風合いが違うものが。

 若干雪をかぶった()()は干からびた巨大な蜥蜴のような、竜のような、そんな形をした石のような灰色の大きな物体です。

 文庫神官に合わせて幼竜娘三姉妹もその竜のミイラのような大石に近づいてしげしげと眺めます。

 

「「「 お~~~ 」」」

 

「意外と大きいですね。3人寝っ転がったくらいの体長……確か、小竜(ディロフォ)というのでしたっけ、お姉さま」

 

「うむ、そうじゃ。特徴は一致しておるな。かつては毒を吐き襟巻のような飾りを持つと伝えられておったが……その字名(アザナ)も昔の名残じゃな。小さい体じゃと思われておったのじゃ」

 

「ふむふむ。首に襟巻(エリマキ)はないですが、トサカが一組……なるほど、特徴的ですね」

 

 蜥蜴人の伝承もメモしつつ、合わせて素早くスケッチをしていく文庫神官。

 いつの間にか画板を取り出して首からかけています。

 

「……向こうの遺跡から転移すると、こっちでは石になっちゃうって情報は本当だったのね」

 

 遠巻きに眺めるのは森人探検家。

 どこか値踏みするような商人の目つきです。

 

「となると、本当に復活させたのではなくて、遺跡の力で生かされてる何らかの魔法生物に近いのかしら。だから力が及ばないこちら側では活動不能に?」

 

「そうかもしれんのう。寒さにやられた可能性もあるが……。いやしかし紛い物という話じゃが、これはかなり真に迫っておるな! この小竜(ディロフォ)のミイラ化石を見れただけでもここまで来た甲斐はあったのじゃ!」

 

「交易神殿からは、もし商売のネタになるものがあったなら報告しろって言われてるんだけど……これの一部を削って “竜の粉” とか言って滋養強壮の薬と売り出すだけでもいけそうね」

 

「祖竜の偉大さを伝えるためにこういった標本を携えて巡業するとかもいいと思うのじゃ」

 

「見世物にしちゃっても良いの?」

 

「構わんさ。ただ、最後には手前の生まれ故郷にでも持って行って廟という名の陳列館を立ててほしいかの。その途上で偉大なる祖竜の威容を只人らにも広めるのは良かろうて、真の支配者であった祖竜への畏れを新たにさせるためにも、のぅ」

 

 その日人類は思い出した……太古の昔に支配していた大いなる竜の恐怖を。

 血の螺旋に刻まれた、根源的な畏怖を……!

 みたいな効果を狙いたいわけですね。

 

「ふーん。まあ、それならそれでもいいけど。この遺跡の用地と転移先の島丸ごと買収して、そういう祖竜の姿を見れる施設にしようって話もあるみたいだし」

 

「ふぅむ。そうなる前に手前らの部族に掛け合って先に押さえるべきかや。いや、軽銀商会の方が良いかの」

 

「意外と穏当で文化的ね」

 

「とはいえ、どこぞの誰が押さえたところで、手前ら蜥蜴人がそれに従ういわれも無し。結局は普通に押し入ればいいだけじゃから不要かの」

 

「あらやだ蛮族」

 

 などと言い合いながら遺跡の中に入ります。

 石造りの遺跡の中には、転移門だと思われる魔法陣がありました。情報通りです。

 ただ、少し前までひっきりなしに蜥蜴人が訪れていたであろう玄室は、今は閑散としています。

 

「では、いざ行かん。“奇跡の島” へ!!」

 

 あらかじめ蜥蜴人コミュニティから情報を得ていた転移の合言葉をごにょごにょっと唱えると―― 半竜娘一党はその場から姿を消したのでした。

 

 

▲▽▲▽▲▽▲

▼△▼△▼△▼

 

 

 

「ぷわっ」

 

 転移した一党を歓迎したのは、熱帯の分厚く重い大気でした。

 まるで劇場の緞帳にぶつかったかのように重厚な湿った暑い空気が彼女らの目鼻を塞ぎます。

 

 しかし転移先は高所にあるのか、さぁっと流れた風が、一瞬前までの濃い大気の印象を塗り替えました。

 

「わぁっ……! お姉さま! 見てください!」

 

 高い空。遥かに広がる紺碧の海。水平線では空と海が境界を無くす、そんなお互いが映り込んだような青。

 そして眼下に広がる一面の濃緑は密林の枝葉。

 

 島の中央に建った遺跡の塔の上。

 まるで世界の中心に立ったかのような錯覚を覚えるほどの素晴らしい景色です。

 

「ここが奇跡の島……そう謳うだけはあるのう」

 

「この景色だけでも一見の価値はあるわね」

 

 言葉を無くす大人たち。

 幼竜娘三姉妹たちはというと、きゃいきゃいと塔の縁へと駆け出し、感動の声を上げています。

 

 

 絶景かな絶景かな。

 というところで今回はここまで。ではまた次回!

 




 
キリがいいので短めです。
次回は島を見て回って恐竜を探したり、再生施設のある遺跡探検したり、かなあ。

===

妖精弓手のメタルフィギュア付きゴブスレ15巻の予約は2021/7/9まで!
https://www.sbcr.jp/product/4815611927/
……表紙の牛飼娘さん、ますますでっかくなってないです?

===

ご評価ご感想、とってもとっても嬉しいです! ありがとうございます!

以下はひさびさの各キャラのキャラシです。ご参考まで。

※追記:リビルドで失った技能も、そのキャラの歴史として習得段階ゼロで載せたままです(特に補正は発揮しません。単なる履歴の表示です)。え? 文庫神官ちゃんが只人としての生得技能の【投擲】を失ってる? ……きっとタンクとしての鍛錬の過程で変な風に筋肉が固まったりしたのでしょう。


◆半竜娘

【挿絵表示】



◆森人探検家

【挿絵表示】



◆TS圃人斥候

【挿絵表示】



◆文庫神官

【挿絵表示】

 
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。