ゴブリンスレイヤーTAS 半竜娘チャート(RTA実況風) 作:舞 麻浦
●前話:
半竜娘「地母神と慈母龍には共通点があるのでは……? 地母神は翼人じゃというし、鳥と竜は親戚……。――ひ ら め い た !!」
GM「ひ ら め く な 。さすがに通さねえよ? 何のために奇跡と祖竜術のデータが分かれてると思ってんだ。仮に地母神との習合を認めたとしても、そん時は祖竜術側の攻撃系の術を全削除だからな。地母神は、敵を、屠ったり、しません!」
半竜娘「ちぇー。じゃあ習得済み
GM「うーん……それなら、まあ……?」
半竜娘「ありがとうなのじゃ!」(計画通り……)
はいどーも!
趣味と実益を兼ねて闘技場で屍を積み上げる実況、はーじまーるよー!
前回は、大きくなった半竜娘ちゃんのために、一党全員で暮らせるような家を、郊外に建て始めたところまででしたね。
衣食住のうち、住環境の整備に着手し、食事はまあ食べる量が増えるくらいなのでそれでいいとして、あとは衣料品と装備品ですね。
「というわけで、前回の興行から間が空いておったこともあって、火吹き山の闘技場から出場オファーが来とる。興行がてら、向こうでいろいろと必要なものを揃えるのじゃ!」
「「「 おー! 」」」
直後、半竜娘ちゃんの持つ指輪から、銀色の光があふれ、一党を包み込みます。
そして次の瞬間。
半竜娘とその一党は、火吹き山の最上級闘士の特権である【
「では、まずは装備の手配からじゃな!」
「はい! 万全にして試合に挑みましょう、お姉さま!」
装備品を商う店が並ぶ通りに繰り出す半竜娘ちゃん一党。
あたりを見れば……流石、
この闘技場で戦う闘士たちのために装備品やその改造を手掛ける、錚々たる店の並びは、おそらく大陸でも随一のもの。
また、闘士として登録されている種族も幅広いためか、大型種族向けに大きなサイズの防具も揃っています。
早速、主に聖職者や武僧向けの布鎧を中心に扱う防具店に足を運んだ半竜娘ちゃんを、圧巻の品揃えが出迎えました。
門構えの大きさで選んだのですが、やはり大型種族向けの商品に力を入れている店みたいです。
「ほう! ほうほうほう! ほほーー!!」
「お姉さまの語彙力が壊れましたね……」
「まあ仕方ないでしょ。圧倒されちゃうわよ、これは流石に」
聖職者向けと分かるようにシンボルを掲げた大きな門構えをくぐった半竜娘一党を出迎えたのは、魔法の装備としてのスゴ味を滲み出させている布装備の数々。
神官服、司教服に、武僧のための胴衣、異邦の様式なのか袈裟や巫女服のようなものもあります。もちろん、竜司祭向けの品も。
蜥蜴人は武に生きる種族であり、かつ己の鱗と爪と牙が至上のものと信じて疑わない輩ですが、武器防具についても多少の造詣があります。
まあ、自分たちが使うものとしてよりは、敵手の実力を計り、打ち倒した暁にはハンティングトロフィーとして蒐集し、後の
また、
「いらっしゃい! って、【
防具店の店員は、どうやら半竜娘ちゃんのことを知っていたようです。
「新進気鋭の闘士をチェックしないような店は、ここの通りじゃ生き残れませんって! しかし思った以上に早く、よくもそこまで大きくなられたものです! 是非ウチで仕立てていってくださいな! 大型種族向けが自慢なんです」
「それじゃあよろしく頼むのじゃ」
店員に促され、半竜娘は早速、奥のスペースで採寸してもらいます。
この品揃えからすれば、おそらくこの店は“当たり”でしょう。
「じゃあオイラたちは適当に時間潰してるぜ~」
その間、他の一党のメンバーは、店内を見て回るつもりのようです。
大型種族向けの店ではありますが、通常サイズもないわけではなく、なにより見事な防具の数々は見ていて飽きません。
なかなか繁盛しているようで、鮫の鰓人や、象の獣人、犀の獣人、恐鳥の鳥人、巨人種であるオーガなどなど、様々な大型種族がこの店を訪れているようです。
自前の鱗や皮膚が十分に堅牢であったとしても、布鎧の需要はあるようです。
少しでも防御を厚くすることは、命を守るためには重要ですし、被服は文明の象徴でもありますからね。
特にこの店が扱う聖職者向けの服は、戦闘のための防具としてだけでなく、社会戦における権威を纏うための需要もありますし。
「蜥蜴人さん向けの商品も揃っていますよ。とはいえ、蜥蜴人さんたちは、最終的に自前の鱗だけになっちまっていつの間にか衣鎧すら着るの止めちゃうんですけどね」
「まあ、自前の鱗で戦ってこそという文化じゃからな。とはいえ、まだ手前は未熟であるから大いに防具にも頼るがのう」
さて、半竜娘ちゃんも採寸されつつ、衣鎧についての要望を述べていっています。
両腕と尻尾の
「新しく【
「ははあ。なるほど、じゃあ、どちらかといえば鳥人向けの調整になりますかね。……いま変化してもらうことは?」
「ああ、実際に変化して測ってもらった方がいいのう、確かに」
それじゃあ、と言って、半竜娘ちゃんは、【
竜のような、あるいはプテラノドンのような、鈎爪付きの膜翼です。
「なるほど、こんな感じですか……。まあ、何とかなるでしょう」
防具屋の職人は、ささっとメモ紙に――メモ紙一つとっても火吹き山の技術レベルの高さが垣間見えます――書き付けて、改造案を示してくれました。
どうやらベルト固定式ではなく、膜翼が出せるように、イヤーカフみたいな感じにC字断面筒の造型にするみたいです。
「それじゃあよろしく頼むのじゃ。竜司祭としての服も同様に翼への変形を前提に頼むのじゃ」
「お任せあれ!」
変化前と変化後の寸法をしっかり測ってもらうと、今まで使っていた司教服やミスリルの鎖帷子を下取りしてもらい、さらに前金と調整用の大篭手を預けてフィニッシュ。
まあ、下取りしてもらったのもあって、代金は全部で銀貨5桁にはギリギリ届かないくらいです。
お金は魔女さんに預けてた分の、古竜の素材や財宝を売ったときのお金から引き出して使いました。
あー、誰か
「あ、終わった?」 交易神向けの神官着を見ていた森人探検家が、用を済ませた半竜娘に目ざとく気づきました。
「おう、済んだのじゃ」
「そんじゃあ行こうぜー、リーダー」 いつの間にかTS圃人斥候も居ます。
「ま、待ってください~」 文庫神官が慌てて付いてきます。
「興行は装備が出来上がるまで待ってもらえるそうじゃし、それまでは術や魔道具の学習と、素材獲得がてら肩慣らしじゃな。素材を修めれば少しは代金の足しになるそうじゃから」
そしたら、まずは図書館からですかね。
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半竜娘は、火吹き山の附属図書館で、魔道具制作に関する知識を得た!
半竜娘は、一般技能【職人:魔道具】を、初歩段階で習得し、習熟段階に伸ばした!(成長点6点消費)
半竜娘は、『職人道具(魔道具制作)』と魔道具作成に必要な各種資材を購入した!
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半竜娘ちゃん、色々なことに手を出しすぎ問題。
成長点が……成長点が……足りんのです……!
でも本格的な魔道具作成技能は欲しかったので、手を出さざるを得ない……!
拠点を魔道具で武装防衛するのは、魔術師の嗜みゆえに……!
あ、以前、知識神の文庫に納めた
それも、今回技能を磨いたことで、材料があれば一から作れるようになりました。
さらに拠点に魔道具作成用の工房を備え付ければ、足りない技量も補えるので、技量以上に良いものが作れるようになるはずです。
機材導入のためにも、素材やお金を稼がないとですね。インフラ投資は大事。
「図書館の司書殿に魔道具作りの教材を見繕ってもらったし、うちの自慢の知識神の信徒の協力もあったおかげで、結構な進捗があったのじゃ!」 満足げな半竜娘。
「お姉さまのために頑張りました!」 いえーい、と飛び上がって半竜娘が肩あたりに挙げた手とハイタッチする文庫神官。
「あれ、そういえば、あの下宿先の魔法使いさんは今回一緒じゃなかったのね」 図書館でよく一緒に研究する魔女さんが居ないことを不思議に思う森人探検家。
「都合が合わんでのぅ。辺境最強の御仁とデートじゃって」 残念そうに肩を落とした半竜娘。
魔女さんが居ないのは、槍使いさんと
デートなら仕方ないね。
「それで、完全武装してついて来いってリーダーが言うからしてきたけど、どこに向かってるんだ?」
「闘技場には登録しないわよ? わたしは見るだけ賭けるだけでいいんだから」
「あ、私、分かっちゃったかもしれません」
疑問を呈すTS圃人斥候&森人探検家に対して、何かに気づいた文庫神官。
「訓練用のモンスタースポナーですよね?」
「お、正解じゃ」
「まあ、使用申請手伝いましたしね。案外許可下りるの早かったですね、もっと待たされるかと思ってました」
火吹き山の闘技場の興行用のモンスターは、オーナーたる魔術師が敷いた召喚陣から、尽きず湧いて出る仕様です。
さらに、最上級闘士の特権なのか、どうやら申請すればそれを使った訓練ができるようです。
このスポーンモンスターは、倒した後の死骸も残るので、素材獲得も、それを売っての資金稼ぎもできます。もちろんアガリは取られますが。
まあ、トレーニングモードというかプラクティスモードでコンボ確認とかそういうあれの雰囲気ですね。
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訓練場に入ると、対面から怪物たちが出てきました。
申請した通りのようですので、文庫神官が解説を始めます。
「今回リクエストした相手は、
・『石材』にできる
・『木材』にできる
・『毛皮』にできる
・『ミスリル材』にできる
・『羽毛・ダウン』にできる
です! 張り切っていきましょう!」
「……魔物のチョイスはともかく、あれさ、出てきた相手、多くない?」
「えーと、出てくる組み合わせとか数とかはランダムなはずですが、こんなにたくさん出てくるはずは……」
「
多いですねえ……。
あらかじめ【加速】をかけていれば、良かったんですが、訓練場のレギュレーション上、許されなかったので、すっぴんです。魔法強化がないと結構辛い気がしますよ?
相手は、怪物Lv10の
エルダートレントに
やっつけたあと素材にすることを考えると、出来るだけ綺麗に倒したいですが、そんなことも言ってられなさそう……。
とりあえず、先制力判定です。
| 行動順 | 名前 | 出目 |
| 1 | TS圃人斥候 | 2D626+4=12 |
| 2 | 半竜娘 | 2D614+3=8 |
| 3 | 文庫神官 | 2D643+1=8 |
| 4 | 森人探検家 | (半竜娘に統率されて同値行動)2D623+2=7 |
| 5 | 大蛮族鴎×2 | 1D66+2=8 |
| 6 | 魔樹人×2 | 1D66=6 |
| 7 | 雪男×2 | 2D613=4 |
| 8 | 石壁巨兵×2 | 1D61+1=2 |
| 9 | 神銀兵士×3 | 1D62=2 |
よし、相手より早く行動できましたね!
一党の中での行動順は譲り合うことができますので、まずは術から行きましょう。
壁、壁を作る。
「蝋燭の番人よ、暗闇に呑まれぬよう、我らの灯をお守りください――【
文庫神官ちゃんのプロテクションです!
敵の攻撃は弾き、味方は通すというぶっ壊れな神の奇跡です!
プロテクション張ってから遠距離攻撃するのは、ゴブスレプレイヤーの嗜み。
文庫神官の奇跡【
基礎値15+創造呪文熟達1+2D615=22 ○発動成功!
さらに因果点を積んで、壊されないように強化します。
文庫神官の祈念:2D613=4 > 現在因果点3 ○祈念成功!
これにより【聖壁】は大成功扱いになり、達成値22+5=27以下の攻撃を遮断します。(因果点3→4。文庫神官呪文使用回数5→4)
「お姉さまには、攻撃は通しません!!」
聖なる力により半透明の壁を作り出した文庫神官ちゃんが啖呵を切ります。
頼もしいですね!
そして次に、半竜娘ちゃんが、『黒蓮花弁のカード』を使って高速詠唱します。
1日に一度だけ、1ラウンドに2度の詠唱を可能にする効果です。
「黒き蓮の花の一片よ、込められしマナを解放せよ!
半竜娘(本体)の真言呪文【分身】行使:
基礎値22+創造呪文熟達1+2D665+クリティカル5(生命の遣い手効果)=39 ○発動成功!(分身の耐久力:39/2=19)
半竜娘(本体)の真言呪文【加速】(For 分身体)行使:
基礎値22+付与呪文熟達4+2D666+クリティカル5=43 ○発動成功!
分身体は、加速ボーナス+5を得た!
【
なお、この分身体は次の手番から動けます。
「まだまだ今回だけでなく」 「このあとも素材獲得のために連戦の予定なのじゃ」
十分な量の素材を得るために連戦の予定の模様。
後に備えて、バフを積み上げるつもりですね。
続いて攻撃はTS圃人斥候です。
「――樹人に催涙弾は効かねーよな……? 普通に石投げよっと」
【速射】技能で、
TS圃人斥候の投擲攻撃1(投石紐・石弾):
基礎値19+石弾1+2D615=26 > 魔樹人回避18 ○命中!
ダメージ:1D32+1+斥候Lv7+命中ボーナス3D6235-魔樹人装甲値7=13ダメージ!
TS圃人斥候の投擲攻撃2(投石紐・石弾):
基礎値19+石弾1+2D664-速射ペナ4=26 > 魔樹人回避18 ○命中!
ダメージ:1D33+1+斥候Lv7+命中ボーナス3D6661-魔樹人装甲値7=17ダメージ!
『TOOOROOREEE!!!??』
「よっし、命中!」
TS圃人斥候の投擲が立て続けにエルダートレントの
この程度の威力なら問題ないと判断したのか、石壁巨兵も、トレントを守る素振りは見せませんでしたね。
そして森人探検家の手番です。
もちろん弓を射ます! エルフですからね!
狙うは手負いのエルダートレントです。
「ま、弱ってるのから狙うのは定跡よね」
森人探検家の射撃攻撃1(大弓):
基礎値22+2D625=29 > 魔樹人回避18 ○命中!
ダメージ:2D612+4+野伏Lv8+命中ボーナス3D6446-魔樹人装甲値7=22ダメージ!
森人探検家の射撃攻撃2(大弓):
基礎値22+2D653-連射ペナ4=26 > 魔樹人回避18 ○命中!
ダメージ:2D625+4+野伏Lv8+命中ボーナス3D6464-魔樹人装甲値7=26ダメージ!
このダメージが通れば、手負いのトレントは倒せますが――
『『GGOOOOLLEEEEMMMM!!!』』
まあ、守りますよね。
2体の石壁巨兵が『護衛1』の技能を発動し、芸術的な軌跡を描く森人探検家の矢の前に身を呈します!
身代わりとなった石壁巨兵たちに矢が突き刺さり、その身体に罅を入れます!
『『GGOOOOLLEEEEMMMM……』』
「ちっ、流石にそうやすやすと術士を倒させてはくれないか……」
石壁巨兵A:HP32→12。石壁巨兵B:HP32→8。
うーむ、これなら半竜娘ちゃんは【力球】でも投げさせた方が良かったでしょうかね……?
そうすれば石壁巨兵は落とせていたかもしれません。
まあいいです。次は敵の手番です。
「!!
「はい、お姉さま!」 「おう!」 「はいはーい」
敵の魔物の群れが一斉に動き出しました。
『『KUEEEEEE!!!!』』
「く、上から!」
最初にやって来たのは、
文庫神官の【聖壁】をものともせずに飛び越え、攻撃を仕掛けてきます!
「馬鹿め! 空飛ぶ者は常に墜落に備えよ!! 重力操作――『
しかしそれを読んでいた半竜娘ちゃんの精霊術【
この術は、自由行動で咄嗟の使用が可能なのです。
地面があなたを熱烈歓迎!!
半竜娘(分身)の精霊術【降下】行使(咄嗟の使用):
知力反射9+精霊使いLv5+付与呪文熟達4+2D635+加速5-咄嗟の使用2=29 > 大蛮族鴎呪文抵抗18 ○発動!
さらに祈念して、大成功にできるか試みます。
半竜娘(分身)の祈念:2D633=6 > 現在因果点4 ○祈念成功!
祈念成功により、【降下】の精霊術はクリティカル扱いになります。(現在因果点4→5)
つまり?
「重力3倍じゃ~~~!! 落ちて潰れよ!!」
『『KUUUEEEEEEE!!!???』』
3倍重力により、大蛮族鴎は落下!!(半竜娘(分身)呪文使用回数8→7)
【聖壁】を迂回し、急降下攻撃を仕掛けようとしていたため、落下距離は10m!
大蛮族鴎の落下被ダメージ:
大蛮族鴎A:落下距離10/2×重力3倍×1D64=60
大蛮族鴎B:落下距離10/2×重力3倍×1D66=90
『『KUA!!??』』
大蛮族鷗はHP48なので、2匹とも墜死!!
「うむ、あとで羽を毟って防寒着をこしらえるのじゃ!!」
燃やしたりはしていないので、十分、防寒具の材料にできる品質はあるはずです。
『『TOOORRRR!!!』』
「攻撃は、通しません!!」
続いてトレントが投射型の精霊術(達成値20)で攻撃してきますが、文庫神官ちゃんの【聖壁】(達成値27)が全て弾きます。
『『GGRRROOOOOO!!!』』
「下賤な巨人も、通しません!!」
接近しようとする
『『『GGRRRREEEEMMM』』』
「キラキラしたって駄目です! 通しません!!」
別途接近しようとする
叩いてきます(ミスリルの拳:達成値26)が、それも【聖壁】(達成値27)が通しません。
石壁巨兵は、魔樹人を守るために動かないようですので、これで敵の手番は終了。
2ラウンド目以降は以下略!!
相変わらず文庫神官ちゃんの【聖壁】が『ここから先は一方通行だ!!』状態だったので、特筆することはありません。
半竜娘ちゃん(本体&分身)がバフを積み上げていき、自分に防御貫通の【竜爪】をかけたら、硬い神銀兵士も恐るるに足りません。
オラオラオラァ! 解体じゃ~~!! さらにプロテクションの外に出て戻ってを繰り返せば反撃の心配もなくノーリスクです。
またTS圃人斥候用の
森人探検家にも【竜牙刀】の術で、骨の鏃を連ねたような蛇腹剣を出してやり、それを一節ごとに切っ先から折って矢につけて飛ばせるようにしてやります。
これで森人探検家の矢も防御貫通効果が付与されてさらに強いです。
文庫神官ちゃんはひたすらに【聖壁】の維持に集中してもらいます。
やっぱりプロテクションは強い……。
半竜娘ちゃんが奇跡系統の術を、祖竜術にロンダリングしようとする気持ちも分かります。
あとは魔物の群れを殲滅したら、落ちてる
日が暮れるころには、家の建材や防寒具の材料、魔道具やその製造装置の材料等に使える資材が十分に貯まりました。
とはいえ、加工にも時間がかかるものがあるので、今作り始めている家やこの冬の防寒具に使うには間に合わないかもしれません。
なので、この素材を然るべきところに納めて、その代わりに加工済みの資材や完成品を安く譲ってもらえるように交渉する感じですね。
「はぁ~、つっかれた~~! 打ち上げ行こうぜ、飲まなきゃやってらんねーよ!」
「ほんとにね~~。疲れたわ……」
時間切れで召喚も打ち止めとなった途端に、TS圃人斥候は地面に大の字になって倒れ込み、森人探検家もペタンと座り込んでしまいました。
連戦の消耗は相当のものです。
「うむ! 大きくなった身体の馴らしも出来たし、いい運動になったのじゃ!」 「やはり実戦が一番じゃの!!」
「私はプロテクションを維持してただけでしたから、まあ……」
それに対して溌溂としているのは、大いに戦えて満足な半竜娘ちゃん
文庫神官ちゃんは一番の功労者ですし、ある意味タンクとしての役割を全うしたのですが、肉体的にはそこまで疲労していません。奇跡の維持は精神を削りますから、元気もりもりというわけではないですが。
「よーし、そんじゃあこれから打ち上げじゃな! 明日は、疲れをいやすために浴槽神の神官殿のエステの予約を全員分入れておるから、期待してくりゃれよ? それでは……いくぞー、皆の衆!」
「「「 お~!! 」」」
というわけで今回はここまで!
ではまた次回!
プロテクション便利すぎる……。
次回は新しいお家のお披露目紹介してマイホーム編〆+雪山ゴブリンズクラウンへの導入かと。