ゴブリンスレイヤーTAS 半竜娘チャート(RTA実況風) 作:舞 麻浦
閲覧、評価&コメント、お気に入り登録、誤字報告、感想記入、ここ好きタップ、ありがとうございます! 色々と小ネタを拾ってもらえるのもうれしいものです、ありがとうございます!
●前話:
>三ツ首の
『川を呪い、我が弟まで使役せんとするとは!』 『不遜の極み!』 『ど
>半竜娘
「待て! 話せば分かる!」
>三ツ首の
『『『 問 答 無 用 !!!
はいどーも!
【説得】コマンドを連打する、そんな実況はーじまー……はじまってるぅ!!?
このスケール感ですよ。
まるで城が歩いているかのような大きさです。しかも飛ぶ。
5m級の暴君竜牙兵でも、小ジャンプからの踏みつけ一発でぺしゃんこになりそうです。
「どーする、リーダー! 向こうはメッチャやる気だけどよ!」
TS圃人斥候が
実はすでにこの時点で、相手の第一手、雷電のブレスは発射済みで、その第一撃の三連射は、半竜娘の形代人形が維持していた【
雷が空気を焼いたオゾン臭が、ツンと鼻を刺激します。
「……ふぅむ、祖竜に連なる神獣とて、弱肉強食は世の理、いっそ喰ろうてやっても良いが――」 ぐるりと眼を巡らせて顎に手をやる半竜娘。
「ダメよ。絶対ダメ」 それを森人探検家が、真剣な表情で止めます。
「―― じゃよなあ。“川を堰き止めるもの”という異名をとるくらいじゃから、このあたりの川の流れや水量を管理しておる
殺したら、それによって制御を失った川の流れが暴走して、あたり一面が沈む、なんてこともあるかもしれません。
あるいは、あれが兄であるというなら、父や母も居るかもしれず、それは、いまこの足下に眠っているかもしれないのです。
「ていうか、ここの森のエルフにとって神獣なんだから、もし殺そうものなら永久に出禁にされるわ、出禁」
領域の神獣を殺すとか、宣戦布告も同義ですし。
特に
社会戦のダメージも大きいです。
「となれば、説得するしかあるまい」
「でも、話を聞いてくれるでしょうか」
「言葉を話す知能があるのじゃから、大丈夫じゃろ」
半竜娘ちゃんは、やや楽観視していますが……。
「そう上手くいくかねー」
「なぁに、聞かぬようであれば、
半竜娘ちゃんがニヤリと笑いました。
「……不安だわ」
「任せるのじゃ!」
というわけで、 戦闘 説得開始です!!
▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲
▼△▼△▼△▼△▼△▼
勝利条件・敗北条件を整理します。
◆半竜娘一党の勝利条件
モケーレ・ムベンベの三ツ首全ての説得
または
戦闘領域からのどちらかの逃亡
◇半竜娘一党の敗北条件
一党全員の戦闘不能
または
三ツ首のモケーレ・ムベンベの死亡
そして相手のスペックですが……、
三ツ首の
三ツの首それぞれが、噛みつき・ブレス・呪文を使い、
胴体は踏みつけ・吹き飛ばし・尾の薙ぎ払いを使えます。
つまり、4回行動!
さらに、毒と火に完全耐性を持ち、精神耐性も多少あるようです。
まー、基本的には耐えて耐えて【説得】コマンド連打です。
いやだって、ボコって兄とか姉とか従兄とか父とか母とか叔父とか叔母とか祖父とか祖母とか出てきたら怖いですし(ボコれるとは言ってない)。
最終的に首12本の最上位モンスターが出てきたりすると、非常に辛いところ。
……一ツ首の弟と、三ツ首の兄を比べると、その父祖は山ほどの大きさになりそうだし、なんならこの森自体が、実は高祖父の背中に乗ってましたー、すら、ありうるというね……。
「……少しくらいは、やり返しても―― かまわんか」
【説得】しろって言ってんの!!
「オオオオオオオオォォォォォオオ!! 力比べと参ろうぞ!! 【筋力上昇の秘薬】も飲んで!
「こちらもじゃ!
十分に集中した*1半竜娘ちゃんとその分身の10倍巨大化呪文が発動。
「お姉さま! 私も乗ります! 【
「よかろう! 来るのじゃ!」
文庫神官を拾い上げた身長27mの半竜娘ちゃん×2が、三ツ首のギドラを押さえに掛かります。
ちなみに、暴君竜牙兵は、この戦闘には参加させず、既に小鬼の居る方向へと向かわせています。
彼らに骨の身体を与えたのは、小鬼を殺させるためですからね。
巨獣に向かわせるためでも、自分たちの援護をさせるためでもありません。
というわけで、ドラゴンレスリング開幕です!!
「「 イイイィィイヤアアアアアアアッッッ!!! 」」
ずぅん、と鈍い重低音でぶつかり合う巨体!
三ツ首のモケーレ・ムベンベが、前腕を変化させた【竜翼】を大きくはためかせ、突風を振りまきます!
「うぉわっ!!?」
TS圃人斥候が、体重が軽いことの影響もあり、耐えきれずに吹き飛ばされました……。
いえ、この機会に戦場から離脱して機を伺うことにしたのかもしれません。
サボりの可能性もありそうですが。
衝突音と羽ばたきの突風に驚いて、周りの森からたくさんの鳥が一斉に飛び立ちました。
三つの首がうねり、半竜娘ちゃんズを締め付けますが、半竜娘ちゃんズも負けじと押し返します。
半竜娘の【怪力】判定:目標値30 ~ 45 ~ 60
本体:体力集中11+加速5+武道家Lv6+筋力上昇の秘薬2+巨大化補正2+2D663=35
分身:体力集中11+加速5+武道家Lv6+筋力上昇の秘薬2+巨大化補正2+2D661=33
二者協力! 片方の達成値を1/2にして加算!
達成値 35+(33×1/2)=51 > 目標値45
分身と力を合わせて首2つと拮抗できてますが、3本目の首までは手が回らない、というところですね。
―― つまり、相手はこの状態で、首が1つフリーです。あかん(あかん)。
「―― プロテクション!! 通しません!」
フリーで残った首から吹き出された
半竜娘の【交渉(物理)】判定:
体力集中11+加速5+巨大化補正2+2D665-胡乱さ7-肉体言語8=14
反応は、
まあ、初手ぶつかり合いで、敵対状態が悪化しなくて良かったです。
出目が良かったので、たぶん、ぶつかり合うことで分かりあう何かが多少あったのでしょう。
また、相手の声を聞くに、最初の雷電の息吹を防ぎ切ったので、まず相手の思惑を外すことができていたようです。
いえ、あのもう一体の一ツ首のモケーレ・ムベンベの巨体を見失うってこともないでしょうけどね。
三ツ首も、引き離されるのを見越して、多少足止めされても追いつけるように【
「おい、“川を堰き止めるもの”よ!! 我らは、川を浄化しに来たのじゃ!! 貴公の弟には手を出しておらんし、川を呪ってもおらん!!」
半竜娘の【交渉(説得)】判定:
知力集中11+加速5+2D621+真実を話す3-死人占い師Lv3-胡乱さ5=14
反応は、
死人占い師なので説得力に職業Lv分のマイナスが入ってますね……。残当。
出目も腐ってるし……。
あと状況的に、めちゃくちゃ怪しいので、『
多分、真摯に説得を続ければ、この『胡乱さ』ゲージは徐々に下がっていくはずです。
とりあえず、中立的反応を引き出せたので、これ以上のヘイト蓄積は避けられました。
「こやつらは、そこな堤防砦に巣食う小鬼に殺された者どもよ! 善き
お、応報復讐については、モケーレ・ムベンベにも多少は共感を得たようです。
半竜娘の【交渉(説得)】判定:
知力集中11+加速5+2D624+応報への共感2-死人占い師Lv3-胡乱さ2=19
反応は、
そう言って、半竜娘ちゃんは、取っ組み合いの隙を見て腕を動かして、ここよりさらに上流を指さし、“堤防砦”とやらの方を睨みます。
これは、死霊たちから聞き出した情報で、上流には、川の流れを堰き止めるように建てられた太古の砦があるとのこと。
イメージ的には、アンコール・ワットやティオティワカンみたいな石積みの神殿と融合するようにして、その背景に巨大ダムと大樹を有機的に組み合わせたみたいなのが建ってるような感じです。基本、ダムです。
実際にその通りのものが建っていることは、TS圃人斥候が隠密行して確認済みです。
「然り!! 何者かの支援を受けた小鬼が居るようじゃ!! 呪いの源は、ここな串刺しの川辺だけではない!! あの堤防砦よ!!」
半竜娘の【交渉(説得)】判定:
知力集中11+加速5+2D635-死人占い師Lv3=21
反応は、
おお!
胡乱さが抜けて、イイ感じに好印象になってきましたね。
あと、感触的にも、“堤防砦” “堰の砦”は、モケーレ・ムベンベにとってもキーワードっぽいですね。
“門の約定”?
まあ、この辺りはその“堰の砦”が建てられたであろう遥か太古の時代から、モケーレ・ムベンベの領域であったはず。
つまり、“堰の砦”を建てるためには、モケーレ・ムベンベの許しがあったはずです。
あるいは―― 契約、約定。そのようなものが。
「門の約定とは、なんじゃ!?」
「じゃーかーらー!? 手前らは! 冒険者なんじゃって! 川の水の! 呪いを! 調べに来たんじゃ! “門”やら何やら知らんて!!」
半竜娘の【交渉(説得)】判定:
知力集中11+加速5+2D611-死人占い師Lv3 ファンブル!!
デデドン!
あかーん! ファンブった!!
説得力皆無過ぎた!?
「あーもーーー! やると思った! 絶対、あの子に交渉は無理だと思ったのよ!! 交易神様、どうか、どうか、1日1度の《
あらかじめ朝のうちに唱えて待機させておいた【
今回も大活躍ですね。……肝心なところでファンブルが良く出るだけな気もしますが。
リアルラックに不安のあるPLには必須の呪文ですよ、これは。
――
「「 ぷわっ!? 冷たっ!? 」」
「熱くなりすぎ! きちんと話し合いなさい!
はい、ノーサイド! ノーサイドです!
ファンブルひっくり返して、クリティカルにしたんだから、もうノーサイドでいいですよね!?
いい加減、文庫神官ちゃんのプロテクションが限界ですし、形代人形のフォースフィールドのストックも尽きます。
「「 こちらは話し合おうとしておったじゃろ…… 」」
いや、文庫神官ちゃんも【
どうやら、秩序側の神の専用奇跡を見せることが、身の潔白を示す一つの方法だったようですね。
とりあえず、 戦闘 交渉終結!!
▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲
▼△▼△▼△▼△▼△▼
「それで、“門の約定”やら言うのは、何なんじゃ?」
川の
あ、吹っ飛んでしまっていたTS圃人斥候は、枝に引っ掛かっていたのを見つけて、回収しています。サボりの可能性を疑ってごめんね。
5体の暴君竜牙兵は、本懐を果たすべく、ゴブリンにとっての
『『『 本当に知らんのか。……あの“堰の砦”は、落下する水を原動力にした機構が、封印を維持しておるのだ。我らはその封印を守ってきた。……魔術師との約定でな 』』』
「そも、その封印というのが何なんだか?」
『『『 それも伝わっておらんのか。
「その“堰の砦”の地下、落ちる水の滝壺のさらに底に……?」
「そして、いま、その城砦は、小鬼の住処……ってか?」
『『『 まったく、弟は何をしておったのだか。というか、今も何をしておるのか。
「は?」
『『『 うん? 不可避の周期の問題でな、封印が緩む日が来るのは致しかたないと
「あー、うーむ。なるほど、“地獄”というのはそういうことじゃったか……、であれば、多分来るとは思うぞ。あの文庫で解読された石板の内容がそれじゃろ?」
「……ええ、わたくしも解読に参加しましたから。確かにそのような内容があったかと。そして、その内容は、もう王都にも伝わっているはずです」
『『『 ふむ、であれば支障ないであろうな 』』』
「地獄の封印と、ゴブリンはやはり関係しておるのじゃろうなあ」
「川の汚染と呪いも、封印を緩めんとする一環でしょうか」
「無関係と考えるよりは、関係あると想定しておいた方が良いと思うわ」
「えーと、てーことは、川の汚染と呪いの解決のためには、その“堰の砦”や“地獄の門”の方へまで行って、ゴブリンやらなにやら片付けて、汚染源を排除して、遺体があったら弔って、諸々浄化して……ってしねーと、
「そうじゃろうなー」
はい、お掃除のためには、まだまだやることがあるようですよ?
「死霊の語った情報によると、まだ“堰の砦”には、生きてる捕虜が居る可能性があるらしいですし」
『『『 む。それでは、砦の中に
「建物自体を崩すのもだめよ? リーダー?」
「はいはい、分かっておるのじゃ。大体、手前も潜入ができん訳ではないのは、知っておろう?」
「……ゴブリン
「や、やめてくださいよう……」
フラグって言うんやで、それ。
というところで、今回はここまで!
ではまた次回!
森人の里の結婚式に、全然行けない……! 現時点で、結婚式があることすら知ることができてない。そっちのフラグが全く立たない……!
(半竜娘ちゃんって、実は、剣の乙女さんとも直接の面識はないし、高貴な方との縁が遠いのです。面識があるのは
あ、堰の砦が、水力を利用して封印してるとか、封印自体がその砦にある、というのは、原作には明記されてません。モケーレ・ムベンベがそのような封印を守る役目があるとも書かれてません……が、彼らの領域に砦があることから、そのように想像しました。
===
一方そのころ。
◆森人の里に、朦朧としたモケーレ・ムベンベ(一ツ首)襲来。
『MMOOOKKEEEELLL!!!!』
蜥蜴僧侶「おお、これはまた巨大な……! ここにあの姪御殿が居れば、拙僧も巨大化して押し
幼竜娘三姉妹「「「 できるよー 」」」
蜥蜴僧侶「なんと!?」
幼竜娘三姉妹「えーと、この
蜥蜴僧侶「ほうほう」
幼竜娘三姉妹「「「
幼竜娘三姉妹「「「 ――
蜥蜴僧侶「しからば、頼み申したぞ!!」
幼竜娘三姉妹「はい。合同詠唱、始め。――
幼竜娘三姉妹「「「 【
蜥蜴僧侶「おお。これならば……。行けますぞ! イイイィィイヤアアアアアアア!!!」
===
感想や評価&コメをいつもありがとうございます! 皆様の応援まことにありがとう存じます……!