こんなありふれもありえた   作:ラプラスの悪魔

11 / 17
結構な時間が空いてしまいました、申し訳ありません。

構想が浮かんでなかったとか・・・ではなく普通に時間がありませんでした。

あと、サブタイのcase5-3について。

クラスメイトサイド書かないので使わないよ!って否定してきましたが。

使わないで、exとかver的なのを考えるのが面倒になったのであえて5-3です。


サブタイと今までの予告から理解してもらえると思いますが、
オスカーの隠れ家からライセン大峡谷への話です。

・ユエとは合流してますが、優花が本妻なので。
しかも、香織と雫がユエよりハジメに大事にされる状態なので。ユエは・・・仲間?シアと同類扱い?かもしれませんね。


case5-3 「陽の当たる場所への帰還と残念兎」

奈落の底に()()()()()からおよそ3ヶ月。

(オスカー・オルクスの隠れ家で原作通りアーティファクト作成したり、鍛錬したり。)

 

やっと5人が地上へ出ると決めた日が来た。

余談ではあるが、5人のステータスはこんな感じになっていた。

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

南雲ハジメ 17歳 男 レベル:???

 

天職:錬成師

 

筋力:13550

 

体力:15426

 

耐性:14671

 

敏捷:14480

 

魔力:15780

 

魔耐:15780

 

技能:錬成[+鉱物系鑑定][+精密錬成][+鉱物系探査][+鉱物分離][+鉱物融合][+複製錬成][+圧縮錬成]・魔力操作[+魔力放射][+魔力圧縮][+遠隔操作]・胃酸強化・纏雷・天歩[+空力][+縮地][+豪脚][+瞬光]・風爪・夜目・遠見・気配感知[+特定感知]・魔力感知[+特定感知]・熱源感知[+特定感知]・気配遮断[+幻踏]・毒耐性・麻痺耐性・石化耐性・恐慌耐性・全属性耐性・先読・金剛・豪腕・威圧・念話・追跡・高速魔力回復・魔力変換[+体力][+治癒力]・限界突破・生成魔法・言語理解

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

園部優花 17歳 女 レベル:???

 

天職:投術師

 

筋力:14178

 

体力:11259

 

耐性:12890

 

敏捷:17080

 

魔力:11560

 

魔耐:11560

 

技能:投擲術[+投擲速度上昇][+飛距離上昇][+遠隔回収][+遠隔操作][+目標補足][+自動追尾]・火属性適性[+消費魔力減少][+発動速度上昇][+効果上昇][+属性付加][+連続発動][+複数同時発動]・雷属性適性[+消費魔力減少][+発動速度上昇][+効果上昇][+属性付加][+連続発動][+複数同時発動]・気配感知[+特定感知]・魔力操作[+魔力放射][+魔力圧縮][+遠隔操作]・胃酸強化・纏雷・天歩[+空力][+縮地][+豪脚][+瞬光]・風爪・夜目・遠見・魔力感知[+特定感知]・熱源感知[+特定感知]・気配遮断[+幻踏]・毒耐性・麻痺耐性・石化耐性・恐慌耐性・全属性耐性・金剛・威圧・念話・追跡・高速魔力回復・魔力変換[+体力][+治癒力]・限界突破・生成魔法・言語理解

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

ユエ 323歳 女 レベル:75

 

天職:神子

 

筋力:220

 

体力:350

 

耐性:150

 

敏捷:220

 

魔力:7980

 

魔耐:8120

 

技能:自動再生[+痛覚操作]・全属性適性・複合魔法・魔力操作[+魔力放射][+魔力圧縮][+遠隔操作][+効率上昇][+魔素吸収]・想像構成[+イメージ補強力上昇][+複数同時構成][+遅延発動]・血力変換[+身体強化][+魔力変換][+体力変換][+魔力強化][+血盟契約]・高速魔力回復・生成魔法

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

八重樫雫 17歳 女 レベル:???

 

天職:剣士

 

筋力:14950

 

体力:15190

 

耐性:11470

 

敏捷:20150

 

魔力:12780

 

魔耐:12780

 

技能:剣術[+斬撃速度上昇][+抜刀速度上昇]・縮地・魔力操作[+魔力放射][+魔力圧縮][+遠隔操作]・胃酸強化・纏雷・天歩[+空力][+豪脚][+瞬光]・風爪・夜目・遠見・気配感知[+特定感知]・魔力感知[+特定感知]・熱源感知[+特定感知]・気配遮断[+幻踏]・毒耐性・麻痺耐性・石化耐性・恐慌耐性・全属性耐性・先読・金剛・豪腕・威圧・念話・追跡・高速魔力回復・魔力変換[+体力][+治癒力]・限界突破・生成魔法・言語理解

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

白崎香織 17歳 女 レベル:???

 

天職:治癒師

 

筋力:10150

 

体力:11975

 

耐性:16204

 

敏捷:11025

 

魔力:21860

 

魔耐:21860

 

技能:回復魔法[+回復効果上昇][+回復速度上昇][+複数同時発動][+イメージ補強力上昇][+浸透看破][+範囲回復効果上昇][+遠隔回復効果上昇][+状態異常回復効果上昇][+消費魔力減少][+魔力効率上昇][+連続発動][+複数同時発動][+遅延発動][+付加発動]・光属性適性[+発動速度上昇][+効果上昇][+持続時間上昇][+連続発動][+複数同時発動][+遅延発動]・高速魔力回復[+瞑想]・魔力操作[+魔力放射][+魔力圧縮][+遠隔操作]・胃酸強化・纏雷・天歩[+空力][+縮地][+豪脚]・風爪・夜目・遠見・気配感知[+特定感知]・魔力感知[+特定感知]・熱源感知[+特定感知]・気配遮断[+幻踏]・毒耐性・麻痺耐性・石化耐性・恐慌耐性・全属性耐性・金剛・威圧・念話・追跡・魔力変換[+体力][+治癒力]・限界突破・生成魔法・言語理解

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

ユエのチートっぷりも凄いのだが、他の4人のステータスが。

 

・・・もはや人類かすら危うい数値と技能である。

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

出発までのおよそ2ヶ月の間のこと。

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

 

最下層のラスボスであるヒュドラを倒し、オスカーから世界の真実を聞かされた5人は。

 

「俺はこの世界の事はどうなろうとどうでもいい。だが、優花や香織や雫が傷つけられるなら神だって殺して日本に帰る。」とハジメ。

 

「ハジメがいるから、私はここにいる。()()()()()()であるハジメが為すことをずっと傍で支え続けるわ。」と優花。

 

「ハジメ君が望むことが私の望み。それを邪魔するものは例え人でも神でも排除して斬り捨てる。」と雫。

 

「ハジメ君は私の世界一大好きな人。ハジメ君も雫ちゃんも優花ちゃんもユエももう傷つかせない。私が癒やすよ。」と香織。

 

「・・・私にはもう帰る場所が無かった。でも4人が私に名前と居場所をくれた。だから私も・・・頑張る。」とユエ。

 

 

 

流石にオスカーは畑の肥料にはされず、菜園の片隅にハジメが錬成で骨壷を作り、キリスト教系式で立派な墓を作った。

 

その際に、オスカーが嵌めていたオルクスの指輪が必要だと気づいた5人は手を合わせ指輪を頂戴していた。

 

まず、奈落に落ちた直後の失ったハジメの左腕の制作。(神水では治らなかったため。)

 

次に、ユエを除いた3人の当番制で料理を作ることになった。 (ユエはアレンジと言う料理を駄目にする事が多々あったので。)

 

更には、ハジメの生成魔法を使った錬成で各々の武器や装備を新調。移動手段も確保という事でアーティファクトが量産された。

 

ハジメは、「ドンナー&シュラーク」のガンガタスタイル+近接攻撃手段として雫に八重樫流を習い剣術(刀剣術)を身につけた。

ハジメの刀は雫と対になる「白刀・桜吹雪」と名付けられた、雫によって。

(原作通り、殲滅力や貫通力の問題でシュラーケンやオルカン等も開発しています。)

 

優花は、投擲術に磨きをかけハジメ作の「縮地を組み込んだ投げナイフ(刺さった結果しか残らない)」や「投擲するだけで込めた魔力の量に応じて分裂するナイフ」と、

いざという時のために、小型のドンナー&シュラークを持ちガンガタスタイルも身につけた。

(ちなみに優花の小型のドンナー&シュラークの名称は「アイビー」と「サルビア」と優花が名付けた。ナイフの方は「シュバルツシルト」と「クロックスオーバー」となった。)

 

雫は、八重樫流剣術を更に極めて、優花と同じ様にガンカタスタイルも身につけた。ハジメが雫のために作った刀は「黒刀・千本桜」と名付けられた。

(優花と同じ、小型のドンナー&シュラークには雫が「フジ」と「ブーゲンビリア」と名付けた。)

 

香織は、ユエと魔法の特訓をしながらやはりハジメのガンガタスタイルで攻撃手段を持とうと死にものぐるいで努力した。

(香織に与えられた小型のドンナー&シュラークは「キキョウ」と「ナズナ」と名付けた。もちろん香織が。)

 

ユエは香織と優花に魔法の特訓を、ハジメと雫には対魔法使い用の戦いの持ち回りなど・・・。

全員で原作ハジメの行なった核撃ち特訓等もしました。

と、各々の技能を伸ばすための特訓がかなり続いた。

(余談としてユエにも小型ドンナーを与えたら、迷わず「サクラソウ」と名付けたらしい。)

 

移動手段としてはサイドカー付きの二輪が1台。通常の二輪が二台。

四輪としてキャンプカーサイズ(最大20人は乗れる・ベット・トイレ・風呂・上下水(魔法と濾過で)・冷蔵冷凍庫・キッチンetc)を作り上げた。

(※四輪を作ったときはユエを除く三人の意見が大いに反映された結果だと言っておきます。)

 

で、奈落を攻略する間お世話になった神水が20本分ぐらいを残して、神結晶が枯渇したため魔力を注いでみたが反応が無かったので。

 

優花には、ハジメの紅に似たルビー色の指輪とネックレスとイヤリングを。

 

雫には、瑠璃色に似たラピスラズリ色の指輪とネックレスとイヤリングを。

 

香織には、白菫色に似たラブラドライト色の指輪とネックレスとイヤリングを。

 

ユエには、金色に似たゴールドシーンサファイア色の指輪とネックレスとイヤリングを。

 

(※この時点で渡した指輪には簡易レベルの宝物庫機能がついています。)

 

各々の神結晶に魔力を貯める効果があるのであくまでも装飾品として非常時のためにハジメは渡したのだが・・・。

 

「「「「プロポーズ!!!!」」」」

 

と顔や耳までを真赤にした4人に話が通じるわけがなく、

 

「あ、いや、魔力枯渇を防ぐための装飾h・・・・アーーーーーーッ!!!

 

と、数日の間ハジメは寝室のある部屋から出てくることは無かったという・・・。

 

そんな感じの厳しくも甘い(?)2ヶ月が経過し、次の大迷宮へと向かうことに。

 

 

 

「皆、俺の武器や俺達の力は、地上では異端だ。聖教教会や各国が黙っているということはないだろう」

 

「ん……」「近代兵器すぎるからね。」「ハジメ君やりすぎよね。」「敵対するなら切り倒しましょう。」

 

「兵器類やアーティファクトを要求されたり、戦争参加を強制される可能性も極めて大きい」

 

「ん……」「絶対に渡さないけどね。」「渡したら世界大戦だよ。」「神の駒として利用されるつもりはないわ。」

 

「教会や国だけならまだしも、バックの神を自称する狂人共も敵対するかもしれん」

 

「ん……」「ま、誘拐犯と扇動犯だしね。」「リリィとかいい娘もいたけど教会と神は駄目だね。」「十中八九私達の邪魔をしてくるでしょうね。」

 

「世界を敵にまわすかもしれないヤバイ旅だ。命がいくつあっても足りないぐらいな」

 

「今更……」「「「私達は最後まで生き残るし、死ぬときもハジメ(君)と一緒にって覚悟はとうに出来てる(わ)」」」

 

 

ハジメは一呼吸を置くと、キラキラと輝く4人の紅眼を見つめ返し、望みと覚悟を言葉にして魂に刻み込む。

 

 

「俺が皆を、皆が俺を守る。各々に守り合う。それで俺達は最強だ。全部なぎ倒して、世界を越えよう!」

 

「んっ!うん!ええ!そうね!」

 

 

そして、魔法陣が発動し光が収まった。空気感でさっきまでいた所とは違うのはわかるのだが。

 

 

 

・・・・洞窟だった。

 

 

 

「・・・なんでやねん」

 

 

「ハジメ、それはボケたの?反逆者の隠れ家に通じる秘密の通路なら隠すでしょ?」と優花。

 

「・・・ん。優花の言う通り。」とちょっと呆れたようなユエ。

 

「「まぁ、でもそれもまたハジメ君らしいわ。」」と楽しげに見つめてくる香織と雫。

 

という一幕がありながら、進んでいくとオルクスの指輪が反応し扉が開いて、罠も自動的に止まった。

 

そうして進むこと数分。遂に光が見えてきた。

 

人工的な光や緑光石などの光ではない。太陽が照らす自然の光だ。

 

思わず5人はそれを見て走り出し、光の照らす方へと駆け出して行った。

 

 

そのまま光の中に飛び込むように駆けた5人が出た場所。

 

 

そこは【ライセン大峡谷】と呼ばれる場所だった。

 

 

どんな場所かは関係なく5人には地上に出た喜びを。太陽の光を浴びれることを。風に乗って鼻腔をくすぐる大地の匂いを。

 

 

「よっしゃぁああーー!!戻ってきたぞ、この野郎ぉおー!」

「んっーー!!」

「やっと地上に帰ってきたんだぁぁ!」

「長かったわ・・・でもやっと・・・んぅぅ」

「太陽ってこんなに眩しかったっけ?風ってこんな気持ちよかったかな?」

 

白髪の男と白髪の女3人と金髪の女の子は輪を組む様にはしゃぎ回った。それはもう【ライセン大峡谷】に響き渡るようなぐらい。

 

 

・・・そんだけ騒げば魔物も寄ってくるよね?と言わんばかりに囲まれていた。

 

 

【ライセン大峡谷】では魔力が分解される。これはトータスでの常識なので・・・。

 

 

「皆、せっかくの喜びを邪魔するこの無粋な奴らを魔法以外で倒すぞ!」とハジメ。

 

「「「「ん!(うん、ええ、はい!)」」」」

 

ハジメはドンナー&シュラークで。優花は投げナイフで。ユエ・香織は銃で。雫は刀で。

 

 

・・・・ほんの3分も経たずに周囲の魔物は全滅した。

 

 

「弱くね?ここの魔物。ライセン大峡谷の魔物って凶悪だった筈。」

 

「・・・ハジメ達が化け物。」

 

「「「その言い方はちょっと・・・だけど奈落の魔物が強すぎたってことよね。」」」

 

 

「とりあえず、ライセン大峡谷にも大迷宮があるはずだから探しながら樹海側に向かうか。」

 

「・・・なぜ樹海側?」

 

「ユエ、なんの準備もなしに砂漠超えてグリューエンに向かいたい?」

 

「とりあえず街があったはずよね・・・ブルックだったかしら?」

 

「宿に泊まりたいし、色々買い物もしたいよね。」

 

とりあえず、樹海側に向かって進むことに決めた5人はハジメが出した2台の二輪に乗って移動し始めた。

 

片方はハジメが運転し、後ろに優花。もう一台は雫が運転し、前にユエ、後ろに香織。

(この分担になる時に優花以外の三人が揉めた事は言うまでもない。)

 

ライセン大峡谷を道なりに走っている最中も、所々で魔物が現れたがそれぞれ後部に乗っている優花と香織が各々あっさり倒していた。

 

しばらく走らせていると今までと違う魔物の咆哮が聞こえたので、ある程度の距離を置いて二輪を止めると。

 

双頭のティラノサウルスモドキっぽい魔物に追われている半泣きで逃げ惑うウサミミを生やした少女がいた。

 

「・・・なんだあれ?(ウサミミ美少女だと!ピクピク)

 

「・・・兎人族?」

 

「亜人族って樹海の中にしかいないはずじゃ?(あ、ハジメあの娘気になってるわね)

 

「確か王国で読んだ本だと犯罪者に対する処刑の方法としてあったわね。」

 

「あんな娘が・・・犯罪?なんか信じられないけど、見た目で判断は出来ないかな?」

 

5人とも呑気に会話しながら今すぐ助けようという気配はないらしい。

 

ユエの時とは違い助けることによって更にトラブルに巻き込まれる可能性が高そうだからか。

 

なんて事を考えている間に、そのウサミミ少女は双頭ティラノサウルスもどきから隠れながらハジメ達を見つけたようだ。

 

「だずげでぐだざ~い!ひっーー死んじゃう!死んじゃうよぉ!だずけてぇ~おねがいじますぅ~!」

 

涙ながらに今にも捕食されそうなウサミミ美少女に助けを求められたハジメ達は・・・・。

 

「うわ・・・モンスタートレインかよ、勘弁してくれ」

「確かハジメの好きなゲームだとMPK(モンスターによるプレイヤーキル)とか言うんだっけ?」

「・・・迷惑。」

あのウサミミはモフモフしたいけど・・・流石に全て助ける訳にはね。」

「うーん?ねぇ皆、トラブル抱えてもあの娘助けた方が・・・。」

 

ハジメ達の言葉が聞こえていた訳ではないだろうが、助けてくれなさそうな気配は感じたのだろう。

 

「まっでぇ~、みすでないでぐだざ~い! おねがいですぅ~!!」

 

「香織、どうしてだ?トラブルを抱え込んでまで助けるメリットがあると?」

「樹海に向かうんだよね?樹海って亜人族以外だと霧で迷うんじゃなかったかな・・・」

「・・・そうだった。助けよう?ハジメ」

「そう言われると否定出来ないわね。ウサミミモフモフさせてもらえるかもだし

「ハジメ。迷ってるなら行動しましょ?助けなかった事、後悔したくはないでしょ?」

 

「わかったよ・・・とりあえずは助けてアイツに詳細を聞いてからだ。」

 

双頭ティラノが、ウサミミ少女に追いつき、片方の頭がガパッと顎門を開く。ウサミミ少女はその気配にチラリと後ろを見て目前に鋭い無数の牙が迫っているのを認識し、「ああ、ここで終わりなのかな……」とその瞳に絶望を写した。

 

が、次の瞬間、

 

ドパンッ!!

 

と頭部が弾けた双頭ティラノが倒れた衝撃でウサミミ美少女が吹き飛び、狙いすましたようにハジメの方へ。

 

「きゃぁああああー! た、助けてくださ~い!」

 

そこで受け止めるのが普通。だが奈落で変心したハジメクオリティは一歩先を行く。

 

無言で二輪を後退させ華麗にウサミミ美少女を避けた。

 

「えぇええーーーー!!?!」

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

 

※このシーンだけはカットしない方が面白いと思い追加。

 

「で、でも!胸なら私が勝ってます!白髪の女性達には敵わないかもですが、そっちの女の子はペッタンコじゃないですか!」

 

~〝ペッタンコじゃないですかぁ〟〝ペッタンコじゃないですかぁあ〟〝ペッタンコじゃないですかぁあぁ〟~

 

峡谷に命知らずなウサミミ少女の叫びが木霊する。

 

ハジメは「あ~あ」と天を仰ぎ、無言で合掌する。ウサミミよ、安らかに眠れ……。

 

優花・雫・香織達も、流石にそれは言っちゃいけないと瞑目した。

 

震えるシアのウサミミに、囁くようなユエの声がやけに明瞭に響いた。

 

―――― ……お祈りは済ませた?

 

―――― ……謝ったら許してくれたり?

 

―――― ………… 

 

―――― 死にたくなぁい!死にたくなぁい! 

 

「〝嵐帝〟」

 

 

―――― アッーーーー!!

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

そんなこんなな原作通りの流れがありつつ。

 

ウサミミ美少女=シアを樹海の案内の為に助け、ハウリア族を助け。

 

峡谷の入り口でハウリアという獲物を狩るため待っていた帝国兵達が、ハジメ達の逆鱗に触れ。

 

ハジメ・優花・香織・雫に一人残らず抹殺され、ユエの魔法で谷底に片付けられた。

(ハジメは優花達の手を汚させる気は無かったが当人達の強い希望により折れました。)

 

そしてハルツィナ樹海へと。




前書きにも書きましたが大変遅くなりました。

前話予告通り、奈落攻略は完全にカットしてます。
ほぼ変わる要素ないので。
更にヒュドラ討伐→オスカーに真実を聞いた→各々の決意までは書きました。

原作通り2ヶ月の準備期間を設けましたがその間の詳細はほぼ触れてません。
だってレーティングに引っかかるから。

キャラ各々の心情描写が多少なりとも原作と違うのは、やっぱり一人じゃなく多人数いるから。という設定にしてます。

ユエ独占本妻ハーレムではなく優花本妻ハーレムなので、ユエが優遇されるという描写はほぼ無いです。

シア登場からの残念っぷりをもっと書こうと思ったのですが、
カム合流→樹海での出来事まで書くだけでも多分+10000文字は書き起こす事になりそうだったので、断念してカットしました。

※ステータスについてはほぼ適当です。

※※ハジメ以外の全員に銃を持たせたのは中距離攻撃手段が必須だからと思ったからです。ちなみに名称の理由は「花言葉」を調べて下さい。

※※※決意の台詞きちんと読んで頂けましたか?
原作と違い、ユエに言及しているのは香織だけです。
仲間が傷つけられたら怒りますが、まだハジメのユエに対する扱いもそんなに高くないという点を理解してもらう為の台詞です。脱字ではありません。

最近不調気味(夏バテ?)なので、次はまた時間が空くかも知れません。

優花本妻ルートのハジメヒロイン枠についてですが、原作通りに進んだら……ユエしかひんぬー枠がいないのです(笑) なのでひんぬー枠ヒロイン追加は必要かのアンケートとなります。一応次のライセン大迷宮攻略話を書くだろう期間までとなります。(いつ頃かは未定)

  • ミレディもひんぬー枠ヒロインに入れよう!
  • 奈々っていうひんぬー枠が入るからいらない
  • 愛ちゃんと奈々も入るからもう良くない?
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。