こんなありふれもありえた   作:ラプラスの悪魔

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前書きには詳細は書きません。

とりあえず現段階でプロットとして1話で完結しない内容程度の構想はあります。

うまく文章に出来るかどうかは分かりませんが。


・・・という事で、初めての分話スタイルで書いてみます。


話のつながりおかしいよ?とか色々あるかもしれませんが、優しい気持ちで読んであげてください(懇願





こんなありふれもありえた 優花本妻ルート
case5-1「藤色からハジまる物語」


「ふふっ、どうハジメ(・・・)。美味しい?」と僕に笑顔を向けながらそう言ったのは、

 

「うん、優花さん(・・・・)。このコーヒーもオムライスもとっても美味しいよ!」

 

 

そう。ここ園部家が経営する洋食レストラン「ウィステリア」の看板娘でもある園部優花だ。

 

 

「僕はコレならどちらもお店で出せる味だと思うんだけど、資格が必要になるんだよね?」

 

 

「最低でも調理師免許とかは必要だろうけど、お店で出すってなると色々とね。」

 

 

「あ!でもやっぱり出してほしくはないかも・・・。」と頬をかくハジメ。

 

 

「まさか、『僕だけに出して欲しい味』とか恥ずかしい事言わないわよね?」とからかう優花。

 

 

「うん。『この味は』僕だけがって思っちゃった。優花さんの将来考えると難しいのにね。」

 

 

「・・・。もうっ、ホントにハジメは突然そういう事いうんだからっ。」頬を赤く染めモジモジする優花。(大変珍しい光景です。)

 

 

 

そう、これはトータスに召喚される前日の夜。

 

 

店の閉店後に両親の許可を取り、

 

 

優花がハジメに店内で作った料理とコーヒーをご馳走していた、そんな日常の光景。

 

 

そんな日常が、次の日の昼に終わるとも知らずにいた頃の2人の会話の一部分。

 

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

 

 

そもそも、ハジメと優花はいつ接点を持ったのか。

 

 

それは中学2年生。そう、白崎香織が南雲ハジメに「好意と憧れ」を持ったあの日の後の事である。

 

 

あの後、偶然にもウィステリアとかかれた個人経営っぽい洋食店を見つけ

 

 

(両親とも今日は多分修羅場のはずだし、ここで食べていこうか。)とそのお店に入った事が始まりである。

 

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

カランカラン。

 

 

 

「いらっしゃいませ!ウィステリアへようこそ。お一人様ですね、お席へご案内します。」

 

 

と切長の目をしており少し勝ち気な印象を与える栗毛の髪の可愛い女の子の店員が案内してくれた。

 

 

「ご注文がお決まりになりましたら、お声がけください。」と丁寧な仕事っぷりを見せてくれる。

 

 

「今日初めて来たんですけど、さっぱりした系のメニューで何かお勧めはありますか?」と聞くと、

 

 

「それでしたら。こちらと、こちらの組み合わせのセットがお薦めですよ?」と水を持って来てくれていて、メニューを指差しながら親切に教えてくれた。

 

 

「じゃあ、そのセットと食後にデザートのショートケーキ一つとアイスコーヒーをお願いします」

 

 

「かしこまりました。こちらのセットと食後にショートケーキ一つとアイスコーヒーですね。」と注文表に書き込み、

 

 

「注文入りました、こちらお願いします」

 

 

と父親っぽい人へとオーダーを通してくれた後、頼んだ物が出来上がるまで時間があって偶然にも他のお客さんがいなかったタイミングだったからなのか。

 

 

 

 

「あれ?その制服って、ウチの中学の制服よね。失礼だけど、名前と学年聞いてもいいかな?」と彼女が声をかけてきた。

 

 

「あれ?同じ中学の人だったんですか?僕は2年の南雲ハジメです。」

 

 

「2年?同い年?南雲ハジメ?んー? あ、もしかして隣のクラスで有名な"学校に寝に来て終わったらすぐ帰宅しちゃう"南雲君?」

 

 

「・・え?そんな言われ方してたの?同じクラスに他に南雲は居ないのでそうだと思う。」

 

 

「あ、色々と失礼な言い方しちゃってゴメンね?私はこの店の娘で、隣のクラスの園部優花って言うの。」と言いつつ隣の席に座った。

 

 

「え?ここって園部さんのお店だったんだ?・・・そうなんだ。なら、学校での事は園部さんになら話しても大丈夫かな。

 

 

僕の父親はゲーム会社の社長で、母親が漫画家で。どっちもよく修羅場になるから手伝いをやってて寝不足になっちゃうんだ。

 

 

で、学校で寝ちゃうんだ。ちゃんとしないととは思ってるんだけど。」と頬をかきながら説明するハジメ。

 

 

「そうだったんだ。それで両親は学校でちゃんとしないととか怒らないの?」

 

 

「一応、最低限の勉強が出来てればどっちの下でも働かせてやれるし技術も身に着けさせてやれるから、やりたいことをやりなさい。とは言われてるよ?」

 

 

「いい両親だね。勉強はそれでいいとしても、その生活スタイルだと学校で友達とか出来ないんじゃ?」

 

 

「うぐっ。確かに友達とかいない・・かな?両親の影響もあって、ゲームとか漫画がメインの生活になっちゃうし。」

 

 

「私もお店の手伝いとか親の仕事手伝うって気持ちはわかるし。将来のこと考えて、普通に料理とか好きだしわかるよ。

 

 

そうだ。なら、私と『友達』になりましょ?そこから、南雲君の生活の邪魔にならない範囲で『友達』を増やしていけばいいと思う。どうかな?」

 

 

「ありがとう、園部さん。宜しくお願いします」と手を差し出すハジメ。

 

 

「ふふっ、よろしくね南雲君。」と握手に応じる優花。

 

 

 

 

するとそこに、

 

 

 

 

「ウチの優花の事よろしくね?南雲君。」と料理を持ってきてくれた優花の父、園部博之が言う。

 

 

「青春ね。若いって良いわね、ふふっ」と言いながら博之と共に来た優花の母の園部優理。

 

 

「お父さん!?お母さん!?あ、結構な時間経ってたのね!?」と焦る優花。

 

 

「えっと、初めまして。南雲ハジメです。こちらこそ宜しくお願いします」と優花の両親に挨拶するハジメ。

 

 

「「礼儀正しくていい子だねぇ、将来ウチの優花のお婿さんに欲しいくらいだよ。(わ)」」と優花父母が優花を見ながら言う。

 

 

「な、なに言ってるの!?今日初めて会って友達になったばっかりの相手に!?」と頬を染めながらあわあわする優花。

 

 

「えっ・・と。園部さんは、僕なんかじゃ勿体ないぐらい素敵な人だと思うので・・。」と頬を赤くしながら優花を見て、優花の両親を落ち着けようと何とか話をそらそうとするハジメ。

 

 

「な、南雲君!?」さらにアワアワする優花。

 

 

「謙虚で、更にはこの優花の慌てっぷり。もう間違いないわね。南雲君、いえハジメ君。優花と婚約なんてどうかしら?」と将来の事まで決めちゃおうとされる優理。

 

 

「南雲君、いやハジメ君。今度、そちらのご両親と会わせてほしいね。ハジメ君と優花の将来の事について話をしたいし、どうかな?」と前向きに進める気満々な博之。

 

 

「え?ぇ?婚約!?お父さん、お母さん!?ホント何言ってるの!?からかうのはやめて!?」ともはや将来が決まったとばかりに、話を進めようとする両親に顔を真赤にしながらもはやアワアワマシンとなった優花。

 

 

「えっと、普通に両親に会ってもらうのは別に問題ないんですが。将来の事と言われても・・・まず娘さんのご意思が・・・。」と譲歩しつつ優花の意志を介在させようと何とか頑張るハジメ。

 

 

「「ウチの優花なら大丈夫。」」その一言で優花の意志を介在する余地を否定する優花の両親。

 

 

「・・・・・・・・・あ、これ何言っても駄目な流れだわ。」とテーブルに突っ伏した優花。

 

 

「あ、あははは・・・。」と最早笑うしかなくなったハジメ。

 

 

 

 

 

 

結局その後、1週間と経たずに南雲家と園部家の両親の会談的なものは行われ。意気投合した4人は既に挙式とか会場どうするかとかそんな話を進めはじめたとか。

 

 

 

 

南雲ハジメ中学2年のある日。友達と同時に婚約者が一人、出来ました。

 

 

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

 

それから中学卒業して高校入学するまでに色々ありました。

 

 

まずハジメが、園部さんでは無く優花さんと呼ぶようになり。

 

優花もまた、南雲君ではなく。ハジメと呼ぶように。

 

そして優花の友達である宮崎奈々と菅原妙子と玉井淳史、相川昇、仁村明人という5人と友人になったこと。

 

 

3年になって間もなく、7人で帰宅しながら何処か寄ってこうかなんて話していたある日。

 

校門前でとても美少女な2人、そう。白崎香織と八重樫雫と遭遇し、友人(?、あ、般若さん)となったこと。

 

言うまでもなく、9人共同じ高校に進むことが決まった事。

 

その場で初めて、ハジメと優花が婚約者であることが明かされ。全員を驚かせた事。

 

何故か香織の背後から般若っぽい何か出て、その場の全員が震えあがった事。

 

全員無事合格し、ウィステリアで卒業と合格祝いを兼ねてパーティーをした事。

 

 

何故か、その場に南雲家両親も来ていて婚約披露パーティーも兼ねられていた事。

 

 

香織がやけに南雲家両親にアピールしていたようなのを止めようとする雫がいた事。

 

南雲母が「有名すぎる少女漫画家」であることを園部家、南雲家以外の全員が知り、

 

南雲父が「有名なゲーム会社社長」であることを園部家、南雲家以外の全員が知り、

 

7人を動揺の渦へと叩き込み、ハジメはそのハイブリッドであることが明かされた事。

 

やっぱりそこで何故か香織がアピールしようとするのを止める雫(ry

 

なんやかんやありつつも楽しい日常生活を過ごせていた事。

 

そのキッカケをくれた優花にハジメがとても感謝(好意の最上級クラス)している事。

 

優花もまた、あの日から時間をかけてハジメに対し愛情を持ち始めていた事。

 

 

・・・・・・ホントに色々ありました。

 

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

 

 

 

そして、冒頭へと戻ります。

 

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~




※藤色(ふじいろ)とは淡く青味の紫色で、英色名ではそのままフジの花の色を意味するウィステリア(wisteria)。


はい。園部さんの家のお店の名前に使われてる「ウィステリア」からサブタイに使ってみました。
「言わなくてもわかるよ!」と思いますが、「ハジ」とカタカナ表記にしてるのもわざとです。

前置きに書いたように「頭の中では」プロットとして、何話かに分けて書く感じの流れは出来ています。
が、文章にして読めるものが出来るかどうかは分かりません。

なので、分話とか言っておいて続きはよ!って思われても、
先に次のcaseの構想が出来たらそっちを優先してしまう可能性は否定しません。


長い目で見守ってやってくださいね・・・?(再び。)


予定では次はトータス召喚→オルクス→そして、奈落へ。


そんな感じで書けたらなと考えてます。原作崩壊ハンパないのでどうしようと焦ってますが・・・。


や、優花さんと雫さんが漫画版でもアニメ版でも書籍版でも可愛くて可愛くて。

アニメ最終話のEDテロップのとこの優花さん、ヤバいぐらい美しいんですけど。


・・・ゴホンっ。


時間かかるも知れませんが、頑張ります・・・(汗

優花本妻ルートのハジメヒロイン枠についてですが、原作通りに進んだら……ユエしかひんぬー枠がいないのです(笑) なのでひんぬー枠ヒロイン追加は必要かのアンケートとなります。一応次のライセン大迷宮攻略話を書くだろう期間までとなります。(いつ頃かは未定)

  • ミレディもひんぬー枠ヒロインに入れよう!
  • 奈々っていうひんぬー枠が入るからいらない
  • 愛ちゃんと奈々も入るからもう良くない?
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