長時間寝ていたようで、意思と肉体が乖離を直に感じる
身を起こすと頭が引っ張られた
「...まだ朝は早いですよ」
一段ずつまた階段を登るように昨日直前の事を思い出す
今、事務室のソファに二人で横たわり、地面から落ちまいと互い向き合って納められ
自分の顔はシャイニングの肩と首の隙間で挟まれていて、
ジャスミンとも白檀とも言えない香りをまとっている髪の毛が自分の顔を意地が悪そうにくすぐる
とりあえず今は時間を確認したい
「もう少し...こうしましょう」
少し姿勢を変え、自分を抑えるように抱きしめ彼女の肩を、とんとんと叩く
兎にも角にも今は書類を終わらせなければならないし、こないだの荷物も受け取ってない
「...今じゃなきゃいけませんか?」
受け取られてない荷物は数日たつとよそに送られる、そうなると面倒なんだ
「でしたら...一緒に受け取りに行きましょう」
なぜもっと前から受け取らなかったといわれそうだが、彼女は優しい
そういって外側にいたシャイニングからソファを降りて行った
本当に朝が早かったようで日の出前、空がかすかに紫かかっている。時間で見れば寝てから大して経っていないが、体がそうなってしまったのだろうか。
「いい朝ですね?」
彼女は人形のようにまったく落ち着いた足取りで、その下で細く器用な指が自分の手首を撫でている、薄くすぐったいからと手を退かすと、薬指が小指に絡めとられ、最後には上から手の甲が重ねられていたが、人の気配に気づくとゆっくり離れ、一歩後ろに立った
「どーも、ドクター」
目当ての場所に着くと、配達ロッカーの管理人から挨拶があった。この時間なのにご苦労だ
「それに...シャイニングさんじゃないですか、珍しくフードはずしてるから一瞬誰かわかりませんでしたよ!」
「ええ。…そんなに珍しいですか?」
「初めて見ましたよ!おふたりって仲良いんでしたっけ」
...そんなに珍しいだろうか?
2人の会話に軽い相槌を打ちながら、自分はロッカーの荷物を受け取りに行った
「最近一緒なこと多くないですか?」
「私と...ドクターがですか...?」
「うん、まあ」
シャイニングは一瞬考えると
「最近...ではないかと」
「二人はなんかそういう...」
「...どう思いますか?」
彼は自分とシャイニングを交互に目をやり、一瞬方眉を上げると、顎に手を当て空いてるほうの手で親指をあげた
それから彼は二ヤついて何も言わず、二人はまっすぐ事務室へ戻った。深夜テンションを引きつった徹夜明けみたいな人だった
「着きましたね」
意外とすぐに戻るとドアを開け、彼女はまっすぐソファに座り無言でこちらを見つめてきた
何をやっているのかわからず、ぽかんと首をかしげると、彼女は困ったように目をそらして両手を広げてきた
「...わかりませんか?」
その時全てを察した。ここまでくると、断っては殴られかねない
して控えめに手をひろげ、ソファに近づくと彼女は磁石に引き寄せられるように抱き着いてきた
「やはりこうしたほうが...私は好きです」
脇の下から肩をつかまれ、座りなおすとそれに合わせ引っ張られた体は膝をついてがくんと落とされる
途端に心臓が早鐘となって胸を突きつくが、次第に音は二つと気づいた
服越しに互いの心臓の鼓動が振動となって伝わる
もう一段、シャイニングが座ったまま横に倒れると、上半身だけ動いた自分は彼女の胸の上で志半ばに倒れたように見えるだろうか、考えてみれば少しダサいが、今は二人なのだから見栄えが悪くても気にしたことではない
太くはない自分の体を彼女は横腹から横腹へ方腕できつく抱きしめ、もう一本は後頭部に置かれている。
動悸は収まらないが、落ち着いて目を閉じた。眠れる気がしないが、彼女も同じようで自分の髪をグルグルねじっている
少し振り向こうとすると、彼女は愛しく頬をすりとこすりつけた
しかししばらくして突然、一昔前のびっくり系フラッシュのような勢いで大事な事が脳裏に廻った
そうだ、今はなすべきことがある、なさなければならないことが山ほどある。こうしてはいられない、育成計画チェックにリソース管理、わかりもしない論文を査読してスケジュールチェック、スカウト資料に...やる前から理性を摩耗するのは良くない。
手をゆっくりどかして起きようとすると、彼女はきょとんとした顔になった
「どうしたんですか...?すごい顔ですが....」
数ある感情の中で、絶望はもっとも顔に出やすいものらしい
「事務...ですか」
眉尻の下がった彼女は心へもろにくる。ならば最後、一緒に甲板の空気でも吸おうとドアへ向かうが止められる
ならば事務作業をと机に戻ってもそれはそれで止められた、何か隠しているようでも聞いただけでは答えてくれない。
気持ちは教室鬼ごっこで机を挟んで左右動向をうかがう心理戦、しかしこの手の事は経験があるのかわからないが、ドクターはわずかな隙を乗じて外に出ると、窓の外にあるはずの朝日がなく、代わりに遠くの都市の街灯が寂しく光る
なにか視界の奥がグワンとした。朝かと思いこんでいたものの実は夜だったというこの地味な思い込みの違いが、意外にびっくりするものだと初めて理解した。
「ごめんなさい、ドクターが疲れているのは...みたくなくて...」
驚いた後ろから彼女の声が聞こえた。
決してさっきまで眠っていたわけではない、自分はさっき、数十分まえ確かに太陽が昇るのが見えて
「ここ...西窓でしたよ」
あぁ.....忘れてた
しかしそうなったなら散歩してもしょうがない、部屋に戻りまっすぐ机につくと、今度は止められることもなかった。
彼女は申し訳なさそうに両手を握ってこちらを見ている、僕の何に対してかはわからないが、自分の健康を気遣ってくれたなら怒る理由もない。ならばどうしようか。シャイニングを隣に呼ぶと、胸に抱きよせた。
一瞬驚いた顔をするが、意図を理解すると喜んで抱き返した
椅子に座ると、ドクターの膝の上に彼女は向き合った状態で跨って腰を下ろした
座高が高いとさすがに猫のような扱いではいかない、横から覗き込む形で書類に取り掛かるのは正直やりにくいが、それ以上に人のぬくもりは暖かかった
「それでやっぱシャイニングとドクターってそういう関係らしいんだよ!!」「あのシャイニングが?お前徹夜で幻覚でもみたんかいな」
いいプロットが思いつきませんでしたが僕はただシャイニングが好きです。シャイニングが大好きです。性能が好きです。絵師がすきです。ビジュアルが好きです。性格が好きです。体調が悪い時に付き添ってくれるのが好きです一人にしてられる場所があればいいのに何かお話しようとする気遣いが好きですちょっと身長高いの好きですちら見えする太ももがすきです携えて謎の荷物が好きです戦闘中守られるのが好きです医者のジレンマが感じられるのが好きです輪廻思想ちょっと入ってるのが好きですプロファイルのかっこよさがすきです水着が好きです鴉羽の装束みたいなマントが好きですカラスと仲良さそうなのが好きですマントの下でちらと見える服が好きです密ですほとんど顔が見えてないのがすきです絵の練習ができないくらいトレースが大変なのが好きです水着とのギャップが好きですちょっと闇深そうなのが好きです本気出したら強そうなのが好きです鼓動を聞かれるのが好きです毎回気分を尋ねられるのが好きです。フードの角を通すチャックもなんでも愛しいですよろしくお願いします。
プロットを探す旅に出ます。ドクター一言もしゃべってないのはただの気まぐれです
えらべ
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