機動戦士ガンダム 輪廻の果てに   作:ザク大尉

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第四話

さて、名前の長いよくわからん大隊…独立新環境適応戦術研究大隊か、略して独身研  漢字が違う?気のせいだ  で働きだして年が変わり2月中旬。いろんな構想案はできるものの、これ以上たった数人で話し合ったところでそのまま試作機作成・建造と移れるはずもなく、実際に作成・試験などをする部署を作ろうということになった。

 

結果、既存の各種兵器設計部署の人員をそのまま独身研の下部組織とするで実際に兵器を作るための支部ができた。

で、何かした覚えはないのだが昇進。めでたく大尉になりました。どういうことだってばよ…。

 

さて、現在地球連邦軍ではサイド3のムンゾ自治共和国(サイド3はすでに独立宣言をし、ジオン公国を名乗っているが連邦的にはそれを認めていないので一応ムンゾ自治共和国なのだ。)ではアルカナ級貨客船を改装したムサイ級軽巡洋艦の就役・MS-05ザクⅠのロールアウトを確認し、いよいよ戦争に向けての兵器開発が盛んになっている。

 

現在目下話し合われているのは新型機動兵器運用用の母艦についての話である。

 

「さて、このセイバーフィッシュ用の母艦を作ろうというSCV-X計画だがこれは変更した方がよいのではないかな?」

レイ大尉が既に決まりかけているSCVーX計画について口を出してきた。

そもそもSCV-X計画とは何か、というところではあるのだがレイ大尉の言う通りFF-S3セイバーフィッシュ*1を12機搭載できる開放型の空母を作ろうという計画である。

  ぶっちゃけ、これだけだと何のことだかわからないのでわかりやすく言うとホワイトベースのもとになった(ふね)、ということである。

公式設定かどうかは知らないグレーな設定ではあるのだが、ここにある図面を見る限りホワイトベースのモビルスーツ格納庫の天井をちょっと小さくして艦の前方に引き伸ばした感じの船である。原型に違いない。

 

「確かに私もそう思うが…変更案は何かあるのか?レイ大尉。」

今日の会議には胃潰瘍大佐も参加している。久しぶりに会ったなこの人、良く予備役にならないな…

 

「ええ、2つほど。まずは小規模改装案。

現在の計画では搭載機数をセイバーフィッシュ12機としていますがこの搭載数ではミノフスキー粒子散布下での空母としての役割である制空権確保は不可能でしょう。最低でもに30機ほどなければ…

ですからこの艦隊を一定区画ごとに区切り、区画ごとにパージ可能というブロック構造を生かし格納庫ブロックを新規設計の大きいものに改装、それに伴う質量増加をエンジンブロックの改装という形で何とかするといったものです。

もう一つは大規模改装…というより抜本的な設計・計画そのものの見直しですね。

現在の設計案の利点  ブロック構造によるダメージコントロール・改装のしやすさ、ミノフスキークラフトによる大気圏内外での運用、大経口主砲による遠距離への火力投射それに対し、現状わかっている欠点  ブロック構造の採用による船体構造の複雑化、船体構造につなぎ目が存在することにより核攻撃などに対するの脆弱性の懸念、中型かつ多機能を目指したが故の中途半端な性能…これらを参考にモビルスーツ搭載に対応した新案です。」

ひとしきり言い終えるとぴらりと1枚の紙を出す。見るとそこには機動戦士ガンダムAGEのディーヴァのような(ふね)が描かれていた。

 

 

*1
”機動戦士ガンダムユニコーン”のep4重力の井戸の底で”で飛び立てずに地上でザクスナイパータイプに破壊された戦闘機。(地上型)宇宙型はジ・オリジンで登場。

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