機動戦士ガンダム 輪廻の果てに   作:ザク大尉

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第五話

「なるほど…。」

テム・レイが差し出した紙に描かれていたのはガンダムAGEの主人公たちの乗る戦艦、ディーヴァの通常形態であった。

(え、この(ふね)宇宙世紀じゃないじゃん…でもひょっとしてこれ変形したり、AGEシステムとかフォトンブラスターキャノンとかついてたりする?

AGEビルダーとか考えてるんだったらこれってアナハイム要らない子じゃね?

・・・っていうか、そもそも何でなぜこの艦がこの世界に…?俺が存在しているが故のバタフライエフェクトなのか?)

 

そんなことを考えるが結局のところ質問してみないことにはどうにも進まない。

 

「レイ大尉、この(ふね)は一体…」大佐が質問してくれたようだ。

 

「私の考えてみたSCV計画の新案です。スペックなどは予想値です。モビルスーツの搭載は6~8機ほどかと。」

 

ガンダムAGEはあまり覚えてないな…この程度の搭載機数だったっけ…現実的に考えるとAGEビルダーとフォトンブラスターキャノン、あと変形機構を除けばホワイトベースと変わらんよな…うーん…

 

「ちなみに何も書いていないようだがこの船には大出力のビーム砲のようなものや艦の変形機構といったものはあるのかね?」

ディーヴァといえば変形とフォトンブラスターキャノンってとこあるからついつい質問しちゃったけど…

「特にそういったことは考えていませんでしたがなるほどそういった機能の搭載もありか…なにかありましたか?」

 

やべぇ間違えた、下手にいらん知識をこの人に与えるとカタパルトデッキを射出する方向に向けて角度を変えられるネェルアーガマのようなものが飛び出してくるかもしれん…そんなの絶対使いどころがないしそんなもろそうなの核攻撃で轟沈確定じゃん、何としても止めなきゃ…

 

「いや、レイ大尉がさっきおっしゃった通り、現在の設計の利点をそのまま生かすということであるならば地球の重力下での運用も行えるということだが、この図のような重力下での艦載機運用は帰還・武装補給時の収容が難しいのではないかと思ってね。」

 

「……確かに言われてみればそうですが、そもそも重力圏でこういった艦を運用することがあるでしょうか?」

 

おいおい、いけしゃあしゃあと言ってくれるがそれを言ったら終わりだろ…確かに効率化とかコストと考えるとそうなんだけどさぁ…

 

「軍としてはジオンが少数での地球降下作戦を行ってきた場合での単艦での即応部隊的な運用がこなせつつ、艦隊の空母としても活動できる船を望んでいる。使わない機能かもしれんが大気圏突入・離脱と重力下での運用も考慮してくれ」

 

胃潰瘍大佐はそんなこと言ってるけどどうせどっからかアムロレイみたいな単騎で戦場覆すような猛者が現れるんだから実質そいつらの母艦用だろ…多分。まあグレイブみたいなのがいるからそいつらが自分が使うように万能艦を欲しがってるのかもしれんが…そもそもジオン軍の少数での地球降下作戦ってなんだよ?補給もないところに少数で効果とかあるわけないじゃん…。

 

「即応部隊としてであるなら求められる艦載機の搭載機数は12~16機程度ですかな?」

レイ大尉は元に戻ったようだ。確かにザンジバル級が降下してきたと考えると、最大12機搭載説があるからまあそのくらいだろう。

 

話はまだまだこれからそうだ…

 

 

 

 

 

 

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