「……暇デス」
切歌はあの尋問の後何もされないまま時間が過ぎていった。すると部屋に死神がやって来た。
「おや暇そうだね」
「誰のせいデスか……」
「いやぁ……だって情報吐いてくれないしHAHAHA」
死神はとてもお気楽に言っていた。すると死神の方から話しかけてきた。
「全く君は学校があっていいなぁ……最近僕は仕事ばっかりで辛いよ……」
「ならあたしの手足に付いてる鎖を取って欲しいデス」
「それはダメだね……とりあえず次の尋問までこれで暇を潰しててよ」
そうして死神が取り出したのは知恵の輪だった……。
「まず君にはこれを解いてもらうよ、まぁ暇つぶしにはなるでしょ?」
「……分かったデス」
「じゃ僕は尋問の準備をしてくるよ」
「また飯テロデスか!?卑怯デス!!」
すると死神は袋から中華鍋を取り出し、料理を始めた。切歌は特にやることはなく、知恵の輪に没頭していた。
「難しいデス……」
そしてしばらくするといい匂いが漂って来た。切歌は必死に知恵の輪をしていたが知恵の輪をベッドに置いた。
「……無理デス!!こんな美味しそうな匂いがしたら集中出来ないデス!!」
すると死神は出来たてのチャーハンを持って来て切歌のちょっと前ぐらいで止まった。
「さて夜ご飯はチャーハンだよ〜さぁ大人しく吐いて貰おうか」
「その手には乗らないデス!!」(次は絶対に喋らないデス!!)
「仕方ないそれじゃ僕が食べちゃおうか」
そして死神はチャーハンをスプーンですくい口の中に入れた。
「ん〜やっぱり出来たては美味いな〜」
「絶対に吐かないデスよ!!」(あ〜美味しそうデス……)
「今日のチャーハンはご飯がパラパラでしかもレタスがシャキシャキしてて美味しい!!」
「あたしは情報を……」(本当デス凄いパラパラデス!!)
「卵もいい感じに柔らかいしベーコンも塩コショウが効いて美味い!!」
「絶対に吐かな……」(そんなに美味しそうに食べるのずるいデス!!)
「これは熱々のうちに食べたいよなぁ?」
「…………たいデス」
「ん?なんて?」
「情報を話すから食べさせて欲しいデス!!」
「じゃ先に教えてね?」
「うぅ……調、みんなごめんデス……」
その切歌から情報を聞き出すと死神はチャーハンを切歌に渡した。すると切歌はチャーハンを美味しそうに頬張った。
「何これ美味しいデス!!チャーハンがパラパラしてるデス!!」
「そうか?美味しいか?なら良かったよ、おかわり要る?」
「欲しいデス!!」
そして切歌は満足してベッドに横になっていた。その間死神は情報をまとめていた。
「ん〜やっぱり聞けるのは装者達の戦い方やその特性か……」
「……向こうは幸せそうだ全く」
そして死神はパソコンを閉じると切歌のいる部屋から出て行った。
「そろそろちょっかいでも出すか」
そして死神は明日に向けて備えるのだった。
「次回予告がやって来たよ。ほら立って暁さん」
「……これ私がやらないといけないデスか?」
「ほら早く早く!!」
「急かさないで欲しいデス!!次回兎とみたらし団子デス!!……兎って何ですか?」
「ん?可愛い兎だよ……ふふっ」