(……私は……一体)
調は眠りから覚めた。そして動こうとすると手足に鎖が繋がれていた。
「ここは……私はあの時あの男に捕まって……」
「読んだかい?月読調さん」
「!?」
調は直ぐに死神から少し離れた。そして調は死神に叫んだ。
「きりちゃんは無事なの!!答えろ!!」
「もう怖いんですけど……まぁ元気だよ……尋問してるけど……」
「きりちゃんに手を出さないで!!」
「君が知っている情報を全て話てくれたら暁切歌に手を出さないと誓おう」
「……分かりました全て話します」
そして調は情報を話た後、死神はとても満足していた。
「これが私が話せる全て……だからきりちゃんは……」
「分かった分かった手を出さないから……うんやっぱり情報が正確だと依頼が達成出来るもんだ、じゃあ僕は失礼するよ……」
「お願い……きりちゃんに会わせて……」
「…………」
そして死神は部屋から出て隣の切歌の部屋にやって来た。
「あ、死神さんデス」
「もう友達感覚だなぁ……まぁいいけど……」
「今日の尋問は何デスか?」
「ん?無いよ」
「デス!?」
「ど、どうしてデスか!?」
「今から作って貰うからだよ」
「作るんデスか?」
「そうそう」
そして死神が取り出したのは材料とフライパンと蓋だった。
「じゃあ暁さん暇でしょ?」
「確かに暇デスけど……」
「じゃ、作ろうかギョーザ」
そう言って死神と切歌はギョーザを作り初めた。
「まず僕が長ネギとキャベツをみじん切りにしておくからそれが終わったらひき肉をボールに入れて混ぜ合わせてね」
「分かったデス!!んしょ……んしょ……なんか柔らかいデス」
「じゃあ出来たら餃子の皮で包むんだよ……ってあ、縁に水で溶かした薄力粉をつけてね」
「了解デス!!」
そして死神は切歌と一緒にギョーザを包んで行った。2人でやった物はかなりの量になった。
「いやー出来た出来た」
「あたしのギョーザは形が悪いデス……」
「そうゆうこともあるさ……じゃあ焼いて行こうか暁さん焼いてみる?」
「やるデス!!」
そして切歌はフライパンでギョーザを焼き始めたのだが完成したギョーザは少し焦げていた。
「……失敗したデス」
「まだあるからもう一回やろうか僕もしっかり見てるから」
「分かったデス」
そして切歌はもう一度挑戦して今度はいい具合に焼けたギョーザが完成した。
「出来たデス!!美味しそうデス!!」
「確かにこのパリパリ感は美味そうだ」
そして死神は皿にギョーザを乗せた後切歌に近づいて首に鎖を巻き付けた。
「な、何するデスか!?」
「手足の鎖をはずそうと思ってまぁギアは纏えないしあんまり状況は変わらないさ」
「まぁ動きにくかったからちょうどいいデス」
そして死神はギョーザが乗った皿を持ったまま部屋を出ようとした。
「暁さんついて来て」
「何処に行くんデスか?」
「お隣さんも一緒に尋問するんだよ」
そして死神は切歌と一緒に隣の部屋にやって来た。ドアを開けると調が睨んでいた。
「……何しに来たの」
「尋問だよ尋問」
「何してるデスか……って調!?」
「きりちゃん!!」
すると切歌は調に抱きついた。
「きりちゃん良かった……無事で本当に」
「調〜会えて良かったデス……」
「あーそこまででやめようか」
すると調は切歌を庇いながら睨んで叫んだ。
「私達をどうする気……」
「いや月読さんを尋問するだけだよこれで、まだ話してない事あるでしょ?」
「……ギョーザなんかで聞き出せると思ってるの?私は食べない」
「え!?食べないデスか!!」
すると切歌は少し残念そうにしていた。
「あーあせっかく暁さんが作ったギョーザを食べないなんて……」
「え?きりちゃんが作ったの?」
「そうだよ?じゃあ僕が1口いただきますか」
「あ、ずるいデスよ!!死神さん!!」
「ん!!これは肉汁が広がり長ネギとキャベツがいい食感を与えている……何よりこの皮の柔らかいくて焼いた所はパリッとしていて美味い!!さぁどうする?」
「わ、私は……」
「じゃあ僕が全部食べちゃうよ〜」
「酷いデス!!私達の分残して欲しいデス!!」
「月読さんが言わないと僕が全部食べるからそれじゃ2口目い」
「分かりました!!いいますから全部食べないでください……」
「じゃあ教えて貰おうか」
そして調は情報を吐いた後死神は残りのギョーザを切歌達に渡した。
「美味しいデス!!皮がパリパリしてるデス!!」
「はいポン酢」
「ありがとデス!!」
「……美味しいよきりちゃん」
「本当デスか!!嬉しいデス!!」
「じゃ僕は情報をまとめるから一緒に食べててね」
「分かったデス!!」
そして死神は部屋から出て切歌を拘束した部屋に行き失敗したギョーザを食べていた。
「……まぁ初めてにしてはよく出来てるよ……美味い」
そうして死神はまたギョーザを口の中に入れるのだった……。
「さぁ次回予告だよ今日は月読さんよろしく」
「……嫌」
「えぇ……しょうがないなあ……じゃあ暁さんにたの」
「次回ハンバーグお楽しみに」
「……いや切り替え早すぎだよ」