とある科学の幻想操作   作:モンステラ

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ふくしゅう

9月30日

学園都市はこの日を忘れることはできない

後に『0930』事件と呼ばれる学園都市に未曾有の大混乱をもたらした事件

 

この事件は確実に学園都市の根底に傷をつけた

 

 

◇◇◇

 

 

太陽が沈み、夜の街を少年と少女が歩いていた

1人は杖をつきながら歩く灰色の髪の少年

もう1人は首からホワイトボードを下げた少女

 

少年は、降魔向陽

少女はリア

 

午前中で授業が終わり、リアに出掛けたいとせがまれて降魔は適当に地下街やゲームセンターなどを回っていたのだ

 

 

「…そんなに嬉しいか、それ」

 

 

嬉しそうに少年の前を歩くリアに降魔は彼女が手に持っているものを指差しながら問う

彼女が持っているのは無表情の少年と嬉しそうな少女が写るプリクラだった

 

 

『クラスの皆さんと撮った時よりとても嬉しいです』

 

「そうか」

 

 

降魔の家にはリアの他に3人の少女がよくいるが、他3人はそれぞれの予定があったため2人で遊んでいた

彼女の嬉しそうな顔を見ると、降魔も何だか心が温かくなる

まるで彼女の存在が自分の汚い部分を洗い流してくれるようだ

 

そんなはずがないのに

そんな資格があるはずないのに夢をみてしまう

 

そんな彼の顔にポツリ、と水が垂れてくる

それは段々と連続していき、パラパラと雨が降り出す

 

当然の如く降魔は傘など持っていない

別に自分が濡れる分にはいいが、リアが濡れるのは少し嫌だった

あまりバッテリーを使いたくないが、能力を使おうと考えていると、リアが何やら鞄をゴソゴソしている

 

 

『早く』

 

 

彼女は鞄から折り畳み傘を取り出し、ちょいちょいと手招きする

それを見た降魔は一瞬だけキョトンとした顔をし、フッと笑みを浮かべる

彼女の指示に従うように降魔は可愛らしい折り畳み傘の中へ入る

傘の中は思ったよりも狭く、降魔かリアのどちらかの肩が出てしまう

 

すると、リアが降魔の腕にギュッと抱きついた

予想をしなかった彼女の行動に体のバランスが崩れそうになるが、抱きつかれた反対の手で握っている杖を使ってなんとか持ち堪える

 

 

「あっぶねぇな。急に抱きつくんじゃねぇよ」

 

『これなら2人とも入れる』

 

 

そう言うと降魔に有無も言わさずに歩き出してしまった

腕を掴まれている彼はそれに従うしかなく、彼女と一緒に歩き出した

 

 

「あ?」

 

 

そこで彼は見た

たまたま空を見上げた降魔は夜の学園都市の上空を移動する何かを見つけた

 

それは人間だった

まるで何かに吹き飛ばされたかのように上空を移動する少女だった

同じ光景をリアも見ていたのだろう、彼女は降魔の邪魔にならないように少し横へ移動した

別に無視してもよかったのだが、それをするとリアに何を言われるかわからない

 

 

「チッ!!」

 

 

舌打ちと共に降魔は電極を弾く

隣にいる少女に衝撃や水飛沫が飛ばないように調整しながら、ロケットのような加速で吹き飛ばされる少女目掛けて飛び立つ

 

ガシッと空中で少女を掴むと、そのままリアが待つ場所へ戻る

 

 

(あ?コイツは確か…)

 

 

降魔が抱える少女には見覚えがあった

以前に降魔も世話になっている第7学区の病院で会ったことがある

自分と同じ序列の一方通行と一緒にいた少女だ

 

リアのところへ戻り、冷静に彼女の状態を確認する

 

 

「なんかのショックで意識がねぇだけだな。しばらくすれば意識は戻るはずだ」

 

『どうしたのかな』

 

「さぁな、意識失いながら空飛んでる奴の気持ちなんざわかるかよ」

 

 

どうも面倒ごとの匂いがする

チビ妹達には一方通行がついているはずだ

あの男がいないということは、何らかのアクシデントと遭遇して彼女だけでも逃したということだろうか

 

 

「…ぅう」

 

 

抱えていた少女が呻き声をあげると、パチっと瞳を開いた

どうやら意識が戻ったようだ

降魔と目が合うと、少女はその瞳から雨粒に負けないくらいの涙を流し始める

 

ギョッとした降魔は彼女をゆっくりと降ろす

チビ妹達は足をふらつかせながら降魔へ抱きつく

 

 

「…助けて」

 

 

震えながら求める

偶然か必然かはわからないが、彼女が助けて欲しいと願う少年と同じ序列に君臨している少年に

 

 

「あの人を助けて!!!あの人は私を守るために戦ってるのってミサカはミサカはあなたに頼んでみる!!」

 

 

あの人とは一方通行のことだろうか

チビ妹達の慌てようから一方通行はかなりの苦戦を強いられているのだろう

 

 

「あの人が殺されちゃうかもしれないってミサカはミサカは焦りながらあなたに伝えてみる」

 

 

学園都市に一方通行と渡り合える奴が何人いるだろうか

序列が同じ降魔、異能の力を消し去る右手を持つ上条、能力の裏をかくことができる第2位くらいだろう

それ以外のやつがアイツの前に立てばミンチ肉になるのは確定だろう

 

あのもやし野郎はかなり面倒な奴を相手にしている

チビ妹達から目線をずらし、リアの方を見る

リアは降魔と目が合うとゆっくりと頷いた

 

面倒だがやるしかない

 

 

「場所はわか」

 

 

とりあえず一方通行が戦闘を行なっている場所を聞き出そうとした瞬間、トスっと何か鋭いものが刺さる音と腹部に衝撃が走った

痛みよりも先に体が動いていた降魔に抱きついていたチビ妹達を手で払い、離れさせる

そのままの流れで電極を切り替える

 

悪魔のような鉤爪で後ろにるはずの襲撃者を掴もうとするが、その手は空を切る

 

 

「リア!!そのガキ連れてヴルド達と合流しろ!!!」

 

 

久しぶりにこんな大声を張り上げた

リアも降魔の指示に頷き、チビ妹達の手を引っ張って走り出す

 

ふぅ、と息を吐き、自分を落ち着かせる

冷静に傷口を確認する

どうやら刀のようなもので刺されたらしい

幸いなことに内臓は傷ついておらず、出血もそこまで酷くない

 

そこで降魔はようやく襲撃者の姿を見ることができた

 

降魔と同じ灰色の髪を揺らし中世ヨーロッパの女性が着てそうな真っ黒いワンピースを着ていた

その手には先ほど降魔を刺したであろう刀が握られていた

見た目からして降魔より少し年上だろうか

 

別にそれだけだったら問題はない

 

問題なのはその目だ

まるで過去の自分の目を見ているようにその目は、ドス黒く染められていた

 

 

「やっとだ。やっとテメェをぶっ殺せるよ」

 

「あ?」

 

 

ようやく口を開いた少女は降魔を睨みながら刀をこちらへ向ける

刀を向けられている降魔は煙草を取り出し、火をつける

 

 

「『神の右席』の1人、上方のセレナ」

 

 

セレナと名乗った少女は邪悪な笑みを浮かべる

そんな相手を目の前にした降魔は口から煙を吐きながら哀れな愚者を嘲笑うかのような笑みを浮かべる

 

最初に動いたのはセレナの方だった

くん…と、彼女の体が僅かに沈んだ

飛び出すタイミングをずらし、爆発的な加速で降魔へと肉薄する

 

 

「死んで詫びろ!!!クソ能力者!!!!!」

 

 

そのスピードを生かし、先ほど降魔を突き刺した刀を振るう

既にベクトル操作を使い、反射の壁を展開してある降魔はお気に入りの煙草の煙を肺に入れる

 

 

「あっそ」

 

 

以前までの降魔ならば反射の壁に全てを任して、何もしなかっただろう

しかし、魔術を知った彼は油断しない

彼女がこちらへ向かってくる向きを操作する

 

ドゴォン!!!降魔へ向かって行っていたはずのセレナの体が不自然に真横へ逸れ、建物へと突っ込んでいく

 

 

「テメェが何で俺に喧嘩売ってんのか知らねぇけどよ、生憎とこっちは暇じゃねぇんだわ」

 

 

セレナが突っ込んだ建物からは何も音がしなかった

殺すつもりはなかったが、意識は吹き飛ばす程度の力は使ったつもりだ

 

 

「あ?」

 

 

降魔が建物の中を覗くと、そこには誰もいなかった

奥へ逃げたわけでもなさそうだ

いつの間にか女の姿が消えている

 

建物の中へ入ろうと、降魔が一歩踏み出した瞬間

今度は降魔の体が不自然に傾いた

まるで足を踏み外したように降魔のバランスが崩れる

 

 

「なっ!?」

 

 

違う。降魔が足を踏み外したのではない

彼が踏み込もうとしていた地面に何か真っ黒い渦のようなものがあった

それに降魔の足が吸い込まれ、彼はバランスを崩したのだ

 

その隙をセレナは見逃さない

再び降魔へ近づこうとする

 

舌打ちをしながら降魔は、地面の瓦礫に触れる

たったそれだけの行為にベクトル操作が絡むと、瓦礫はまるでショットガンのように勢いよく発射された

天然のショットガンは正確にセレナを貫き、そのまま後方へ吹き飛ばした

 

 

(…ンだコイツ。馬鹿みてぇに突っ込むしか能がねぇのか、それとも接近しねぇと出せない虎の子でもあんのか)

 

 

同じ『神の右席』でもこれならば下方とかいうゴミクズの方がまだ脅威はあった

ただ油断はできない

いくらチビ妹達に気を取られていたとしても降魔の背後を取り、殺気も敵意も気取られずに刀で刺されたのだ

瓦礫で吹き飛ばした方へ目をやるが、そっちにセレナがいる気配はなかった

 

まただ

またあの女の気配がなくなった

 

 

(どーなってやがる。AIM拡散力場がねぇってことは魔術なんだろうが、仕組みが理解できねぇ)

 

 

もし仮にこの場にインデックスやヴルドがいればすぐに降魔に的確な指示が出せるだろうが、この場にいるのは降魔ただ1人だ

 

 

「…思い出したか?」

 

 

降魔の真後ろから声が聞こえる

その声が誰かなどもうわかりきっているだろう

 

 

「あ?」

 

 

改めて後ろを向き、降魔はセレナを見る

 

 

「テメェは私の大事な人を死なせた。思い出せ、思い出せよ!!!」

 

「…悪ぃが、俺がぶち殺したゴミ屑の数なんざ両手の指じゃ足りねぇんだよ。思い出して欲しけりゃもっと具体的な特徴とか言えや」

 

「あの人は笑うと目が細まる。明るい性格に馬鹿なほど人を信じる」

 

「あン?何言って…」

 

 

最初は何を言っているんだかわからなかった

しかし、ビキィッッッ!!!!!と唐突に、降魔の頭の奥から凄まじい頭痛が迸った

 

 

「…な…」

 

 

思わず頭を押さえる

よろよろと体が揺れてしまう

インデックスとのいざこざの際に負った脳へのダメージの影響かと考えたが、これはそういう痛みではない

 

 

「声は少し高くてゆっくりで心が落ち着く声だ。髪を撫でる指は長くて柔らかかった」

 

「…や、めろ」

 

 

あるはずのない記憶が降魔の脳内を埋め尽くす

ついには耳まで塞ぎ始めてしまった

あの降魔向陽が、だ

 

 

「やめろっつってんだろォォがあああああああ!!!!!」

 

 

セレナの言葉をかき消すように叫びながら降魔は彼女へ突っ込む

その時、ニヤリとセレナが笑みを浮かべたことに降魔は気づかなかった

 

どんな魔術だろうが関係ない

その体を引き裂き、二度と変な真似できなようにしてやる

そう思いながら放った降魔の手は再び空を切る

既に冷静ではなくなっている降魔は、この辺り全てを更地にする勢いで攻撃を仕掛ける

 

しかし、セレナはそれを上回る

 

ズン!!!!!!と低い音と共に降魔の腹部に拳がめり込む

威力もスピードも申し分なし

降魔の体は冗談を抜きにしてくの字に折れ、他の建物に突っ込んでいく

 

腹部に拳がめり込んだ時点で降魔の意識は吹き飛んでいた

ベクトル操作で反射の膜を作っていたが、そんなものは関係なかった

 

口や鼻から赤い液体を垂れ流しながら降魔は建物の壁に激突していた

 

 

「きひ。ギャハハははは!!!!ざまぁねぇな!オイ」

 

 

狂気とも見れるような笑みを浮かべながら

少女は腹を抱えて大笑いする

 

 

「ほら、さっさと立てよゴミクズ野郎が!!まだまだこんなんじゃ足りねぇぞ!!」

 

 

既に降魔向陽の意識は失われており、その声は彼の耳には届かない

 

さぁて目の前に転がる無様な獲物をどんな風に痛めつけて殺してやろうか、と考えながら少年の元へ向かおうとする

そんな彼女の耳に足音が聞こえた

そちらへ目線を向けると、そこには1人の少女が立っていた

 

 

「あン?テメェは確か…」

 

 

そこには先ほどまで降魔向陽と一緒にいた少女が立っていた

標的は降魔だけなので他の奴など微塵も興味はなかった

 

がしかし、目の前にいる少女はあの降魔向陽が大切に思っている少女だ

アレを殺せば降魔向陽は多少なりダメージを受けるだろう

なぜこの少女がここへ戻ってきたのかは知らないが、これはいい機会だ

 

 

「オイ、聞こえてるかー!!!さっさと起きねぇとテメェの大事な大事なお姫様が痛い目に遭うぜ」

 

 

降魔向陽は自分の大切な人を奪ったのだ

だから自分も奪い尽くす

 

そんなことを考えていると、少女の方に動きがあった

降魔向陽が突っ込んでいった建物の方へ走って行ったのだ

 

 

「お、そうだ。愉快なこと思いついた」

 

 

笑みを浮かべながらセレナは少女の後を追い、降魔がいるはずの建物へと向かっていった

 

 

◇◇◇

 

 

ふわふわとした温かい何かに包まれているような感じだった

それでこれが現実ではないことを理解できた

しかし現実ではないことを理解したからといって何ができるわけでもなかった

それにここは居心地が良かった

 

 

『…やめて!!その子を返して!!!!』

 

 

悲鳴にも似た叫び声でハッとさせられる

それは女性の叫び声だった

 

声がした方では取り押さえられる1人の女性とその女性から引き離されている子供がいた

その女性は子供を取り返そうと必死に抵抗していたが、彼女を押さえつけるのは複数の男だ

当然だが、力では敵わず女性は子供にたどり着くことはできない

 

 

『お願い!!誰か、誰でもいいからその子を助けて!!!!』

 

 

これは恐らく過去にあった出来事だ

あの子供はもう二度と女性には会えず、とある街で過ごしていくことになる

 

そう、これは記憶だ

誰かの記憶だ。ここで彼女らを助けても今を変えることはできない

 

だからといって見逃せるはずがない

飛び出したのは灰色の影だ

 

 

灰色の少年は、まず子供を抱えている男に飛び蹴りをかました

既に少年は吹き飛んだ男など見ておらず、目線は彼が優しく抱える子供に向いていた

 

子供が少年の衣服をギュッと掴むのと同時だった

少年は腕を払い、空気の塊を生み出す

誕生した烈風は寸分狂わず女性を押さえつけていた男たちを吹き飛ばす

 

 

「…ほらよ、二度と離すんじゃねぇぞ」

 

 

そう言って少年は子供を女性へ渡す

その子供を大事そうに受け取り、ギュッと抱いた女性は優しそうな目で少年を見る

 

少し、ほんの少し少年はそれを羨ましそうな目で見る

直後、子供を抱き抱える女性は信じられない言葉を口にした

 

 

『ありがとう向陽』

 

 

そしてそう言い放ったのだ

 

そんなことは有り得ない

自分に母の記憶など存在しないし、例え存在したとしても目の前の女性が自分を認識できるはずがない

だが、目の前にいる母親はそんな常識すら軽々超えてみせた

 

 

『大きくなったね』

 

「…ぁぁ」

 

 

優しく頭を撫でる指は長く柔らかかった

知らないはずなのに心が温まる

始めて母親の愛情に触れることができた

 

例え夢の中だろうが関係ない

この人は自分を愛してくれていた

 

 

『お姉ちゃんと仲良くね』

 

 

その瞬間、何か鈍い音が響いた

それはまるで拳で肉を殴りつけるような音だった

それだけではない

鉄くさい嫌な匂いが少年の鼻を刺激した

 

 

・・

・・・

 

 

何かに反応するようにして少年の目が開く

少年が意識を取り戻した瞬間、彼の頬に何か生温かい液体が飛んできた

 

それが何かはわからないが、そんなことより先ほどから響く肉を叩きつけるような音はなんだ

気を失っていたのはほんの数十秒だと理解した

そこで疑問が生まれる

 

何故あそこまで自分を恨んでいたセレナは自分にトドメを刺しに来ない

 

答えは簡単だ

ああいう目をした奴らが目の前の獲物を放り投げてでも他所へいく理由は、もっと興味の出るものを見つけたからだ

 

問題はセレナがどこの何に興味を示したかだ

 

 

「は、え?」

 

 

ソレを見た時、降魔の口から出たのは掠れた声にならないような音だった

そして先ほどから続くこの音の正体

 

 

「おいおいおい!!!ピーピー鳴いてあの野郎を起こしてくれよ!!!」

 

 

降魔が倒れている位置から少し離れた場所で行われていた行為

それは声も出せず、抵抗をすることもできない少女の体にセレナが拳や蹴りを何発も、何発も、何発も、何発も、何発も何発も何発も何発も何発も何発も打ち込んでいるところだった

リアと呼ばれる少女は圧倒的な暴力に対し、体を丸め込むことしかできていなかった

 

瞬間

降魔の脳内からブヅン、と鳴ってはいけない音がした

 

夢の中で女性から言われたこととか

リアがセレナの手によって傷つけられたこととか

 

大事なことが全てまとめて吹き飛んだ

 

 

「ぶち、殺すッッッ!!!!!!」

 

 

それ言った瞬間にはもうすでに降魔の体は動いていた

 

 

 

 

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