俺はロリコンではない。ただ成熟した女性より未熟な体の女の子が好きなだけだ。   作:ユフたんマン

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エタる可能性があるのでもう少しで打ち切りのように完結しようか、エタってでも最後まで続けるか…悩みどころですね。
鬼滅では真菰が好きです。死んじゃってますが…

前回一万年と書いてありましたが、零を見ると二千年くらいだったので修正しますた。


俺はロリコン?違うね!ロリコンはお前の方だなッ!!

魔法陣が守山先生の手が触れた地面に浮かび上がる。青く輝き、濃密な魔力が辺り一体を包み込む。そして役目は終わったとばかりに戦闘中だった先生の分身は守りを固めるように私たちの方へと駆け寄る。光輝も“限界突破”が覚醒し、凄まじい勢いで魔物たちを駆逐していたが、時間制限で今やダウンし私たちが光輝を囲み守る。

 

「ーーーー“口寄せの術”!!」

 

先生が叫ぶと同時に魔法陣が輝き始め、思わず目を閉じてしまう。そして光が収まり目を開けるとそこには…

 

「待たせたな。安心しろ、今度こそ俺が守るッ!!」

「「「「「「「先生ッ!!?」」」」」」」

 

そこには先生がいた。いや、本当に先生なのかしら…いつもと雰囲気が違うし、隣に立っている先生の分身とも姿に差がある。もしかしたら新手の魔人族?まさか擬態する魔物!?いや、けど口寄せってことは先生が呼んだのよね…じゃあまさか本物の…

 

「さーて…諸々の事態は把握している。ちょっくら一掃するぜっと…!!」

 

先生の姿が一瞬ブレる。

 

キュゥアッ!?

 

次の瞬間、気配を消して迫っていたキメラのような魔物の顔面は陥没し、悲鳴と共に後方に吹き飛ばされていた。

そして元々魔物がいた場所、つまりは魔物が屯っているど真ん中にいつの間にか佇み、ブアッと凄まじい威圧を周囲に放つ。すると本来自我の薄い魔物たちが、その威圧に恐れ動くことさえ出来ていない。魔人族の女の命令も受け付けていない。

その中で唯一動くことが出来たのは砲台を背負った大きな亀型の魔物だ。照準を震える体で合わせ、そして撃ち出す。

しかし、砲弾は先生によりあっという間に無力化される。先生は片手でそれを受け止め、更にそれを投げ返したのだ。

その砲弾は撃ち出した亀に直撃し無惨に飛散する。

 

しかしその亀の一撃は無駄になったというわけではなかった。亀が撃ち出した砲弾の音で正気に戻った魔物たちが一斉に先生を屠らんと襲い掛かる。

だがそれは既に遅過ぎた。既に先生の攻撃準備は完了していた。先生が手に螺旋丸のようなものを創り出し、それを地面に押し付けると、風の螺旋が一気に高まり、先生を中心に周り一帯を巻き込んだ。風が止むとそこには細切れになった魔物と無傷の先生の姿があった。しかし魔物細切れとは言ったが血は殆ど残っていなかった。何故なのかしら…

そして先生は口から業火を吐き、残っていた殆どの魔物が焼き尽くされる。

 

ほぼ全ての魔物を一瞬にして屠った先生が魔人族の女に歩み寄る。魔人族は震えながら叫んだ。

 

「アンタは…アンタは一体何者なのさ…ッ!?」

「俺か…?俺はただの教師だ。守山誠…そして友から名を受け継いだバーン・誠さ」

 

次の瞬間、魔人族の前で主人を守ろうと構えていた魔物の頭上から極太の光が突き抜けた。

 

「そう来たか…というか遅ぇんだよな。もうほぼほぼ終わっちまったぜ」

「んだよ。せっかくあんたが泣きそうになりながら俺に頼んで来たから来てやったってのに。骨折り損じゃねぇか…」

 

砂埃が舞い、声の主が見えない。しかし先生は誰だか知っているようだった。隣にいた香織の目が見開き、その声の発生源を凝視している。

砂埃が収まり、そこに現れたのは白髪の青年と金髪の女の子だった。

 

「ハジメくんッ!!」

 

私はギョッとして香織の顔を見る。あぁ、完全に恋する乙女の顔だ。へ?じゃあ彼が南雲くん?えっ?それにしては変わり過ぎじゃない?それになんと言うか…なんか厨二っぽい…

 

「ガハッ!?」

「ハジメッ!?…大丈夫!?」

「あ…あぁ…何処からか攻撃を受けた…まさか今ここに俺にダメージを与えられる奴がいるとは…この魔石の眼をもってしても…ガクッ」

「…は、ハジメェェエエ!!」

 

これって私が悪いのかしら…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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ひとまずくだらない茶番を終えて目の前に立つ先生を見る。この前会った時よりも格段と強くなっている…一体何をしたんだ…?

まぁ今はそんなことどうでもいい。まずは俺がここに来た経緯から話そう。長くなるので3行で。

 

○色々あってホルアドに到着

○ギルドにいると先生が突如現れ救援要請

○先生と共に大迷宮を駆け抜けていると「すまんがもう解決するわ」と言われたが少し腹立ったので大穴を開けてショートカット

 

というわけだ。

 

「南雲くんッ!!」

 

彼女…白崎はそう言った。何故今の俺の姿を見てそう言えるのか…髪色が違う、雰囲気が違う、口調が違う、目つきが違う。それなのに彼女は俺の正体を一瞬で見破った。周りの反応からして先生は何も話していないだろう。何故彼女は俺の名前を…っと、今はそんなことどうでもいいか。

 

ドパンッドパンッ!

 

ドンナーで魔人族の側にいた魔物を一掃し、魔人族の女に歩み寄る。

後ろではシアが振ったドリュッケンにより、ピンポールのように魔物の頭が吹き飛んでいる。エグい…クラスメイトたちはその光景を直視出来ず目を背けている。

 

「あ、あぁ…アンタたちは一体…」

「あぁ?俺たちか…?そうだな…何がいいんだ…先生、何かあるか?」

「俺?うーん…そうだな…位置的には反逆者って感じでいいんじゃねぇか?」

「神に逆らって日本に帰るってやつ?いいと思う」

 

先生と相談し、これからは反逆者と名乗ることなった。何かカッコいいしな。別にオスカーたちの意思を継ぐって気はない。エヒトが俺の敵になるというのなら容赦なく潰すが。

 

「“落牢”!!」

 

先程から逃げるために用意していたであろう魔法を魔人族は放つ。後ろでは白崎たちが危ないと叫んでいるが俺を甘くみないでもらいたい。

魔人族が放った球体の魔法は俺の目の前で弾け砂煙が舞うが、“飛爪”で難なく振り払う。

 

そして背中を見せ逃げる魔人族の足をドンナーで撃ち抜く。

 

「あがぁあ!!…はは…既に詰みだったわけだ」

「その通り」

 

バタッと顔面から倒れた魔人族が俺たちを、まるで化け物を見るかのように睨みつける。

 

「さて、普通はこういう時、何か言い遺すことは?と聞くんだろうが…生憎、お前の遺言なんぞ聞く気はない。

それより、魔人族がこんな場所で何をしていたのか…それとあの魔物を何処で手に入れたのか…吐いてもらおうか?」

「あたしが話すと思うかい?人間族の有利になるかもしれないのに?馬鹿にされたもんだね」

 

嘲笑するように鼻を鳴らす魔人族。まぁコイツに何も聞かなくても大体コイツらの目論見は分かる。恐らく本当の…奈落にある大迷宮を攻略しに来たんだろう。そして魔物は神代魔法の産物…おっと図星のようだな。

これで大体分かった。

 

「南雲、銃を貸してくれ」

 

声を掛けて来たのは先生だった。今から俺がする行動を予測し、生徒に目の前でそんなことをさせたくないと言う。俺はコイツの死に別段何も感じないのでドンナーを渡し後ろに下がる。あ、そう言えばあれ魔力操作がなかったら起動出来なかったはずだ…が…

 

 

問題なく動いているな…先生は魔力操作を会得しているのか?まさか…俺と同じように魔物でも喰らったのか!?いや、神水が無ければあの激痛に耐えられるものか…ならどんな手を…

 

そう考えていると先生はドンナーを魔人族の眉間に当てる。

 

「お前には二つの道がある。捕虜…敗北者へと成り下がり生き延びるか…ここで誇り高き魔人族の戦士として死ぬか…

さぁどっちに…って聞くまでもねぇよな…」

「せ、先生!!待ってください!彼女はもう戦えないんですよ!?殺す必要なんてありま…!?」

 

ドパンッ!!

 

迷宮に銃声が鳴り響いた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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南雲から借りた銃で魔人族の眉間を穿つ。魔人族の頭部は吹き飛び見るも無惨な光景へと変わる。引き金を引く瞬間、生徒たちとの間には土遁の術で壁を創り視界を遮る。こんなもの…生徒たちに見せていいものじゃない…

頭部が弾け飛び、死体となった魔人族の姿を見る。正直に言うと見たくなかった。すぐに顔を背けたかった。だが駄目だ。目を逸らすな、自覚しろ…

 

俺が魔人族を殺したのだ。

 

すぐさま壁を防音にし、思いっきり吐く。吐き気は治らない。胃の中のものは全て吐き出され、今朝食べた蟹さんがこんにちはと挨拶をしてくる。

まだ治らない。遂には胃液をも吐き出し、ようやっと吐き気が治る。ここまで違うものなのか…魔物を殺した…ウルで何万という魔物を殺した。もう魔物に関しては殆ど殺すことに関しては抵抗は薄まって来ており、いずれ来たるこのような出来事が起こっても耐えられると思っていた…

だが全然違った。彼女は自我があった。魔物よりも大きく、それは人間とまったく変わらない…魔物数万よりも人間一人、この手で殺すことの方が辛いなど知らない…現実から目を背けたい…

 

だが事実なのだ…

 

落ち着いてからすぐにゲロを埋め、魔人族の死体を迷宮の床に穴を開けそこに埋葬する。これは仕方がないことなのだ。それに彼女の為でもある。

俺の分身は帝国にも潜伏している。その分身の情報からは、奴隷として亜人族は性処理の道具としても使われているらしい。ならば魔人族の彼女はどうだろう。大変見麗しい姿をしていた。それに人間の姿とそう大差無く、嫌悪する存在だとしても欲情する人間は確実に出るだろう。そうなれば尋問と称し、死ぬよりも、死んだ方がマシとも思うようなことをされるだろう。人間の欲望というものはそんなものだ。

 

そう自分に言い聞かせて壁を崩すと天之河が俺に詰め寄ってくる。何故殺したのか、彼女はもう戦う意思はなかったのだから殺す必要はなかった、先生はそこまで外道に落ちたのか…

俺は反論出来ない。俺じゃなく違う誰かがここにいればこのような結末にはならなかっただろう。…いや、その考えは駄目だ…言われたじゃないか。それは逃げだって…後悔しない選択をしろって…

俺は後悔はしていない。死は彼女が望んだことなのだから。これから戦争が起きるというのなら数多くこのような場面に出会すだろう。だが逃げては駄目だ。今回、彼女を捕虜として城に持ち帰ったとしても先ほど語ったようにロクな目には合わないだろう。逃せば生徒たちへの危害を加える存在としてまた襲撃してくるやもしれない。なら、ここで殺すしか方法はない。

 

尚も俺のことを責め続ける天之河を、何かを感じ取った雫と龍太郎…違った。八重樫と坂上が天之河を止める。鼻がピクピクしていたから胃酸の酸っぱい匂いを嗅いでしまったのだろう。

 

南雲に銃を返すと、無理すんなと気を遣われてしまった。面目ない…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ひとまずその後、地上へと戻りメルド団長に今回あった出来事を話す。また頭を下げられてしまった…

ティオとも再会し、少し話していると南雲目掛けて青髪の少女がパパァ!と言い突進していった。

あの子は?と聞くと奴隷商人に連れ去られた海人族の女の子で保護しているのだとか…

まぁ知ってたが。忘れたか?俺はウルで南雲と再会した時に分身を一人尾行させてたんだぜぇ?南雲の行動なんて本体の俺にゃあ筒抜けよぉ!!しかしパパ呼びとはけしからんッ!!羨ましい…ンンッ!!ゲフンゲフンッ!!

 

どうやら白崎が般若のスタンドを背中に出してると思いきや、南雲たちのパーティーについていくらしい。昔から好きだったと告白し、天之河が驚愕している。いや、気付こうよまったく…そんなところで鈍感発揮してたらこれからヤバイの引っ掛けちゃうぞー!

俺?俺は別にどちらでも構わない。俺は基本、生徒本人が自分の意思で決めたことにはなるべく口を出さない。口を出すのはアドバイスか余りにも無茶なことだけだな。

渋々と白崎を受け入れる南雲。ツンデレだね、わかるとも。

 

最後に南雲が自分で作ったという黒刀を八重樫にあげた。そういうとこやぞ南雲。親友の白崎とユエに睨まれ若干涙目になっている。可哀想に…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

▽▽▽

 

 

本格的に魔人族が動き始めている。それに警戒し、清水には神山で待機を命じた。何か嫌な予感がする…

ひとまず俺は分身をライセン大峡谷に向かわす。目当ては勿論神代魔法だ。既にグリューエン大火山には攻略分身が向かっている。絶賛攻略中だ。

ライセン大峡谷、そこは全ての魔法を制限する対魔法の大迷宮。充分な威力の魔法にかかる魔力はなんと数倍以上にも及び、ベテランの戦士でも攻略できた者はいない。南雲は攻略したらしいが。

 

 

 

分身から連絡が入った。最初は普通に攻略していたらしいが、ウザすぎるトラップに堪え兼ねて分身による人海戦術に切り替えたようだ。そして現在涙目のミレディ・ライセンの目の前にいるとか。

口寄せの術で大峡谷へと転移する。同じ解放者として挨拶に行く所存だ。もっとも、俺は名前だけだが。

 

本体の俺を見るなりゴーレムの姿をしたミレディは驚愕したような声で騒ぎ出した。それが数分経つと次は真剣な声色で勝負するようにお願いされる。

戦って…いいとも!!というか戦って神代魔法手に入れるために来たわけだし当然だよなぁ?

 

となると分身は余り使わずに戦うとしよう。使うのはドラから受け継いだ力をメインに…

このドラの力だが、扱えるのは俺のみである。俺の分身は、俺だけを分身として生み出す。つまり、別の存在であるドラの力は分身には影響しないのだ。これで分身が俺の完全なる下位互換となったが、その厄介さや便利さは一切変わっていない。

 

さあ…やろうかミレディ…神代魔法寄越せッ!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

 

ここはライセン大峡谷 最深部…薄汚れた一室に掛けられていた一つの写真。それに手を伸ばし、懐かしそうに眺める一つの影があった。

 

「本当に…現れたんだ…私たちの試練を乗り越えた者が。

あれから…私たちが敗北を認めて、けれど未来へ繋ごうとしたあの日から…千年?二千年?あはは、わかんないや…

みんな…とうとう動きだしたよ。私たちの止まっていた時間が…私たちの歩んだ道は、たしかに未来へと繋がっていたよ…!」

 

そう、彼女の名はミレディ・ライセン。ここ、ライセン大峡谷の主人にして解放者の一人だ。今では魂魄魔法にてゴーレムに魂を移すことで生きながらえている。南雲ハジメ、世界を動かす人物…彼がここに来、そして神代魔法を受け継いでから、ずっとミレディはこの部屋に毎日訪れている。世界はこれから激変するだろう。自分たちを散々駒扱いし、利用した神、エヒトは南雲ハジメによって…

 

「!?」

 

迷宮へと新たな挑戦者が現れたようだ。すぐにミレディは迷宮を新たに作り替え、いつものように嫌がらせをして楽しもうと魔力を展開した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ププーッ!!ビビってるビビってるぅ!!」

 

ミレディはいつものように爆笑していた。今回の挑戦者は魔力を使った罠は全て避けているが、魔力を使わない古典的な罠にはよく引っかかるのだ。そして今は最後の扉だ、というところで入り口に戻し、ポカンと口を開けている挑戦者の姿を見て笑っている。

 

「あはははははッ!!あは…んん…?え、嘘でしょ…!?」

 

怒り心頭といった様子の挑戦者は魔法を使い、さらに数万の分身を生み出し迷宮を蹂躙する。

 

「や、やめてぇ!!私が悪かったから迷宮を破壊しながら進むのはやめてぇ!!というかなんでアイツはこの大峡谷でそんなに魔法を使えるのよーッ!!」

 

すぐ様ミレディは迷宮内部を弄り挑戦者を最深部に迎え入れる。人をおちょくるのは好きだが、自分がやられるのは勘弁、というのがミレディであった。

挑戦者はミレディの仮初の姿、巨大ゴーレムを見るや否や、ミレディの話もロクに聞かず詠唱を始める。なんて非常識な奴だ!とブーメランな怒りを抱きながらも警戒していたミレディだったが、その魔法の詠唱を聞くごとに、それが攻撃魔法ではなく召喚に関する魔法とわかり、ハテナを頭に浮かべる。

 

そうこうしている内に詠唱は終わり、彼の下に大きな魔法陣が展開され、膨大な魔力の嵐がこの空間に吹き荒れる。

 

「ドーモ。ミレディ・ライセン=サン。守山誠です」

 

綺麗なお辞儀をして現れたのは先程までこの迷宮を攻略していた人物…いや、違う。彼らは彼の分身だったのだろう。この前に来た南雲ハジメと謙遜ない程の力を持つ人間が現れたのにミレディは驚きを隠せない。さらにだ。魂魄魔法を習得しているミレディは気づいた。彼の魂は三つにより構成されている。一つは彼の、そしてもう一つが竜人族のもの、そして最後はミレディもよく知っている人物、ラウス・バーンの魂だ。

ミレディは理解した。彼はラウス・バーンの後継者なのだと。彼もこの世界を動かす人間なのだと確信する。

 

「ふ、ふぅーー…私はご存知ミレディ・ライセンだよぉ〜。…君のことは大体察しがつくよ。あのクソ神を滅殺するために神代魔法を手に入れにきたんだよねぇ〜?」

「いや、違うが…」

「え!?そうなの!?アイツに続いて貴方もなのー!?」

「あぁ。俺は生徒を守るために力を求めているからな」

「そ、そっか〜…そうだよねぇ〜…」

 

ガックシとした態度を1ミリも隠さないミレディに誠はイラッとしながらも話を続ける。異世界召喚、ドラの存在、そしてバーンの名を受け継いだということを全てミレディに説明した。

 

「うんうん…なるほどねぇ…まぁーたあのクソ神はそんなことやってくれてたんだねぇ…面白くないねぇ…ところで君は元の世界に戻りたいんだよね?なら神との対立は免れないけど…それは大丈夫なのかい?」

「当然だ。俺が犠牲になってでも大切な存在は守り抜く。いざとなればエヒトも殺す。出来るだけしたくねぇけどな」

「フーン…じゃあ私が君の力を見極めてあげる!本当に全てを守り抜ける力が欲しくば戦え!!我が名は解放者が一人、ミレディ・ライセン!!私に見事打ち勝てば、神代魔法が一つ、重力魔法を君に授けよう!!って感じかな」

「そうか…なら承る。行くぞ…“竜化”」

 

誠は灰竜となり凶悪な装備をしている巨大ゴーレムと対面する。

 

「「いざ…勝負…!!」」

 

竜と巨人が衝突した。

 

 




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守山誠 24歳 男 レベル : 86
天職 : 忍者
筋力 : 9856[+竜化状態98560]
体力 : 7099[+竜化状態70990]
耐性 : 5823[+竜化状態58230] 
敏捷 : 23521[+竜化状態235210]
魔力 : 86551[+竜化状態865510]
魔耐 : 4125[+竜化状態41250]
技能 : 五遁の術・影分身の術・隠れ身の術・空蝉の術・変化の術・気配遮断[+完全気配遮断]・仙道[+魔力循環][+仙人モード][+魔力感知][+水上歩行][+瞬間補給]・異常状態無効[+毒無効][+幻覚無効][+石化無効]・口寄せの術・◼️◼️魔法・威圧・竜化[+竜鱗硬化][+魔力効率上昇][+身体能力上昇II]・複合忍術・魔力操作[+魔力放射][+魔力圧縮]・技能改造・言語理解
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※竜化
ティオのステータスを参考にして十倍にしたら何かヤバイことになった…。竜化はまだまだ使いこなせていないので、最大が上記のステータスで実際は半分にも満たない。

※瞬間補給
自然エネルギーを戦いながらも補給出来る。後半のナルトみたいなもの。

※技能改造
ドラが長い時間に暇を持て余し発現した技能。改造といっても精々無効を耐性にしたり、無くしたりと下位のものにしか改造出来ない。元には戻せる。

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