俺はロリコンではない。ただ成熟した女性より未熟な体の女の子が好きなだけだ。   作:ユフたんマン

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も、モチベが上がらない…書きたいことはいっぱいあると言うのに…
銀魂ではエリちゃんが好きです。


人が鯨を見てデカイと言うように!海は深いと言うように!俺はロリコンではない!!

俺の口から吐き出された灼熱の炎をミレディは空間を歪め逸らす。そしてミレディは魔力の弾幕を放ち俺から距離を取る。非常に戦いにくい。

図体はデカいくせに俊敏に動くゴーレムの姿は圧巻だ。いや、動くと言うよりは落ちているの方が正しいだろう。重力魔法を巧みに扱い俺を翻弄する。一撃だ。一撃さえ喰らわせれば決着がつく。しかしそれは叶わない。

それは進撃する兵団顔負けの立体起動を可能としたゴーレムが遠距離から狙撃、安堵俺の攻撃が当たる直前で重力を変え別方向に落とすからだ。完全には落とすことは出来ず幾度となく喰らってはいるが、全て再生している。やはり体の中に核があるのだろう。と言っても場所は既に把握している。

問題はそこに当てられるかどうかだ。この竜の体は力は大幅に上がるが小回りは効かず、精密な動きをすることが難しい。南雲の銃があればもう少し楽に倒せたかもしれない。

 

「そ〜れそれ〜!!当たらないよぉ〜!!」

 

気の抜けた声を出しながら弾幕を放ち続けるミレディ。それを強靭な鱗で弾きながら考える。現在、俺はドラと超融合した影響で魔力操作を行えるようになった。本来、魔物しか持っていないものだが何故かドラはそれを持っていた。共有された限りの情報では始めから、産まれた時から既に持っていたようだ。先祖返りとかそんなものか?それとも竜人族は皆元々持っているのか…まぁそれで、だ。これは魔力を直接操作する。つまりは魔法陣とかそう言う過程を吹っ飛ばすことが出来るものだ。

しかし元々俺は魔力操作なしで周囲の魔力を操ることが出来ていた。それどころか常時発動し魔力供給している。魔力操作を会得し授かったもの…それは精密性だNARUTOの傀儡糸のようなものを魔力で強靭に創り上げ、ミレディに悟られないように周囲一帯に張っていく。勿論、通常の魔力なら即バレるので自然エネルギーを混ぜることによってあやふやな存在へとすり替えることで糸の存在を気付かせない。竜の姿では細く、そして強靭な糸は作れない。人の体なら問題ないが、竜の姿だとどうしても強靭にするには太くするしか方法がない。太さで言えば電柱よりもちょっとだけ太いぐらいだ。だが問題ない。これに気付けるのはドラだけ…つまり俺だけだ。

 

「な、何これェエ!?」

「HIT!!」

 

グイッと糸を引っ張ると、ミレディのゴーレムの体に極太の魔力糸が絡まり、俺に向けて引き寄せられる。

そして向かってくるミレディに拳を振り上げ…殴り…抜けるッ!!

 

「甘いッ!!」

 

ミレディはガクンと上に落ちることで軌道を修正し、俺の一撃は空振りに終わる。そしてカウンターとばかりに俺の顔面にゴーレムの拳が振り下ろされた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「やった…?……な、何ィィイイイ!?私の…私の渾身の一撃を…!!」

 

ミレディが驚愕し叫ぶ。

 

「口で受け止めただってェェエエ!?」

 

俺はミレディの腕を咥えてミレディの逃げ道を潰す。土遁で俺たちを囲み、“竜纏”を唱える。すると魔力が俺の体全体を纏わり付き、燻んだ灰色だった鱗は純白となり輝く。この魔法、ドラから受け継いだものだが、防御面に関しては他の魔法の追随を許さない。“聖絶”などが主に有名かつ強力な結界だが、それを遥かに凌ぐ強力な結界が“竜纏”である。膨大な魔力で結界を張り、それを見に纏うという簡単そうに聞こえるが、実際に使ってみると制御するのはかなり難しい。まだ俺も完璧には扱いきれていないが、使いこなせれば俺の全力の一撃も耐えられるかもしれない。欠点としては周囲に展開出来ず、自分しか守ることが出来ないといったところだろうか。

しかし何故今この魔法を出したか…そう疑問に思っただろう。理由は簡単、こういうことさ!!

 

口から業火を吐き出す。それはまさに太陽、使い古すようだが太陽とほぼ同レベルの温度を持つ業火だ。それを密室となった空間で、尚且つ超至近距離で受けたミレディはひとたまりもない。数十秒後、ミレディだったものはその場から消え去り、残ったものは俺と土壁だけだった。今回“竜纏”を使ったのは俺へのダメージを無くすためだ。俺の体から出てる以上、大丈夫だとは思うがコーティングしておいたのだ。火傷とか下手すりゃ痕が残っちゃうしね。

 

ということで土壁を崩し、人型に戻って小さな生命反応を感じる場所に向かう。そう、ミレディの反応は二つあったのだ。と言っても巨大ゴーレムはお粗末と言っていいほどの反応だったが…

そして現れたのはニコちゃんマークの顔をした小型ゴーレムの姿をしたミレディ・ライセン。生命エネルギーは微々たるものだが、彼女から溢れ出る魔力は相当なものだ。

 

「さっすがラーくんの後継者だね!実力も十分!!せっかく演出も用意してたのに最初から全部見破ってるなんて酷いなぁ!!」

 

プンプンと頬を膨らませ可愛らしく怒るミレディ。さぞ昔は魅力的な女性だったに違いない。

 

「しっかしラーくんが後継者なんてねぇ…ま、考えても仕方ないか、うん!よぅし、神代魔法を喰らえぃ!!」

 

すると俺の足元に魔法陣が浮かび上がり、脳内に神代魔法の知識と使用方法が直接刻まれていく。ああ…なんか癖になりそうな快感…

というわけで南雲から聞いていた通り重力魔法を習得したZOY!!というか俺に適正ありまくって怖いんだが…

 

「うわぁ…流石のミレディちゃんもドン引きレベルの適正だよ…普通に少し練習したら私以上に使いこなせるかも…ミレディちゃん大ショックッ!!授けた本人が負けるなんて…!!」

 

打ちひしがれるミレディ。ボス戦の後は報酬ということで貴重な鉱石を幾つか貰う。貰っても俺には必要ないので返却し、代わりに武器となるアーティファクトを貰う。それは大きな大剣。背中に背負うタイプのやつだ。カッケー、やっぱ漢は大剣だよなぁ?異論は認める。

 

よし、じゃあこれで試したいこともあるしここでお暇させてもらおう。

 

「もう行っちゃうの?……え?分身を置いていくって!?フフフ…これで退屈しなくて済むよ。ありがとう」

 

上目遣い(雰囲気)で可愛らしく泣きそうな声でそう言われたので分身を置いていくことにする。まぁ一人でここにずっと居たら狂っちまうかもしれねぇしな。

では、チャオ!!

 

 

 

 

 

俺は神山へと戻った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

▽▽▽

 

ウルから帰還した先輩が消えた…書き置きと共に姿を消した。何者かによる誘拐と俺は当たりをつける。場所はわかる。神山の頂上付近にある聖教教会の一部である建物に幽閉されているのだ。今すぐにでも助けに行きたいのだが、残っていた書き置きのせいでそうも行かなくなった。

書き置きには俺が何かしら怪しい行動をすれば、即先輩を神の名の下に断罪すると書かれていたのだ。俺は激怒した。だが今はその時ではない。すぐに先輩を護衛していた分身を調べると、どうやら厳重に封印されているようだった。やられた…俺の分身は消えなければ本体に情報は共有されない。まさか俺の分身とは言え不意打ちで封印できる輩が存在するとはな…

不意打ちなど、誘拐した下手人の情報は、その現場を目撃していたリリアーナ王女から聞かされたため、信頼に値するだろう。幼女は正義!俺はロリコンじゃないけど。

落ち着け…落ち着け…熱くなったら全てがご破算になる…ビークール…ビークール…よし。

 

リリアーナから聞いた話では、王の様子がおかしいらしく、その他の兵士達も様子がおかしくなっているようだ。今すぐ行動に移したいが恐らく俺は監視されているだろう。仕方ない…ここは信頼する生徒にでも頼もうか!!

しかし南雲を異端認定か…王国やらどっかの国が南雲に滅ぼされなきゃいいが…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

先生から連絡が来た。どうやら先生は俺をご指名のようだ。用件はメルド団長との接触だそうだ。簡単だな。

俺はすぐに身支度を終え神山から下山する。

俺は一度大きな過ちを起こした。自分の欲の為に恩師の命をも奪おうとした本物の屑だ。けど…先生はそんな俺でも救ってくれた…ドン底から救い上げてくれた…

その恩が返せるのなら、俺はどんなことでもやってやる…!さらに報酬として俺の気になっている女性を紹介してくれるなんてモチベ上げ上げなんだが。

一生ついて行きます先生!

 

取り敢えず俺、清水は城に帰還しメルド団長を探す。そこらにいる兵士やらに場所を聞いても知らないの一点張りで教えてくれなかった。その為、ネズミやら虫やらを洗脳し、メルド団長を捜索する。今は既にこの世界では深夜。起きてるのはよっぽどの仕事熱心の人間か日本からの転移者だけだろう。

 

しばらくすると、洗脳していたネズミがメルド団長を見つけた。新たに手に入れた派生技能“視覚共有”を使い確認すれば、そこには副団長のホセと共に話し合っている二人の姿が。

黒いローブをはためかせその一室へと向かう。向かう最中に話し合いが終わったのか、メルド団長達は部屋を出て別れる。

 

そして角、俺が走り抜け、見たものとは…

 

「だ…大介…お前…まさか…!?」

 

メルド団長に短剣を突き刺す檜山の姿だった。

 

「何してんだ檜山ッ!!」

「な…!?清みグワプッ!?」

俺が現れたことに驚愕している檜山は俺の一撃を交わすことが出来ず、顔面に俺の拳をモロに喰らう。そして檜山は変な声を出しながら地面に倒れ込む。すぐさま檜山を魔法で拘束し、メルド団長の容態を確認する。よかった…急所には当たっていなかったようだ…

 

回復のポーションをメルド団長に飲ませ、檜山に洗脳をかける。先生とはもう人間に洗脳をかけないと約束したが今は緊急事態だ。そんなこと言っている暇はない。先生もそこらへんはキチンと理解してくれる筈だ。

本来、人間のように意志のある生物には洗脳は効きづらいという欠点があるのだが、運良く地面に倒れ込んだ檜山は後頭部を強打しており、意識朦朧の状態だ。その状態なら洗脳もたいして時間は掛からない。檜山は何故メルド団長を殺そうとしていたのか…

洗脳が成功し、その真実を聞き出そうとした次の瞬間…

 

 

 

ドパァンッ!!

 

 

 

檜山の体が爆散した。

 

「う、うわぁあああああああああああああ!!?」

「お、落ち着け幸利!!く…、情報を渡さぬように自爆…いや、洗脳なら自爆は出来ないはず…まさか外部のだれかが…!!いかんッ!!すぐここから離れるぞ!!敵の親玉が現れるかも知れんッ!!」

 

肉片と大量の血が宙を舞うといくショッキングな光景を見て発狂する俺をメルド団長は焦り、腰を抜かした俺を背負いその場から退散した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

 

 

清水とメルドの様子を遠くから見ている人物がいた。

 

「いいのですか?彼を傀儡にしなくて…」

「いいよ。流石にあいつらを殺したら先生が暴走しそうだしね。あと絶対愛ちゃん先生は殺さないでね。あれは守山先生への切り札だから」

「分かっています。人質は生きていなければ意味はない。それに殺してしまえば奴はすぐに感知して暴走するでしょう。そうなればこの世界に甚大な被害が出ます。しかし全く…どうしてイレギュラーがこう多いのか…我が主の駒に相応しくない屑どもが…」

「ははは…流石に僕の傀儡兵でも先生の相手は苦しいからね…」

「……我が主も貴女の計画の完遂を願っておいでです。精々もしくじらないようにお願いします」

 

そう言うと銀髪のシスター服を来た女は姿を消す。そして残されたもう一人の女はギリっと歯で音を立てた後、ニンマリとドス黒い笑みを浮かべた。

 

「待っててね光輝くん…!!」

 

 




銀髪シスター「そこです。自爆しなさい」





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