俺はロリコンではない。ただ成熟した女性より未熟な体の女の子が好きなだけだ。   作:ユフたんマン

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プリコネで好きなキャラはコッコロです。ママなのでロリコンではありません。



最初はメルド視点です。


俺がロリコンだと思っているのか?

オルクス大迷宮から脱出した生徒達は、無事に出れたという安堵感から座り込んでしまう。中には大の字になり倒れる者や泣き出す者もいる。騎士達も同様に座り込んでしまう。俺もかなり疲労し、倒れ込みたい気持ちもあったが意地で立つ。ここで自分が倒れてしまうと、生徒たちが不安に思ってしまうかもしれないからだ。

そして何よりあそこはまだ深層と言っても中間地点でしかないのだから…

 

「皆!!無事か!?」

 

そう言って現れたのは誠だった。安堵から喜びあっていた生徒たちの目付きが変わる。それに気付いた誠はすぐに顔を歪めながらも、俺にあの後何があったか事情を聞いてくる。

話すのを躊躇いかけたが、全て話すと誠の顔は真っ青になり冷や汗を垂れ流す。

 

「南雲が…奈落に…」

 

誠はすぐに分身を出して消す。情報を本体と共有したのだろう。そしては誠は生徒たちの前に立ち、深く頭を下げる。

 

「本当にすまなかった…!!俺が…!!本体がいなかったばかりに…!!」

 

生徒たちの眼光が鋭くなる。

 

「困った時は…困った時は頼れって言ってたじゃないですかッ!!なんで先生は私たちが本当に困っている時にいないんですか!?」

 

一人の女子生徒の叫びを皮切りに生徒達から罵声と怒号が飛び交う。誠はそれを頭を下げながら全て受け止める。

 

見損なった!

あれは口だけだったのか!

先生はどこで何をしていたんだよ!

俺たち死にかけたんだぞ!?というか一人死んだんだぞ!

 

 

 

 

 

 

「落ち着けッ!!」

 

俺の一喝に生徒達は気圧され、皆誠から視線を俺に移す。まったく自分が情けなくなる。彼らはまだ子供なのだ。この世界のような争いのない世界からやってきた学生なのだ。なのに俺たちは勇者だ御一行だとまくし上げ戦いを強要する。魔人族を我々は悪としてきたが彼らから、第三者からすれば我々が悪ではないか…!

 

「誠…いや、守山先生…この度は生徒を危険に晒し、挙句には生徒を一人失ってしまい…誠に申し訳ありません…!!」

 

頭を深く下げる。誠よりもだ。俺が彼にあんなことを言ったばかりに…

誠は頭を上げるように言うが俺は上げない。ケジメを付けておきたいのだ。彼が自分のせいで教え子に責められるなど見ていられない。

 

「俺が守山先生に『今回は二十階層までしか行かないからついてこなくても大丈夫だ、俺たちが生徒たちを何があっても守るからな』と無責任にも言ったばかりに…生徒を…大事な教え子を失ってしまった…本当にすまない…!!」

「いや、俺も影分身の力を過信しすぎていた…天之河に言った本人がこうとは…そんな自分に反吐が出る…メルド団長に聞かずに同行すればよかっただけの問題なんだ。団長には何の非もない…」

 

俺は誠には少しでも休んで欲しいと思っただけなのだ。彼は四六時中、分身で城の警備、生徒の安全を守る為に見回り、各地での情報収集、護衛、この世界を知る為に勉強など、様々なことをし続けているのだ。本人は消費魔力が少ないから大丈夫だと言っていたが、彼がいつもフラフラになって部屋に戻っていることを俺は知っている。チリも積もれば山となるという教えてもらったことわざはこういう時に使うのだろう。

それが裏目に出て、しかも彼が大事にしている生徒を失ってしまった。俺は彼にどう顔向けしたらいいのだろうか…

 

「それでも…だ。俺が悪いことには変わりない。皆も先生を責めるのではなく、俺を責めてほしい…俺の監督不行き届きだ」

 

沈黙する生徒たち。その静寂を破ったのは意識を失った香織を背負った雫だった。

 

「皆、もうやめましょう…彼らを責めてもどうにもならないわ。先生は神様でもなんでもない私たちと同じただの人間なのよ?先生にだって手が届かない範囲だってある。今回のことだってちゃんとメルド団長の指示に従っていればこんなことにならなかったのだし、今先生たちを責めるのはお門違いよ。ねぇ檜山くん。さっき先生に怒鳴ってたけど貴方がメルド団長の指示を待ってグランツ鉱石に触れなければそもそもこんなことは起きなかった。違う?」

「いや…それは…えっと、そのー…」

 

いきなり矛先が大介に移ったため、彼は動揺しているが、すぐに止めに行かなかった俺も悪い。トラップの危険性も、どのような物があるかも説明不足だった。

 

「いや、それは檜山にも非があるかもしれんが俺が説明不足だったこともある。彼を責めないでやってくれ。

取り敢えずこの話は後に置いておいてひとまず城へ戻ろう。王にも話をしなければならない。今日は宿でゆっくりと休んでくれ。明日には町を出発する」

 

生徒達はそれに従ってトボトボと歩き出した。それを見ながら俺は無力感に打ちのめされていた…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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白崎と話し、覚悟を決めてから俺はすぐにあることに取り掛かる。まずは畑山先輩の許可が必要だったが、先輩はすぐに了承してくれた。

そして次は王とイシュタルへと伝える。最初は渋っていたが、依頼を受ける量を増やすというと快く了承してくれた。これで準備は整った。

 

先に生徒たちを集めて俺の今後を話していく。あんなことがあって訝しむ声もあったが、最終的には彼らは納得してくれた。

取り敢えず大きなリュックを持ち、中に必要になりそうな道具を入れていく。中身は殆ど魔力回復薬ばかりだが…

 

そしてリュックを背負い訪れたのは俺たちが呼び出された神山である。何故俺がここに訪れたのか…それは修行をする為である。

本体が城から席を外す為、彼らの確認が必要だったのである。因みに分身は百体ほど城に置いてきた。しかしそれでも前と同じ過ちを繰り返さないように、五人組というチームを作った。分身が行動する時は常に五人行動。一人は普通にいてもらい、後の四人は気配完全遮断で追いかけてもらうというチームだ。これであの時のようなミスは起きないだろう。

因みに頻繁になった先輩の仕事には、護衛の分身を十人程付けている。勇者の次に狙われそうな希少な天職だからしょうがないね。

 

ひとまず神山に登り、食べられそうな木の実や、ゼンマイのような食べられる野草を集めていく。今回の修行での食糧はその場で現地調達しようと思っている。なんか修行っぽいし。

 

今回の修行の最終目標はNARUTOの仙人モードもどきだ。たしか自然エネルギーを外部から取り込むことで会得出来るものだったはずだ。

ならば神山で修行すれば結構いい線行くんじゃないかと試していく次第だ。今回の試みは失敗したとしても何かに役立つだろう。

 

 

適当な場所で岩の上で瞑想し、付近の魔力を感じる。これはすぐに出来た。そして取り込む。これが難しい。神山は通常の場所よりも魔力濃度が高い。それを体にそのまま入れようとすれば体が悲鳴を上げる。まぁそれでもやるしかないのだが…

 

影分身込みでニ週間かけてやっと魔力を好きなように取り込めるようになった。これで影分身の魔力は困らないだろう。さらに修行する分身を増やす。俺はナルトのような才能も力もないのだ。魔力に際限がなくなったのだからもっと効率よくしないと獲得に年単位掛かってしまいそうだ。

最近ちょうどいい幅広い滝を見つけた為、螺旋手裏剣の練習も並列して始めたがめちゃくちゃ難しい。螺旋丸の比じゃない。これ、終わるのいつになるのだろうか…

 

 

 

 

 

▽▽▽

 

あれから一ヶ月経った。あれから俺は周囲の魔力の中に紛れ込む微かな反応しか示さない存在を感じることを目標に瞑想を続けてきた。そしてそれを三週間かけて見つけ、そこから今までそのエネルギーを取り込むことを繰り返している。しかし分量を間違えたり集中が少しでも乱れてしまうと自然エネルギーに呑まれ魔物のような異形の姿になってしまう。

今ではかなり扱いをマスターしつつあり、現在は岩を削って剣山のようなモノを作り、その上に石板を乗せ座禅を組んでいる。NARUTOでもやっていたやつだ。

螺旋手裏剣の方は一旦中止している。二兎追うものは一兎得ずとも言うしな。あれは並列してやるには無茶だ。改めて、仙人モードもどきが使えるようになったら練習することにする。

 

というか最近幻覚が見えて来てヤバイ。先輩がなんか現れたり美味そうな飯が見えたり…なんだ俺…疲れてんのかな…(疲労困憊)

偶に騎士みたいな賊が襲ってきたが、そんなことはどうでもいいか…

それよりもかなり大きな洞窟を見つけた。中にかなりの数の影分身を向かわしたので、もう少しで連絡が…

 

 

中にドラゴンがいるらしい。一応対話出来るかどうか試したらしいが、問答無用で襲いかかって来たらしい。乱暴はやめてよね!相手は分身達に任せ、俺は虫や山菜を回収していく。虫は貴重なタンパク質だ。

 

 

 

 

▽▽▽

 

自然エネルギーを操作し始めて三ヶ月程、ついに俺は仙人モードもどきを会得することが出来た。魔力と自然エネルギーを練り上げて作り出したものの為、NARUTOのものととは少し違う。

まあ性質はほとんど変わらず、仙人モードには原作同様弱点がある。動くと自然エネルギーが供給出来ないというデメリットは原作同様影分身で対処する。あのドラゴンがいた洞窟が自然エネルギーに満ち溢れており、そこで分身達が自然エネルギーを貯めて座禅を組んでいる。

あとドラゴンは襲い掛かってきたけどなんか力を試してみただけなんだとか。なんか倒したら契約を結んでくれた。いつでも我を呼び出せとか…呼び出す機会はないだろうけど…

 

肌は何故か硬質化し鱗のようになり、顔の隈は目尻と眉の上に現れた。オデコには殺という形の隈も出来た。ダッサ!!やめてよそんなの!恥ずかしいので発動する際にはバーダックのようにバンダナを付けておく。

さて、ひとまずここですることは終わったな…早くリアルで畑山先輩をみたい。ペロペロしたい、抱きしめたい。俺はロリコンじゃないが。

 

そういうことで今日は四ヶ月ほどぶりに城へと戻るのだった。

ええい!鬱陶しいぞ鳥め!!纏わり付くんじゃない!!

 

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守山誠 24歳 男 レベル : 39

天職 : 忍者

筋力 : 591

体力 : 1025

耐性 : 1285

敏捷 : 3800

魔力 : 28500

魔耐 : 1538

技能 : 影分身の術・隠れ身の術・空蝉の術・変化の術・火遁の術・気配遮断[+完全気配遮断]・風遁の術[+偽・螺旋丸]・仙道[+魔力供給][+仙人モード][+魔力感知]・異常状態耐性[+毒耐性][+幻覚耐性]・口寄せの術・◼️◼️魔法・言語理解

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私、畑山愛子は守山くんに呼び出されています。彼の顔は真剣だ。そして覚悟している目をしている。

 

「先輩…俺…今回の件で自分の力不足さを思い知りました。必要なのは力なんです…生徒を守る…」

 

手に爪が突き刺さり、血が流れるほどの力で握り締める。それほどまでに彼は追い詰められているんだろう。そんな彼の力になれない自分に嫌気がさす。

 

「俺、神山で修行と言うか何と言うか…今時古いとは思うんですけど…山籠りに行こうと思ってるんです。かなりの期間俺はこの城から出るでしょう…分身は百体ほど置いて行きます。前回の失態も踏まえて新たな案も考えてます…!!

なので…俺は先輩に許可を求めに来ました…前回のことで生徒達からの信頼は地に落ちました…これから先輩にはかなりの負荷がかかることになるかも知れません。そんな先輩の断りもなしに勝手に出て行くことは俺には出来ません。どうか、お願いします!!」

 

そういい深々と頭を下げる守山くん。こうして彼は私に頼るのはいつぶりだろうか…いや、初めてだった。

 

「守山くん…。許可を出す代わりに約束して欲しいことがあります。無茶をしないでください。定時連絡を分身でいいのでとってください。何かあれば…先輩である私を頼ってください。メルド団長から聞きました。私たちに負荷が掛からないように国からの依頼を沢山こなしてるって…

私を舐めないでください!貴方にそこまで過保護になられずとも私はここで生活していけます!!仕事だってやってみせます!!

 

だから…だから私を頼ってください!私は貴方と同じ先生でもあり、それ以前に先輩なんです!困ったことがあれば私は貴方に力を貸します!頼ってくれれば貴方に何処までもついていきます!!

だから…一人で全部背追い込まないでください…!!」

 

彼を一喝する。視界が少し歪むが気にしない。守山くんの体が震える。

 

「ハイ、頼らせてもらいます…先輩…!」

 

震えた声で返事が返って来た。啜る音も聞こえるけど、それは聞かなかったことにしよう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

守山くんは王様とイシュタルさんに、依頼の受ける量を増やすのを条件に、心が折れてしまった生徒たちへの訓練の免除と神山への入山許可をもらった。勿論私も手伝います。生徒たちに危険な目に遭わせたくないし、守山くん一人で抱え込んで欲しくないですから!

 

その後、生徒たちにこの事を伝えるために、王宮の大広間に全員を集めて守山先生が皆に全て話しました。反応は皆薄かったです。それどころか守山先生を冷ややかな目で見ている生徒もいます…

 

「以上だ。後、最後にもう一度謝っておく。本当にすまなかった!メルド団長はああは言ってくれたが俺は自分に非があると思っている…安全だと言われていても、今回のようなイレギュラーが起きる可能性も考慮して本体の俺が同行すればよかった…今こう、たらればを言っても後の祭りだというのはわかっている…こんな俺だがまた、教師として君たちと寄り添っていきたいと思っている…俺を許さなくていい、君たちからすれば当然の感情だ。だが、俺は今度こそは手から零れ落ちないように努力して行こうと思う…」

 

頭を深く下げる。殆どの生徒は戸惑いの表情を浮かべているけれど、数人はまだ厳しい目を守山くんに向けている。けどそれも仕方のないことだということはわかってる。私たちは生徒たちが命がけで戦っていた時は城で次の日の仕事に備えてゆっくりと準備していただけなのだから…

 

「先生、顔を上げてください。昨日の話、こっそり聞いてしまいました…すみません」

 

そう言ったとは八重樫さんでした。昨日の話ということは私の…!!?

恥ずかしくなって顔が赤くなってしまう。

 

「先生は私たちの負担が減るように今まで動いてくれてたんですよね?なら私たちが先生に何かを言う権利はありません。充分先生には無意識だったとしても頼らせていただきました。なら今度は私たちが先生を支える番です」

「そうですよ!南雲くんは死んでなんかいないんだから先生が気に病むことなんて何もありません!人間なんですから一つや二つ、間違えぐらい皆してますから!ね、皆!」

 

クラス内でも男女問わず人気のある二人が守山くんを庇ったことにより、残りの生徒たちも「確かに先生に頼り過ぎてたかも…」と八重樫さんと白崎に賛同していく。

 

「まだ香織は南雲の事を言っているのかい?もう彼は死んでしまったんだ…いつまでも彼の事を引き摺っているといつか君の心が壊れてしまう…香織、大丈夫だ。俺がそばにいる。俺は死んだりしない…もう誰も死なせはしない。香織を悲しませたりしないとと約束するよ」

 

天之河くんがいきなり南雲くんの事を白崎さんの前で掘り返したため、八重樫さんが止めるも天之河くんは止まらなかった。

しかしその暴走を止めたのは意外な人物だった。

 

「天之河…恐らくだが南雲は生きている」

「な、何を根拠に!?」

「実はあれからすぐに南雲を探すように分身を大迷宮に送り込んで奈落の底を見て来てもらった。そこに火種の跡が残っていたからな…生存の可能性はある」

「え!?本当ですか!?」

 

白崎さんが守山くんの言葉に食いつくが、守山くんは悔しそうに顔を歪める。

 

「ああ、だが敵が強すぎてな…分身が瞬殺されたため情報はそれしか入手出来なかった」

「いや、それでも充分なほどの情報です!!ありがとうございます!!やった…!やった…!!」

「だが喜ぶのはまだ早い。そこの階層に到達するには今の俺たちでは手が届かない。更に俺たちは力をつけなければならない。俺は神山へと明日の早朝よりここを立つ。分身は置いていくから俺に用があれば分身を通してくれ。こんな夜更まで話し込んですまなかったな。では解散!」

 

こうしてひとまず生徒たちとの蟠りは解消されたが、まだ生徒たちの心の奥底には少なからず彼への不信感が残っているはずだ。それをケアしていくのが私の役目…!!これから私も頑張らないと…!!

 

 

 

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