≪合唱大会・当日≫
加音町―広場
エレン「わぁ・・・」
ハミィ「にゃっぷぅぅー♪」
≪街中には軽快な音楽とともに楽団の演奏が催され、町のお店全体もお祭りムード。いろいろな屋台が出回ったり特別出張店などを出店するなど、いつも以上ににぎやかな光景になっていた≫
エレン「すごいわね!響、奏っ」タタタッ
響「あ、エレンっ」
エレン「ほら見て見て!わたアメが売ってある!あ、あっちには金魚すくいまであるわよっ」
奏「もう。エレンったらあんなにはしゃいじゃって」
ハミィ「ハミィもみたいニャッ!」
響「だ~っめ!ハミィはただでさえはぐれやすいんだから・・・」
奏「そうよハミィ。エレンだって・・・ってもうあんな向こうまでいってる!」
響「おぉ~いエレーン!あんまりひとりで言っちゃうと迷子になっちゃうよー!?」
エレン「きゃー!すごいわ!ケバブですって!なにこれ!お肉っ!?」
響「もぉー。あとすこしで本番だってゆーのにー・・・」
奏「そうだ。響・・・アコは?」
響「うん・・・一応、何回も声はかけたんだけど・・・」
奏「来て・・・くれるかしら」
響「・・・」
ハミィ「ひびき・・・?」
響「くるよ。きっとくる。アコだって・・・音楽は大好きなハズだもん。きっと来てくれるっ」
奏「そうね・・・」
ハミィ「にゃっぷっ」
エレン「響ー!奏ー!こっちに来てよー!すごいんだからー!」
響「あはは」
奏「いきましょ、響」
響「うんっ」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・
・・・
音吉の家-
アコ「・・・」
アコ「・・・」
ドドリー「アコ」
アコ「・・・」
ドドリー「アコ、きょうは町で合唱大会ドド」
アコ「・・・ん」
ドドリー「響たちもさそってくれたドド。いかないドド?」
アコ「・・・」
シリー「シリーはいきたいシシーッ♪」
ドドリー「シリー、かってにいっちゃダメドド」
シリー「シシィ・・・」
アコ「いいよ。行ってくれば?」
シリー「シシ?」
ドドリー「アコ・・・」
アコ「わたしのことは気にしなくていいから。みんなと遊んでおいでよ」
ドドリー「・・・ほんとにいいドド?」
アコ「・・・」
ドドリー「アコも、ほんとはいきたいんじゃないドド?」
アコ「・・・いきたくない」
ドドリー「アコ・・・」
アコ「・・・」
音吉『アコの・・・ごっほ!ごほっ・・・歌を、聞きたかったのぉ・・・』
アコ「・・・」
アコ「もう・・・歌なんて聴きたくない」
シリー「シシィ・・・」
ドドリー「・・・」
?『アコ・・・』
アコ「・・・?」
クレッシェンドトーン『アコ・・・』
アコ「クレッシェンドトーン・・・」
クレッシェンドトーン『アコ・・・元気をだしてください』
アコ「・・・」
クレッシェンドトーン『音吉が亡くなったのは・・・とてもツライことです・・・』
アコ「・・・」
クレッシェンドトーン『ですが・・・いつまでも悲観しているわけにもいきません』
アコ「・・・」
クレッシェンドトーン『あなたには・・・今やらなくてはならないことがある。違いますか?』
アコ「そんなこと・・・」
クレッシェンドトーン『響たちが・・・待っているのではないですか?』
アコ「・・・」
クレッシェンドトーン『あなたの気持ち・・・少しはわかっているつもりです。無理強いはしません・・・』
アコ「・・・」
ドドリー「・・・アコ」
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・・・・・・・・・・
・・・
加音町-広場
奏「ひびきーっ」タッタッ
響「あれ、奏?どうしたの?」
奏「もう、2人で勝手に行っちゃうんだから。そろそろ準備の時間よ?」
響「え・・・?うわっ!ほんとだっ!」
奏「やっぱり忘れてたのね・・・それで、エレンはどこいったの?」
響「あれ。さっきまでそこにいたのに・・・」
ハミィ「もうずっといないニャッ」
響「え・・・!?」
奏「もぉ・・・言ってるそばから・・・」
響「あはは・・・ごめんごめん」
ハミィ「しかたないにゃぁ、ひびきは」
響「ハミィも知ってたんなら教えてくれたらいーじゃない」
奏「いいからはやく探しにいきましょ。このままじゃ出れなくなっちゃうわよ?」
響「うん、大事な合唱大会だもん。出れないなんてことになったら女がすたるよ!」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・
・・・
加音町-路地裏
エレン「あれ・・・ここ、どこだろう」キョロキョロ
エレン「迷っちゃった・・・」
エレン「来すぎちゃったのかしら・・・はぁ」
エレン「あっ・・・時間っ!」チラッ
エレン「た、たいへん・・・急がなくっちゃっ!」タッタッ
ドンッ
エレン「あっ」
?「・・・」
エレン「ご、ごめんなさいっ」
かなた「あはは、いいよー?」
エレン「そ、それじゃっ」タッタッタッ
かなた「あ、ちょーっとまった。そこ行くしょーじょ」
エレン「えっ?」クルッ
かなた「ちょっと聞きたいんだけどさぁ・・・」
かなた「オトキチってじーさんのこと、知ってる?」
エレン「え・・・ど、どうして・・・」
かなた「お♪ってことはー・・・知ってるんだ?」
エレン「そ、そりゃ・・・・もちろんだけど」
かなた「あはははー♪やっぱあのジジイ、この町じゃ有名人なんだねー?あいつらが言ってたとーりだ♪」
エレン「ジジイって・・・あなたは・・・」
かなた「ねーね。もしかしてさー、家とか知ってる?」
エレン「え・・・」
ギルティ『クッソジジイは黙ってコタツでみかんでも食ってりゃいーんだよボケがッ♪あー汚ねー汚ねー♪』
ギルティ『まぁそのジジイも正味ウザかったしー?殺しといて正解かなぁー♪』
エレン「・・・まさか」
かなた「おーい、聞いてるー?」
エレン「あなたっ・・・」
かなた「んー?」
エレン「すこし、聞いてもいいかしら」
かなた「はぁ?質問してんのはこっちだろーが」
エレン「あなた・・・その、んっと・・・」
かなた「あぁ?なんなの?」
エレン「ええっと・・・(ああもう、いざ聞こうにもなんて聞こうかわからないよぉ・・・。まさかあなたはプリキュアですか、なんて聞けないし・・・)」
かなた「ちっ・・・うっざ。知らねーならいいよ」スタスタ
エレン「あ、ちょっと待って!」
かなた「待つかバーカ」
エレン「ど、どうして・・・どうして音吉さんの家を!?」
かなた「・・・は?ンなもん、お前に言う必要ある?」
エレン「そ、そりゃ・・・だって、音吉さんとは・・・お友達だものっ」
かなた「・・・ふぅん?」
エレン「お友達の心配するのは当たり前でしょっ」
かなた「・・・ああ、そうかもねー。あはは♪」
エレン「それで・・・」
かなた「“お見舞い”だよ。ただの・・・ね♪」
エレン「え・・・」
かなた「これでいいでしょ?じゃーねー♪」スタスタ
エレン「(お見舞いって・・・音吉さんはもう・・・。そんなこと町中の人が知ってるのに・・・。それとも、アコのこと・・・?でも、それじゃあ・・・)」
エレン「(あの子、やっぱり・・・っ)」
かなた「~♪」
エレン「待ちなさいっ」
かなた「・・・まだなにか」
エレン「あなた・・・キュアギルティねっ!?」
かなた「・・・あ?」
エレン「こんなところで会えるなんてっ・・・」
かなた「なにいってんの?おまえ」
エレン「このままの姿じゃ・・・わからないでしょうね」
かなた「・・・おまえ。まさか」
エレン「・・・そうよ」
かなた「・・・あっは」
かなた「あはハハはははははははははははは♪」
かなた「そっかぁ?そっかそっか・・・あはははは♪おまえ・・・あん時のスイートポテトか」
エレン「は・・・?スイートポテト?・・・・・あっ!スイートプリキュアよ!///」
かなた「どっちでもいーだろンなもん。にしても、あっはっはー♪そっかー?奇遇ですなー?」
エレン「どうしてこんなところに・・・っ!いえ、それよりも・・・っ」
かなた「あ?」
エレン「よくも・・・よくも・・・っ!あなたのせいで・・・アコは・・・っ」
かなた「はぁはぁ・・・なにか言いたげですにゃー?まぁブスの話なんて聞かねーけどさぁ」
エレン「な、なんですってっ!?」
かなた「今日はひとりなんだー?ザコ度が増して死亡フラグビンビンっすなー♪」
エレン「・・・っ」グッ
かなた「かかってこいよ。ドブス♪」
エレン「このっ・・・!!」バッ
エレン「“レッツプレイ!プリキュア・・・ッ”」
かなた「“プリキュア・・・”」
エレン「“モジュレーション”ッ!!」
かなた「“スマイルチャージ”」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・
・・・
合唱大会-舞台裏
響「おぉ~い、エレーン?」
ハミィ「セイレーン、いないかニャー?」
響「シーッ!ハミィってばこんなとこで喋っちゃダメだってばっ」
ハミィ「にゃぷぅ・・・」
響「おーい・・・エレンやーい・・・」
ハミィ「にゃぷーっ」
響「はぁ・・・ここでもないかぁ・・・」
奏「ひびきっ、エレンいたっ?」
響「奏・・・だめ、ここにもいないよぉ」
奏「そう・・・エレンなら時間になればここに来るかもって思ったんだけど」
響「アテがはずれちゃったね」
奏「まったくもう・・・もう大会始まっちゃうじゃない」
響「どーしよぉー・・・」
?「ひびきー!かなでー!」
響「え・・・っ」
奏「フェアリートーン?」
レリー「たいへんレレッ」
ミリー「たいへんミミーッ」
響「ちょ、ど、どうしたのっ?」
奏「なにかあったの?」
ファリー「エレンがたいへんファファッ」
ドリー「れいのキュアギルティがでたドドッ」
「「・・・!!」」
響「キュアギルティ・・・」
奏「そんな・・・また・・・」
ドリー「いまエレンはひとりでたたかってるドドッ」
響「そんな!エレンはひとりでっ!?」
奏「このままじゃエレンが・・・っ」
響「・・・っ」
奏「響・・・」
響「いこう、奏」
奏「ええ・・・」
ハミィ「ひびき・・・かなでぇ・・・」
響「ハミィはここにいて」
奏「そうね、ここからは危険だわ」
ハミィ「にゃぷっ・・・ハミィもいくニャっ」
響「ハミィ、おねがい」
ハミィ「にゃぷぅー・・・」
響「・・・」
ハミィ「ひびき、すぐ帰ってくるニャ・・・?」
響「・・・」
ハミィ「・・・」
響「あは・・・当たり前じゃないっ♪すぐ帰ってくるよっ」
奏「そうよハミィ。わたしたちはすぐに戻ってくる。このあと合唱大会に出なくちゃいけないんだから」
響「うんっ・・・あ、そうだハミィ。もしかしたらアコがここに来るかもしれない」
ハミィ「アコもきてくれるニャ?」
響「うん・・・来てくれるよ。きっと。だからハミィおねがい。その時は伝えて?」
ハミィ「ニャ・・・?」
響「『ぜったいにわたしたちの歌を届けるから』って」
ハミィ「にゃっぷぅー♪わかったニャッ」
響「よろしくね、ハミィ」
ハミィ「まかせるニャッ」
響「それじゃ・・・奏っ」
奏「いきましょ、響っ」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・
・・・
響「はぁっはぁっ・・・それで、エレンはどこにっ!?」タッタッタッ
ドリー「あっちドドッ」
奏「はぁっはぁ・・・エレン・・・無事でいてっ」タッタッタッ
響「・・・」グッ
響「大丈夫だよ奏っ・・・エレンだってプリキュアなんだよ!」
奏「・・・ええ、そうねっ」
響「そうだよ!そんなに簡単にやられることなんて・・・っ」
レリー「そこのかどレレッ」
ミリー「おくにいるはずミミッ」
響「・・・っ」タタッ
奏「・・・っ」タッ
響「え・・・」
-響たちの目の前にはボロボロに打ちのめされ、気を失って倒れているキュアビートの姿が映り
かなた「はっはっは・・・なぁんだ。ほんとクチだけだなぁ♪」ゲシッ
ビート「ぁっ・・・ぐっ」
-自分たちの大切な友達を見下しながら愉快そうに口元を歪ませて足蹴にしているひとりの少女の姿だった。
響「あ・・・」
奏「・・・っ」
響「エレンッ!!!」
かなた「あぁん?」
奏「・・・ぁ」
ビート「ひ、びき・・・かな、で・・・」
響「エレン・・・どうしてっ!」
ビート「うっく・・・うぅ・・・」
かなた「あっれー?なぁにキミたち。これのオトモダチー?」ガスッ
ビート「あうっ・・・」
響「エレン・・・っ!こっのっ!奏・・・!!」
奏「あ・・・」
響「奏・・・どうしたの!?」
奏「く、黒咲・・・さん?」
響「かなで・・・?」
かなた「あー・・・?誰だてめー?」
奏「あなた・・・黒咲さん、よね?」
かなた「・・・あー」
響「く、くろさきさんって・・・ちょ、ちょっとまってよ」
奏「・・・」コクッ
響「じゃ、じゃあ・・・この子が・・・」
奏「そうよ・・・このこ、黒咲かなた、さん」
奏「わたしたちの・・・クラスメイト」
響「・・・っ!」
かなた「そーいや・・・あぁ、あ-ん?なーんか見たことあるねキミら」
響「じゃあ・・・わたしたちのクラスメイトが・・・」
奏「キュアギルティの・・・正体・・・」
かなた「あぁっ♪思い出したー!あれだ、先生の娘と菓子屋の娘だー♪にゃるほどにゃるほど♪そうそう、北と南で覚えやすかったんだー♪き、きた?きたじょー?と、みなみの?だっけ?」
響「ほんとうに・・・あなたが、キュアギルティなの・・・?」
かなた「あーん?」
響「どうして・・・どうしてこんな・・・こんなことっ!」
かなた「こんなことー?」
響「これだけじゃないっ・・・音吉さんのことだって・・・!!どうしてっ!!」
かなた「・・・」
かなた「・・・ハッ」
かなた「あーあー。そっかそっか。なーるほど。あははは♪なるほどなるほど♪」
響「・・・っ?」
かなた「そうゆうこと、かー。へぇー?」
奏「なにを・・・言っているの?」
かなた「あはは♪つまりアレでしょ?ようはさ」
かなた「お前らもプリキュアなんだろ?」
「「・・・っ」」
かなた「これの仲間ってわけだ。“あの時の”さぁっ」ゲシッ
ビート「あ・・・くぅ・・・」
奏「エレンっ!」
ビート「・・・はぁ、はぁ・・・ひびき、かなで・・・」
かなた「まったく大したことなかったよ。てーんで弱いんだからさ♪」グイッ
響「やめてよ!エレンにひどいことしないで!!」
かなた「あははは♪ヒドイことしないでだぁ~?それってぇ・・・こうゆうことー?」グググッ
ビート「う、あぁぁあ・・・っ」グギギ
響「ちょっ・・・!!」
かなた「まずは右一本♪」ボキッ
ビート「う・・・ぁあぁあぁぁぁぁぁああああああああああ・・・っ!!!!!」
響「エ、エレンっ!!」
奏「いやぁぁああ!!」
かなた「あはははははは♪いい声で鳴くじゃぁん♪もっと聞かせてよぉ♪」グギギ
ビート「あぁぁぁぁぁぁああああああああああああああっ!!」
奏「やめてぇぇぇぇえええ!!」
かなた「あはははははははっははははは♪」
響「か、奏ッ!!」
奏「・・・っ!!」コクッ
響「ぜったいに・・・」バッ
響・奏「「絶対に許さないっ!!」」
「「“レッツプレイ・プリキュア”」」
「「“モジュレーション”!!」」
メロディ「爪弾くは荒ぶる調べ-キュアメロディッ」
リズム「爪弾くはたおやかな調べ-キュリズムッ」
かなた「あっは♪やっぱあん時の・・・へぇー?まさかクラスメイトだったとは驚きですわ♪」
リズム「ビートから離れてっ!」バッ
かなた「あっはっは♪うわっとっ」タタッ
メロディ「ビートっ」
ビート「あっ・・・うぅ、あ・・・っ」
リズム「ひどいっ・・・」
メロディ「あなた・・・いったい何が目的なの!?どうしてこんなことばっかりするの!?」
かなた「はぁ~?さっきから何つまんねーことばっか言ってるわけ?うっざ」
メロディ「・・・っ」
かなた「どうして人を痛めつけるのかーーって?あはは♪たとえばお前、魚は焼くだろーが。生で食わねーだろ?」
メロディ「・・・は?」
かなた「いーや、そもそもさ。釣って切り殺すじゃん。殺してから料理する。でしょ?それとおんなじ♪」
リズム「なにをいって・・・」
かなた「生きる為に殺す♪殺しては食う。食って生きる糧にするー♪まぁショクモツレンサってやつじゃん?」
リズム「な・・・っ」
かなた「つーまーりー、わたしが人生を楽しく過ごすために傷つけては殺してんだよ。わっかれよなー?」
メロディ「・・・っ!!」
かなた「“ノーブレイクノーライフ”これがわたしのシンジョーっすよ♪」
メロディ「そんなの・・・おかしいよ」
かなた「あ?」
メロディ「そんなの!!絶対におかしいよっ!!」
メロディ「そんなことで・・・そんなことで音吉さんを殺したっていうの・・・っ!!」
かなた「ハッ・・・そだよ?」
メロディ「許さないっ!!」バッ
かなた「うっぐっ・・・あははは♪おいおーい正義のプリキュアさまが一般人に手ぇあげんのかよー?」
メロディ「そんなこと・・・関係ないよっ」グイッ
かなた「あはは・・・♪そろそろ“時間”かな?」チラッ
メロディ「・・・っ?」
ドォォォオオン!!
リズム「な、なにっ!?」
メロディ「・・・っ!?」
リズム「向こうの方で・・・いま、音が」
かなた「あははははは♪・・・ほぉら」
「火事だぁぁぁぁああああああっ!!」
メロディ「な・・・っ」
リズム「か・・・」
メロディ・リズム「「・・・火事っ!?」」
かなた「ショーのはじまりだぜ?」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・
・・・
かなた『なるほどなるほど。町をあげての音楽祭ってかー♪なーる♪』
かなた『そりゃーすっげー楽しそうだね。ユメとキボーに満ち溢れてるねぇ♪』
かなた『そーだなー・・・あはは♪じゃあさ、てめーらにチャンスをあげる♪』
かなた『・・・そ♪チャンス♪ちゃーんと言うとおりにできたらぁ・・・解放してあげる♪』
かなた『なーに2、3日徹夜すりゃーできるカンタンなお仕事ですよ♪』
かなた『言うこと・・・聞くよねぇ・・・?』
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・
・・・
合唱大会―裏口
不良F「はぁっはぁっはぁ・・・」
不良G「お、おい・・・はやくやれっ」
不良F「で、でもよ・・・でもっ」
不良G「やれって言ってんだよ!!じゃねぇとアイツがっ!!」
不良F「でも・・・こ、こんな・・・こんなことしてよぉっ!」
不良G「グズグズすんなっ!!貸せっ!!」
不良F「あっ・・・」
不良G「俺がやる・・・っ!!お前は誰か来ないか見張ってろ!!」バッ
不良G「やんなきゃ・・・俺らがやられちまうんだっ!!」シュボッ
かなた『てめーら全員で町を火の海にしろ。ガッショー大会の真っ最中にだ。それができたら解放してやるよ。ただし、誰かひとりでも失敗したらお前ら全員皆殺しだ。逃げれるとも思うな。もし逃げたらどんな手を使ってでも見つけ出して殺しにいく。いいね?あはははは♪うんうん、みんないいこだね♪・・・え?手段?あはははは♪小学生かよてめーらは。ンなもん自分らで考えろボケが』
不良H「はぁっはぁっはぁ・・・」シュボッ
かなたの圧倒的な恐怖による支配によって―
不良I「くそっ・・・くそっ・・・」シュボッ
男達は選択肢のない選択を余儀なくされた―
不良J「や、やらねぇと・・・・やらねぇとっ」シュボッ
そして、各自それぞれが多方面に撒いた鼻をつんざぐような臭いのする液体に―
不良K「これで・・・た、助かるんだっ」シュボッ
男達は火を投げ入れた―
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・
・・・
合唱大会―舞台裏
ハミィ「はにゃぁ・・・みんなはだいじょうぶかニャ・・・」
ハミィ「やっぱりハミィもいったほうがいいんじゃないかニャ」
ハミィ「でも、アコもくるかもしれないしニャー・・・」
ハミィ「でも響たちのことも心配だニャー・・・」
ハミィ「うぅぅん・・・」
参加者A「うっわー・・・次わたしたちの番だよ。緊張するーっ」
参加者B「あはは、落ち着いてよリラックスリラックス」
参加者A「えええ・・・でもぉ」
参加者C「だいじょーぶよ。みんなで練習どおりすれば大丈夫だって」
参加者D「そーそー。バシッとキメて優勝の温泉旅行もらっちゃおうよ!」
参加者A「そ、そうだね・・・がんばらなくっちゃ」
ハミィ「ひびきたちも・・・いっしょうけんめいれんしゅうしてたニャ・・・」
ハミィ「・・・やっぱりまつニャ!ひびきたちはすぐにかえってくるニャっ!」
ハミィ「アコもきっときてくれるにゃっぷ!信じて・・・クンクン」
ハミィ「んにゃ?クンクン・・・」
ハミィ「なんだかあっちのほうがコゲくさいニャ・・・」
司会者『それでは、お次の方々です。どうぞーっ』
ワァァァァァアア パチパチパチパチパチパチ
参加者B「みんないくよっ」
「「「えいっえいっ!お・・・っ」」」
ジリリリリリリリリリリリリリリリリリッ!!
参加者A「え・・・な、なに・・・?」
参加者C「どうしたのっ?」
ザワザワザワザワザワ・・・
司会者『み、みなさん落ち着いてくださいっ!落ち着いてーっ!』
司会者『いま確認を・・・え、なんだって!?た、たいへんだっ!!』
観客A「おい!なんだあれ!!」
観客B「黒い煙が上がってるぞ!?」
観客C「うそ・・・まさか火事!?」
観客D「え・・・おい火事!火事だ!!」
観客E「きゃぁぁぁあああ!!」
「「「火事だぁぁぁぁあああああああっ!!!」」」
ハミィ「にゃにゃー!火事ニャァーッ!?」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・
・・・
加音町-路地裏
かなた「あはははは♪」
リズム「な、なんてこと・・・」
メロディ「そんな・・・っ」
かなた「こーんなとこでグズグズしてていいのかなぁ♪町ではプリキュアさまのジンメーキュージョってお仕事が待ってるよー?」
リズム「あなたっ・・・!」グッ
メロディ「リズム!!」
リズム「・・・メロディっ?」
メロディ「・・・リズムはビートを連れて町にもどって。ケガの手当てを」
リズム「・・・っ!じゃ、じゃあメロディはどうするの!?」
メロディ「わたしはこいつを・・・」
かなた「あは♪」
メロディ「倒す・・・っ」バッ
かなた「“プリキュア・スマイルチャージ”♪」
メロディ「たぁぁああっ!!」シュッ
ギルティ「禍々しくうごめく罪の・・・ってうおっ!」ガシッ
メロディ「はああああああああああ!!」ガンガンガンッ
ギルティ「名乗りの途中で攻撃とかありえなくなーいッ?」バシバシバシッ
リズム「メロディっ!」
メロディ「おねがいリズム!行って・・・っ!!」
リズム「でも・・・っ」
メロディ「このままじゃ・・・せっかくの合唱大会が台無しだよ・・・っ!!おねがいっ・・・みんなを!!」
ギルティ「あはははは♪いいぜぇ?てめーは一番ぶっ殺したかったんだよ!!」ガンガンッ
メロディ「てやぁぁぁぁぁああ!!」
リズム「くっ・・・ビートっ」
ビート「・・・あ、くっ・・・りずむ・・・ごめんなさい・・・」
リズム「いいからっ」グイッ
リズム「メロディ・・・!」
メロディ「・・・っ!!」コクッ
リズム「・・・っ!」コクッ
メロディ「はぁぁぁああああああっ!!」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・
・・・
合唱大会―会場
ハミィ「にゃにゃー!たいへんニャー!」トトトッ
ハミィ「にゃっぷぅー!ひとがいっぱいニャ!あ、あぶないニャー!」
観客A「おい!あっちでも火事が起きてるらしいぞ!」
観客B「あっちのほうでも店に火がついてるって!!」
観客C「このままじゃどんどん引火していっちまうよぉ!!」
観客D「マジかよ!どうなってんだぁ!?」
観客E「と、とにかく逃げるぞ!!はやくしろぉっ!!」
ハミィ「にゃにゃ・・・いったい、なにがおこってるニャっ」トテテテッ
ハミィ「はにゃにゃにゃにゃっー!」ボテッ
ハミィ「にゃっぷぅ・・・」
?「ハミィー!」
ハミィ「はにゃ?」
ハミィ「あ・・・!フェアリートーンにゃっ!」
シリー「ハミィさがしたシシッ」
ドドリー「このさわぎはいったいなんだドド?」
ハミィ「わかんないニャ!でもみんなかじだーっていってるニャっ」
ドドリー「かじドド!?」
シリー「たいへんシシッ」
ハミィ「そうニャ!いろんなところでかじがおきてるニャー!」
ドドリー「みんなをたすけるドド!・・・アコッ」
ハミィ「にゃ・・・?」チラッ
アコ「・・・」
ハミィ「にゃっぷー!アコニャー!」タタタッ
アコ「ん・・・」ギュッ
ハミィ「きてくれるとおもったニャ!ひびきたちもしんじてまってたニャ!」
アコ「わたしは・・・ドドリーたちがどうしても行きたいって言うから、仕方なく・・・」
ドドリー「うそドド。アコはほんとは来たがってたドド」
アコ「ドドリー」キッ
ハミィ「よかったニャぁ・・・みんなしんぱいしてたニャッ」
アコ「・・・うん」
ハミィ「ひびきからでんごんがあるニャっ♪」
アコ「伝言・・・?」
ハミィ「『ぜったいにわたしたちのうたをとどけるから』っていってたにゃっぷっ♪」
アコ「・・・」
響『狙うわ優勝!めざせ温泉旅行ー!』
響『・・・その、一生懸命歌うからさ・・・』
響『見にきてくれるだけでも・・・うれしい、かな』
アコ「・・・うん。わかった」
ハミィ「つたわってよかったニャー♪」
ドドリー「それで、そのひびきたちはどこドド?」
シリー「みんないないシシッ」
ハミィ「そうニャ!そっちもタイヘンなのニャーっ!」
アコ「・・・?」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・
・・・
アコ「キュア・・・ギルティッ・・・!」
ハミィ「そうニャー!セイレーンがひとりでたたかってて!ひびきたちもおうえんにいったニャ!」
アコ「・・・ッ!」
シリー「あのキュアギルティシシッ!?」
ドドリー「そんな・・・またでたのかドドッ!」
アコ「・・・あいつが」
ドドリー「アコ・・・っ」
アコ「おじいちゃんを殺した・・・あいつが!」
音吉『アコ・・・みんなと・・・なかよ、く・・・な?』
音吉『―――』
アコ「近くに・・・いるっ!!」ダッ
ドドリー「アコっ・・・!」
ハミィ「ニャ!?アコ、どこいくニャー!?」
シリー「アコー・・・っ」
アコ「キュアギルティ・・・っ!!」タッタッタッ
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・
・・・
加音町-広場
≪街中の人が広場にごった返すように集まって八方から立ち昇る黒煙を不安げに見あげていた。所々から悲鳴や大声が聞こえ、消防車のサイレンが鳴り響き、合唱大会の会場から逃げてきた大勢の観客などでさらに人々の不安を掻き立てていた。≫
リズム「はぁっはぁ・・・この騒ぎっ」
ビート「リズム、これって・・・」
リズム「ええ。やっぱり火事が起きてるんだわ・・・それも、いろんな場所で」
ビート「これ、ぜんぶ・・・っ」
リズム「ギルティの仕業なのかしら・・・」
ビート「うっ・・・」
リズム「ビートっ」
ビート「だ、だいじょうぶっ・・・はぁっはぁっ・・・わたしのことはいいから、リズムはメロディのところへ・・・っ」
リズム「バカ言わないで・・・そんな調子じゃ歩けもしないくせに」
ビート「でも・・・わたしが先走ったりしたから・・・」
リズム「ビートじゃなくったって、きっとそうしてる」
ビート「ごめん、なさい・・・」
リズム「とにかく、一度安全な場所を見つけないとっ」
ビート「ええ・・・っ」
?「リズムー!ビートーッ!」
リズム「あ・・・ハミィっ」
ハミィ「しんぱいしたニャーッ」ギュッ
リズム「あは・・・ごめんね、ハミィ・・・」
ハミィ「ビートもぶじかニャ・・・?」
ビート「え、ええ・・・なんとか、ね」
ハミィ「ひびきはどうしたニャっ?」
ビート「それが・・・」
リズム「ハミィ、話してる暇はないの。とりあえず今はここを離れましょう」
ハミィ「にゃぷっ」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・
・・・
加音町-路地裏
メロディ「奏でましょう!奇跡のメロディ!“ミラクルベルティエ”!」バッ
ギルティ「あっはっはっはー♪うっわ専用武器かよ!うらやまー!」ダッ
メロディ「翔けめぐれ、トーンのリング!“プリキュア・ミュージックロンドッ!”」バシュゥゥゥン
ギルティ「“プリキュア・ギルティブレイドッ!!”」ズガガガガガン
ドガガガガガガァァァアアアアン
メロディ「・・・っ!ミュージックロンドが・・・ッ!」
ギルティ「あっははは♪あんなカスどものエネルギーでも多少はマシになってんだなぁ♪」
メロディ「くっ・・・まだまだ!」
ギルティ「ハッハー♪」
?「見つけた・・・」
メロディ「え・・・っ」
ギルティ「あ・・・?」
アコ「見つけたわよ・・・」バッ
メロディ「ア、アコ・・・ッ!?」
アコ「“レッツプレイ!プリキュア・モジュレーション”ッ!!」
To be continued...