Fate Grand Order 絶対魔導王政ブルボン 作:華原晋
ジェネット
「王妃マリーについては何か情報はないか?」
ジョセフ(ローズ)
「それもそんなに詳しくないわ。だって公寵姫が王妃と仲良くしてたらおかしいでしょう?」
マシュ
「魔導に関する情報はありませんか? 噂でもかまいません」
ジョセフ(ローズ)
「そんなの知らないし~、そもそもアタシは〝第二身分〟じゃないし、使い捨ての公寵姫なんだもの。
なんだか自分で言ってて悲しくなってきたわ」
<ダヴィンチちゃん>
『やはり魔術の知識の無い彼女からは大した情報は聞き出せないか』
ジェネット
「最後に一つ、同士ロベスピエールについての情報は? パリのどこに幽閉されているか知っているか?」
ローズ
「そ、そんなこと聞かれたって」
ジェネット
「そんなことはいい! 噂でもいい。ロベスピエールに関する情報はないのか?」
ジョセフ(ローズ)
「噂レベルでいいのなら・・・
パリのテンプル塔に収容されている、って話は聞いたことあるけど」
ジェネット
「テンプル塔? 貴様、ウソを言っているのではないな?」
ジョセフ(ローズ)
「ちょっと、首を絞めないで! う、噂の真偽なんてわかんないわよ!」
カペー店長
「ジェネット君、落ち着き給え」
ジョセフ(ローズ)
「はあ、苦しかった。
ねえクウニー、ジェネットってあんな激しい性格だったっけ? なんか口調も荒いし・・・」
クウニー
「さあな。革命は人を変えるのだろう。しかしテンプル塔、あの辛気臭い場所か」
ジェネット
「あんなパリのど真ん中にロベスピエールが幽閉されていただと? 馬鹿な、ありえない」
カペー店長
「いや、ありえなくはないよ。あそこは現在は王家管轄の修道院だが、昔は監獄として使われていたこともある。密かに要人を収監するには、適した場所だ」
ジェネット
「同志シェイエス、すぐさま市民を動員し、テンプル塔を襲撃するべきです!」
シェイエス
「ロベスピエール!? あいつはいかんといっているだろう! あんな危険人物、むしろずっと監禁されるべきだ」
ジェネット
「・・・く、この腰抜けが」
シェイエス
「なんと言われようと、市民を動員はできん。敵の罠の可能性もあるしな!」
ジェネット
「・・・クウニー、頼む!」
クウニー
「悪いが警察大臣のフーシェが流した偽情報の可能性もある。あの塔に手を出すのは危険だ」
カペー店長
「・・・では、私が個人的に協力しよう。ロベスピエールは、第三身分の人々にとって必要な人物だと思うからね」
シェイエス
「カペー店長! ありがとう、心より感謝する」
カペー店長
「とはいえ二人では流石に厳しい。君たちカルデアの方達にも手を貸してもらいたいが」
ジャンヌ・ダルク(オルタ)
「どうするの? そのロベスピエールという男、救出する必要はあるの?」
<ダヴィンチちゃん>
『う~ん、フランス革命を成功させるには彼の力が欠かせないだろうし、何より彼には〝魔導〟が効かなかったという点に興味がある。私個人としては是非とも確保したい人材だと考えるが・・・』
立香
「───助けよう」
マシュ
「了解です」
<ダヴィンチちゃん>
『うん、そういうと思ってた」
ジャンヌ・ダルク(オルタ)
「はあ、また要人の救出任務・・・仕方ないわね」
ジェネット
「ありがとう、恩にきる!」