新サクラ大戦・光   作:宇宙刑事ブルーノア

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第2話『手のひらほどの倖せに優しさを込めて』
チャプター1『新生帝国華撃団・始動』


第2話『手のひらほどの倖せに優しさを込めて』

 

チャプター1『新生帝国華撃団・始動』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

帝劇・食堂………

 

「それでは、皆さん! 御一緒にーっ!!」

 

「「「「「かんぱーいっ!」」」」」

 

花組の初勝利を祝い、(ささ)やかながら祝勝会を開いている誠十郎・さくら・初穂・クラリス・すみれ。

 

「今回は本当にお疲れ様。殊勲賞は勿論、天宮さんね」

 

「そ、そんな事有りません! 勝てたのは神山さんとゼロさんのお陰です!」

 

すみれにMVP認定されると、そう謙遜するさくら。

 

「いーや、お前は頑張った………頑張れなかったのは、アタシだ」

 

「私もです………申し訳有りません」

 

一方で、初穂とクラリスは余り活躍が出来なかった事を詫びる。

 

「何故謝るんだ? “()()()戻って来れた”………其れだけで十分じゃないか」

 

『その通りだぜ』

 

しかし誠十郎はそう言い、ゼロも同意する。

 

「初穂もクラリスも、良く頑張ったよ。ありがとう」

 

「………へへっ」

 

「………はい」

 

誠十郎の言葉に、照れ臭そうにする初穂とクラリス。

 

「失礼します。皆さんに御報告が有ります」

 

すると其処へ、そう言う台詞と共に、カオルが食堂に姿を見せた。

 

その表情は何処か落ち着きが無い。

 

「カオルさん? 如何したんですか?」

 

そんなカオルに問い掛ける誠十郎。

 

「「「…………」」」

 

さくら達も、何か深刻な事態が起きたのではないか?と不安気な様子を見せる。

 

「…………」

 

しかし只1人、すみれだけが不敵な微笑を浮かべていた。

 

「実は………信じられない事ですが、陸軍と海軍の()()から………帝国華撃団に対しての援助が開始される事になりました」

 

「! ホントですかっ!?」

 

カオルがそう告げると、さくらが1番に驚きの声を挙げる。

 

「マジかよっ!?」

 

「今までずっと放ったらかしにされていたのに………しかも“陸軍と海軍の両方から”………」

 

初穂とクラリスも、信じられないと言った様子を見せている。

 

「神山隊長の無限も、陸海軍の後押しで配備が決まったそうです。更に、前回の戦闘で大破した三式光武の代替機としての意味も含め、後5機『無限』が配備されるそうです」

 

「無限が5機も………凄いじゃないですか!」

 

『漸く俺達を認めた、って事か?』

 

興奮を隠し切れない誠十郎と、認められた事を実感するゼロ。

 

(しかし、何故こんな急に………今の今まで帝国華撃団を蔑ろにしてきた両軍が“()()()援助を開始”だなんて………)

 

だが、カオルは陸海軍の急な援助開始を不審がっていた。

 

「浮かれていては駄目よ、皆。援助が開始されたと言っても、今の帝国華撃団には未だ“足りないモノ”が有るわ」

 

と其処ですみれが、皆に釘を刺す様にそう言う。

 

「足りないモノ? 其れは………?」

 

「人は城。国は人なり。沢山の故事が言っているでしょう? つまり、()よ」

 

誠十郎が尋ねると、すみれはそう答える。

 

「………確かに。物が有っても、使う人が居ない事には話になりませんね」

 

「その通り………でも、心配しなくて良いわ。既に手配はしてあるから」

 

「ホントですか? 流石ですね、すみれさん」

 

用意周到なすみれに、誠十郎は手放しで称賛を送る。

 

「当然ですわ。私を誰だと思って? 嘗ての帝劇のトップスタァですわよ………さて、先ずはコチラの方からね。どうぞ」

 

と、すみれがそう呼び掛けたかと思うと、食堂に陸軍の将官服に身を包んだ男性が現れた。

 

「!!」

 

将官の制服を見て、誠十郎が反射的に敬礼をする。

 

「楽にしてくれて構わないよ………初めまして、花組の皆さん。陸軍少将の『サコミズ・シンゴ』です」

 

そんな誠十郎にそう言いながら、陸軍将官………『サコミズ・シンゴ』はそう自己紹介をする。

 

「サコミズさんは副司令官として私のサポートに就いてくれます。私が指揮を執れない時は彼が指揮を執る事になりますから、その積りでいて頂戴ね」

 

「「「「! ハイ!!」」」」

 

サコミズが副司令官になる人物と聞かされ、誠十郎達は姿勢を正して返事をする。

 

「其れから………」

 

「いやぁ、良かった。忘れられてるんじゃないかと思ったよ」

 

すみれが更に何かを言おうとしたところ、その言葉を遮ってそう言う声が響いた。

 

一同が声のした方向へ視線を向けると、其処には赤い作業着姿の若い男が居た。

 

「よっ」

 

作業着の男は皆の前まで近付くと、軽く手を上げて挨拶をする。

 

「れ、令士っ!? お前、何で此処に!?」

 

その人物を見た誠十郎が驚きの声を挙げる。

 

『? 何だ、顔見知りか?』

 

「オイオイ、何で?とはご挨拶だな。俺こそが“帝国華撃団の秘密兵器”よ!」

 

ゼロがそう尋ねる中、令士と呼ばれた男は自信満々にそう言い放つ。

 

「お友達ですか?」

 

「ああ………兵学校時代の同期、『司馬 令士』だ。俺が戦術本科、アイツが機工整備科で首席同士だった」

 

其処でさくらにもそう問われ、誠十郎は作業着の男………『司馬 令士』を紹介する。

 

「誠十郎とは、色々と張り合ったもんさ。云わば………“永遠のライバル”ってヤツかな?」

 

「ああ、また一緒に頑張ろう! 期待しているぞ、令士」

 

「は? お前………()()()誠十郎か? 熱でも有るのか?」

 

と誠十郎が畏まった返事を返すと、令士は怪訝な顔になる。

 

「………そうだよな。お前はそう言う奴だ。お前に、真面目に答えた俺がバカだったよ」

 

「ははは! そうそう、そういう感じがお前っぽいぜ」

 

「うるさい」

 

「………何なんです? 仲が良いんですか? 悪いんですか?」

 

「男の人って、よく分かりませんね………」

 

そんな男同士の遣り取りに、さくらとクラリスは理解が及ばない。

 

『成程な………“そういう感じ”か』

 

只1人、ゼロだけは納得が行った様子になっていた。

 

そして、何となく令士の姿にウルティメイトフォースゼロの仲間………『グレンファイヤー』の事を重ね合わせるのだった。

 

「オイオイ、僕の事も忘れて貰っちゃ困るよ」

 

と其処で、今度は青いブレザーを着た男性が姿を現す。

 

「あ、『イデ先生』。すみません」

 

男性を見た令士が、恐縮した様に頭を下げる。

 

「貴方は?」

 

「『イデ・ミツヒロ』。元軍の開発局に勤めていた者さ」

 

誠十郎が尋ねると、男性………『イデ・ミツヒロ』はそう自己紹介する。

 

「イデ先生は俺の教官でな。この人が居なきゃ、俺は首席に成れて無かったよ」

 

「ハハハ。首席に成れたのは、君自身の努力の結果さ。まあ、僕としても君の様に教え甲斐が有った生徒は誇らしいけどね」

 

手放しで称賛する令士に、イデは人の好さそうな笑みを浮かべてそう返す。

 

「司馬くんとイデさんには其々技師長と開発長として、主に霊子戦闘機の整備を担当して貰います。他にも、舞台や設備の修理もお願いするわね」

 

「了解しました、すみれさん」

 

「大丈夫! 任せておいてちょうだい!」

 

すみれの言葉に、令士は敬礼を返し、イデは相変わらず人の好さそうな笑顔を返す。

 

「………ま、お前が来たなら安心だ。其れも先生まで引き連れてな。しっかり頼む」

 

「おう! 任せとけ!」

 

誠十郎も、令士に向かって気安そうにそう言うのだった。

 

「さて、次は舞台の方ね」

 

「舞台の………」

 

「って事は………?」

 

「新人さんが入るって事ですか?」

 

舞台の方と言うすみれの言葉に、さくら・初穂・クラリスが反応する。

 

「その通り………紹介するわ。世界が誇るスタァ、『アナスタシア・パルマ』!」

 

「「!? ええっ!?」」

 

すみれが言った人物の名を聞いた途端、初穂とクラリスが驚きを露わにする。

 

「此処に来れば退屈しないって、星達が言ってたけど………フフッ、確かにそうみたいね」

 

そしてそう言う台詞と共に、銀髪で褐色肌の背が高い色気の有る女性が姿を見せた。

 

『何だぁ? 色っぽい姉ちゃんだな』

 

見たまんまの感想を述べるゼロ。

 

「Mäin Gott! 本当にアナスタシアさん………?」

 

思わず母国語が出る程に驚きを露わにしているクラリス。

 

「有名な人なの?」

 

しかし、さくらは知らない様子でそう尋ねる。

 

「知らないのかよ!? さくら! 世界的に有名な大スタァじゃねえか!」

 

初穂がやや興奮した様子でそう言う。

 

(世界的大スタァ! 凄いなぁ………コレもすみれさんの人望だろうか………)

 

まさかの世界的大スタァの登場に、誠十郎も内心で驚きを露わにしていた。

 

「皆さん、ごきげんよう。私は『アナスタシア・パルマ』」

 

其処で女性………『アナスタシア・パルマ』は、改めて自己紹介をする。

 

「帝劇の舞台に招かれるなんて、光栄ね。花組の名に恥じぬ働きを約束するわ」

 

「は~、すげぇ」

 

「優雅ですねぇ~」

 

立ち居振る舞いからして、既に大スタァのオーラが溢れているアナスタシアの姿に、初穂とクラリスが思わず溜息を漏らす。

 

「貴方が、キャプテン・カミヤマかしら?」

 

と其処でアナスタシアは、誠十郎の前に立ってそう尋ねる。

 

『きっちり挨拶しとけ、誠十郎。ココでしくじったら隊長の威厳も何も無いぜ』

 

「(分かってるって)ええ。花組隊長の神山 誠十郎です。よろしく」

 

ゼロにそう返しながら、誠十郎はキッチリと挨拶を交わす。

 

「そう、貴方が………先日の降魔と宇宙人との戦いでは、目覚ましい活躍をされたそうね。何でも、“()()で星人を撃退した”とか」

 

「あ~、いや、その………」

 

生身で戦ったのは事実だが、其れは()()()()ゼロがやった事なので、何処と無く気不味い誠十郎。

 

「私も、この目で見てみたかったわ」

 

「アナスタシアさんには、花組のスタァとして舞台の華を務めて貰いますわ」

 

と、その辺りの追及を躱すことも有り、すみれが口を挟む。

 

「そして勿論、“華撃団の一員”として戦いにも加わって貰います」

 

「戦いにも? 大丈夫なのか?」

 

「勿論。其方の()も期待していただいて結構よ」

 

世界的スタァに万が一の事が有ったらと心配する誠十郎だったが、アナスタシアは其方も自信満々の様子で返す。

 

「流石だな………頼りにさせて貰うよ」

 

「何つーか、舞台も、戦いも………一気に戦力倍増って感じだな!」

 

一気に充実し始めた帝国華撃団の様子に、初穂は嬉しそうな声を漏らす。

 

「世界一の演技を間近で見られるなんて………ああ………幸せです!」

 

クラリスも、世界的スタァの演技を間近で見られる事に感激している。

 

「其れじゃ、(わたくし)は部屋に戻ります。神山くん、後で(わたくし)のところに来てくれる?」

 

「はっ!」

 

誠十郎が敬礼を返すと、すみれはカオルを伴って支配人室へと戻って行った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして、戦勝祝いが新メンバー加入祝いも兼ねた席になった後………

 

メンバーが解散すると、誠十郎はさくらと共に片付けを手伝った後、支配人室へと向かった。

 

 

 

帝劇・支配人室………

 

「神山、入ります」

 

ノックをし、入室を許可された後に支配人室へと足を踏み入れる誠十郎。

 

「来ましたわね」

 

「御用は何でしょうか、支配人?」

 

「貴方の“昇進”の話ですわ」

 

「しょ、昇進………ですか!?」

 

『やったじゃねえか、誠十郎!』

 

まさかの昇進の話と言われ、誠十郎は驚き、ゼロも喜ぶ。

 

「ええ。神山 誠十郎、貴方を………“帝国歌劇団・特命宣伝部長”に任命します」

 

「はっ! 有り難く拝命致します!………って、特命? 宣伝? 部長?」

 

しかし、続けて言われた特命宣伝部長への任命に戸惑いの声を挙げる。

 

「“()()()でのお仕事”のお話よ。宣伝部の部長をお願いしたいの」

 

「は、はあ………」

 

「陸海軍の援助も決まり、新たなスタァや人員を迎えて、帝国華撃団の体制は大きく躍進したわ。けど、其れを“皆が知らない”事には知名度は上がらないわ」

 

要領を得ない様子の誠十郎に、すみれはそう説明する。

 

「帝劇を民衆にしっかりとアピールする為には、“強力な宣伝活動”が必要不可欠です」

 

「成程………理解しました。重要な役目ですね」

 

「ふふ。話が早くて助かるわ。其れじゃ早速だけど………コレを使ってみて」

 

其処ですみれは、支配人机の引き出しを開けたかと思うと『何か』を取り出して、誠十郎に見える様に机の上に置いた。

 

其れは、『帝』の文字が刻まれた赤い大きなボタンの付いた小さな箱だった。

 

(この、ボタンが付いた箱は?………若しかして)

 

『話の流れから見て、“宣伝に関わるモン”だろうな』

 

誠十郎がそのボタンを見ると、ゼロがそう推測する。

 

「若しかして………宣伝の秘密兵器ですか?」

 

「ふふっ………御名答。きっと気に入って貰える、と思いますわ」

 

誠十郎とゼロの推理に、すみれは意味有り気に笑う。

 

(どんな道具なんだろう? 一寸ワクワクして来たな………)

 

“秘密兵器”と言う言葉に男心を擽られながら、誠十郎はボタンを手にする。

 

「じゃあ、早速使ってみて貰えるかしら?」

 

「ハイ。この赤いボタンを押せば良いんですか?」

 

「そうですわ。やってみて頂けますこと?」

 

「では………ポチッとな」

 

お約束の台詞と共に、箱のボタンを押す誠十郎。

 

すると、彼の姿が一瞬で蒸気に包まれ………

 

「パオォォォォン!」

 

“象の様な着ぐるみ”の姿へと変わった!!

 

(な、何だ、この格好は!? 一体、何が如何なったんだ!?)

 

『何じゃこりゃああああああぁぁぁぁぁぁぁーーーーーーーーっ!?』

 

突然の出来事に、誠十郎は戸惑いを隠せず、ゼロも某刑事ドラマの名台詞の様に叫んでしまう。

 

絡繰(からくり)宣伝人形『大帝国ゲキゾウ』………略して『ゲキゾウくん』よ」

 

その誠十郎の前に移動して来たすみれがそう言う。

 

「げ、ゲキゾウくん………!? あっ!? 意外と楽に動けるっ!? 視界も良好だし!?」

 

誠十郎が驚きの声を挙げて思わず身じろぎしてしまうと、まるで普通の状態でいるかの様にスムーズに動く事が出来て、視界も良好な事に更に驚く。

 

「ふふふ、()()()動けない『着ぐるみ像』だったのだけど、イデさんが改良を施してくれて、まるで光武の様に自在に動ける様になったの。更には台座無しでも変身できる様にまでしてね。あの人は本当に天才ですわ」

 

その様子に、すみれは愉快そうに笑ってそう言う。

 

「この『ゲキゾウくん』に()()し、帝劇を宣伝する。其れが貴方の“新しいお仕事”。帝劇をしっかりと宣伝してくださいましね」

 

『如何やら腹を括るしか無いようだぜ、誠十郎………』

 

すみれがそう言葉を続けると、ゼロが何処か諦めた様にそう言ってくる。

 

「(一寸恥ずかしいけど………こうなったら、やるしかない!)ぱおおおーーーん!!」

 

腹を括ったのか、誠十郎改めゲキゾウくんは大きく吠えた。

 

「素晴らしいですわ、神山くん! これなら心配有りませんわね」

 

其れを聞いたすみれは、満足気な笑みを浮かべる。

 

「本当にコレで良いんでしょうか!? 大丈夫でしょうか!?」

 

しかし、誠十郎は未だ戸惑いの色を隠せない。

 

「見事なゾウっぷりでしたわよ」

 

『“ゾウっぷり”って何だよ………』

 

すみれの言葉に、そうツッコミを入れるゼロ。

 

「くれぐれも、ゲキゾウくんのイメージを壊さない様にね」

 

「ぱ、ぱおーーーん………」

 

何処か物悲しそうに鳴くゲキゾウくんだった………

 

「其れじゃあ、手元に有るボタンを押しなさい。元の姿に戻れますわ」

 

「ぱおーん」

 

最後の一鳴きと共に、ゲキゾウくんは誠十郎の姿に戻る。

 

「ご苦労様。気分は如何?」

 

「何と言うか、その………」

 

『誠十郎、やる気出せ。これも帝劇の為だ。もっと練習しておけ』

 

誠十郎が戸惑っていると、ゼロからそうフォローが飛ぶ。

 

「さっきは上手く行きましたが………今後も上手く鳴けるか、正直不安です」

 

「実は、ゲキゾウくんは子供達からの人気も高いのよ。皆の夢を壊さないであげてね」

 

「子供達の………頑張ります! ぱおおーーーん!………違うか………ぱおおおーーーん!!………うーむ」

 

“子供達から人気だ”と聞いて、無様な姿は見せられないと思ったのか、早速鳴き声の練習に入る誠十郎。

 

「ふふふ………『何事も一生懸命』なのは、神山くんの良い所ですわね」

 

その様子に、すみれはまた満足そうに笑う。

 

「最後に1つ。ゲキゾウくんの中に、神山くんが居る事は“絶対に秘密”よ。お客様の夢を壊すワケにはいかないもの。其れに………正体を知られていない方が、“()()()便利な事”も有りますからね」

 

『だな』

 

既に“ウルトラマンとしての正体”を隠している事もあり、ゼロは頷く。

 

(確かに、ゲキゾウくんに化ければ………普段聞けない情報も集められるかもしれないな)

 

誠十郎もそう考える。

 

「其れでは、早速………宣伝の任務を命じます。大帝国劇場前にて、劇場の宣伝を行いなさい」

 

「はっ! 宣伝部長として………全力を尽くします!!」

 

すみれに敬礼を返すと、誠十郎は宣伝活動を行うべく、大帝国劇場前へと向かったのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

つづく




新話、投稿させて頂きました。

第2話、クラリス回の始まりです。

前回の戦勝記念で細やかなパーティーを開く花組。
そこへ、陸海軍からの援助の知らせが。
原作では誠十郎の無限の購入費で資金が底をついてしまうという展開でしたが、この作品ではムラマツ中将とキリヤマ中将が尽力してくれて、逆に両軍からの援助が再開されます。
出ないと、戦闘で花組の無限が揃ってた事への説明がつかないというのもありましたので。
勿論、さくらの機体も無限に更新されます。

そしてサコミズ少将が副指令として着任。
新生帝国華撃団を見直すと、そう言えば副指令が居ないなと思い、ウルトラシリーズから誰か着任させようと思いまして。
後々に考えているすみれさんへのイベントの為の措置でもあります。

そして令士に加え、イデ隊員も着任します。
ウルトラシリーズのメカニックの登場も考えていまして、となるとウルトラシリーズ側のメカニックも登場させた方が良いと思い、イデ隊員に登場して貰いました。
恐らく、ウルトラシリーズ最強のメカニックは彼でしょうからね。
メビウスの時代に、彼の発明したマルス133とかがメテオール扱いされてるくらいですから。

凄い2人の着任でアナスタシアの影が若干薄くなってしまった感はありますが(笑)

そして新サクラ大戦名物『ゲキゾウくん』も登場。
原作では動けないカラクリ人形でしたが、この作品ではイデ隊員が改造したお陰で思いっ切り動けます。
これは即ち………『フルメタのボン太くん化』です。
次回で早速その威力を見せつけますのでお楽しみに。

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