新サクラ大戦・光   作:宇宙刑事ブルーノア

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チャプター2『絶望の融合』

チャプター2『絶望の融合』

 

超古代怪獣 ゴルザ

 

超古代竜 メルバ

 

超古代怪獣 ガルラ

 

超古代尖兵怪獣 ゾイガー

 

邪神 ガタノゾーア 登場

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

東京湾に出現したルルイエ遺跡………

 

「スウィングスパークルッ!!」

 

ダークメフィスト・ドライに向かってスウィングスパークルを放つジード(ロイヤルメガマスター)。

 

「ひゃひゃひゃひゃあっ!!」

 

だが、ダークメフィスト・ドライは狂った様な笑い声を挙げながら、メフィストクローを振るい、スウィングスパークルを叩き消す。

 

「ひいーあぁっ!!」

 

そして反撃とばかりにジード(ロイヤルメガマスター)に向かって紫色の光弾『ダークレイクラスター』を放つ。

 

「ハアッ!」

 

キングソード(剣モード)で斬り捨てようとしたジード(ロイヤルメガマスター)だったが………

 

その直前でダークレイクラスターは散弾に変化!

 

「!? ウワァッ!?」

 

驚いて動きの止まったジード(ロイヤルメガマスター)に、散弾化したダークレイクラスターが四方八方から襲い掛かり、膝を着く!

 

「リクッ!? このぉっ!!」

 

アナスタシア機(エレキングアーマー)が援護にと、ダークメフィスト・ドライに向かって、番傘型ライフルから電撃を帯びた冷凍ビームを放つ。

 

「ハハハハハハッ!!」

 

だが、アナスタシア機の攻撃を、ダークメフィスト・ドライは笑いながら広げた左の掌で受け止めてしまう。

 

「クウッ!」

 

「クソッ! コイツ等、手強いぞっ!?」

 

グルオオオオオォォォォォォォッ!!

 

アナスタシアが舌打ちを漏らしていると、ガルラに何度もハンマーを叩きつけていた初穂からそんな声が漏れる。

 

「オリャ! トリャアッ!」

 

「ハイハイハイハイハイーッ!!」

 

ガルラの頭の上に乗っかり、拳の連打を叩き込んでいるシャオロン機とユイ機だが、こちらも効果が無い。

 

「行くよ、ゼットンッ!!」

 

ゼットーン………ピポポポポポポポ………

 

呼び出したゼットンと共に、クラリス機(ゼットンアーマー)が1兆度の火球をゴルザ目掛けて放つ。

 

グルオオオオオォォォォォォォーーーーーーーーッ!!

 

しかし、ゴルザは火球を胸で受け止めたかと思うと、そのまま吸収してしまう。

 

「ハアアアアアアァァァァァァァッ!」

 

「ヤアアアァァァァァッ!!」

 

今度はアーサー機とランスロット機が斬り掛かって行ったが………

 

グルオオオオオォォォォォォォーーーーーーーーッ!!

 

そこでゴルザは、体を丸めて球状になり、逆にアーサー機とランスロット機に突撃した。

 

「!?」

 

「うわっ!?」

 

間一髪回避した2機だったが、ゴルザはそのままルルイエに残っていた遺跡らしき建造物にぶつかり、粉々にした。

 

グルオオオオオォォォォォォォーーーーーーーーッ!!

 

瓦礫を撒き散らしながら球状から戻り、咆哮を挙げるゴルザ。

 

キイイアァァァァァァーーーーーーーッ!!

 

キュイアアアアアアアアッ!!

 

一方、メルバとゾイガーは、自慢の飛行能力で飛び回り、地上に居るあざみ機(ベムスターアーマー)と伯林華撃団に向かって、目から発射する山吹色の破壊光弾『メルバニックレイ』と口から吐く光弾を空爆の様に浴びせている。

 

「グウッ!?」

 

「のうわぁっ!?」

 

マルガレーテ機とラウラ機が、爆風で吹き飛ばされ、地面の上を転がる。

 

「ニンッ!!」

 

「そこかっ!!」

 

と、空爆が途切れた一瞬の隙を衝いて、あざみ機(ベムスターアーマー)がメルバにベムスターシールドを投げつけ、エリス機がゾイガーに機関砲を放つ。

 

キイイアァァァァァァーーーーーーーッ!!

 

キュイアアアアアアアアッ!!

 

しかし、ベムスターシールドはメルバの宙返りで躱され、機関砲はゾイガーを捉えられずに宙を切る。

 

「クウッ!」

 

「駄目だ! 速過ぎるっ!!」

 

あざみとエリスの悔し気な声が漏れる。

 

闇の力を浴びてパワーアップしている超古代怪獣達を前に、華撃団メンバーは苦戦していた。

 

「持ち堪えろ! 俺達がやられたら、誰がこの地球を守るってんだぁっ!!」

 

米田の必死の叫びが木霊する上空の華撃団艦隊の損害も広がっている。

 

「主砲大破! ミサイルの残段数も僅かです!!」

 

「各国の華撃団の損害も広がっとるっ!!」

 

徐々にミカサが戦闘能力を喪失している事を告げるカオルと、世界各国の華撃団の戦況が悪化している事を伝えるこまち。

 

「…………」

 

サコミズの表情にも完全に焦りが浮かんでいた。

 

「私は………私は何の為に………」

 

真実を知り、絶望した鉄幹は床に這いつくばったまま同じ言葉を繰り返している。

 

(こうなったら!)

 

とそこで、遂にすみれは自らも戦おうとエボルトラスターを取り出す。

 

しかし………

 

(!? 何故ですの!?)

 

何故かエボルトラスターは反応を示さなかった………

 

まるで何かを待っているかの様に………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一方、ガタノゾーア(アゴナ)と戦っているゼロ達は………

 

『ぶるあああああああっ!!』

 

「うおわっ!?」

 

4本有る巨大な鋏の付いた腕を伸ばし、ゼロビヨンドを殴り飛ばすガタノゾーア(アゴナ)。

 

「グハッ!!」

 

殴り飛ばされたゼロビヨンドが、地面に叩きつけられる様に倒れる。

 

ギャアゴオオオオオオオオオォォォォォォォォォォーーーーーーーーーーーッ!!

 

ガタノゾーア(アゴナ)は更に続けて、今度はメビウス(バーニングブレイブ)に向かって4本の腕を伸ばす。

 

「ハッ! トアッ!」

 

2本を手刀で弾いたメビウス(バーニングブレイブ)だったが、残る2本を捌けず、両足を挟まれる。

 

「!!」

 

『ぶるあああああああっ!!』

 

途端にガタノゾーア(アゴナ)は両腕を大きく振り被り、メビウス(バーニングブレイブ)を地面へと叩き付けた!!

 

「! グハアッ!!」

 

地面にクレーターが出来る程に叩き付けられたメビウス(バーニングブレイブ)が、激痛に悶える。

 

その身体が淡く光ったかと思うと、通常の状態に戻ってしまい、カラータイマーが点滅する。

 

『くうっ!!』

 

とそこで、インナースペースの大地が、エクスラッガーのフラーポイントを3回なぞり、更に左手で逆手に持ったかと思うと、底部のブーストスイッチを押し、エクスラッガーの剣先が伸びる。

 

「『エクシードエクスラッシュッ!』」

 

エクシードXはエクスラッガーを地面に突き刺す様にしたかと思うと、虹色のオーラで自らとガタノゾーア(アゴナ)を包み込む。

 

「ツゥアッ!!」

 

そして、再度右手に握ったエクスラッガーで突進する様に斬り掛かった!!

 

ギャアゴオオオオオオオオオォォォォォォォォォォーーーーーーーーーーーッ!!

 

だが、ガタノゾーア(アゴナ)が咆哮を挙げると、闇のオーラが立ち上り、まるでバリアの様にエクシードXを止めた!!

 

「『グウウウウウウッ!!』」

 

エクスラッガーの力で闇のオーラを掻き消そうと踏ん張るエクシードXと大地。

 

やがて、エクスラッガーの力で、ガタノゾーア(アゴナ)の闇のオーラが徐々に薄れて行く。

 

『行けるっ!!』

 

『と思ったかぁ? ぶるあああああああっ!!』

 

そう思った立ちだったが、その瞬間にアゴナが吠え、再度闇のオーラが増大!

 

「!? ウワアァッ!?」

 

エクシードXは弾き飛ばされ、エックスの状態に戻ってしまう。

 

更にカラータイマーも鳴り始める。

 

「何て強さだ………」

 

『エクスラッガーの力でも祓えないだなんて………』

 

闇の力を祓う筈のエクスラッガーが通用しなかった事に、エックスと大地が戦慄する。

 

『ぶるあああああああぁぁぁぁぁぁぁ、貴様等には絶望しかない………言った筈だぞおぉ?』

 

それを聞いたアゴナが、畳み掛けるかの様にそう言い放つ。

 

「ごたごたぬかしてんじゃねえ………」

 

とそこで、ゼロビヨンドがフラつきながらも立ち上がると、バルキーコーラスの体勢に入った。

 

『無駄な事をぉ………』

 

「無駄か如何か確かめてみやがれ! バルキーコーラス!」

 

嘲笑うかの様なアゴナの台詞に反論するかの様にバルキーコーラスを放つゼロビヨンド。

 

ガタノゾーア(アゴナ)へと直撃するバルキーコーラス。

 

『フハハハハハハハッ!!』

 

しかし、アゴナのこそばゆいと言う様な笑い声が響き、ガタノゾーア(アゴナ)には効いている様子が無い。

 

「ウオオオオオオォォォォォォォーーーーーーーーッ!!」

 

『おおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉーーーーーーーーーっ!!』

 

だが、関係無いとばかりにゼロビヨンドと誠十郎は咆哮を挙げ、カラータイマーが点滅を始めたのもお構いなしにバルキーコーラスを撃ち続ける。

 

すると、ガタノゾーア(アゴナ)の巨体が、僅かに後ろに下がる。

 

『ぬうっ!?』

 

「誠十郎! 気合いだぁっ!!」

 

『うおおおおおおおっ!!』

 

アゴナが初めて動揺の様子を見せた瞬間、ゼロビヨンドと誠十郎は力を振り絞り、エネルギーと霊力を爆発させる。

 

その瞬間!!

 

バルキーコーラスの光線の太さが2倍となった!!

 

『!? ぶるあああああああぁぁぁぁぁぁぁっ!?』

 

これまでとは違うアゴナの叫びが木霊したかと思うと、ガタノゾーア(アゴナ)が大爆発を起こした。

 

「ぐうっ、あ………」

 

それと同時に、ゼロビヨンドの姿が通常のゼロの状態に戻り、両膝を地面に着いたかと思うと、両手も着く。

 

カラータイマーは今にも消えてしまいそうな程に激しく点滅している。

 

「ハア………ハア………ハア………」

 

『ゼエ…………ゼエ…………ゼエ…………』

 

最早満身創痍と言った具合に息を荒くしているゼロと顔色を悪くしている誠十郎。

 

やがてガタノゾーア(アゴナ)から立ち上っていたん爆煙が徐々に晴れて来て………

 

ギャアゴオオオオオオオオオォォォォォォォォォォーーーーーーーーーーー………

 

身体の半分近くを吹き飛ばされたガタノゾーア(アゴナ)姿が露わになる。

 

「如何だ………見たか………」

 

それを見たゼロが不敵にそう言い放つ。

 

『ぶるあああああああぁぁぁぁぁぁぁ、やるではないぁ、ウルトラマンゼロォ。正直見縊っていた様だなぁ』

 

半身を吹き飛ばされているガタノゾーアから響いて来るアゴナの声。

 

その声色は、まだ余裕の様子が見て取れる………

 

「へっ、俺に勝とうなんざ、2万年早いぜ」

 

疲労困憊の身ながらも、ゼロは強がる様にお馴染みの台詞を言い放つ。

 

『フフフフ………ウルトラマンゼロォ………最も絶望する瞬間と言うのを知っておるかぁ?』

 

「何………?」

 

『それは有ると思っていた希望が完全に消え失せた時よおぉっ!!』

 

と、インナースペースのアゴナが吠え、左手のダークリングを構えたかと思うと、右手に1枚の怪獣カードを出現させる。

 

「ガタノゾーア!」

 

『ガタノゾーア!』

 

ギャアゴオオオオオオオオオォォォォォォォォォォーーーーーーーーーーーッ!!

 

そのガタノゾーアの怪獣カードをダークリングにリードしたかと思うと、新たな怪獣カードを取り出す。

 

「Uキラーザウルス・ネオ!」

 

『Uキラーザウルス・ネオ!』

 

キュイアアアアアアアアァァァァァァァァァーーーーーーーーーーーッ!!

 

新たな怪獣カード………『究極巨大超獣 Uキラーザウルス・ネオ』をダークリングにリードするアゴナ。

 

「全ての宇宙に………闇の終焉を!!」

 

『究極超邪神獣 キラーゾーア!!』

 

ダークリングからくぐもった音声が流れたかと思うと、半身を吹き飛ばされていたガタノゾーアに、Uキラーザウルス・ネオのオーラが融合!

 

その姿が粘土の様にグニャグニャと形を変えながら、巨大化して行く。

 

「なっ!?」

 

「「「「「「「「「「!!」」」」」」」」」」

 

その場に居た誰もが、その光景を目撃して絶句する。

 

やがて巨大化した塊は、下半身がガタノゾーア、上半身がUキラーザウルスの姿をした全長1キロに迫りそうな桁外れに巨体な怪獣………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『究極超邪神獣 キラーゾーア』となった!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

つづく




新話、投稿させて頂きました。

闇の力を受けた超古代怪獣達とダークメフィスト・ドライに苦戦するジードと華撃団メンバー。
世界各国の華撃団の戦況も悪化の一途を辿ります。

ガタノゾーア(アゴナ)と戦うゼロ達は………
メビウスが倒れ、エックスもエクスラッガーが通じず、大苦戦。
全ての力を振り絞ったゼロビヨンドのバルキーコーラスが決まったかに見えましたが………
それは本当の絶望の始まり。
ダークリングの力を使い、アゴナはガタノゾーアをUキラーザウルス・ネオと融合させ………
『究極超邪神獣 キラーゾーア』となります。
最早絶対絶命………
けど、次回………

では、ご意見・ご感想をお待ちしております。
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