新サクラ大戦・光   作:宇宙刑事ブルーノア

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チャプター7『行け、誠十郎!』

チャプター7『行け、誠十郎!』

 

究極超邪神獣 キラーゾーア 登場

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

東京湾に出現したルルイエ遺跡………

 

キュアゴオオオオオオオオオォォォォォォォォォォーーーーーーーーーーーッ!!

 

『ぶるあああああああっ!! 死ねぇっ! ウルトラマン共おおおおおぉぉぉぉぉぉーーーーーーーっ!!』

 

怒り狂い、余裕と見下した様子が無くなっているアゴナが叫ぶと、身体中そこかしこから無数に生えている触手の先端から破壊光線「フィラーショック」を放つ。

 

至る所から放たれるフィラーショックが、まるで嵐の様に吹き荒れる。

 

「そんなもんでぇっ!!」

 

しかし、ゼロビヨンドはバリアを張り、荒れ狂う光線の暴風雨を防ぐ。

 

「ハアアアアアアァァァァァァァッ!! ハアッ!!」

 

そこでメビウス(バーニングブレイブ)が、メビュームバーストを放つ。

 

触手を次々に薙ぎ払い、キラーゾーア本体に命中するが、然したるダメージは与えれれていない。

 

「『ベータスパークブラスター!』」

 

Xの字を描くように剣を振るった後、剣先から光線を発射するエックス(ベータスパークアーマー)。

 

こちらも触手を次々に薙ぎ払い、キラーゾーアへと直撃するが、やはりダメージは無い。

 

キュアゴオオオオオオオオオォォォォォォォォォォーーーーーーーーーーーッ!!

 

『ぶるあああああああっ!!』

 

とそこで、再びキラーゾーアとアゴナが吠えたかと思うと、今度は全身の生えていた突起「キラー・ウォーヘッド」を生体ミサイルとして発射!

 

納豆の様に白煙を引く生体ミサイルが、落ち着きなく動き回りながら、ゼロビヨンド達に迫る。

 

「クワトロスラッガーッ!!」

 

ゼロビヨンドがクワトロスラッガーを繰り出し、迫るミサイルを迎撃。

 

「ハアッ! セヤッ!」

 

エックス(ベータスパークアーマー)も、ベータースパークソードを振るい、切り払う。

 

『ぶるあああああああっ!!』

 

だが、キラー・ウォーヘッドは次々にキラーゾーアの身体から生えて来て、弾幕を展開する。

 

「チイッ! キリがねえっ!!」

 

「ココは僕が! ハアアアアアアァァァァァァァッ!!」

 

ゼロビヨンドがそう言うと、メビウス(バーニングブレイブ)が前に出て、メビュームダイナマイトの態勢を執る。

 

そして、新たなキラー・ウォーヘッドが生えた瞬間………

 

「ハアッ!!」

 

それ目掛けて一気に突撃!!

 

「テヤアアアアッ!!」

 

メビュームダイナマイトを炸裂させ、発射しようとしていた生体ミサイルを誘爆させた!

 

『!? ぬおおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉっ!?』

 

流石にコレは効いたのか、キラーゾーアの巨体が揺らぐ!

 

「狼虎滅却 ! 天地神明!!」

 

「破邪剣征………桜花天昇!」

 

「リディニーク!!」

 

「イリス プロディジュー・ジャンポール!」

 

「チビロボ二式!」

 

「公相君!」

 

「オーソーレミオ!」

 

「ブラウアー・フォーゲル!」

 

「エヴァンジル!」

 

「ゲール・サント!」

 

「マルシュ・シャトン!」

 

「カルド・プリジオーネ!」

 

「三の舞………雪月風花!」

 

「狼虎滅却! 雲雷疾飛!!」

 

「ターニング・スワロー!」

 

「ギルティ・ストライク!」

 

「バッファロー・ゴー!ゴー!」

 

「メジャー・オペレーション!」

 

「走馬燈!」

 

「東雲神社の! 御神楽ハンマーッ!!」

 

「望月流忍法………無双手裏剣!!」

 

「アルビトル・ダンフェールッ!!」

 

「「双龍脚っ!!」」

 

「「エクスカリバー&アロンダイトッ!!」」

 

「「「シュツルム・アングリフ!!」」」

 

その隙を見逃さず、初代帝国華撃団・巴里・紐育華撃団、そして新生帝国華撃団に上海・倫敦・伯林華撃団の面々が仕掛ける。

 

相手が巨体なだけに、ちまちまとやっていては埒が明かないと、全員が必殺技での攻撃を繰り出した!

 

尚、本来アイリス・エリカ・ダイアナの必殺技は回復技であるが、強大な闇の存在であるキラーゾーアには、浄化作用の有る回復技が攻撃として作用しており、ダメージを与えている。

 

『ぬあおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉっ!? オノレェッ! 虫けら共がぁっ!!』

 

アゴナの怒りの咆哮と共に、数10本の触手が絡み付く様に1本に纏まり、その先端から収束させたフィラーショックが華撃団メンバー目掛けて放たれる!

 

ゼットーン………ピポポポポポポポ………

 

しかし、その収束フィラーショックの前に「ハイパーゼットンテレポート」で現れたハイパーゼットン・イマーゴが、「ハイパーゼットンアブソーブ」を使い、それを吸収!

 

そのままキラーゾーアに向かって、増幅して撃ち返す!!

 

『!? ヌウウアアアアッ!?』

 

自らの放った攻撃で、束ねていた触手が吹き飛び、ボディにも大きな傷を受けるキラーゾーア。

 

「シュウワッ!!」

 

駄目押しとばかりに、その傷に向かってネクサスがフェニックス・シュトロームを放つ!!

 

『グアアアアアアァァァァァァァッ!!』

 

「今だっ!!」

 

とそこで、ゼロビヨンドが一気にキラーゾーアの上部………Uキラーザウルスの頭部部分へと接近。

 

「覚悟しやがれ、アゴナ! ワイドビヨンド………」

 

そして、ワイドビヨンドショットを見舞おうとしたが………

 

『!? ゼロ! 待てっ!!』

 

「!? 誠十郎!?」

 

誠十郎からの制止が入り、ワイドビヨンドショットを中断するゼロビヨンド。

 

とその時、Uキラーザウルスの頭部部分の額に有るクリスタルが不気味に光り始めたかと思うと………

 

その部分にぼんやりとだが………

 

『天宮 さくら』の姿が照らし出される。

 

「!? さくらっ!?」

 

キュアゴオオオオオオオオオォォォォォォォォォォーーーーーーーーーーーッ!!

 

ゼロビヨンドが動揺した瞬間、キラーゾーアの目から怪光線「キラーアイレイ」が放たれた!

 

「!? うおわあぁっ!?」

 

真面に喰らってしまったゼロビヨンドは錐揉みしながら墜落し、地面に叩き付けられた!!

 

『フハハハハハハハッ! 如何した、ウルトラマンゼロォッ!? この女を助けたいのではないのかぁっ?』

 

人質により再び優位に立ったアゴナが勝ち誇る様にそう言い、ダークリングを輝かせる。

 

キュアゴオオオオオオオオオォォォォォォォォォォーーーーーーーーーーーッ!!

 

すると、キラーゾーアの負っていたダメージが、まるで映像を巻き戻ししたかの様に再生して行った。

 

「! 再生したのかっ!?」

 

『コレじゃ切りが無い』

 

その様を見たエックスと大地がそう声を挙げる。

 

「あの子は、あの時の………?」

 

キラーゾーアの額のクリスタルに捕らえられている天宮 さくらの姿を見て、嘗て自分が助けた子だと思い出す真宮寺 さくら。

 

「さくらくんが助けたと言っていた子か」

 

「隊長、如何しますか?」

 

「コレじゃ攻撃出来ませんよ」

 

真宮寺 さくらに反応した大神に、マリアと新次郎が問い掛ける。

 

「「「「「「「「「「…………」」」」」」」」」」

 

他の華撃団メンバーも、動きを止め、様子見をしている。

 

「クソッ! 自分が不利になったら人質とは、卑怯だぞ!!」

 

『黙れいぃっ! 勝てばよかろうなのだァァァァッ!!』

 

ゼロビヨンドの罵声に、最早プライドも何もかもかなぐり捨てたアゴナが吠える。

 

「クッ………如何すりゃ良い?………」

 

『………ゼロ。もう俺の身体は治ったのか?』

 

何か手は無いかとゼロビヨンドが考えていたところで、不意に誠十郎がそう尋ねた。

 

「? 何?」

 

誠十郎の問い掛けにゼロビヨンドは困惑する。

 

ゼロが誠十郎と一体化している最大の理由………

 

降魔との戦いで瀕死の重傷を負った彼を治療する為であった。

 

『もう俺とお前は分離出来るのか?』

 

「ああ、お前の身体はもう大丈夫だが………!? まさかっ!?」

 

『俺が………俺が行かなきゃならいんだ』

 

何かを察したゼロビヨンドに、誠十郎は決意を込めた表情でそう返す。

 

「止めても無駄だろうな………分かった! 腹括れ、誠十郎っ!!」

 

するとゼロビヨンドはそう言って飛び上がり、キラーゾーアの頭部を目指した!!

 

「!? ゼロッ!!」

 

「ゼロさん!?」

 

「何をする気!?」

 

ゼロビヨンドの突然の行動に初穂・クラリス・あざみが驚く。

 

『愚かなぁ! たった1人で何が出来るぅっ!!』

 

キュアゴオオオオオオオオオォォォォォォォォォォーーーーーーーーーーーッ!!

 

迫り来るゼロビヨンドに対し、フィラーショックと生体ミサイルを集中砲火で浴びせるキラーゾーア。

 

「フッ! ハアッ! セエエヤアアッ!!」

 

その光線とミサイルの暴風の中を、隙間を縫う様に飛び続けるゼロビヨンド。

 

「! グアッ! おうわっ!?」

 

だが、躱し続けられる量では無く、1発喰らったのを皮切りに連続で被弾し、錐揉みしながら失速する。

 

「グウッ!………ハアアアアアアァァァァァァァッ!!」

 

しかし、何とか空中で姿勢を整えたかと思うと、再度キラーゾーアの頭部を目指して上昇する。

 

「! 皆! 彼を援護するんだっ!!」

 

「「「「「「「「「「! 了解っ!!」」」」」」」」」」

 

そこで大神が、ゼロビヨンドが何をするのかを察して声を挙げると、その場に居た全員が、キラーゾーアの触手や放たれた生体ミサイルの迎撃に回った!!

 

「行け、ゼロ! 神山! さくらを助けてくれっ!!」

 

「ゼロさん! 神山さん! お願いします!!」

 

「ゼロ、誠十郎………信じてる!」

 

初穂・クラリス・あざみが祈りながら、触手と生体ミサイルを迎撃する。

 

「うおおおおおおおっ!!」

 

そんな声援を受けながら、ゼロビヨンドは遂にキラーゾーアの頭部へと迫る。

 

『ぶるあああああああっ!!』

 

そのゼロビヨンドに、キラーゾーアは再び叩き落さんとキラーアイレイを放つ。

 

「ハアッ!!」

 

しかし、間に割って入ったジード(ウルティメイトファイナル)が、ギガファイナライザーで防ぐ。

 

「神山! ゼロ! 頼んだわっ!!」

 

更にアナスタシアのその台詞と共に、氷の弾丸がキラーゾーアの両目に命中し、凍り付かせる!

 

「! 今だっ!!」

 

その瞬間に、ゼロビヨンドは一気に接近し、キラーゾーアの頭に組み付く!

 

「誠十郎ぉっ!!」

 

ゼロビヨンドが叫んだかと思うと、カラータイマーが輝き………

 

「うおおおおおおおっ!!」

 

中から誠十郎が飛び出し、そのまま天宮 さくらが囚われているキラーゾーアの額のクリスタルの中へと飛び込んだのだった。

 

キュアゴオオオオオオオオオォォォォォォォォォォーーーーーーーーーーーッ!!

 

「! うおっ!?」

 

直後に、ゼロビヨンドが通常のゼロの姿に戻り、キラーゾーアが頭を振った事で引き離される。

 

「………誠十郎、頼むぜ」

 

空中で制止したゼロは、キラーゾーアを見据えながら、何処か祈る様に呟いたのだった………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

つづく




新話、投稿させて頂きました。

残るキラーゾーアとの激戦。
巨体に見合った超火力を見舞うキラーゾーアに、一丸となって戦うゼロ達。
しかし、追い詰められたアゴナはさくらを人質に!
彼女を救出する為、今誠十郎が単身飛び込みます。

では、ご意見・ご感想をお待ちしております。
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