10月28日発売のスパロボ最新作『スーパーロボット大戦30』の追加参戦DLCにて………
『サクラ大戦シリーズ』が参戦!!
流石にメンバー全員の参戦は無理ですが、遂に家庭用ゲーム機のスパロボで、サクラ大戦のキャラが使えます!!
いや~、両作品のファンが望んで止まなかった夢が遂に叶う日が来ました!!
今からホント楽しみです。
え? 霊子甲冑が宇宙で戦闘出来るのかですって?
そこにアストナージさんが居るじゃろ。
チャプター6『ジェネラルAの企み』
双頭怪獣 パンドン
ラグストーン・メカレーター登場
中国・上海………
「ブーストスラッガーパンチッ!」
腕に装着したジードスラッガーで、肘のブースターの加速と共にパンチを繰り出し、パンドンを斬り付けるジード(ソリッドバーニング)。
クワクワアーッ!?
真面に喰らったパンドンが、身体から火花を散らして後退る。
クワクワアーッ!!
しかし、すぐに反撃とばかりに、火炎地獄を放つ。
「ジュワッ!!」
ジード(ソリッドバーニング)は、背中のブースターを噴射して大きく跳び上がり、後方宙返りを決めながら一旦距離を取る。
「エメリウムブーストビームッ!!」
そして、額のビームランプから『エメリウムブーストビーム』を横薙ぎに放ち、パンドンの2つの口を爆散させる。
クワクワアーッ!?
パンドンが悶えている間に、ジードスラッガーを頭部へ戻すと、右腕部のアーマーを展開させる。
すると、右拳から炎が上がり始め、その状態の右手を構えたかと思うと、激しく蒸気が噴出する。
「ストライクブーストッ!!」
正拳突きを繰り出す様に右手をパンドンへと向けたかと思うと、そこから光の奔流『ストライクブースト』が放たれた!!
クワクワアーッ!?
ストライクブーストを浴びたパンドンはバタリと倒れ、そのまま大爆発して四散したのだった。
「ジュワッ!!」
それを確認した後、ジード(ソリッドバーニング)は空を見上げて飛び去り、ネオブリタニア号もその後を追う。
「やるじゃねえか、あの目付きの悪いウルトラマンもよぉ………うう、ジープは嫌だ」
「ホラ、シャオロン。しっかりして」
まだ若干トラウマに襲われながらも、シャオロンはユイと共に飛び去ったジードとネオブリタニア号を見送るのだった。
◇
一方、日本の方では………
帝都・とある海岸………
グルロロオオオオオッ!!
「フッ! ハッ!」
ラグストーン・メカレーターから放たれた2発の破砕光線を、ゼロビヨンドは素早い手刀で弾き消す。
そして、一瞬で距離を詰め、ラグストーン・メカレーターを肉薄。
「ハアッ!」
その身体に連続パンチを叩き込み始める。
徐々にパンチを繰り出す速度が上がって行き、とうとう腕が何本も有るかの様に見え始める。
グルロロオオオオオッ!?
その高速連続パンチの前に、ラグストーン・メカレーターの身体が浮かび上がる。
「デリャアアアアアアァァァァァァァーーーーーーーーッ!!」
その状態で更に高速連続パンチ………『ゼロ百裂パンチ』を打ち込むゼロビヨンド。
「ハアッ!!」
そして最後に強烈なアッパーカットを食らわせ、空高く打ち上げる。
「ハッ!!」
するとゼロビヨンドは、テレポートしたのかと思う様な瞬間移動で、打ち上げられたラグストーン・メカレーターの真上に先回りし、両足蹴りで蹴り飛ばす!
グルロロオオオオオッ!?
打ち上げられたかと思えば蹴り落とされたラグストーン・メカレーターは、地面に叩き付けられる。
「クワトロスラッガー!」
着地を決めたゼロビヨンドは、続けてクワトロスラッガーを起き上がったラグストーン・メカレーターに見舞う。
4つのゼロスラッガーが、頑強なラグストーン・メカレーターの装甲を斬り裂く!
グルロロオオオオオッ!?
「コレでトドメだ」
装甲がズタズタになったラグストーン・メカレーターが悲鳴を挙げると、ゼロビヨンドはクワトロスラッガーを戻し、周囲に8つの紫色の光球を出現させる。
「バルキーコーラス!」
ゼロビヨンドがそう言った瞬間、その光球から一斉に光線が発射!
グルロロオオオオオッ!?
8乗の光線がラグストーン・メカレーターを貫き、爆散させた!!
「………シュワッ!」
それを確認したゼロビヨンドは、飛び去って行く。
「誠十郎さん!」
そこで、さくらが機体から降り、燃え盛る誠十郎の無限に近づく。
「せ、誠十郎さん………」
誠十郎機の無残な姿を見て、最悪の想像が過るさくら。
と、次の瞬間!!
「アチィーッ!!」
突如誠十郎機のハッチが開け放たれたかと思うと、背中が燃えている誠十郎が飛び出した!!
「「「「「!?」」」」」
コレにはさくらだけでなく初穂達も仰天。
「アチチチチチチチチッ!! 水! 水! 水ーっ!!」
しかし誠十郎はそれを気にする余裕も無く、海へと走って行って飛び込んだ!!
誠十郎が飛び込んだ所から白い煙が上がる。
「ブハッ! 助かったぁ………」
直後に、戦闘服が焼けて、背中が丸見えの状態になった誠十郎が海中から浮上して来る。
「誠十郎さん!」
「生きてやがったのかよ!」
「良かった~」
驚きの声を漏らすさくらと初穂に、安堵の様子を見せるクラリス。
「何てしぶとい………」
「悪運は強いみたいね」
一方で、あざみとアナスタシアは誠十郎の並外れたしぶとさに呆れる様な様子を見せる。
「オイオイ、危機一髪の生還にそれは無いだろう?」
そんな2人の態度に愚痴りながら、海から上がって来る誠十郎。
「誠十郎くん」
とそこで、ランスロットに支えられながら、アーサーが姿を見せた。
「! アーサーさん! 大丈夫ですか!?」
「ああ、何とかね………」
弱弱しくも笑ってそう返して見せるアーサー。
「ランスロットさん………」
「ゴメンよ、さくら。色々と迷惑掛けたね」
さくらが声を掛けると、ランスロットは憑き物が落ちた様に柔らかな笑みを浮かべる。
「漸く分かったよ。君が何で強いのか………守る為に戦うって事が、どんな力を生むのか」
「ランスロットさん………」
そう言うランスロットに、さくらは嬉しそうに笑う。
「…………」
と、そんなランスロットの姿を、海辺の崖の上から見ていた藤宮。
「…………」
やがて無言のまま踵を返し、その場から去って行った。
「!………」
そこでランスロットが崖の上を見やったが、そこに既に藤宮の姿は無かった。
「? ランスロットさん? 如何しました?」
「ああ、いや………何でも無いよ」
さくらの問い掛けに、ランスロットは誤魔化す様にそう返す。
(………ありがとう、藤宮………多分、青いウルトラマン)
そして心の中で、藤宮がアグルであると確信し、礼を言うのだった。
一方、立ち去った藤宮は………
「『我夢』、Σズイグルを確認した。やはり敵は『根源的破滅招来体』をも利用している様だ」
『そうか。アパテーが現れたって情報を聞いたから、若しかしてと思ったけど………』
モニター付きの小型通信機で、彼と同じ長髪の青年………『高山 我夢』と連絡を取っている藤宮。
「ガイアとアグルの光が俺達を導いたのはその為か………」
『僕達よりも先にゼロが来て居たのはビックリしたけどね』
「ウルトラマンゼロか………お前は1度在った事が有るんだったな」
『うん、前に話した『エタルガー』の時ね』
我夢は、嘗てゼロと共に戦った『超時空魔神 エタルガー』の事を思い出す。
「奴に合流するのか?」
『いや、上海に怪獣が現れた。ゼロとは別のウルトラマンが現れて倒したみたいだけど、今まで日本の東京にしか現れていなかった怪獣が別の場所にも現れた事が気になる』
「コレからも東京以外に怪獣が現れるかも知れないと言う事か………」
『ゼロともう1人のウルトラマンには東京に居て貰わないと。僕達はそれ以外の場所を引き受けよう』
「分かった。そちらと合流する」
藤宮はそう言って通信を切った。
その後………
我夢と藤宮の予測通り、帝都以外にも怪獣が出現する様になり、各国華撃団はその対応に追われた。
無論、英吉利でも怪獣の出現が確認され、戦力を欲した英吉利はランスロットの処分を保留。
ウルティメイト華撃団への加入も決め、他の加入国と協力して、怪獣対策に当たる事となる。
当然ランスロットには厳しい目が向けられたが、彼女はそれを受け止め、華撃団の隊員として人々を守る為に剣を振るった。
その姿は正に………
『騎士』と呼ぶに相応しかった………
◇
帝都・WLOFの滞在拠点………
ジェネラルAの執務室………
「ぶるあぁ………失意を利用し、今一度怪獣の素体にしてやろうかと思ったが………」
空中に投影している映像で、朗らかに笑っているランスロットの事を見ていたジェネラルAがそう呟く。
「時空の狭間で拾った怪獣も思ったより役に立たんかったわぁ」
続いて、ゼロビヨンドに倒されたラグストーン・メカレーターの映像を再生する。
「まあ、良いわ………所詮は戯れよ」
しかし、そう言い放つと、特に気にした様子も見せず、映像を消した。
するとそこで………
その背後に音も無く人影が現れる………
「来たか………夜叉、いや真宮寺 さくらと言った方が良いかぁ?」
「どちらでも問題ありません………マスター」
ジェネラルAは椅子を回転させて人影………『にせ真宮寺 さくら』の方へと向き直った。
「ふふふ、あやつの駒をサロメ星人が拾って改造していたとはなぁ………良い仕事をしてくれたものよぉ」
そう言うジェネラルAの脳裏には、にせ真宮寺 さくらこと夜叉の生存を知り、サロメ星人の拠点へ強襲を掛けた時の事を思い出す………
回想………
サロメ星人の拠点………
「ば、馬鹿な………我がサロメのロボット軍団が………」
「ぶるあぁ………」
キリエロイドの姿となっているアゴナの足元に倒れ伏しているサロメ星人が愕然としながら呟く。
2人の周りには焼け焦げたサロメ星人達の死体と、元が何であったのか分からなくなる位に破壊されたサロメ製のロボット達の残骸が散乱している。
「まさか夜叉を回収して改造して居たとはなぁ………驚いたわぁ」
そう言って、帝劇襲撃の際に損傷し、修理されていたにせ真宮寺 さくらが入ったカプセルを見やるキリエロイド・アゴナ。
「丁度良いわ。我の計画に有効に使ってやろう」
「計画だと?………貴様の目的な一体何だ?」
息も絶え絶えながら、キリエロイド・アゴナにそう問い質すサロメ星人。
「世界………いや、全ての宇宙を闇で覆う!」
「な………に………」
キリエロイド・アゴナのその言葉を聞きながら、サロメ星人は遂に力尽きる………
「ぶるあぁ………」
そのサロメ星人の死体を態々踏み付けながら、キリエロイド・アゴナはにせ真宮寺 さくらが入ったカプセルの前に立つ。
「夜叉よぉ………今から貴様の主はこの我だぁ」
カプセル内のにせ真宮寺 さくらを見据えながら、キリエロイド・アゴナはそう呟くのだった。
現在………
「では貴様に命ずる」
「何なりと………」
「これを持って幻庵の元へ戻れい。そして暫くは奴の命令を聞いておれぇ。無論、以前と同じ様になぁ」
そう言って、ジェネラルAはにせ真宮寺 さくらに2つの計画書の様な物を差し出す。
「畏まりました。命令を実行致します」
にせ真宮寺 さくらが書類を受け取ると、空いていた手の方に、夜叉の仮面を取り出し顔に装着。
すると、一瞬にせ真宮寺 さくらの姿が闇に包まれ、夜叉の姿へと戻った。
「フフフ………フハハハハハハハッ!!」
その瞬間に、ジェネラルAは楽しそうに高笑いを挙げた。
夜叉が持つ2つの計画書の1番上の書類には、其々こう文字が書かれていた。
『電脳巨艦プロメテウス』と『F計画』と………
次回予告
エリス「人々を守る、それこそが華撃団の使命
だが、今の我々は果たしてその使命を全う出来ているのだろうか?
しかし、上からの命令には逆らえない………
何が最強の華撃団だ………
結局我々も軍属………
命令に逆らう事は出来ない、規則は絶対だ。
次回『新サクラ大戦』
第7話『鉄の星と無限の光』
太正桜にブラックホールが吹き荒れるぜっ!!
私達は………コレで良いのか?」
???「一つ、腹ペコのまま学校へ行かぬこと!」
第6.5話・完
ウルトラ怪獣大百科
怪獣コンピューター、チェック!
『双頭怪獣 パンドン』
身長:40メートル
体重:1万5000トン
能力:口からの火炎『火炎地獄』
初登場作品:ウルトラセブン第48話『史上最大の侵略(前編)』、第49話『史上最大の侵略(後編)』
ウルトラセブンの最後の敵。
光線も真面に撃てない程に弱っていたセブンを負傷させるまでに追い詰めたが、アイスラッガーで左手と右足を切断されて倒される。
しかし、義足と義手を付けて改造パンドンとなって復活。
最早真面に戦えないセブンのアイスラッガーを受け止めて見せたが、それを投げたところでウルトラ念力で反射され、首を落とされる。
当初は名前の通り、頭が2つ有る怪獣になる予定であったが、当時では技術的に不可能だった為、現在のデザインになった。
後に登場する派生系では、頭が2つとなっている個体が居る。
セブン最後の敵だが、能力・見た目とも平凡な怪獣であり、セブンが弱体化していた事もあり、余り強豪のイメージは無い。
その特徴的な姿は『赤いトンカツ』と揶揄されるが、スーパーファミコンソフトの『ウルトラセブン』では鬼の様に強い。
『ラグストーン・メカレーター』
身長:56メートル
体重:7万5000トン
能力:両肩から放つ破砕光線
『催眠魔獣 ラグストーン』を『宇宙狩人 ノワール星人』が『メカレーター』と呼ばれるサイボーグ改造で強化した姿。
只でさえ強固だった身体が更に強化され、タックルは凄まじい威力を誇る。
ノワール星人の円盤と協力し、コスモスのエクリプスモードに初めて土を付けたが、最後の力を振り絞った『未来怪獣 アラドス』に時空の彼方に飛ばされる。
コスモスの登場怪獣の中で、カオスヘッダー関係を除くとかなりの強豪。
この作品に登場したのは、そのコスモスと交戦した個体そのもので、ジェネラルAことキリエロイド・アゴナが時空の狭間からダークリングを使って拾い上げた。
新話、投稿させて頂きました。
パンドンとラグストーン・メカレーターも見事撃破。
ランスロットも元の鞘に戻り、一先ずは安心です。
そしてサラリと来ていたガイアこと我夢。
今後は藤宮と協力し、海外で活躍してくれます。
しかし、此処へ来てジェネラルAが不穏な動きを………
サロメ星人から強奪したにせ真宮寺 さくらを使い、ミスターGこと幻庵にある計画書を流します。
それは何と!!
『電脳巨艦プロメテウス』と『F計画』!?
ヤバい事になるのは間違い無しです!
そして次回は続けて華撃団大戦。
いよいよ伯林華撃団編となります。
花組の残る1人は、事情が事情ですので、後になります。
そちらもお楽しみに………
さて、そんな伯林華撃団編で登場するのは、あのウルトラマン!
断っておきますけど、ジャック兄さんの方じゃないですよ。
彼の残した誓いを一躍有名にしてくれた弟です。
では、ご意見・ご感想をお待ちしております。