新サクラ大戦・光   作:宇宙刑事ブルーノア

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チャプター5『万能戦艦、出撃せよ!』

チャプター5『万能戦艦、出撃せよ!』

 

降魔

 

帝国機兵 レギオノイド(α)・(β)

 

復讐ロボット ザムリベンジャー

 

戦闘円盤 ロボフォー

 

傀儡機兵・神滅 登場

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

東京湾・幻庵の魔城………

 

「オリャアアアアアアァァァァァァァッ!!」

 

「タアアアアアッ!!」

 

シャオロン機とユイ機が、炎を纏った蹴りと拳で、降魔を次々に叩き落し、上海華撃団の空中戦艦の甲板上に着地する。

 

「王に逆らう者に鉄槌を! 喰らえ、断罪! オーバーロード・エクスカリバーッ!!」

 

!?!?!????!!!………

 

倫敦華撃団の空中戦艦の甲板上に居たアーサー機が、必殺のエクスカリバーを放ち、レギオノイドを纏めて薙ぎ払う。

 

!?!?!????!!!………

 

しかし、撃破された以上のレギオノイドが新たに現れ、降魔達も更に大量に出現する。

 

「クソッ! 切りが無い!!」

 

降魔達を斬り捨てながらそう漏らすランスロット。

 

「此処は敵の本拠地………」

 

「戦力は無尽蔵だとでも言うのかぁっ!? オノレエエエエエェェェェェェッ!!」

 

「弱音を吐くな! 何としても魔城への道を開くんだ!!」

 

マルガレーテとラウラもそう愚痴るが、即座にエリスが叱咤し、3機のアイゼンイェーガーは弾幕を展開させ続ける。

 

『しかし、現状で魔城へと辿り着ける確率は5パーセント以下です』

 

と、ネオブリタニア号のレムがそう現実的な数字を示した瞬間………

 

艦隊の中心に居たミカサから、3つの光が飛び出す!

 

「! アレはっ!?」

 

エリスがそう言った瞬間………

 

「セヤッ!」

 

「イーサッ!」

 

「ハアッ!」

 

光は其々、メビウス・エックス・ジードの姿となり、魔城周辺の大地の上に着地する。

 

「「「「「帝国華撃団! 参上っ!!」」」」」

 

更に、ミカサの甲板上に、帝国華撃団の無限達も現れる。

 

!?!?!????!!!………

 

地上に居たレギオノイド(α)が、すぐさま3人のウルトラマンの元へと向かって行く。

 

空中に居たレギオノイド(β)も、次々に着地して3人のウルトラマン達の元へ向かう。

 

それにより、華撃団艦隊への攻撃が弱まる。

 

「行くよ!!」

 

「「『ハイ!!』」」

 

メビウスの掛け声で、エックス(+大地)とジードは、レギオノイド達へ向かって行く。

 

レギオノイド達はウルトラマン達へ群がるが、降魔達とWLOF級空中戦艦隊は、引き続き華撃団艦隊に群がる。

 

「俺達も行くぞっ!」

 

「おうっ!」

 

「さくら………待ってて」

 

「今助けに行きます」

 

「ココが正念場よ………」

 

帝国華撃団も降魔達と交戦を開始。

 

全戦力を駆使し、何としてでも魔城への到達を試みるのだった………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

魔城・地上部………

 

「『アタッカァァァァーーーーー、Xッ!!』」

 

2人の叫びと共に、エックスが両腕・両脚をX字に開くと、全身からX字の高熱火炎が発射され、レギオノイド達を薙ぎ払う。

 

!?!?!????!!!………

 

「ハッ!」

 

レギオノイド(α)が繰り出して来た腕のドリルを、メビュームブレードで受け止めたかと思うと、そのまま弾き飛ばすメビウス。

 

「セヤッ! ハアッ!」

 

そして素早く斬撃を繰り出すと、レギオノイド(α)の両腕を、肘部分から切断!

 

「ハアアアアアアァァァァァァァッ! セヤアアアアアッ!!」

 

両腕の無くなったレギオノイド(α)に、プラズマ電撃の『ライトニングカウンター』を拳に乗せて零距離で放つ『ライトニングカウンター・ゼロ』を食らわせる。

 

背中側から巨大な爆発が起こったレギオノイド(α)の残骸がバタリと倒れる。

 

「レッキングリッパーッ!!」

 

胸の前で両腕を交差させ、前腕の鰭状の部位から放つ切断光線『レッキングリッパー』を放つと、複数のレギオノイドの首を跳ね飛ばすジード(プリミティブ)。

 

そこで、メビウス・エックス・ジードは一旦集結。

 

「ハアアアアアアッ! セヤアアアアアッ!!」

 

「『ハアアアアアアァァァァァァァ………ザナディウム光線ッ!』」

 

「ハアアアアアアァァァァァァァ………レッキングバーストォッ!!」

 

そして、必殺光線である『メビュームシュート』、『ザナディウム光線』、『レッキングバースト』を一斉発射!!

 

レギオノイド達は次々に爆散して行った。

 

「良し! 行けるぞっ!!」

 

降魔を斬り捨てながらメビウス達の活躍を見て、そう確信を抱く誠十郎だったが………

 

『新たな空間の歪みが発生!』

 

「!? 何っ!?」

 

指令室のカオルからそう報告が入り、驚きの声を挙げた瞬間………

 

地上に1つ目で白いボディに黒い幾何学模様の刺青の様なラインの入ったロボット怪獣………『復讐ロボット ザムリベンジャー』が大量に出現!

 

更に空中にも、UFO型のロボット怪獣『戦闘円盤 ロボフォー』が大量に出現する!

 

『ザムリベンジャーとロボフォーか!』

 

ゼロがそう言った瞬間………

 

ピピピピピポピ………

 

地上のザムリベンジャー達が一斉に活動を開始。

 

両手のクローを展開させたかと思うと、指先部にミサイルが装填され、一斉に発射される!

 

「! ウワァ!!」

 

「ヌウッ!?」

 

「ゼアッ!?」

 

ミサイルが自身が周辺に着弾し、後退るメビウス達。

 

「ハッ!」

 

「セヤッ!」

 

「レッキングリッパーッ!」

 

と、反撃にとメビュームスラッシュ、『Xスラッシュ』、レッキングリッパーを放つが………

 

ピピピピピポピ………

 

ザムリベンジャー達はバリアを展開させ、防いでしまう。

 

そして再度、ミサイルの一斉射撃が繰り出され、メビウス達の姿が爆炎に包まれる!

 

「! 皆っ!………!?」

 

誠十郎が声を挙げた瞬間、今度はロボフォー軍団の攻撃が、華撃団艦隊に襲い掛かる!

 

レーザー光線『リアンレーザー』や側面部に出現した砲門からのロケット弾攻撃が華撃団艦隊に次々と命中する!

 

「キャアッ!」

 

「クソッ! ココへ来て新手かよ!!」

 

甲板上でも次々に爆発が起こり、クラリスが悲鳴を挙げ、初穂がロケット弾をハンマーで弾き飛ばしながら叫ぶ。

 

とそこで、ロボフォー軍団から緑色の光線が放たれたかと思うと、上海・倫敦・伯林華撃団の空中戦艦とネオブリタニア号に命中。

 

上海・倫敦・伯林華撃団の空中戦艦とネオブリタニア号が動きを止めてしまう。

 

「!? 如何したっ!?」

 

『分かりません! 操縦不能です!!』

 

エリスが問い質すと、艦橋要員から慌てた様子でそう返事が返って来る。

 

『ストップ光線です。物体の動きを停止させてしまう効果があります』

 

「何よ!? その反則技!?」

 

「んなの有りかよ!?」

 

レムの解析に、ユイとシャオロンがふざけるなと叫ぶ。

 

「マズイッ! コレでは………」

 

と、アーサーが声を挙げると、彼の懸念通り、ロボフォー軍団と降下、空中戦艦隊は、動けなくなった上海・倫敦・伯林華撃団の空中戦艦とネオブリタニア号を放置し、ミカサへ攻撃を集中させ始めた!

 

ミカサの船体から次々に黒煙が立ち上り始める。

 

『損傷率50パーセントを突破!』

 

『機関、出力低下! アカンッ! このままやと!!………』

 

カオルとこまちの悲鳴にも似た報告が響く。

 

『弱音を吐くんじゃありません! 例えミカサが墜ちたとしても、神山くん達を魔城へ辿り着かせるのよ!!』

 

「! すみれさん!!」

 

『目的を履き違えないで、神山くん! 今やるべき事は天宮さんを救出して帝剣を取り戻し、降魔皇の復活を阻止する事よ!!』

 

「!!」

 

すみれの玉砕覚悟の覚悟に、誠十郎は黙り込む。

 

『その為なら、ミカサの1隻や2隻! くれてやりますわ!!』

 

「では、早速沈めさせてもらいましょうか………」

 

とそこで、そう言う声が聞こえたかと思うと、ミカサの甲板上に呪術陣が出現。

 

「「「「「!?」」」」」

 

誠十郎達が身構えると、そこから無限よりも一回り大きい傀儡機兵が現れる。

 

『!? アレは!?………神威!?』

 

その傀儡機兵が、嘗て戦った事の有る『魔操機兵・神威』に酷似している事に気付くすみれ。

 

「『傀儡機兵・神滅』………それがこの機体の名です」

 

「! その声は………夜叉か!」

 

『傀儡機兵・神滅』から聞こえて来た声が夜叉のモノである事に誠十郎が気付く。

 

「その通り………」

 

するとそこで、神滅のハッチが空き、コックピット内が露出する。

 

「なっ!?」

 

「!?」

 

「うっ!?」

 

そのコックピットの中を見た初穂とあざみが驚愕し、クラリスが思わず吐き気を覚える。

 

そこには、先の戦いで損傷した下半身と右手首、そして顔の半分の部分がコードやら何やらで神滅と接続され、宛ら生体ユニットの様になっている悍ましい夜叉の姿が在った。

 

「何て姿なの………」

 

「直すよりもコチラの方が効率が良いと判断したまでです………」

 

嫌悪感を露わにそう言うアナスタシアに、夜叉は淡々とそう返す。

 

とそこで………

 

更に呪術陣が複数展開されたかと思うと………

 

そこから新たな神滅が出現した!

 

「!? 何っ!?」

 

「マジかよっ!?」

 

アッと言う間にミカサの甲板上が神滅で埋め尽くされ、誠十郎達は愕然となる。

 

「コレが絶望と言うモノです………貴方達が頼りにするウルトラマン達もあの様です」

 

そう言って夜叉が指し示す先には………

 

ピピピピピポピ………

 

「! ウワァ!!」

 

「ヌウッ!?」

 

「ゼアッ!?」

 

ザムリベンジャー軍団のミサイルと展開したクロー部分からの破壊光線の一斉射撃を浴びせられているメビウス達の姿が在った。

 

3人とも既にカラータイマーが点滅を始めている。

 

『メビウスッ! エックスッ! ジードッ! クソォ! 俺が行けりゃあ………』

 

すぐにでも変身して救援に向かいたいゼロだが、目の前の神滅軍団を放っておくワケには行かない。

 

ココは誠十郎のまま指揮を執る必要が有った。

 

「終わりです………帝国華撃団」

 

死刑宣告の様にそう告げる夜叉。

 

「「「「「!………」」」」」

 

誠十郎達の顔に、絶望の色が過り始める。

 

『まだですわ!!』

 

「! すみれさん!?」

 

「「「「!!」」」」

 

しかし、そこで即座に反論したのはすみれだった。

 

『わたくし達は決して諦めない! 何故ならば………それが帝国華撃団だからですわ!!』

 

どんなに絶望的な状況でも決して希望を捨てず、諦めない………

 

それは大神 一郎や真宮寺 さくら達と共に戦い抜いて来た初代帝国華撃団のメンバーであるすみれの信念だった。

 

と、その時………

 

『そうだ、すみれ。それでこそ帝国華撃団だ!!』

 

通信回線にそう言う声が響き、光線がロボフォー軍団、レギオノイド軍団、降魔達、WLOF級空中戦艦隊を薙ぎ払った!!

 

「!? 何っ!?」

 

「「「「「!?」」」」」

 

その光景に、夜叉と共に誠十郎達も驚愕する。

 

『! 機能回復!』

 

『戦線に復帰します』

 

そして、上海・倫敦・伯林華撃団の空中戦艦とネオブリタニア号の機能が回復し、再度ミカサを守る様に陣形を組む。

 

『!? 今の声は!?』

 

『後方より、空中戦艦が1隻接近中!』

 

『何やこの速度は!? 音速の2倍以上は有るで!?』

 

すみれが聞こえて来た声に聞き覚えを感じていた中、カオルとこまちからそう報告が挙がる。

 

そう報告通り、ミカサの後方から、銀色の戦闘機の様な形状をした空中戦艦が、ガンクルセイダー部隊を引き連れ、信じられないスピードでやって来た。

 

『すみれ! 待たせたなっ!!』

 

『米田さん!!』

 

そこで、その空中戦艦から通信が入り、指令室のモニターに米田の顔が映し出される。

 

『おおっ! やっと調整が終わったんですか!』

 

『すまねぇな。かなり手間取っちまってよぉ』

 

そこでイデが通信回線に割り込んで来てそう言い、米田が申し訳無さそうに返す。

 

『イデさん!? あの空中戦艦は………』

 

『アレこそ僕が極秘裏に開発を進め、ネオブリタニア号のデータを参考に漸く完成に漕ぎ着けた新型の空中戦艦!』

 

『その名も『万能戦艦マイティ号』よ!!』

 

すみれの問い掛けにイデと米田がそう返す。

 

 

 

 

 

魔城の上空を闇を切り裂くかの様に、その銀色の巨体を輝かせている空中戦艦………

 

その名も!!

 

『万能戦艦マイティ号』!!

 

蒸気時代の悪・降魔達から帝都を防衛する勇者達の戦船だ!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

つづく




新話、投稿させて頂きました。

魔城への突入を試みる華撃団艦隊とウルトラマン達。
しかし、叩いて叩いても現れる増援に新手も出現。
遂にはミカサの甲板上に夜叉の操る神滅軍団も現れて大ピンチ。

………かと思われた瞬間!
米田さんが『万能戦艦マイティ号』で颯爽と登場です。
ネオブリタニア号解析の下りは、コレの登場の為の伏線でした。
実はガンクルセイダーを出した時から、マイティ号を出そうと思っていまして。
遂に念願叶って登場となりました。

では、ご意見・ご感想をお待ちしております。
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