卒業し大学へと進学する葉山、一人暮らしを開始することになり、アパートを借りる。
引っ越しも終わり一息ついているとLINEが入ってきた。
『久しぶりで悪いのだけれど引っ越しが終わって落ち着いたら比企谷くんにすべてをささげる予定なの、でもそのまえに予習をしたいのだけれど予習の為に最適な動画を教えなさい』
久々にメッセージが来たと思ったらこの子アホなのか?
比企谷に任せればいいだろと返信しておく、今度はその比企谷からメッセージが飛んでくる
『久しぶりだな葉山、突然で悪いんだがやるときはゴムはいつつけたらいいんだ?はじめからつけてたら結構間抜けだよな?』
半ば呆れているとどんどんメッセージが飛んでくる
『避妊具は女性が用意するものなのかしら?でも比企谷くんのサイズが分からないわ、どうすればいいのかしら?』
『やっぱ男がリードしなきゃだめなのか?ゲームの知識は役に立つのか?』
『比企谷くんも一人暮らしをするから比企谷くんのアパートでするのだけれど、どう誘ったらいいのかしら?女性から誘うとふしだらと思われて嫌われたりしないかしら?』
『なあ、どういう風に雰囲気もっていけばいいんだ?いきなりがばっとやるのは体が目的とか思われたりしないか?』
交互に次々とメッセージが入ってくる。
こいつらアホなのか?
だんだんめんどくさくなった葉山であるが次のメッセージを見て驚愕する
『ファーストキスは私がもらったのだから比企谷くんの童貞は由比ヶ浜さんがもらうべきなのかしら?』
は?
『お前にとっては日常茶飯事だろうが童貞の俺がいきなり二人を相手ってのは難易度がベリーハードすぎる、一人ならまだしもどうやってそういう雰囲気に持っていくんだ?いきなり脱いでおくってのは変だよな?今からドキドキが止まらんのだが、やはり一回抜いといた方がいいのか?お前の時はどうだったんだ?大至急教えろ』
は?は?
あれ?いったいどうしてこうなったんだ?
イマイチ理解が追い付かない
『隼人君、ちょっと恥ずかしいけど男の人の視点での意見が欲しいんだけどさ、初体験が二人同時とかどうなのかな?私も初めてはヒッキーがいいなと思ってたし、ゆきのんは構わないって言ってるんだけど・・・なんか百合?とか?ゆきのんが中二から親友とはかくあるべきとか言われてもらったっていうやけに薄い漫画本を読まされて・・・女の子同士がアレするのが描いてあって・・・その百合って男が入るのは本当は邪道なんだけどヒッキーは特別だから問題ないとかで、その漫画にも女の子同士絡んでいるところに男の人も絡んできてて・・・よくわかんないよ』
おれもよくわかんないよ・・・
そこではっと気が付く葉山
「材木座君がプロムの時渡してたあの本、やっぱり姫菜が話していた同人誌とやらだったのでは?そういえば姫菜は男が入るのはタブーだとか言ってたな」
大体の経緯はつかめた
「結衣に百合の男が絡む本を見せて洗いざらいぶちまけたのか!そしてそれを受け入れてしまったのか?それでこれから比企谷も交えて3人で?」
どうも危険な方向へとシフトしてしまったようだ。
「もうどうしようないなこれ、なんだかめんどくさくなったな・・・」
葉山はおもむろにとある人物に電話をする。
「こっちは引っ越しが終わった、うん、うん、そうか・・・んじゃあこれから一緒に飯食いに行こう」
電話を切るとまだLINEが届いている
ちらっと見ると、既読無視はマナー違反だとか送られてきているようだ。
それを鼻で笑い3人をブロックする
「ふっ、何がマナーだ、そっちは倫理的にどうなんだって話だよな、さて、優美子と飯に行くか!」
静かになったスマホ片手にそろそろ夕方に差し掛かる街へと繰り出す葉山だった。
半年後、陽乃のLINEに雪乃からのメッセージが届く
「あれ?雪乃ちゃんから?めずらしー!どれどれ・・・」
『姉さんにこんなことを聞くのはどうかと思うのだけれど、比企谷くんが最近お尻ばかり責め立てるの、これって大丈夫なのかしら?ゆるくなったりしないかしら?今まで聞いていた人が私をブロックしてしまったので仕方なく聞くのだけれど』
唖然とする陽乃にさらに続く
『それとやっぱり八幡と暮らすことにしたわ、シェアハウスというところに引っ越したの、結衣さんも一緒よ?家に帰ると親友と彼がお帰りと言ってくれるの、毎日が本当に楽しくて仕方ないの、もちろん夜の方も三人一緒よ?それに今年からやりたいことたくさんあるの、高校の時にやれなかったこと、本当にたくさんあるわ、今からとても楽しみなのよ?姉さんにこの気持ちがわかるかしら?・・・ごめんなさい、わからないわね、それと引っ越し先は教えないのであしからず、とにかく八幡は避妊も兼ねているからとお尻ばかり、でも勉学の方も疎かにしてないので安心して?それはそれとして本当にお尻大丈夫なのかしら?結衣さんと締め付け具合を比べるなんて言って際限なく突いてくるのよ?そうやって二人とも毎日お尻を限界まで責められて私も結衣さんも立てないぐらいへとへとになるの、最近は高校の時の制服を着てしようってリクエストされるの、昨日なんかは高校の時の制服で下着を穿かないで一日過ごせなんて言われてたのよ?その格好で私が台所に立つと、穿いてないものだから料理中に八幡がお尻を直接責めてきて、立つのもやっとなのに今度は前をペニスバンドをつけた結衣さんに責められて料理どころでは無くなって大変だったの、それでね・・・』
と、延々と性生活を送りつけてくる
「雪乃ちゃん!なにやってるの!?」
理解が追いつかなくなり大学構内で叫びだす陽乃。
比企谷、雪乃、由比ヶ浜に直接電話をしたが全く出ない、LINEも同様、返ってくるのは雪乃からの
「それでお尻は大丈夫なのかしら?」
のみである、その為葉山に何故こんなことになっているのかと問いただす電話をする
「はい、葉山ですが・・・はい?雪乃ちゃんが?三人で?へー・・・いえ俺はなにもしりませんよ?・・・いや本当に知らないですって、大学も違うし・・・だからそんなに心配なら自分で・・・なんで俺が?・・・比企谷に聞けばいいでしょう・・・え?出ない?知りませんよ・・・すみませんが今忙しいんで・・・あーはいはい」
「お待たせ、隼人、ん?電話?誰から?」
「ああ、ちょっと身内から、大したことじゃないよ?でもまたかかってきそうだから電源切っとくか」
「大丈夫なの?」
「大丈夫、さあ優美子、行こうか」
今頃陽乃さんは状況把握の為あちこち駆けずり回ってるんだろう、高校の時はこちらが散々引っ掻き回されたわけだが俺たちはもうあのころとは違う、戸部から聞いた話だと比企谷は春休みの間車の免許取ったらしいし、今度はどう動くのやら。
少しだけクスリと笑う葉山、それを不思議そうにみる三浦だった。
しかし他人事と思っていた葉山だったが比企谷達が借りたシェアハウスは実は葉山のアパートの真裏にあったのだった。
週末
「優美子、このアパートの一階が俺の住んでるとこ」
葉山は三浦を自分のアパートへと連れてきていた。
なんで連れてきたのかといえば理由は一つである、むろん三浦もそれは分かってて勝負下着である。
「へー、意外と普通なんだ」
「まあね、もっと高級っぽいの期待した?こんなもんさ」
そう言うと葉山は部屋の扉を開ける
「よう、お帰り」
バタン
急いで扉を閉める葉山
「あれ?今ヒキオいなかった?」
「優美子にもそう見えた?そんなはずは」
もう一度部屋の扉を開けると
「ごめんなさい、ちょっと説明させてほしいのだけど」
バタン
再度扉を閉める葉山
「今の雪ノ下さんだよね?」
「・・・逃げよう、優美子」
と葉山がその場から離れようとするとバーンと内側から扉が開き
「ゴメン隼人くん!緊急事態で・・・って優美子?あ・・・そっか邪魔しちゃってゴメンね」
「結衣!あんた何やってんの?!」
驚く三浦、諦め顔になった葉山は仕方がないと行った顔で
「もう分かった!話を聞くよ・・・」
部屋に入るとやはり比企谷と雪ノ下もいる。
勝手に冷蔵庫からお茶を出してくつろいでいる模様。
「君たちどっから入った?」
「そこのベランダの窓、鍵掛けないのは不用心だぜ?一階なんだから鍵かけとけ」
比企谷、君は不法侵入って言葉知らないのかな?
「ごめんなさい、実は姉さんに私の愛の巣がバレてしまったの」
愛の巣?しかも私のと言ったか?
「それであの人が平塚先生と乗り込んできてな、あの先生しばらく見てない間にパワーアップしてた」
窓の外からウオーと言う叫び声が聞こえる。
葉山がカーテン越しに外を見ると
「アレ平塚先生か・・・」
「ヒキガヤー!キサマ!私はハーレム作れなんて一言も言っておらんぞ!!出てこい!説教してやる!」
裏のシェアハウスは窓が空いているのか、ここまで声が聞こえる
「雪乃ちゃーん?隠れても無駄よー?」
「アレは陽乃さんか?」
この人もかなりの大声を上げている。
「宅急便ですと言ってたからドア開けたらあの人たちがいてな?急いで閉めたんだが平塚先生がドアを蹴飛ばして入ってきやがった」
「大丈夫なのかそれ?」
「大丈夫じゃない、取るものもとりあえず逃げたんだが、車止めてるところが家の前なんでな、とりあえず逃げるところがここしかなかったんで逃げさせてもらった」
「なんで俺がここにいるって知ってるんだ・・・まさか・・・」
自分がここに住んでるのを知ってて引っ越したのか?
「まさか、単に偶然だ、お前がここにいるってのは戸部から聞いた」
戸部、余計なことを・・・あとで説教だな
と考えてると三人でなにやら相談をしている
「どうしようかしら?流石にここに住むわけにはいかないわよね?」
「とりえず遠くに逃げないとな、車取ってくるからその間あの二人を家の中に釘付けにする必要がある」
「ヒッキーどうするの?」
「こういう時の頼みの綱がいる、奴を使う」
とどこかへ電話する比企谷
「・・・よう、実はちょっと困ったことになってだな、家に来てほしいんだが・・・そう引っ越し手伝ってもらった所だ・・・ああそうだ、お前が雪乃に見せたっていう同人も持ってこい・・・何で知ってるかって?普通に雪乃から聞いた・・・は?名前で呼ぶのは当り前だろ?俺の彼女だからな・・・うるせぇ!なんでお前を名前で呼ばないといかんのだ!いいからさっさとこい!」
「比企谷、今のはもしかして」
「ああ、材木座だ、あいつらに引っ越し手伝ってもらったんでな」
あいつらってことは遊戯部の二人もか?今年受験じゃなかったか・・・とばっちりうけてばかりで大変だな
としばらくしてると比企谷の携帯に材木座から着信がある
「八幡?なんか恐ろしい顔をした女人が二人もいるんですけど!!おぬし今どこにいるの?!どうなってる・・・」
電話の向こうでバタバタ音がすると
「比企谷くーん?おねえちゃんだよー今どこかなー?」
陽乃が携帯を奪ったらしい、かなり怖い声がする。
「あーお久しぶりです、そこにいるそいつ、実は雪乃と結衣を今そいつが持ってる本で同性愛者にしたてようとしてましてね?今更気が付いたんで説教しようとしたんですわ、なんで代わりに説教してあげてください、あともう一回そいつに代わってください」
「・・・ふーん・・・」
材木座に代わる
「八幡?なんかこの雪ノ下姉上殿がめっちゃ怖い顔で睨んできてるんですけど!あと平塚先生が!なんかシャドウ始めてるんだが!我殺されるんじゃないのか?どうしてくれるのだ!」
材木座はものすごいおびえようだが
「材木座、俺達相棒だよな?今お前の力が必要なんだ、頼むからその二人を足止めしてくれないか?お前だけが頼りなんだ」
と比企谷がやさしく諭すように言うと
「・・・ヌフッフッフ仕方ないのう八幡よ!この相棒かつ盟友である材木座義輝がしかと承った!ここは我に任せてお前は先に行け!八幡!」
人生で言ってみたいベスト10のセリフを叫ぶと途端に元気になった材木座、そのまま電話を切る
「よし、これでしばらくは大丈夫だろ、車取ってくるから待ってろ」
「君という人は本当に・・・」
呆れる葉山に
「ほめるなよ、照れるだろうが」
比企谷はそう言うとそのまま家に向かって走っていったのだが、外からはブヒーという悲鳴が聞こえる・・・材木座君は大丈夫なのか?
比企谷がなんとか車を奪取したのか外からクラクションの音がする
外に出て見るとフォルクスワーゲン・タイプ2である。
「ずいぶんと微妙な外車だな、しかもバンとは」
「えーかわいくていいじゃん!あたしは好きだな」
「レトロな感じが私的に気に入ってるのだけど」
「別にかっこよさとか求めてないしな、それにたまに旅行するから、車中泊が簡単にできる、みんなでバイトして買った」
「そうか、んじゃあお気をつけて」
と三人を見送って部屋に入ろうとする葉山だったが
「葉山、実は車を出すときに見つかってな・・・」
比企谷が指をさすと向こうの角から顔を出す陽乃が見えた
「・・・おい、みつかってるじゃないか!」
陽乃はおもむろに携帯を取り出し電話している、すると葉山の携帯に着信がくる
「隼人?あんたも比企谷くんに加担してたんだ・・・ふーん・・・どうなるかわかってるよね?」
その電話を返事もせずに切ると
「くそ!優美子!乗れ!逃げるぞ!」
さっきから事態に追いついていけずぼーっとしていた三浦をバンに詰め込む
「おい!比企谷、君という奴はどれだけ俺を巻き込めば気が済むんだ!?」
「まあしょうがねぇだろ、やっちまったもんは、このお詫びはいずれ精神的にな?」
「だからそれは結局なにもしないってことだろ!」
その言葉を無視すると比企谷は車を発進させた。
とりあえず当てもなく走り出す車
「後ろにキャンプの残りのジュースやらお菓子があるから食っていいぞ」
と比企谷に言われるが飲み物がマックスコーヒーと桃のジュース、あとティーセットがある、普通は烏龍茶とかスポーツドリンクじゃ無いのか?
飲み物が偏り過ぎだろう
「しかしこういう車って意外とするもんじゃ?3人でバイトしたって買えるものではないだろう?」
葉山の疑問はもっともである、この手の車はとても学生が数か月のバイトした程度で買えるようなものではない
「あーそれな、雪乃の親父さんのところでバイトさせてもらってな?」
「そうよ、母や姉さん達には内緒でバイトさせてもらったの、父は私の味方だからお給料も弾んでもらったわ、八幡なんてものすごく気に入られちゃったのよ?もう就職先が決まったも同然ね」
「どこの親父も娘には甘々だからな、結衣も結構気に入られてただろ?こいつ意外と事務処理能力が高いんだぜ?」
「でへへー、単純な計算とか書類関係は大丈夫かな?」
「そうと知っていれば高校の時にもっとこき使っていたのに、失敗だったわ!」
「それな!」
そして三人で大爆笑である
「君たちはずいぶんと呑気だな・・・」
さっきから呆れっぱなしの葉山
「うふふ、実は父から三人の関係について聞かれたのよ?」
「そりゃ比企谷と雪ノ下さんは恋人同士で、結衣とは親友とか?だろ?」
これ以上何があると答える葉山だったが
「ちょっと違うな、まあ詳細は恥ずかしいから言わんが」
「そうね、説明したのだけれど父はよくわからなかったらしくて私と人生の約束しているのに結衣さんは絶対に嫌われたくないなくてはならない存在?んで私と結衣さんは親友以上の関係?君は二股宣言でもしてるのかね?と聞いてきたわね」
「そういうつもりではないとは説明したんだが、君は若いのに色々すごいな、将来大物になるやもしれん!とかなんだとかやたら持ち上げられてな、そのせいもあって妙に気に入られて給料もいっぱいくれた」
「でも、私たちの関係を簡単に受け入れてくれるなんてもしかして父は浮気してたり愛人を囲ったりしているのかしらと少しだけ不安になったわ・・・」
「・・・陽乃さんが聞いたら卒倒するんじゃないか?」
「大丈夫よ?父は母と姉さんに内緒にすると言ってくれたわ、でも私が事務所に行くたびに何故かはしゃいで周りがドン引きしてるのには閉口するわね」
「ゆきのんのお父さん、ゆきのんが来るとすごくテンション上がってちょっとキモくなるよね・・・」
「家の親父も小町としゃべるだけでテンション上がってるからな、千葉の親父の宿命なのかもしれん」
雪ノ下家の父親を懐柔済みとは・・・本当にどうなるんだ?
またも呆れることしかない葉山だったが
「そういやお前の親父さんにもあったぜ?お前にすごく迷惑かけてると言ったら、「どんどんかけていい、弁護士になるともっと面倒なことが待ってるからな、これからもうちの息子と仲良くやってくれ」だとさ、だからこれからもよろしくな?」
親父、余計なこと言うなよ・・・
またも頭を抱える葉山
車が高速に入った辺りで
「あー!後ろから戦車みたいな車が追いかけてきてる!」
由比ヶ浜が叫ぶ、後ろを見るとやたらといかつい車が追いかけてきている。
「アレは米軍で使ってるハンヴィーってやつだな、たまに中古で流れる、俺も欲しいんだが・・・」
「おい比企谷、そんな呑気なこと言ってられないぞ、乗ってる人がまずい」
運転席には何かを叫んでる平塚先生と助手席には鬼の形相をしている陽乃さんが見えた
「平塚先生、車変えたんだな、しかしどっからあんな車を・・・」
「あんな車に乗ってては結婚は絶対無理ね・・・」
比企谷の携帯に材木座からの着信がある
「八幡?なんか我、軍隊みたいな車に押し込められたんだけど!なんかこの二人怖いんだけど!」
どうも材木座君も詰め込まれたらしい
「八幡、何処へ行こうかしら?」
「逃亡者が逃げるのは北と相場が決まってる、北海道とかどうだ?実はすでに向かっている」
「あー!それいいね!あたし賛成!ジンギスカン食べたい!ね!優美子!」
「え?あ、うん・・・」
三浦は次々起きる事態に全くついていけてないようだ
「君たち本当にこれからどうするつもりなんだ・・・」
「明日に向かって生きていく・・・とか?」
「ヒッキーちょっとつまらないかな?しかも古い」
「八幡?セリフが臭いし古いわ」
「・・・俺も優美子もそれに入ってるのか?」
「降りたきゃ降りてもいいぜ?ただその時はあの人達の相手をしないといけないがな」
携帯の向こうから聞こえる材木座の叫び声を上げているのを聞くととてもそんな気にはなれない、がっくりと肩を落とす葉山に比企谷は前を向きながら言う
「先の事なんて誰も知らないって言うからな、ここまで来たら一蓮托生、呉越同舟まあそんな感じだ」
「本当に君たちは・・・」
まだまだ続きそうな受難に北海道へ向かって飛ばす車の中、葉山はマックスコーヒーを飲みその甘さに顔をしかめ、ため息混じりにボソッとつぶやく
「こいつらといると退屈はしない、だがどう考えてもこいつらのラブコメは間違いまくってる」
と
明日に向かって生きていくは歌から取っています。
昔死ぬほど聞いたのかなんか頭から離れません
最後にラブコメってカップル成立して終わりみたいな感じですが、彼らに関しては終わらない気がします。
回り巻き込んでめんどくさかったりややこしかったりするトラブルがどんどん降ってくるんではないかなと、なんかそんな気がしました。
アンソロも出ましたし今後も色々あると嬉しいなと個人的に思います。
お付き合い頂き、ありがとうございました。