ねぇ、名前は?
フォルトゥーナ・・・フォルトゥーナ・フィンベルと申します
そう・・・ふふっ、気に入った、私のすべてをあげるわ
この国は腐っているのだろうか、潤っているのだろうか
私はいろいろな世界を見て回っている希少価値がありそうなものを売り競売に入れ資金とするこれを色々な世界で繰り返す資金はあるが一方的に見れば何もせずお金が舞い込んでいるように見えるわけだ会社をもって入るので資本金があるしマンションをいくつか経営しているので実質不労収入ではあるのですが
「お帰りなさいませ、お嬢様」
「ただいまセバス」
これでも公爵家の当主代行をしている資金管理は自分でしているしとある力で不測の事態には備えている
「お嬢様アナスタシア様がお待ちです」
「・・・・・・そう応接間に?それとも私の部屋?」
「応接間でございます」
「分かったわ、下がっていいわよ」
セバスが待機室に戻りそれを見届けてから応接間に向かう
「久しぶりねフィー、また胸大きくなってない?」
「会って早々セクハラ?スターシャ」
「ふふっ、いいじゃないこの国を影で牛耳るクロイツ国フォルトゥーナ家現当主の娘フォルトゥーナ・フィンベルさん?」
「何言ってるのよクロイツ国第一王女であり裏では奴隷商のトップのアナスタシア・クロイツ・メーベリアさん?」
「「ふふふふ」」
そう私は公爵令嬢とわいえ当主は飾りなのですが実権は私が握っている
「薄汚れた少女だったのにこんなに綺麗になっちゃってまぁ」
「まぁ、女神さまのおかげかな?それより要件は?」
「またお金が欲しいのよねー」
「好きなだけここから引き落としていいわよ」
そう言って銀行口座の一つのカードを投げ渡す
「ありがとー!助かるわ!」
窓際に置いてあるテーブルに2人で腰かけ顔を見合わせる。
方や艶やかな黄金のような金髪に黄色い瞳
方や汚れを知らない白銀のような純白の髪に青い瞳
「貴女とは古い仲だし恩があるから」
「そんなのとっくに返してもらってるわよ」
窓際のその席には日光の暖かな光が差し込む祝福するかのように
「それに私にはお金なんて無価値だから」
「・・・・そ、そう」
しばしの静寂が2人を包む
「ねぇフィーやっぱり私の仕事手伝わない?もっと一緒に居られるしさ」
「スターシャ・・・私は嫌よ・・貴女の奴隷商の事をとやかく言うつもりはないし誰かに話すこともいわ・・だけれど手伝うのは嫌よ・・」
「そう・・分かったわ、ごめんなさいね」
「・・・・・構わないわ」
「じゃあ私はここら辺で」
「そう・・じゃあ、またね」
「えぇ・・また」
窓からスターシャが帰るのを眺める
「クズめ・・・」
スターシャが嫌いなわけではないだが私はその本性を知っている
何度かスターシャがやっている奴隷商の裏側を見たことがある
歪んだ笑みで鞭を打つスターシャの姿を私欲のために奴隷で弄ぶ姿を・・・
それからだ・・・私がスターシャと距離を置くようになったのは幸い仲はまだ保っているし私もそれなりに大物人物だそうそう襲われるなんて事は無いだろう
この国において奴隷は別段不思議ではない他の世界でもよくあることだそこは別に気にしない借金奴隷などいろいろある別に死ねなんて命令は聞かなくていいけれど一部の奴隷は違うつまりスターシャがやっていることはそういうことだ
「違法奴隷の私的利用に違法売買・・・ね」
部屋に戻り着いてきたメイドたちによって部屋着に着替えさせられる純白のフリルワンピース・・・お気に入りの部屋着
「もういいわ自分でするから」
メイドたちを下がらせ先ほどのテーブルに本を置き飲み物がないかとまた外に出る、たまたま部屋の前にセバスがいた
「お嬢様どうされました?」
「飲み物が欲しいのだけれど、そうね・・・甘酸っぱいものがいいわね」
「分かりました、アセロラジュースはいかがでしょうか?」
「えぇそれがいいわね、あと冷蔵庫の中にチーズケーキが2ホールあったはずだわ1ホールの4分の1を私に残りをメイドたちと分け合って食べるといいわじゃあ部屋に居るから何かあれば呼びなさい」
「ありがとうございます、ではすぐにお持ちします」
部屋に戻り静かに読書を始める、しばらくするとノックがあり返事をするとセバスが入ってくる
「アセロラジュースとチーズケーキです」
「ありがとう、あなたも食べてきなさい飲み物は自由に飲んでいいから」
「はい、では何かあればお呼びください」
「えぇ、それじゃあまたあとでね」
しばらく読書に耽った後本を戻し薄暗くなった外を眺める
外には豊かな街並みがありちらほらとつく街灯の明かりがフィンベルの青い瞳に反射する
「・・・・長かったわね」
「薄汚いガキめ!」「二度とお前に頼らぬわ!」
フォルトゥーナ家では代々神の祝福があると言われていた
私には、何もなかった
先代までは周りの人間に幸福を撒いていたそうだ
私はアルビノという肌や髪が白く紅い瞳で体がひどく弱かった
「ふざけるな・・・」
私は血反吐を吐いて上り詰めた幸い親の膨大な遺産が一部舞い込んできたそれを元手に株式、産業、工業、全てを死ぬ気で頭に叩き込んだ
上り詰めた先・・・・そこで
女神に出会った
「あら、あなた・・・」
同じ顔だった同じ体型だったその少女はすべてが私と同じの姿だった
「ねぇ、あなた名前は?」
「フォルトゥーナ・・・フォルトゥーナ・フィンベルと申します」
「そう・・・・・ふふっ、あなたに私のすべてをあげるわ」
「・・・・・すべて?」
「そう、すべてよ、私が死んだらだけれど、拒否権は無いわよ」
何を言っているのか分からなかったただ一つ分かったのはこの方は私が信仰すべき方なのだろうということだ
その日を境に私はその神に心酔した毎日祈りたまに対面をし会話をしたその後その神は・・・姿を消した
5年が過ぎとある日
私の瞳は青に変わった私は悟ったそして膨大な情報が舞い込んできた
色々な世界の情報未来や過去、平行に歩む世界のこと
理解するのに1週間寝込んだが何とかものにした
その日から私にとってすべてがどうでもよくなった
お金も、名誉も、何もかも
私はお金では得られないものを望み欲するようになった
人の笑顔や営みの明かりそういうものを望む様になった
瞳の力で色々な世界に行くことが出来た、元から体が弱くまともに運動もできなかった私がこの力を使うとかなり体に負担がかかるようだ1日に2度が限度3度め以降は意を失いかねないその程度なら私は許容できる。
力の使用には限度はないようだがすべて均等の負荷が体にかかる少し物を能力で呼び出しても自分を過去に送っても均等だ、失ったはずの魔力はなぜか消えたと思った次の瞬間すさまじい速度で元に戻る、だが体が能力の力に耐えられないようだただでさえ日光を少し多く浴びるだけでみみずばれになるような肌に運動もまともにできない体だ無理もないだろう。
「長かったけれど・・・・今はなかなか楽しい」
色々な世界を見て回り見たことないものや人に会いお話を聞いたりご飯を食べたり
そしてとある世界でステータスを見た時に知ってしまった
種族:神族 と・・先祖返りの神らしいがただの不老半不死程度らしい
「この幾数多とある世界を見て回るなら不老不死はありがたいと思ってしまうあたり私も狂っているのかもしれない」
夕食のためメイドに連れられ食堂に向かう豪華な料理が並びカトラリーを端から順にとり料理を食べる
「シェフに美味しかった明日は夕食と昼食は不要だから家族と食事に行くといいと伝えておいて、後これも渡しておいて」幾枚かの金貨の入った袋をメイドに渡し自室に戻る。
薄暗い自室に戻り窓際で外を眺めるここから繁栄した街を眺めるのが私の日課だしばらくしてからお風呂場に向かい体を清める
「ふぅー・・・」湯船につかり空に息を吐きかける少し体を温めてから隣接してある外の庭に出る
「あっ・・バスタオル・・・まぁいいかしら」別に外からここは覗こうと思わないと見えないだろう
夜風が濡れた体に当たり涼しいこういううのもたまにはいいものだ何時もはメイドたちがうるさいし
「フィンベルお嬢様ー!!!なんて格好でガーデンに!!?」あ、メイドが来た・・・いや、なぜわかったのよ・・
「はいはい、すぐにお風呂に入るわよ・・・」
この平和な1日がいつまでも続きますように・・・
続けばいいね(ゲス顔)