FAIRY TAIL ~天に愛されし魔導士~   作:屋田光一

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仕事が終わり、何度も寝落ちして遅れてしまいました…。やっぱり上手く書けなくなってる…。

今回のキャラ設定はエドラスのファルシー兄弟に関する情報も加えています。で、折角なのでアースランド側の兄弟の詳細も変更を加えました。
「え!?お前らそんな設定だったの!?」と思われる部分もあるかもw


キャラクター紹介 Ver.4(オリジナルキャラ)

■シエル・ファルシー

 

性別:男

 

年齢:14

 

身長:151

 

容姿:短い水色がかった銀髪で、左目の上部分のみ金色のメッシュが入っている。目の色は黒。

 

ギルドマーク:左頬に入っている。色は紫(兄とお揃い)

 

所属ギルド:妖精の尻尾(フェアリーテイル)

 

好きなもの:家族、肉、イタズラ、ウェンディ

 

嫌いなもの:闇ギルド、家族を侮辱されること、魚介類

 

魔法:天候魔法(ウェザーズ)

 

異名:天に愛されし魔導士、悪戯妖精(パック)

 

趣味:仕事休みの時の日向ぼっこ

 

・詳細

妖精の尻尾(フェアリーテイル)の魔導士であり、同じギルドに所属しているS級魔導士のペルセウスを兄に持つ。

 

年齢よりも幼く見える容姿に似合わず落ち着いていて知識も豊富。更に頭も回転も速く状況把握や作戦考案能力も優れているが、それを活かしてメンバーにイタズラを仕掛ける程のイタズラ好き。仲間に対しては場の空気を和ませるような軽度なものだが、敵に対しては味方でありトラブルメーカー側の面々がドン引きするほど容赦ない、拷問まがいのものを仕掛けることもしばしば。

 

その反面、幼少期から魔力の希薄さ故に病気がちだった過去や、尊敬する兄に対する無視できない劣等感を乗り越えて、天候魔法(ウェザーズ)を一個人での使用に成功し、さらに別系統へと発展させる技術を研鑽で編み出した努力家の一面を持つ。

 

イタズラの対象となることもあるが、妖精の尻尾(フェアリーテイル)の一員に漏れず、仲間と家族を大事にしており、血の繋がった唯一の肉親であるペルセウスの事は、尊敬するあまりに神聖視するほど。彼らを侮辱することは悪戯妖精(パック)の怒りに触れ、容赦ない制裁の標的とされることと同義。しかし仲間を大事にするあまり自分を蔑ろにしがちで、度々自分の状態を度外視して無茶無謀をしたりも。

 

六魔将軍(オラシオンセイス)を討伐する為の地方ギルド連盟の連合軍の作戦に参加した際、化猫の宿(ケット・シェルター)の代表として参加した少女ウェンディに一目惚れ。以降彼女に対してはイタズラなど一切仕掛けず、度々気にかけたり助言や後押しなどのフォローを行ってアプローチを始める。

ただし、ウェンディの相棒である白ネコのシャルルからは「オスガキ」とトゲのある呼び方と共に警戒されている。(エドラスの一件以降、少しばかりのその態度は軟化されたが)

 

ウェンディに会うまでは恋愛と言うものは自分にとっては傍観するものとばかり認識していた為、いざ自分がその立場に立ってみると周りや物語のようにいかない上、考えている以上に動機や混乱に苛まれるなど、実は純情であったことが判明。普段の態度から想像もつかない彼の様子を、兄のペルセウスやルーシィなどのメンバーは微笑ましげにニヤニヤしながら見る光景が見られるようになった。

 

 

 

・魔法『天候魔法(ウェザーズ)』について

天気に関する魔力を扱い、掌サイズの小さな太陽や雲を作ることは勿論、外の天候を雨にも雪にも自分の意志で変えることが可能な人智を超えた魔法。

古代にも天候を変える魔法を開発した記録はあるが、優秀な魔導士たちが数人がかりで長い時間魔力を集中させてようやく発動できるもので、時が経つにつれて扱えるものが存在しなくなってしまった古代の魔法・失われた魔法(ロストマジック)の一つでもある。

 

シエルにはその魔法にのみ適性が見つかり、練習と研鑽を重ねて扱えるように仕上げた。

さらに、複数の技を組み合わせることによって別の強力な技を発生させることもできる。

 

 

主な技

 

 

日射光(サンシャイン):天候は晴。掌に乗るほどの大きさの太陽を作り、激しい光を意図的な方向に向ける

 

日光浴(サンライズ):天候は晴。日射光(サンシャイン)と同じ太陽の魔法だが、こちらは光は弱く優しい。近くにいる人物の治癒力と回復力を向上させる

 

曇天(クラウディ):天候は曇り。上空に雲を作り出す。この雲は魔力の塊でもあり、後述の豪雨(スコール)落雷(サンダー)の威力を最大限発揮する役割を持つ

 

乗雲(クラウィド):天候は曇り。人が乗れる雲を作り、空中を移動することができる。魔力量によって大きさを変えられ、数人を乗せることも可能

(イメージとしては某西の国に向かう僧侶のお供にいる猿の妖怪の乗り物)

 

豪雨(スコール):天候は雨。視界と音を遮る量の雨を降らせて相手を襲う

 

落雷(サンダー):天候は雷。読んで字の如く、相手目掛けて雷を落とす。豪雨(スコール)発動中に放つと威力は倍増する

 

蜃気楼(ミラージュ):本体である自分の姿を消して、別の場所に幻影の自分を作り出す。自分以外のものを幻影で作ることも可能

(エリゴールが持っていた呪歌(ララバイ)を掠め取って偽物を持たせたのもこの魔法)

 

竜巻(トルネード):天候は竜巻。縦方向に巡るものが多いが、横方向に射出して一点を狙うこともできる

(横方向版のイメージはウェンディの天竜の咆哮が掌から出る)

 

砂嵐(サーブルス):天候は竜巻。だが砂を混じらせているため砂属性に区分される。これも読んで字の如く、砂嵐を発生させる

 

吹雪(ブリザード):天候は雪。上に向かって巡りながら上昇する上記二つの魔法と違い、ほぼ横一直線に吹雪を発生させることが多い

 

慈雨(ヒールレイン):天候は雨。治癒特化の魔法。外傷をすぐさま治すことが出来る分、魔力の回復効果は無い。更に魔力の消費も激しい

 

濃霧(ミスト):天候は霧。視界が機能できない程の濃霧を発生させ、周囲を混乱させる。場合によっては相手に魔法を無効化できる

(エバーグリーンの鱗粉魔法など)

 

輝虹(レインボー):天候は虹。全ての技の中で魔力消費量が多く、その分の効果は絶大。攻撃、防御、回復、想像、補助、その他にもシエルの意のままに姿形を変える七段変化の魔法

 

 

アレンジ

 

 

台風(タイフーン)曇天(クラウディ)豪雨(スコール)竜巻(トルネード)を重ねて発動させることで、台風を生み出すことができる。本物の台風同様中央は凪地帯であり、シエル(発動者)本人は基本的にそこにいる

 

帯電地帯(エレキフィールド)豪雨(スコール)によって水が溜まった地面に向けて、落雷(サンダー)に使う魔力を直接放つことで、周り一帯に電流を走らせる。しかし場所に限りがあるため、主に対人戦などで使うことは少ない

 

天変地異(ディザスター):あらゆる天候の魔法を無作為に組み合わせて一気に放出する。発動した瞬間に容赦なく天候の牙が襲い掛かり、辺り一帯はえぐり取られたような跡が残る。その分、消費魔力は膨大

 

 

気象転纏(スタイルチェンジ)

天候魔法(ウェザーズ)で発動した技の形状を変化させて武器の形にして振るう技法。

数か月にわたるエルザを相手とした稽古によって身につけたもの

 

 

日射光(サンシャイン)

→ 光陰矢の如し(サニーアローズ):太陽を分裂させて複数の矢の形に変えてから放つ。現状最速の速さを誇る

 

乗雲(クラウィド)

→ 雲台跳躍(トランポリン):雲に弾力性を持たせ、反発力を活かしてより高度へのジャンプを行えるようにする。分離させて辺り一帯に作ることも可能

 

豪雨(スコール)

→ 雨垂れ石をも穿つ(ドロップバレット):水の弾丸を指鉄砲の先に収縮させ、射撃する

 

落雷(サンダー)

→ 稲妻の剣(スパークエッジ):雷の刃を手に持って振るう。斬られたものは傷口から微量の電流を体内に流し込まれる

→ 雷光(ライトニング):体中に雷の魔力を纏い、敏捷性を大きく上げる。ジェラールの流星(ミーティア)を参考にしているが、物理攻撃に雷属性が付与される

→ 雷光(ライトニング)倍速(ブースト):身体に纏った雷が青に変化し、敏捷性を倍加させる。その分コントロールも難しく、練度が必要

 

竜巻(トルネード)

→ 風廻り(ホワルウィンド)(シャフト):竜巻を細く長く変えて棍の形にして振るう。回転させれば更に強い風を起こせる

→ 風廻り(ホワルウィンド)(スピア)(シャフト)に似ているがこちらは投擲専門。対象を捉えるまで速度が落ちることも無い

 

吹雪(ブリザード)

→ かまくら要塞(スノウシェルター):自分の周りに雪によって作られた高硬度のかまくらを作って身を守る

→ 白銀ノ闇世界(ホワイトアウト):広範囲に濃密度の高い吹雪を発生させて視界と体温を奪う。しかし視界に関しては発動者本人も機能しなくなってしまうので、滅多に使われない

→ 大雪男(スノーマン):大量の雪を密集させて巨大な雪だるまを作り上げる。その後は質量任せに相手に押し付けるただの圧し掛かり(ボディプレス)に使われる

 

輝虹(レインボー)

→ 纏虹拳(セブンスストライク):全てを破壊するほどの威力を有したエネルギーを拳に込め、七色の拳の波動を撃ち放つ。巨大な虹の拳となる事も、螺旋を描きながら七色の拳になる事も自在

 

 

 

 

 

天の怒り

仲間である妖精の尻尾(フェアリーテイル)の者たちが蹂躙され、それを嘲笑う者達に対する怒りが頂点に達した際に、シエルが暴走状態になると共に発動される魔法

 

一瞬のうちに空は一面雲に覆われ、その雲が晴れるまでシエルがいる場所を中心に無数の雷が際限なく振り落ちる。過去にはとある盗賊たちが拠点としていた廃村、最近では六足歩行ギルド・幽鬼の支配者(ファントムロード)がその被害に遭い、あまりにも甚大な被害をもたらすそれを、評議院は危険視してシエルを要注意人物として定め、マスター・マカロフからは禁忌とすることを命じられた。

 

 

 

・??

時折シエルに発生する謎の力。

彼自身が必要以上の怒りや憎しみを増長させた際に彼の身体に触れると、黄色い魔法陣が刻まれ、やがて大規模な爆発を発生させる。一つの物体に複数の魔法陣が刻まれれば、相乗効果で威力が増え、場合によっては体が欠損、あるいは命を落とすほどの凶悪な性能を持つ。

この力の正体や制御方法はいまだ不明

 

 

 

■ペルセウス・ファルシー

 

性別:男

 

年齢:19

 

身長:179

 

容姿:弟と同じく水色がかった銀髪で、肩甲骨までの長さを、うなじのあたりで縛っている

 

ギルドマーク:左頬

 

所属ギルド:妖精の尻尾(フェアリーテイル)

 

好きなもの:弟、妖精の尻尾(フェアリーテイル)、リサーナ

 

嫌いなもの:闇ギルド、蛇

 

異名:天に愛されし魔導士、堕天使ファルシー(忌み名)

 

趣味:神器のメンテナンス

 

・詳細

シエルの実兄で妖精の尻尾(フェアリーテイル)のS級魔導士の一人。5年前に加入し、その年のS級魔導士昇格試験で、ギルド加入期間最短&昇格時年齢最年少の合格記録を持っている。

 

シエルの兄だけあって性格は冷静。だが冷徹であるわけではない為仲間との信頼関係も重視している。ナツやグレイが喧嘩をしているときは決まってエルザが仲裁するため、ギルド加入時からそんな姿を眺めるのが密かな楽しみでもある。

 

だがその反面、幼少より優れた魔導士であったがために、困ったことがあると力づくで突破して成功してきた天才型。策を張り巡らせて状況を打開する弟とは違い、壁があるならぶっ壊して進むという思考回路を持っている。なのでナツやグレイたちのように、後先を考えずに物を壊してしまう部類の人間であるとルーシィは語り、シエルも否定しない。

 

弟であるシエルには、唯一残った肉親である故か、時々妙に過保護な一面が見られるも、彼がウェンディと出会い一目惚れしたことに気付くと、将来弟の幸せの為に必要な存在と認識して彼の背中を押すなど、非常に弟想い。

 

同じS級魔導士であるミストガンとは、周囲には知られていないが親友同士の間柄で、八尺瓊勾玉の影響で眠りの魔法が聞かずに顔を合わせた時から交友が始まった。ギルドの誰にも伝えられなかったエドラスの話を、唯一ミストガンが話せた人物でもある。

 

実はギルドに加入してしばらく、ギルドの仲間である少女リサーナに好意を抱いていて、事あるごとに彼女と仲良くしているナツの事を羨んでいた。ナツとは強さにおいても恋愛においてもライバルだと認識していたのだが、2年前にリサーナが事故で死んだと聞かされ、彼女に想いを伝えなかったことを、表に出さずとも後悔していた。

 

肉親であるシエルや、大恩あるギルドの仲間に対する愛は本物で、その愛故に傷つける者や陥れようとする者に対する憎悪はギルドの中でも随一。シエルを消し去ろうとするブレインを圧倒的な力で斬り伏せ、リサーナを奪ったエドラス王国を蹂躙。堕天使と揶揄された時の片鱗を惜しみなく曝け出していた。

 

 

 

 

・神器の換装魔法

遥か昔に実在していた神が戦いの際に用いたと言われており、その能力と魔力を込めた武器・神器を換装しながら戦う。

 

換装魔法自体は珍しくはないが、神器を自在に使いこなすには魔力量だけでなく、魔力の質にも関わってくる。そのため使い手は100年単位の期間を開けなければ現れない。事実、ペルセウスの先代は400年前の人物であったらしい。

 

 

・神器一覧

 

 

トライデント

海王と称されたポセイドンが扱っていた三又の槍。基本色は青

水の放出、更に自由自在に操作することが可能

 

ミョルニル

雷神トールの紫電の大鎚。基本色は紫

紫の雷を常に放出している。基本小細工いらずで振り回す

 

ミストルティン

様々な神に関わっていたという逸話がある、枝を模した杖

周辺の植物を操って、木の根を伸ばし、枝分かれさせたりして拘束する。魔力吸収能力もある

 

レーヴァテイン

炎神と呼ばれたスルトが扱った炎を模した形と意匠の剣。基本色は紅

紅い炎を発し、炎の斬撃や火炎弾の発射、使い方次第では相手の出入りを遮る炎の壁も出せる

 

グレイプニル

かつては獣神が暴走を起こした際に拘束用で作られた炎の鎖。基本色は橙

魔力の操作で手に持たなくても操作が可能。敵を拘束し、橙の炎で身動きを取らせないまま焼き焦がす

 

イオケアイラ

月と弓の女神アルテミスが使った大弓。金と銀に色が分かれていて、上弦と下弦、それぞれの月の紋様が彫られている

魔力で作られた複数の矢を作り出し、射出することが可能。作れる矢の数は100を優に超える

 

イージス

戦女神アテナが所持していた大盾。鏡のような光沢を持つ

絶対無敵の盾とも呼ばれており、どのような攻撃もすべて防ぎ切り、傷一つさえ滅多につかない。ペルセウスの魔力の量で強度も変化する。破壊できた者は、歴史上でも誰一人として存在しない

 

八尺瓊勾玉(やさかにのまがたま)

太古には東洋の国に祀られていた勾玉。白い地に赤の斑点が一つ付いている

装着していれば常に魔力を消費するが、毒などの状態異常やデバフ効果を一切遮断することが出来る。何とアニマも状態異常と認識して、吸収から防ぎ切った。ただし許容量が存在し、限界を超えると破損。修復されるまで呼び出せなくなる

 

ダーインスレイヴ

あらゆる神が扱いに困った対魔の剣。基本色は黒

手に持つだけでより多くの魔力を吸い取られ、一度持つと魔力を持った何かを斬り裂くまでは鞘に戻りはしないという言い伝えを持つ魔剣。事実ペルセウス自身も完全には使いこなせない為、時間が限られた状況下、またはシエル(最愛の弟)の危機に関して、主に使用される

 

グングニル

戦の神オーディンが使っていたとされる槍。基本色は紫

あらゆるものを貫くと言われ、主に投擲の形で使われる。魔力の操作で空中の移動も可能。急な方向転換で狙いを変えるという方法も出来る

 

グラム

神に選ばれた英雄が抱えたと言う大剣。基本色は灰色

身の丈を優に超すほどに大きく、石や鉄さえも容易く斬り裂く

 

フラガラッハ

光と風の神ルーが作り出したと言う短剣。基本色は緑

風の力を持っており、その刃は強固な鎧も貫き砕く

 

アダマス

時の都と呼ばれる街に祀られていた大鎌。黒に近い灰色に黄色の幾何学模様が入っている

魔力を込めることで任意の時間を止める上、止めた時の中で自由に動く人物も指定できる

 

 

 

■ペルセウス・オルンポス

 

性別:男

 

年齢:21

 

身長:177

 

容姿:アースランドのペルセウスとほぼ同じだが、病弱の印象を与えるほど色白で、左目には白縁のモノクルを付けている

 

所属ギルド:妖精の尻尾(フェアリーテイル)(エドラス)

 

好きなもの:家族、妖精の尻尾(フェアリーテイル)

 

嫌いなもの:自分自身

 

肩書:妖精の尻尾(フェアリーテイル)のギルドマスター代行(代行部分は自称)

 

趣味:ギルドメンバーとの会話

 

・詳細

並行世界エドラスで生まれ育ったペルセウス。人を惹きつけ導く才能がある為に、若くしてエドラスの妖精の尻尾(フェアリーテイル)マスターを務めている。だがマスターになった経緯が、当時の先代マスターがエドラス王国に捕まって処刑され、正式な継承が出来ないままギルドメンバーの投票によって決まったというもの。故に本人は「自分にはそんな力はない」と言う後ろ向きな理由で暫定的な代行を名乗っている。

 

生まれた時から病弱体質。アースランドではシエルがその体質だった過去がある為、兄弟の身体に関しても逆転していることになる。更に言うとこちらのペルセウスは未だにその体質が治っておらず、一種の興奮状態、または病状が深刻化すると口から吐血することがしばしばある。その度に医療の心得を持つエドウェンディの手で介抱される。

 

病弱故か物腰は柔らかく、誰に対しても敬語を使い、家族であるエドシエル以外はくん付けやさん付けで呼び、丁寧な口調で話す。声はペルセウスに酷似しているが、それは聞くものを落ち着かせる特殊な波長を持っている。

ちなみにエドウェンディに対しても呼び捨てにしているのだが、これはエドシエル同様に家族と認識しているため。と言う事は……?

 

自他ともに認めるほど虚弱であるために戦闘能力は皆無。だがその代わりと言えるほどに頭脳が優れており、乱戦に立った場合は軍師としてメンバーに指示を出して有利な状況に持ち運べる。

 

弟であるエドシエルが発明した魔法を所持しており、彼自身と仲間たちを守るための役割を担っている。

 

・モノクルには敵と味方の認識機能や位置情報をレーダーする機能や、スイッチを押すことでレーザーを発射することが出来る

・彼が支えとして使っている杖に付いている魔水晶(ラクリマ)も弟の発明品。魔戦部隊隊長の存在の接近を感知すると、マスターペルセウスに無意識に通達し、胸騒ぎを起こさせる

 

 

 

■シエル・オルンポス

 

性別:男

 

年齢:18

 

身長:181

 

容姿:シエルを一回りも二回りも大人にした容姿に加え、目は切れ長で、それをより強調するノンフレームメガネをかけている

 

所属:元妖精の尻尾(フェアリーテイル)、現エドラス王国

 

好きなもの:発明、家族

 

嫌いなもの:邪魔をされること、王国

 

肩書:エドラス王国直下魔法応用科学研究部部長

 

趣味:魔科学の発明

 

・詳細

エドラスにおけるシエルであり、エドラス妖精の尻尾(フェアリーテイル)マスター・ペルセウスの実の弟。二年半前までは兄がマスターを務めるギルドに所属する魔導士であったが、兄が発案した潜入計画を実行するため、自らが志願し、王国の研究部門・魔法応用科学研究部を立ち上げて、そこの部長となる。

 

潜入した当初は、計画の通り王国内の情報を横流しにして、人知れずギルドにそれらを送っていたのだが、1年程前に突如その連絡が途絶える。以降は一切彼らに情報が行き渡らないまま時が過ぎていった。

 

性格はアースランドのシエルとは対照的に、素っ気なく慣れ合う事を好まない言動。者によっては冷たいと言う印象を与えられる。一方で他人に対する容赦のなさは共通しているのか、忠誠を誓っている国王以外の王国側の人間に対して、神経を逆撫でするような言葉を淡々と告げて指摘する。そのせいで特に被害を受けているエドエルザからは殺意を向けられるほど嫌われてる。

 

研究部門を立ち上げる程頭脳に秀でており、自らが考案した魔法応用科学……通称魔科学による発展された技術の数々によって国はより栄え、一部を除く王国からの信頼は厚い。永遠の魔力と言う存在に希望を見出し、スパイとして潜入した事を捨ててギルドを見限り王の手となり足となる事に徹底。家族を躊躇いもなく見捨てた合理的かつ冷酷な判断は、普段穏やかで優しいウェンディでさえ激しく怒りを表すほどのもの。

 

しかしその実は、永遠の魔力をエドラスにもたらし、魔力による諍いやギルド狩りを無くし、妖精の尻尾(フェアリーテイル)への危害を完全に無くして安全を確保することこそが、連絡を途絶えた瞬間からのエドシエルの目的だった。

 

忠誠を誓ったように見せた事、王の手足となって動いたことも全て演技であり、内心では家族に仇なす国王の事を常日頃から恨んでさえいた。王国軍がギルドのメンバーを捕らえてくる度に、人知れず自分にあてがわれた部下とすり替えて安全を確保させるなど、心の底ではギルドの仲間の事を大切に想っている。

 

ぶっきらぼうな態度の中に秘められた優しさ。それに気付いているのは兄であるマスター・ペルセウスと、彼に想いを寄せているエドウェンディを始めとした数人。もう一人(アースランド)のシエルとの激闘を経てからは、少しずつ不愛想な言動が軟化されていっている。

 

余談だが、エドウェンディから好意を寄せられていることに、本人のみが気付いていないと言うのがギルド内での共通認識……なのだが、ウェンディと言う存在から好意的な感情以外を向けられるのに慣れてないと、少年のシエルに打ち明けたらしい。その真意は……

 

 

 

・魔法応用科学(魔科学)

エドラスが普段から使っている魔法の効果を多種多様に組み合わせ、別の独自の魔法を作り上げることで戦力の強化、生活基盤のレベルアップを図った科学。エドシエルが得意とする研究分野であり、王国軍の幹部たちのほとんどはこれによって大幅に強化された

 

 

通信札

小型の板状の魔水晶(ラクリマ)。通信用魔水晶(ラクリマ)と違ってコンパクトで持ち運びやすく、通信状態も良好

 

反射板

魔力で出来た大きな盾。如何なる魔法も受け止めて、相手に跳ね返す

 

縮地足

具足の踵部分から魔力を放出し、一気に距離を詰める事が可能

 

修復回帰

一部の魔科学兵器に備えられている機能。どれだけ破損していても、内包魔力がある限りほんの数秒で元に戻せる

 

アンチエーテルスフィア

対象の魔力を封じ込め、その魔法を使用できないようにする。ペルセウスのデータをもとに、最初の試作品として作られた。時間経過で効果は切れるよう設定されており、最短6時間、最長12時間なのだが、喰らっていたペルセウスは1時間足らずで無理矢理解除してしまった

 

 

・エレメントゥムロッド

先端に赤、青、黄色、緑の4色珠が付けられた長杖。地水火風の力が込められており、自在にあらゆる属性のあらゆる効果を持った技を使用できる。のみならず、二つの属性を組み合わせることで更に別の4属性、計8属性の具現が可能。

 

 

赤→火

青→水

黄色→地

緑→風

水+風→雷

水+地→氷

火+風→光

火+地→闇

 

 

主な技

属性と形によって技の名前が統一されている

 

火→イグニス

水→アクア

地→ソルム

風→ウェントス

雷→トニトルス

氷→グラキエス

光→ルーメン

闇→テネブラエ

 

地水火風四属性→クワトロ

 

 

ショット

属性を込めた魔力の弾を放つ

 

エッジ

属性で作られた刃を振るう

 

ランス

属性で作られた複数の槍を射出

 

スフィア

属性の膜を作り、特定の魔法を防ぐ

 

シャワー

属性の魔力を降らせて容赦なく攻め立てる

 

 

アレンジ

ナチュラレックス・オールデル

地水火風雷氷光闇8属性全ての魔力を凝縮して、漆黒の波動を撃ち放つ。太古の自然を統べし王の意を持つ、最大威力の技

 




少々急ピッチで書き上げたので、書き忘れた部分もあるかもしれませんが、一旦ここらで閉じることにします。次回から数話ほど幕間章。それが終わったら天狼島編です。

ぶっちゃけますと、天狼島編では主人公兄弟たちの核心を仄めかせる描写を予定していて、人によってはそれで正体とかに気付けちゃうかもしれません。こんな折り返し地点でもう!?と思う方も中にはいるかとw

「シエルは実は○○だった」とか「ペルがまさかの○○!?」とか、ここを期待してくださるとうれしいです。(ちなみに伏字の数は関係ありませんw)

ちなみに来週から盆休みに入りますが、更新の予定は進捗状況によって変動させるため、実はまだ全く予定が決まっていません。(汗)
Twitter、活動報告の方でまたお知らせしていきます!
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