あるところに3人姉弟が居ました。その3人は、産まれた時は忌み子として殺されそうになりましたが、男の子と1番上の女の子の素質が高く生かされました。
そうして3人は両親と仲良く暮らしていたのです。
しかし・・・幸せな日々は経った一夜にして無くなってしまうのです。
桃髪の少女は焦ったように叫びます。
ラム「レム、シャル、早くこっちに来なさい!」
青髪の少女は金髪の少年の手を引いて桃髪の少女の言う通りに走っています。そして青髪の少女は、泣いている金髪の少年を励ましながら自分も泣かないように耐えています。
そうして走って行く内に人気のないところまで来れました。
ラム「ここまで来ればもうアイツ等が来ることはないはずよ。」
桃髪の少女、ラムは2人に向かって安心させるように言います。
レム「姉様、これから私たちはどうなるのでしょうか。私のせいで姉様の角が折れて、しまって・・・シャルにも無理をさせてゲートが使えなくなってしまいました・・・・・」
青髪の少女、レムは2人に向かって心の底から後悔したような悲しそうな声で謝ります。
シャル「ぼくは、らむねーさまと、れむねーさまがぶじならそれでだいじょーぶだよ。おとーさまとおかーさまもいってたもん、くるしいかもしれないけどいきていればいいことはたくさんあるって、、、だからそんな悲しそうなかおしないで、れむねーさま。」
金髪の少年、シャルは逃げながら泣くのをやめていました。その言葉は2人に心配させまいと少年なりの精一杯の気遣いのようなものでした。
ラム「シャルの言う通りよ、レム。生きていれば良いことが必ず起きる、だから絶対に生き続けるの!それがみんなに対する今できる精一杯のの弔いになるから!」
レム「ねえ、さま、、、しゃ、る、、、わかりました。私、もうこんなこと言いません。生きましょう、必死に、死んでしまったみんなのためにも!」
レムもラムとシャルの言葉のお陰で少しずつ元気を取り戻していきます。ラムとシャルも、レムの決意に同意する様に、
「「うん!(ええ!)」」
と言います。
それから暫くし、ロズワールという男の人に拾ってもらい、その恩返しとして3人は使用人という形で頑張っていくことを決めました。
そうした中で様々な人に会っていきます。時に銀髪のハーフエルフの少女に、時に金髪の少女の姿をした精霊に、時に赤髪の剣聖に、時に青髪の騎士に、時に猫耳の騎士に、様々な出会いを得て3人はより一層美しく可憐に育っていったのです。
そこからさらに月日が経ち・・・・・・・・・・
黒髪のお世辞にも整っているとは言い難い青年が屋敷に訪れて、物語は大きく動き始めるのです。