プリキュアとの奇妙な冒険‐ようこそヒーリングっど♥へ!‐ 作:アンチマターマイン
これ以上は遅れる一方と判断。ここで出します。
その日は朝から夜だった!
なんてリアルで経験するみたいな乱れた生活、しちゃいけません。
それさえなきゃ、もうちょっと早く投稿できたでしょうに。
今回の語り部はひなた。
文字数はほぼ6000字弱。標準よりチビッと多め。
のどかっちがヤバイ顔してる。
『夢』で会ってスグにそー思ったよ!
あたしはもースデにニャトランから聞いてる。
ドンヨリしてるってゆーかキレかかってるってゆーか。
そンな顔してたからさ。聞くしかないじゃん。
だからってワケじゃないかもだけど、寝つきワルかったよ今日。
「のどかっち。ロクでもないこと、あったんでしょ?」
「うん」
知ってるワケもないちゆちーとタッキー、ペギタンとF・Fに
のどかっちはバッチリ説明してくれた。めっちゃ楽しくなさそーに。
まー、タッキーから聞いてた通りでさ。
佐久間さんの夢は、もともとはママから押し付けられてたやつで、
ガンバッてはみてたけどダメだった、と。
でも、のどかっちと出会えたからホントの夢にすることができて、
そっからまた気合入れて目指してみたんだけど、
それがどーにかなる前にママが仕事やめさせに来ちゃった…んだって。
ニャトランが言うにはさ。
ヒトの話、最初っから最後まで聞き流してやがった。
テメーの言いたいコトだけ言って、子供にはナンも言わせよーとしねー。
いっくらなんでもアンマリじゃあねぇーか?
ってコトだけど……のどかっちも似たよーな意見みたい。
聞いてたちゆちーが、首を横に振った。
「親の稼ぎで、ひたすら浪人生活を続けていた間なら。
仮に今もずっとそうだっていうなら、一方的にやめさせるのも
まだ正当化の余地があるわ」
「だが、そうじゃあない。佐久間あやかは一人暮らしだ。
勤めた金で家賃を払って生活してた……実家に依存してねえ」
「……ええ。
なら、そんな指図を受けるいわれは、ない…はずよね?
自立した大人なのよ?」
ちゆちーに答えてたタッキーだけど、
そー聞かれると、めっちゃ決まりワルそーな顔になった。
ちょっとの間ダマッちゃって、ちゆちーがケゲンな顔して
何か言いかけたトコで、やっとなんか言えた。
「それだけどよ。心当たり、なくはない」
「なに?
…あーッ、と。言いにくいことなら、いいのよ?」
「いや、いい。俺の二番目の兄さ…名前でいいや。
フッ切ったみたいにスラスラしゃべるタッキー。ちょっとムリしてない?
なんでも、晩ゴハンの時に、コレができてない、アレができてないって責められるんだって。
タッキーのパパに……で、こー言われるんだって。
いつまでもその席があると思うなよ。
「…………。どゆこと?」
「私の解釈が正しければだけど。
…いえ、正直。クチに出すのがはばかられるわね」
「はっきり言うぜ。お前なんか家族じゃあねえ。そう言ってんだよ。
その程度のことも出来ないようじゃあな……ってよ」
ゴト ビチァ!
アイスティーのグラス、落っことしちった。
「ま、待ってよ。家族じゃあない、とか。
ン、ンじゃあさ。あたしとか、どーなんの?あたしだったら」
「なんだそりゃ」
「あ、あたしってさ。ダメじゃん?
お兄もお姉もリッパでカッコよく仕事やってるけど!
半分も…チョットのマネもできてないんだよ、あたし?」
気がドーテンする、ってゆーのかな?
正直、あたし自身何を言ってるかワカンなかった。
ただ、めっちゃ怖い。
「あたしが、そんな中にいたらさ。
ポイじゃん!どー考えてもッ」
「…あー、わかった。何言ってんのか」
タッキーがコッチの手元に雑巾を投げてきた。
パッと受け取る。ついつい。タダの反射で。
「言っとく。お前のそいつは無意味な想像だぞ。
オカシイの、俺んチは!お前んチ正常!わかった?
お前の父さん、そんなコト言う?言わねーだろ絶対」
「ゆーワケないじゃん」
「じゃーソレでオシマイだな。
そんな、世にも奇妙なウチの話として聞いときゃあいいんだよ」
ウン、落ち着いたけどさ。おかげサマで。
でもなんかタッキー機嫌悪い。なんでそんなツッケンドンなのさ?
またナンかやっちったの?あたし。
ちゆちーの目がギラッとした。
「ひなたを
飲みなさい、手元のお茶!」
「お、オウ」
グィィ~~~ッ…… キュッ
タッキーが一気飲みやってる間に、
あたしもこぼしたお茶を拭いとく。もらった雑巾で。
吹き終わった雑巾は、のどかっちが下げてくれた。
ウェイトレス?看板娘?…カフェ・ドゥ・マゴの?
めっちゃカワイイ。通っちゃうよあたし。
「落ち着いたわね?じゃあ…
要するに。家族の地位を人質にとって操ってる、って言いたいのかしら」
「それで間違いない。
俺が走れるようになって認められたのも、そいつの裏返しなんだからな」
「走れなかったら家族じゃあなかったの?頭痛いわ…」
「魁。今いるここは違うペェ」
「……ン。わかってる」
そっか。そだよね。
サイテーだもんね、タッキーの家族。
あたしはパパもお兄もお姉も大好きなんだから、
そんなあたしにいらないコト言われてムカついたのかなぁー。
…反省。イマイチワカンないケド。
席に戻ってきたのどかっちが、横から入ってきた。
「鳴滝くんの言いたいこと、わかった気がする。
佐久間さんもお母さんに、その…操られてたの?」
「状況からそうじゃあないか、って思うだけな。
父さんに責められた景弼も、言う通りにするしかできなかったようだし」
「だとしたら、めっちゃヤなママじゃん。
反抗期でグレたりしないの?」
あたしも横からツッコむ。
マンガとかドラマの定番じゃん。よくあんじゃん。
いっとくけどかなりマジメだよ、あたし!
自分で一人暮らしできてたんならリッパにオトナだし!
ウルセェ!ってゆーの、あると思うよ?
あたしだってあるもん。ゲームのイイトコで呼ばれまくって、
ウルサーイってなっちゃうコト!その後だいたいデコピンもらうケドさ、パパに!
「ひなたよぉー」
「ニャトラン?」
「ヤなコト言うけどよ。
グレるなんて出来ねー、ってよ。
わかってっから、そーゆーコトやってくんじゃあねぇーの?
いや、どーかと思うんだケドよ。悪意あるって決めツケんのもよ」
……だよね。
タッキーのお兄がそれじゃん。話聞く限り。
ちゆちーが切ない顔でため息をついた。
「家族の『つながり』を人質に取る。
想像もつかないわね。途方もない話だわ、それが本当なら」
「俺にはそう見える。ってだけだぞ?
とはいえ、佐久間あやかは実際に退職を押し付けられつつあって…
それを恐れて破滅的なマネに手を出しているのも確かだろうよ」
「…あのね?
それなら、それで……まだ、救いがあるの、かな、って」
結論っぽくタッキーが言ったけど、
そこにオズオズ手を挙げるみたいに出てくるのどかっち。
「救い?ナンデ?どゆこと?」
「悪意しかない家族だったら……最悪、逃げていいよ。
それで説得しても、むしろ正しいと思う。
鳴滝くんだって今、それみたいなものだよね?」
「…まあ。スネをカジッてる現実は変わんねーけど」
鼻をスンって鳴らしたタッキーに、ちゆちーがまた眉をひそめたけど
今回は何も言わないことにしたみたい。
あたしがケッコー言われてる、話の腰を折る、ってヤツになるから?
「わたし、見てて思ったの。
あのお母さんは、確かに佐久間さんを愛してるよ?
本人はすっごく真面目なんだと思う……だから、逆に厄介」
「のどかっちさぁー。それ…もっとワケわかんないけど。
愛してんならどーして苦しめんのさ。話聞いてあげないとかオカシーじゃん」
「そうかしら。子供の将来のためと思って塾通いさせる。スポーツを無理やりやらせる。
周りを見ればよくあることでしょう?
私も知ってるわよ。親に陸上部を強制されてイヤな思いだけをさせられた人」
「う……言われてみれば、あるあるじゃん」
心底イヤイヤ塾に行ってる友達、あたしにもいるし!
そーゆーあたしだって、パパとかお兄にムリヤリ勉強教えられたコトあるし!
ウン、楽しくない!苦しむ……けど。
パパもお兄も、あたしを守るためにやってくれてて、
もしもほっとかれたらヒドイことになってたって、ちゃんと思えるよ?
タドタドしくなったけど、言葉にしてみんなにそー聞いてみたら。
「それは、ひなたも、お父さんもお兄さんもみんな大好きだからと思うラビ。
大好きなら聞こうと思うラビ。わかろうと思うラビ」
答えてくれたラビリンの脇から、ホントにめずらしく、F・Fが入ってきた。
隣のテーブルから、あたしたちのテーブルに。
いつも横から見てることが多いんだよね。何か言うのもそこから。
「
言葉が上っ面だけかどうかは行動でわかるものだと思う。
あんたの家族は『愛』を証明し続けているはず。だからあんたにも伝わっている」
「あ、愛?…エヘ。なんか……テレる」
思わず人差し指同士を合わせてツンツンやっちった。
ウン、わかってる。愛されてるよね、あたし!
その横でタッキーが、握ったままだったアイスティーのグラスをトンと置いた。
「話が途中だったな……すると、なんだ。
佐久間あやかが母親の言葉に納得できていないのなら、母親のそいつは…
てめえが『愛』だと信じてるだけの、上っ面だけの言葉、か?」
「それは、考えられる限りの最悪に近いと思うの。
だから、見極めないと。あのお母さんにある、佐久間さんを幸せにしたいって気持ちの本気を」
「見極めて…納得させる方法を探すしかないのね。
病院の調査が済んだら、DISCだけは回収しなきゃあいけないものね」
めっちゃフクザツな話になっちった。気づいてみれば。
今までだったら、ほぼ災難の元になるだけだから取り上げるだけで済んだDISCだけどさ。
今回は、向こうがそれで何かやろうとしてて、あたしたちが納得させてあげられなけりゃあ
チカラずくで持ってくしかない……ヤバイよね。
ンー、あたしに何ができるんだろ?
とりあえず、明日は明日で、今日みたいにのどかっちだけで佐久間さんに会うことは決定。
佐久間さんに病院の中へラテを連れて行ってもらって、散歩を装って中を調べるんだって。
で、それをニャトランがチリ・ペッパーでコッソリ追っかけんの。
のどかっちもチョコチョコ電話を入れてお話するみたい。
どーやってDISCをもらうかは…先送りだねぇー。
そんなコトを思ってたんだけどさ。フラグ?お約束?
のどかっちから電話が飛んできて、あたしたち全員向かうことになった。
待ち合わせ先にいつまでも佐久間さんが来なくって、
ヘンだと思ってニャトランに病院を見てもらったら……ビョーゲンズがいたって。
たぶんデミビョーゲンにされちってる佐久間さんと、そのすぐ近くにダルイゼン。
ヤベーッてコトで、全員集合。
今は話しながら、またニャトランにチリ・ペッパーを送ってもらってんの。
「いた?佐久間さん」
「…ヤベェーぜ、こいつは!
ザ・キュアーがヒトを襲ってるクセーぞ?」
「ヒトを襲う?どうやってよ?治療のスタンドなんでしょう?」
報告くれたニャトランにはワルいけど、あたしもワケわかんない。
ちゆちーがツッコンでくれたんで、そのまま聞く。ウソつくわけもないし!
「…クレイジー・ダイヤモンドみたいに、スタンドで殴っているの?」
「イノシシくらいにデカくなってるんだけどよぉぉー。
ヒト見つけたら、組み付いて咬んでるっポイよなぁー。
でもケガはしてねえ。咬まれたヤツがグッタリしてるだけでよ」
「グッタリ?キズはないのに?」
「ダメージはビョーゲンズの汚染込みみてーだけどよ。
これ以上わからねえ。正体不明の攻撃だぜ!
みんなでアッチ行くぜ、このままじゃあヒトが襲われまくっちまう!」
正体不明のヤバさはあるけど、ダマッて見てたらプリキュアじゃあない!
みんな変身して、電線から病院に突っ込んでいく。
今回はタッキーも一緒!病院が広すぎるから、外で待たせたりするとヤバイらしーよ。
病院のトイレに出てきてみんなで飛び出す(タッキーは今回あたし持ち)と、
すぐ近くで逃げてくる人たちの塊とすれ違った。
不審人物が侵入とか、そーゆーアナウンスが流れてる。避難させてるみたい……
で、そこからちょっと走ったら…すぐに、いた。
佐久間さんみたい。あたしは寝顔しか見てないけどさ。
ただやっぱし、肌の色がヘン。ビョーゲンズ色!
あ、そのすぐ隣にもう一人。やっぱし見たくもない顔、ダルイゼン!
あたしたちの顔を見るなり、ノンキに声かけてきた。
「早すぎるじゃん。どうやってすぐ来られたの?」
「その人に何をしたの?」
グレースは何も答えないで、こっちの聞きたいコトだけブツケた。
コイツラこそ付き合う筋合いねぇーし!
「何をしたの、って…力を分けてやったんだけど?」
「しらじらしいわねッ」
フォンテーヌが前に出て構えた。
こーなったら話してる時間も惜しいかんね。
早く助けてあげなきゃ。
でも、ザ・キュアーの能力。ワケわかんない攻撃。
そんだけは気にしとかないとヤバイ。
「ま、いいや。来るんなら、来れば?」
グレースが下がって、あたしとフォンテーヌが前でヒーリング・ステッキを構える。
タッキーはグレースのすぐ後ろで守られることになってるよ。
場のノリで入れ替わるだろーけど。
『気づいてると思うが、ダルイゼン…
前にグレースが与えたはずのダメージが治ってる。
おそらく、
『なんとかして引き離さなきゃあダメだペェ。
フォンテーヌも気づいてるペェ』
スタンド会話があたしにも聞こえた。
そーいや治ってるじゃん、ダルイゼンの首!
グレースに思いっきし蹴り飛ばされたトコ!
ザ・キュアーが近くにいるままじゃあ、攻撃してもすぐ治っちゃうってコト?だよね。
離れさせなきゃあ、戦いになんないかも!
とか考えてたら、一言もシャベッてなかった佐久間さんが、やっとなんか言った。
「さっきから…なんなの?こいつら」
「プリキュア。ビョーゲンズの敵だね。
何度も邪魔されてる。オレもね」
「そう。なら私の敵ね」
「手伝ってやる。さっさと済ませなよ。ブラッド・フラワー」
「かしこまったわ。ダルイゼン」
スタンドが出てくる!直接見んのは初めてだけど…
ウサギだ…めっちゃデカイ。ホントにイノシシくらいある!
聞いてた話と違うのがヒトツ。めっちゃ顔コワイ。悪魔とか何かみたいな?
グルルルルルルルル!!!
鳴き声もヤバイ。戦闘態勢!
戦うのはイイけど、デミビョーゲンだし。
体は生身の人間だから、その意味でも殴っちゃあダメだし。
とにかく攻撃がナゾだらけ……防御できるのかな?
「フォンテーヌ、スタンドに近寄られないよーにしよ?」
「私もそうしたいけど、こんな狭いところで……どうやって戦おうかしら」
病院の廊下はプリキュアが戦うには狭スギ!
なんとかして外に出なきゃあダメッぽくない?コレ?
ひなたはソシャゲもやってます。ガチの原作通り。
星5のカードが出ないとか原作でぬかしてます。テスト勉強中に。
ご意見、ご感想、誤字脱字報告、ここすき等、ぜひよろしくお願いします。
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