創造(つくりもの)の鷹   作:黒宮怜狐

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処女作だお。

文章力?文才?何それ美味しいの?な主が見切り発車でスタートさせた作品です。

今回の話は設定の話が多めですよー

では、創造(つくりもの)の鷹、スタートです!


第一話 飛び立ち

まだ、朝日が登っていない時間、徹夜の俺は眠い目を擦りながら頭をフル稼働で回していた。何をしているか?と聞かれたなら答えは簡単。

艦船の設計図(的なもの)を書いているのだ。

存在しない艦。俺が考えたらどんなもんができるかと。

時代設定は古鷹型重巡洋艦竣工後。詳しくは設定していないがだいたい、ソロモン沖海戦より5年以上前の技術のみで設計しているとしている。

追加設定として、古鷹型の後継重巡として造られる予定だったなど、様々なものがあるがウィ〇などで調べた付け焼き刃なのでおかしなところがあると思うが気にしない。こりゃ妄想だし。

と、ここでどうしてこんなことをしようとしているか簡単に説明しよう。誰に?とは聞くな。

艦これをやっていたら船の設定を作ってみたくなった。つまり「俺が考えた最強の軍艦」だ。

……我ながらアホらしい。

そんなことを考えながら脳内タスクの二つ目をだし、艤装を考える。

とりあえず古鷹なら20.3だよな……でも後継設定だしな……

そんなことを考えながら俺は深い眠りに落ちていった。

 

??年?月?日 位置????の砂浜

 

「起きてください!起きてください!」

 

………五月蝿いな、今起きるよ……。

グダグダ思いながら目を覚ますとそこには照りつける太陽、綺麗な砂浜、キラキラ光る水平線。

…………どこだここ。

 

「どこだここ!」

 

口から出た高い声など気に出来ず、砂浜に

あれ?俺は部屋で寝てたよな?なんで砂浜に居るんだ?

そもそもなんで立って寝てんだ?……夢か?

女の子のような柔らかい頬っぺたをつねる。

痛い。夢じゃないな。

……頬っぺた柔らかったな今。俺だいぶ強ばった顔してるからかなり硬かったはずなのに……。

鏡か何かないか?……無いよな。

だってここ海だもん……なんで海にいるのか知らんけどさ。

……って言うか誰だ今の声。

周りを見渡すが誰もいない。

「ここですよ!こーこー」

 

声のする方を見るとそこには10cm程の小人がいた。

 

「小人?!」

 

「うーん、惜しい。私は妖精ですね、グレムリンなど、悪く言われることもありますけど」

 

10cmの小人……もとい、妖精がそう口を開く。

 

「妖精?そんなもの居ないでしょ……あ、まさか俺って死んだ?ここ天界?」

 

「違いますよー、ふざけてんですか?」

 

失敬な、大真面目で聞いたんだけどな。

 

「じゃあ、ここはどこだよ」

 

いや、マジでどこだよここ。見渡しても街らしきものも全く見えねぇーぞ。

 

「ここですか?ここはサボ島、ソロモン諸島の島の内の一つですね」

「サボ………島?ソロモン諸島って、海外だよな……なんで俺そんなとこにいるんだ?」

 

と言いながら周りを見渡す。といってもやはり周りは海と砂浜、そして背後には鬱蒼としたジャングル。

クソが着くほど暑いし、話を聞く前に、日陰に移動しようと言う。

 

「分かりました、とりあえず木陰に移動しましょうか、と言っても暑さはそんなに変わらないと思いますけどね!」

 

なんか、この妖精丁寧に話す割にウザったく感じるな……セーラー帽とか被って可愛いのにさ。

そう思いながら日陰に移動する。

 

「では、説明をしますね。今からは質問は説明が終わるまで控えてくださいね」

「分かった」

 

割とマジめに話をする雰囲気をだした為真面目に聞く。相手が真面目なら自分も真面目にこれ常識。

 

「まず、大前提として貴方は一度死にました「はぁ?!」静かにしてください。」

「ご、ごめん」

 

いや、死にましたはインパクトでかいって。それが大前提ってなんだよって、本当に。

 

「そして、生き返されました。艦娘として」

「艦娘?」

 

艦娘って……艦娘ってことはここは艦これの世界か?!

 

「そうです。貴方は重巡洋艦の艦娘『滅鷹(めつたか)』として生まれ変わりました」

「滅……鷹?!」

 

『滅鷹』俺が全力で調べあげて付け焼き刃で描いた重巡洋艦と同じ名前じゃないか。しかも艦これの延長線上に史実に存在した艦を調べても出てこなかった名前………ならほぼ自分の考えた物で確定じゃないか?!

 

「自分の内側を見るように集中してみてください。自分の経歴が思い出せるはずです」

 

何かが腑に落ちないが言われた通りにやってみるか……。自分の内側を見るように……自分の内側を見るように……

 

「お、おおおおおお?!」

 

頭の中に艦だった時の感じが思い浮かぶ。内容としては古鷹型の次に建造されたが大本営でも上位の位の者十数名と乗組員および滅鷹が参加する作戦の艦長しか知らされない隠された艦でサボ島沖海戦のち、行方不明……俺が考えた設定と酷似し過ぎているな。

やっぱり滅鷹は俺が考えた艦でほぼ間違えないようだ。

というか

 

「おえぇ、なんか気持ち悪いぃ」

「初めて思い出す方はそういう方も多いようです。こればっかりは妖精の私でもどうしようもないので……ごめんなさい♪」

 

ちょっと今この妖精ボロだしたな、やっぱり礼儀正しくしているようでうざいタイプだ。

 

「とにかく思い出せたなら貴方についている艤装の使い方もわかるはずです。とりあえずは大丈夫ですね」

「艤装?」

 

体中くまなく見てみると、機銃のようなものや肩辺りから伸びたアンテナそして、古鷹のような左肩から腕にかけて付いた大きな主砲。

これを見たことによって俺は艦娘になったんだと言うことを改めて自覚した。

 

「では、質問はありますか?無ければ私は艤装内で仕事することになりますので」

「これからどうすればいい?後、鏡とか無いか?」

 

この状態になったには何かの巡り会わせかもしれないし気にするのはやめだ。それよりこれからどうするか指針が無ければ動くこともできない。

 

「これからは、日本へ行くもしくはどこかの泊地へ行くあとはドロップ艦として拾ってもらうくらいですかね。それくらいしかないです」

 

ふむ、分からない所に行くよりは有名なところに行く方が何かと便利になりそうだ。なら日本に行くのが一番かな。

 

「分かったじゃあ日本に行こう。何日くらいかかる?」

「そうですね、何もトラブルが起きずにずっと走り続けたとしたら大体30~40日でしょうか?」

「30~40?!何もなくても?!」

 

多分補給とか、そもそも食事や睡眠の事なども考えるともっと伸びる!こりゃ運が悪けりゃ二か月の航海か?

 

「補給、睡眠、食事の事を考えるとどうなる?」

「そうですねぇできるだけ節約して大体五日は伸びるでしょうか♪」

「何でちょっとうれしそうなんだ……まぁいいや、それで行こう」

「分かりました。あ、これ鏡です」

 

そう言われると手鏡が渡される。俺はそれを覗くと……美少女が現れた。

サラサラなショートボブのような髪型の黒髪、少し丸い顔、綺麗な肌。

気にしてこなかったが自分が滅鷹を考えた時のダルダルの服はセーラー服に変わっていた。その服の形は古鷹型ほぼ同じだが色は黒に近い紺で古鷹型とはまた違うことを示している。そして、スパッツを穿いている。

胸は……うん。龍驤よりは大きい。

 

「容姿が確認できたところでアドバイスです。もう少し女性らしい立ち振る舞いを心がけるといいと思いますよ?」

「分かりました。善処します。」

「そう、そんな感じです」

 

とりあえず、こんな感じの口調で大丈夫なようだ。というか艦に女性の立ち振る舞いとかわかるのだろうか?まぁいいや、俺は元々は人間だったわけだし。ただ、この妖精の真似をしたってのはちょっと何となく気に食わんな……。まぁいいや。

 

「では、質問はこれくらいで大丈夫ですか?」

「多分大丈夫です」

 

大丈夫……だよな?

 

「分かりました。私の仕事はここで終了ですね。ここからは私との会話はできなくなります」

「え?!」

「ごめんなさい。艤装を動かすためには私は会話するという能力を捨てなければならないのです。妖精は一つの事しかできないので」

 

この妖精ならこういうことを言ってからかいそうだがマジなトーンで話しているのでこればっかりはどうにもできず言っていることも本当らしい。

 

「……分かりました。短い間でしたけどありがとうございました」

「ま、居なくなるわけでは無いですから。あ、一つ忠告です。絶対に艤装をつけたまま海に潜ろうとしないでくださいね?死よりも怖いことが起きますので。では、ありがとうございました♪お話しするの少し楽しかったですよ♪」

 

そういうとぱたりと何も言わなくなった。つまりここからは会話できる相手はいなくなることになる。

 

「ま!いいか、一人は好きだし。じゃ、いっきまーす。しゅっつげーき♪なんてな」

 

こうしてよくわからず死んで、何故か自分の思い描いた艦が史実にあり、その艦娘になっているなど分からないことだらけだが特に気にせず。艦娘人生を謳歌する俺、もとい滅鷹の物語の始まりじゃー!

 

「……あ、どの方角か聞くの忘れた」

 

自分ですら大丈夫か不安になってきた。




初めてこういうのを書いて分かったこと。

やっぱり難しいんやなって。
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