進撃のワルキューレ   作:夜魅夜魅

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第62話、再会

 超大型爆弾(気化爆弾)投下を契機に、戦局は一気に動いた。巨人第5波に含まれていた大型巨人4体は、ユーエス軍の精密射撃(対物狙撃銃・スピア弾)で抹殺され、残る小型巨人に対しては、調査兵団が反撃に出て、その(ことごと)くを討伐したのだった。夜明けとなり周囲が明るくなり戦い易くなって来た事も勝因の一つだった。

 

 その後、調査兵団は援軍として駆けつけてきた駐屯兵団選抜部隊と共に森の消火活動と、遺体回収任務に当たる事になった。投降してきた敵武装集団(対人制圧部隊)は5名、うち3名は重篤だった。後に判明したことだが、あの爆撃により敵兵の9割以上が死亡したというからその威力の凄まじさが判るであろう。捕虜のうち2名は大物のようだった。本人確認などが出来ておらず欺瞞の可能性もあるため、一通りの尋問をした後、地下牢に閉じ込めている。

 

 超大型爆弾による調査兵団側の被害は比較的軽微だった。運悪く飛んできた破片で負傷した者はいたが死者はなく、本部建物の被害もガラス窓が割れたぐらいである。エルヴィン団長を通じて配下の兵士達に退避警告が出されていた為だった。

 最終的に勝利したとはいえ、この戦いの犠牲は少なくなかった。ハンジを含む10数名の戦死者、重篤患者もいるので死者の数はさらに増えるだろう。そして負傷者の数が死者の数倍というのが、今回の戦いの特徴だった。闇夜の中での戦闘ではワイヤー同士が絡まったり空中衝突したりするなど味方同士の接触事故が多発、さらにうなじが強化されている巨人という事で、歴戦の調査兵団といえども苦戦を強いられたのだった。精鋭兵士も例外ではなく、グンタ、シス、ネスといった最精鋭兵士にも負傷者が出ていた。

 

 

 調査兵団兵士長リヴァイは死闘を終えて疲労の極みにあった。リヴァイ自身は負傷することはなかったが2時間近くも戦い続けたのだった。ユーエス軍の参戦がなければ、調査兵団が壊滅していた可能性も十分にあった。

 それにしても例の爆弾の威力は凄まじかった。1キロ近く離れていた自分達のところにまで衝撃波が伝わってきたのだ。あの威力なら巨人が密集していれば数千体でも抹殺できるだろう。同時にユーエス軍側の強い意志を感じさせるに十分だった。巨人を使役する者は何人たりとも容赦しない、見せしめという事だ。圧倒的な武力を見せ付けることで今後の交渉を優位に進める意図も透けて見える。

(まあ、それでも彼らに助力願うしかないけどな……)

追い詰められた壁内人類の現状はリヴァイも痛いほど理解していた。

 

「リヴァイ兵士長、団長がお呼びです」

 若い伝令兵が伝えてきた。リヴァイはやれやれと思いながらも団長室へと赴く。途中、建物外に並べられた幾つもの布袋(死体袋)が見受けられた。今朝の戦いで戦死した者達の遺体が収められているのだろう。玄関ホールは仮設病棟と化しており、負傷者達や手当てする看護兵などで溢れかえっていた。勝利したとはいえ激戦だった事の証左だった。リヴァイはその中をすり抜けて階段から二階へと向かった。

 

「エルヴィン、入るぞ」

 リヴァイが団長室に入ると、中には意外な人物がいた。小柄な少女新兵――クリスタ=レンズである。クリスタとはトロスト区防衛戦以来であるから二週間ぶりの再会だった。クリスタはぱたぱたとリヴァイの方に駆け寄ってきた。

「……」

挨拶をするのかと思いきやクリスタはじっとリヴァイを見つめたまま無言だった。そればかりか目の周りが赤く泣いたような跡があった。リヴァイは親しい誰かが戦死した事を察した。

「なにがあった?」

「ハ、ハンジ分隊長が……」

要するにハンジの遺体が発見されたという事だった。建物の下敷きになり生存は望み薄だったが、やはり現実は甘くはなかった。巨人研究の第一人者にして奇想天外な発想力の持ち主で、陰ながら調査兵団を支えてきた逸材と言ってもいい。それだけに惜しまれる横死だった。

「そうか……」

リヴァイは一言だけ返す。

「ハンジのことは残念だった。だが今は悲しんでいる暇はない。急ぎ情報を集め今後の対応策を練る必要があるからな」

エルヴィンのいう事はもっともだった。

「そうだな」

「リヴァイ、ケニー=アッカーマンという名前に心当たりはあるか?」

「ケニー? いや、俺の知っているケニーはいるが名字まではどうか……」

 

 リヴァイは十歳の頃、母親が病死している。その後、自分の生活の面倒を見てくれたのがケニーだった。貧民(スラム)街で生き抜く術も格闘技もケニーの手解きが大きかった。さもなくばただの悪党の末端としてロクでもない人生を送っていただろう。自己鍛錬もあるがケニーとの出会いがなければエルヴィンに勧誘(スカウト)されるような技能はなかったはずである。そのケニーは、ある日、突然「仕事にいく」と言ってそのまま還ってくる事はなかった。薄々裏家業をしていたらしい事は察していたので何らかの事件に巻き込まれて死んだと思っていた。

 

「今回、捕虜にしたうちの一人がケニー=アッカーマンだ。中央第一憲兵団、対人制圧部隊の隊長と名乗っている。どこまで本当かはわからないが……」

「ふん、それでオレにそのケニーとやらの尋問をしろって事か?」

 リヴァイはエルヴィンの意を汲んで訊ねた。

「そうだ。それとクリスタも連れて行け」

「なぜこいつを?」

 リヴァイは顎で杓ってクリスタを指し示す。

「例の”通信機”の予備を持ってきてくれたのが彼女だからだ。そうでなければ避難警告を出すことはできなかった」

「お前が!? そうか」

リヴァイは頷いた。通信機の予備を持ってきたという事はユーエス軍から信認されていなければ有り得ない。通信機そのものが極めて重要なアイテムだからだ。クリスタはただの新兵ではなく、ユーエス軍の代弁者に近い立場という事になるのだろう。

 

「それともう一人の捕虜、フリーダ=レイスの顔を知っているらしい。レイス家は知っているとは思うが、内地北方に広大な領地を持つ大貴族だ。フリーダはそこの令嬢だそうだ」

「レイス家? なぜ大貴族の御令嬢が中央憲兵の連中と一緒なんだ?」

「さあな、その辺りは奴等に聞いてくれ。それと向こうが協力的な態度を取る限り暴力は禁止する。ユーエス軍は降伏勧告の中で寛大な処置を約したそうだからな」

「ちっ、こっちは仲間が大勢巨人に殺されてるんだぞ! 奴らが使った巨人化薬品のせいでな!」

リヴァイは仲間を殺された怒りがこみ上げて来る。今回の戦いは死ぬかもしれないと覚悟して臨む壁外遠征とは意味合いが全く異なる。安全なはずの内地での巨人襲撃である。ハンジを初め今朝未明の戦いで散った者達は本来死ななくてもいいはずだった。彼ら中央憲兵の連中が仕掛けてこなければが……。

 

「わかっている。だが我々はこれからユーエス軍とより密な協力関係が必要になってくる。個人的な感情は抑えて欲しい」

「……了解だ。エルヴィン」

 リヴァイは渋々エルヴィンに従うことにした。

「兵士長、いきましょう」

 クリスタが促す。

「ああ」

リヴァイは頷くと、先を切って歩き出す。クリスタが後ろから付いて来た。

 

 地下牢、石造りの地下室に2人の足音が木霊する。ここは元々武器・物資貯蔵庫だったが、トロスト区戦以降、巨人化能力者を捕縛する可能性が出てきたため、最近になって牢獄として整備されたのである。岩盤をくり貫いた頑丈な作りは、巨人化能力者の巨人化を阻む効果があると期待されていた。天窓から陽光が差し込み牢獄内を仄かに照らし出していた。

 

「お前はここで少し待っていてくれ。先にオレが様子を見てくる」

「はい」

 クリスタは頷く。リヴァイは牢獄の廊下を進む。途中、仕切りとなる木扉を開けて中に入ると、牢の一つから声がした。

 

「よう、リヴァイ。久しぶりだな」

「ケ、ケニー!?」

 リヴァイを驚いて目を見張る。牢屋の中にいる長身の男は老けてはいたが間違いなく自分の知っているケニーだった。実に15年ぶりの再会だった。

「まさか……、あんたが生きているとはな。それだけじゃない、憲兵を殺しまくっていたあんたが憲兵やっているとは……」

「ふん、ガキには大人の事情ってもんがわからないのさ。おっと、お前はチビなだけでそれなりに歳を取ったんだよな。まあ、お前の活躍は楽しみにしていたよ。今朝もいい動きしていたよな。あの暗がりの中、あの15m級を倒しちまうんだからな」

「ケニー! ま、まさか、お前があの巨人化薬品を使ったのか?」

「くくっ、感謝してほしいもんだぜ。巨人達が一斉に襲い掛からないように調整してやったからな。さすがにお前ら(調査兵団)でもあの数を纏めて相手にはできねーだろ?」

要するにケニー達が巨人化薬品を使ったという事だった。

「き、貴様……」

「まあ、タネ明かしをするとだな、注射すれば即効、水に混ぜれば数分、消化しにくい肉に混ぜ込まば1、2時間ぐらいってところだ。まあ、今更隠しても仕方ねぇ。ユーエス軍とかいう連中を誘い出すのが目的だった。もっともあそこまで強力な爆弾があるとは思ってもみなかったがな」

「ユーエス軍が現れなかったらどうするつもりだった? 俺達(調査兵団)を壊滅させるつもりだったのか?」

「そうだな。昨日の(捏造)記事のとおり、お前らの技術班が隠し持っていた薬の実験が失敗して、大量の巨人が生み出された事にする。調査兵団を潰すには十分な口実だろ?」

「それが王政府の意志か?」

「そうなるな。もっとも直接命令されたわけじゃねーぜ。いわゆる忖度って奴だ」

 

「ケニー、貴方は黙っていなさい」

 女の声がした。見れば隣の牢の中に囚人服代わりの襤褸を纏った黒髪の女が立っている。リヴァイは事前に聞いているので、この女がフリーダであることは知っていた。

「お、おい」

ケニーは少し驚いた様子で声を出したが、フリーダは制止する。

「貴方が人類最強のリヴァイね。初めして、フリーダ=レイスよ」

「挨拶はいい。お前達が俺達(調査兵団)に協力するというのなら過酷な尋問(拷問)はしない。先ほどの続きだが、巨人化薬品の使用を命令したのはお前なのか?」

「答える前にそちらの主、ユーエス軍と取引させてほしいわ」

「取引だと? お前達は囚われの身だぞ。自分の立場がわかっているのか?」

「取引に応じるか否かは、リヴァイ、貴方の決めることではないでしょう?」

「それはそうだが……」

「薄々は気付いているでしょうけど、ウォール教は敵巨人勢力の工作機関よ。そしてわたしはウォール教の裏帳簿の全てを記憶しています」

 

「……」

 フリーダの話はリヴァイにとっては予想外だった。ウォール教はここ近年急速に勢力を増した新興宗教で、有力貴族や豪商を取り込み豊富な資金力を背景に政治発言力は無視できないものになりつつある。壁上砲台の設置等の壁強化政策が遅延したのはウォール教の仕業であることも知っていた。調査兵団からしても好印象を持つはずがなく潜在的な敵に等しいとは思っていたが、敵そのものだとは思っても見なかった。フリーダがもし言葉どおり裏帳簿を記憶しているなら、ウォール教の資金の流れを解明できる。すなわち売国奴を一気に炙り出す事ができるという事だからだ。

 

「その話は本当ですか?」

 リヴァイ達の会話に割り込んできた者がいた。木扉の向こうで待機していたはずのクリスタだった。

「あ、あなた、ヒストリア? いえ、今はクリスタだったわね」

「フリーダお姉さま、お久しぶりです。お会いできて嬉しいです」

「おい、クリスタ、どういうつもりだ?」

リヴァイはクリスタに怒気を浴びせるが、クリスタは怯む様子はなかった。

「ハンジ分隊長の後任で、今はわたしがユーエス軍との交渉役です」

「……」

リヴァイは一瞬叱り付けようとしたが、少し考え直した。クリスタがユーエス軍指揮官ヴラタスキから特別の信認を取り付けているのは間違いないだろう。

 

「フリーダお姉さま、取引とおっしゃいましたね。情報を提供する代わりに何をお望みでしょうか?」

「そうね、まず対人制圧部隊の生存者に対する免責と保護、そして我がレイス家の生命財産の保証よ」

「わかりました。ただ裏帳簿の全てを記憶していると言われても信じられません」

「じゃあ、少しだけ話してあげるわ」

 

 フリーダは何も見ることなく20件近い取引内容を話した。いつ誰が誰にいくらの資金を渡したのかなど詳細に語る。頭の中にノートがあるとしか思えないほどの驚異的な記憶力だった。

 

「わかりました。ヴラタスキ様に報告しておきます」

「いい返事期待しているわ」

フリーダは微笑みを浮かべて手を振っている。

「ふん、あのときの鼻水たらしていた雌ガキか。5年ぶりだというのにオレには挨拶なしかよ」

それまで黙っていたケニーがクリスタに乱暴な言葉を投げ掛けた。クリスタは振り返り、ケニーを睨みつける。

「して欲しかったのですか? わたしの目の前で母を殺した殺人鬼のくせに!」

クリスタの返す言葉もまた激烈だった。

「おいおい、あの時は仕方ねーだろ? お前の母親が手切れ金に満足せずレイス家を強請ってきたんだぜ。自業自得ってもんだろ?」

「……。ケニー=アッカーマン、因果応報という言葉をご存知ですか?」

「あ、何いってやがる」

「別に理解してくれなくてもいいです。もう話す事もないでしょう。兵士長、行きましょう」

 

 リヴァイとクリスタは牢獄を後にした。さきほどの会話でケニーがクリスタの母親を殺害したのは事実だろう。

「……」

廊下に出てもクリスタは何を話さない。重苦しい空気が漂う。階段の踊り場に来てリヴァイは声を掛けてみた。

「おい、クリスタ」

「はい」

「その、なんだ。ケニーがお前にそんな酷い事をしていたとはな。すまない」

「……。どうして兵士長が謝る必要があるんですか?」

「ケニーはオレにとっては親代わりに育ててくれたからな」

「母は大変美しい人でした」

「それはわかる。お前が母親似なら間違いなく美人だろうからな」

クリスタは手をパタパタ振って否定した。

「わ、わたしの事はいいです。は、母はわたしには冷たかったです。『お前なんか生まなければ良かった』と云われたこともあります。そ、それでも……」

クリスタはいきなりリヴァイに抱きついてきた。

「わたしのお母さんでした……」

クリスタの金髪に隠れて顔は見えなかったが、涙目になっているようだった。

(こいつも辛い目にあってきたという事か……)

高い演技力と強い精神力の持ち主に見えてもクリスタはやはり年頃の少女という事だろう。リヴァイは周囲を窺ったが、幸い人影はない。傍目には自分がクリスタを泣かせたとしか思えないだろう。リヴァイはクリスタの肩を軽く叩いた。

「まずはエルヴィンとヴラタスキに報告だ。いくぞ」

「はい……」

 

 

 フリーダから持ちかけられた取引。慎重に内容を吟味した上でユーエス軍(秘密結社軍)指揮官リタ=ヴラタスキ、調査兵団団長エルヴィンは応じる事にした。フリーダ達からの情報に基づき、後詰として付近のウォール教信者の農家で待機していた中央第一憲兵団の残党(サネス=ジェル達)を調査兵が捕縛。またトロスト区内にあるウォール教支部の建物を制圧、証拠品などを押収する。また調査兵団の補給班班長の男を情報漏洩の疑いで拘束。簡易裁判の後、サネス達全員は巨人化薬品を使用した罪で同日夕方には銃殺刑に処せられた。

 

 そして巨人化薬品が人類同士の戦いに用いられた事を受けて、駐屯兵団南側領土司令官ドット=ピクシスは調査兵団側に加勢する事を決意。南側領土駐屯兵団、調査兵団、ユーエス軍の3者が連合して、現王政府に対するクーデターが決行された。街道を封鎖して情報を遮断した後、軍備を整えると翌日には王都に向かって進軍する。このとき、ユーエス軍が持つ”通信機”を用いた情報伝達能力が最大級の威力を発揮する。通信機の存在は限られた者にしか知らされず厳重に秘匿されたが、離れた場所にいる部隊が統一された指揮の下、軍事行動を取る事ができたからである。

 

 翌々日未明、調査兵団主体の反乱軍は王都(ミッドラス)の主要施設――王宮、総統府、ウォール教関係施設、新聞社、中央第一憲兵団本部、巨人化薬品が隠匿されているレイス家別邸、城門、水道施設等を制圧。王政府側の貴族や高官の邸宅にも制圧部隊が踏み込み、敵巨人勢力のシンパを次々と拘束、抵抗した者は容赦なく粛清されていった。王政府側は対人制圧部隊壊滅の情報さえ知ることなく、フリーダ=レイスの取引(王政府側からみれば裏切り)もあって、この兵団クーデターに為す術がなかった。事後承諾の形にはなったが、ザックレー総統もこのクーデターを支持、壁内にいる人類の内なる敵は一掃されたのだった。

 




【あとがき】
 クリスタの過去の名前はヒストリア=レイスですが、本作では女王になることはありません。フリーダやレイス家の他の子供達が健在なので、妾の子であるクリスタの価値は無きに等しいからです。また原作どおりケニーがクリスタの母親を殺害しています。

 リヴァイの過去もケニーとの関係も原作どおりです。リヴァイは少年時代ケニーに親代わりにして育てられています。少年リヴァイに戦闘技能を教え込んだのもケニーです。人類最強の男の生みの親と言っていいでしょう。

 一気に話を進めてしまいましたがフリーダからの情報提供もあって調査兵団主導のクーデターは成功、壁内世界から敵巨人勢力の工作機関や売国奴が一掃されます。壁内世界は兵団主導の軍事政権が誕生しますが、これで全てが終わったわけではありません。

 巨人勢力側から見て辺境の属国扱いの国から音信途絶、送り込んだ偵察部隊も使者も全て未帰還となれば、警戒します。さらに巨人化能力者(ライナー達)が反乱に加わったと考えるので征伐対象になるでしょう。全面戦争は不可避な情勢です。

 ユーエス軍(リタ達秘密結社)指導の下、軍制改革が行われ、総力戦体制が取られていきます。次章からは新体制での話になります。

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