レジスタンスプリキュア   作:ベリー

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第一話「私の想い、キュアジョワ誕生」その1

その日、私はいつも通り生活していた。

感情を隠して周りに会わせていた。それでもあいつらを完璧に欺くことは出来ない。今日久しぶりに襲われた。

昔よりは少ないけど今でも襲われることはあるからいつもは別に気にしていなかった。

それでも私は今日のことは絶対に忘れないだろう。

私が感情を隠すことを止めた日だから。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

おはよう、その言葉に帰ってくる言葉はない。普段どうりの朝。

私は珍しいことに感情がある、珍しいというだけで他にいない訳じゃないけど少ない。

なぜかと言われてもよく分からない。昔世界が闇に覆われたときに感情がなくなったって言われてるけど本当かは分からない。

正確な理由は分からないけど別に私は気にしていない。

だって生まれたときからずっと変わらないから。

私の周りに他に感情がある人はいないけど私が周りに合わせればいいことだし特に問題ない。

今日もいつも通りの毎日が始まる。

早く家を出ないと学校に遅刻してしまう。

学校は本当にただ勉強するだけの場所なのだが、皆反応が無いから本当に授業を聞いているのか分からない。

私も授業を聞いててもよく分からないから、半分聞き流している。テスト?それはそのときに考えるから良い。

ちなみに授業をやっているのは人間じゃない、機械だ。

この機械はどこで作られているのかは分からないけど学校以外には配給所にもある。

聞いてても分からない授業が終わったことだし家に帰ろう。帰り道には数少ない緑がある。この世界は闇に覆われたときに日光も遮られてしまったから植物も少ない。

でも学校や配給所には植物があるからこの近くはなんか落ち着くからたまに立ち止まってはゆっくりしている。

でもそれがいけなかった、いつも見つからないから忘れていたけどこの近くにはいつもあいつらがいる。

今日は運悪く見つかってしまった、こちらに向かってくる。

見つかったら逃げるしかない、あいつらは感情がある人達を見つけたら見失うまでずっと追いかけてくる。

しかもでかいし動きも早いから普通に逃げきるのは不可能に近い。いつもはものに隠れたり複雑な道を適当に走ったりして逃げるけど残念なことにこの近くにはそのどっちもない。

どうしよう、捕まったらどうなるか分からない。でももう今の日常に戻れないのは確実、それだけは嫌だ私は普通にいきたい。

「あっ」

ばたっ

最悪だ、最悪のタイミングで転んでしまった。

もうすぐそこにあいつがいる、手をこちらに伸ばしてきた。

もうダメだ、と思って目を閉じた。

でもいくら待っても何も来ない、捕まえられた感覚がしない。

だから、そっと目を開けるとさっきまでいたあいつは少し離れたところで倒れていて私の目の前には少女が立っていた。

髪は白く着ている衣装も真っ白、背中しか見えていないので顔や目の色は分からないが、いつの間にかそんな少女がいた。

「大丈夫か?」

その少女が背中を向けたまま話しかけてきた。

「大丈夫です、でももうダメだと思ってました。」

そう答えるとそうか、とだけ返してきてそのままあいつに向かっていった。

そこからは驚きっぱなしだった。だって私はあいつらに対抗出来る力を持っている人なんて知らない。

それなのにあの少女はあいつを圧倒している、ただ私があいつに襲われてからそこそこ時間がたっている、このままだとそろそろ・・・

バキッドガッドスン

あいつが3体増えた。いや、現れた。

あいつらは感情がある人を見つけると他のやつに連絡を取り集団で襲ってくるのだ。

1体でさえどうしようも無いのに集団で来るのでたまったものじゃない、私自身ここまで逃げ続けられたのは奇跡だと思っている。

あいつらは4体で連携を取りながらあの少女に攻撃し始めた。

それでも、変わらなかった。

少女は1体1体相手取りすべて吹き飛ばした。

「ここじゃ、話すことも出来ないから逃げるぞ」

というと私を抱き上げるとすごいスピードで走り始めた。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

「ここならいいか。」

しばらく走って離れたところで私をおろした。

「ありがとうございます。」

とりあえずお礼をいうと別にいいと言った。

「それより、お前1人なのか?どこかの集団に入ってないのか?」

「うん、私はどこにも入ってないし感情がある知り合いもいないよ。」

「どこか入らないのか?その方が一人でいるよりは安全だぞ?」

「別にいいんだよ、私は今の生活が好きなの。」

そういうと少女は少し考えて、

「そうそれならいいんだけど。そろそろ行くよ、お前も気をつけておけよ、いつでも助けられるとは限らないからな。」

「わかってるよ。」

そういうと少女は跳んでいった。

さて私も帰ろうかと言うところで気がついた

さっきまで少女がいたところに小さな透明な石みたいなものと教科書のようなものが落ちていた。

あの少女が落としていったんだと思うけど、もうどこにいるか分からない。

次会うことがあるかどうか分からないけど、このまま放置していてもどうしようもないから私が持っておこう。

このときの私は特に考えずに拾ったけど、これが始まりだった。




本当はこのまま変身まで書ききりたかったのですが自分は長く書くことが出来ないようなので分割です。
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