鉄血のプリンセスコネクト!Re:Dive   作:モンターク

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祝日なので投稿するぜ!!!!


守られるだけじゃいられない

「こんにちは!オルガさん」

 

「おおう」

 

「ええと、BB団の活動、今日は何をしましょうか……?」

 

今日もまあBB団の活動のために俺はこの森に来た。

だが前に歌を作ろうとして失敗しちまったし、他になにかできることか……

 

「それにしても、今日は気になることが……」

 

「気になること?」

 

「いえ。ちょっと気になる程度なんですが……今朝、森の入口にある大木が倒されてたんです」

 

「あの大木がか?」

 

確かに俺がさっき来た時、いつもはある大きな木が何故かぶっ倒されていた。

当然だが人間だけじゃ出来ねえ大きさだ。

魔法とか使っても数日はかかるだろう。

 

「はい。あの大木が倒されていたってことは…もしかしたら結界の一部が壊れたのかも…」

 

「結界?」

 

「ああ、ええと、この森と人間の街には、ひとつながりの魔物が嫌うような結界が張ってあるんです。もしそれが壊れたら、森や街に魔物が……」

 

「グオオオオオオオオオオ!!!!!」

 

俺達が話していると魔物のうめき声がこの森に鳴り響く。

こいつは…!?

 

「…? 今のは、魔物の声……どこから……?」

 

アオイが辺りを見回すと、アオイからは死角の方からデカイ狼のような魔物が突進してきた。

 

「グオオオオオオッ!!!!」

 

「きゃあっ!?」

 

「危ねえ!」

 

俺はとっさにアオイの前に出て、魔物の引っかき攻撃からアオイを庇う。

 

「ぐうっ!?」

 

「きゃっ…オルガさん!?」

 

俺からは当然ながら血が出ている。

痛えじゃねえか……!

 

「そ、そんな…オルガさん、私をかばって、背中に攻撃を受けて…!」

 

「なんて声…出してやがる……アオイ……!俺はBB団、団長…オルガ・イツカだぞぉ……こんくれえなんてこたねえ……!」

 

「なんてことはないって…? そ、そんなふうには見えません!」

 

たく、今更何言ってやがる……俺が小さくとも大きくとも攻撃を受けたらこんな感じになるのはいつものことじゃねえか……。

 

「俺を心配する必要はねえ……どうせすぐに「希望の花」をするからよ…」

 

「でも…あっ!オルガさん!次の攻撃が!!」

 

「チッ!ぐおおおおおおおおっ!」

 

俺はミカの銃を握りしめて発砲し、応戦する。

 

「グオオオオオオッ!!!」

 

だがあんまり効いちゃいねえ…むしろ殺気を強くしちまった…。

 

「オルガさん!私も戦います!強敵そうですが、二人で戦えばなんとか…」

 

アオイは弓を構えようとする。

駄目だ。俺とアオイじゃこいつを抑えきれねえ…!

 

「アオイは逃げろ!」

 

「でもっ…!!」

 

「俺はここに放置していってもどうせ死なねえからよ…!良いから行け!」

 

「……くっ…!」

 

アオイは、俺に背を向けて大きく飛び退いた。

無事逃げて応援を呼んでくればいい…あとどれくらい希望の花になっちまうか……

そういや、あん時生かしたライドはどうなっちまったんだろう?今更ながら気になっちまった…。

そんなことを俺が考えていたその瞬間――

 

「いいえっ!私はオルガさんを置いて、逃げたりしません!矢を打ちやすい距離まで、退いただけです!」

 

アオイは少し遠いところで矢を構えていた。

 

「私にとって一番大切なBB団とオルガさんは、絶対に私が守ります!」

 

「お前……俺のために……?」

 

へっ、立派に成長したじゃねえか……。

仲間を守るために……ってやつか

 

「ここで…決めなきゃ!特別な矢を使って…!」

 

その矢はいつもアオイが使うやつより大きいやつだ。

その分威力は強そうだが、打つのにも手間がかかりそうなものだ。

 

「すう……!」

 

アオイは息を吸い、打つ精神を整える。

そして俺はいつの間にかこう叫んでいた。

 

「やっちまえ……アオイ!!!!」

 

「くらえ…!退魔の矢!!!!!!」

 

その矢は魔物へ一直線へ飛び……無事こめかみに命中した。

 

「やった!あたったっ…!!」

 

アオイはあたったことを確認して、すぐにこっちに駆け込んできた。

 

「どうでしょう?やったんでしょうか?」

 

「わからねえな……一応倒れてくれたが……!?」

 

「ぐっ…ぐおおおおおおっ!?」

 

だがその魔物はすぐに飛び上がり、再び叫び声を響かせた。

なんだよ…まだ生きてるじゃねえか…!?

 

「わ、わわ…まだ生きて…きゃっ!こ、こっちにすごい勢いで向かってくる…!」

 

勘弁してくれよ……だが、団員を守るのは俺の仕事だ。

そう思っていると、アオイはすぐになにかに気づく。

 

「…待ってください!あの場所は……そうだ!オルガさん!そこにあるスイッチを押してくださいっ!」

 

「スイッチ?…わかった!」

 

そして俺はアオイが作ったと思われる手作り感のあるスイッチをすぐさま押す。

 

「グオッ?」

 

「今押したのは、この間BB団の特訓で使った、『限界突破友達づくりデスレース』のスイッチです!もちろん丸太も新調したやつです!押せば丸太が飛んできて…!」

 

そして魔物のところに丸太が直撃し、奈落へ突き落とされた。

なんとか…なったか…!

 

「ふ、ふうっ…なんとか…倒せました……」

 

アオイは気が抜けたのか急に肩の力が抜ける。

まあ確かにあれは緊張するよな……俺もかなり力が抜けた。

 

「大丈夫か?アオイ」

 

「は、はい…オルガさん…ありがとうございます……あはは…まだ足が震えて……ガクガクいってます…」

 

…本当に足がガクガクしてんな…

だがそんなガクガクな足を動かし、俺の前に来る

 

「…オルガさんは、BB団の団長さんで…オルガさんがいないと、友達が作れなくなっちゃうから…」

 

「んなこと…俺は「希望の花」が…」

 

「確かにその能力があるのはわかってます。でも死ななくても連れ去られたりするかもしれないじゃないですか。最初会ったときも魔物に連れ去られてましたし…」

 

あ、そうだな……死なないことはないが、連れ去られちまうことを考えていなかった。

何してんだ俺は……。

 

「そして私はオルガさんが死ぬことを見るのも嫌なんです。今にもいなくなりそうで怖くて……!だから……いなく、ならないって約束してください……オルガさんに庇われて助かっても、私、あんまり嬉しくないです…!」

 

「アオイ……」

 

アオイはいつの間にか涙目の表情だった。

…くっ…団員になんて顔させてんだ俺は……!

守ろうとしているその存在に…!なんて悲しい表情させてんだ……俺は…!

 

「ああ…わかった。約束する。お前の前からは居なくならねえ。絶対にな」

 

「……はいっ!BB団は永遠に…不滅ですから…!!」

 

アオイは涙目な表情をなんとか吹こうとして笑顔を見せる。

ああ、あの時の鉄華団の二の舞は御免だ。

美食殿やBB団も……今度は絶対に壊させねえ…!

 

俺は改めて誓うのであった。

あの時の悲劇は繰り返させねえ…と。

 

 

 




アオイエピとりあえず消化?
編入生バージョンはユニちゃんず居ないから現状は保留します。
2期にくるんかねぇ……

こういう短編は好きか?

  • 好き
  • 本編進めて☆
  • 俺に質問するな…(無回答)
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