鉄血のプリンセスコネクト!Re:Dive   作:モンターク

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というわけで
動画から再び先行します。

2期放映いつかねぇ?


Menu8 クエスト?
リトルでリリカルな


あのタルグム村での騒動後、美食殿はそれなりの依頼をこなしつつ着々と経験を積んでいた。

モンスター退治やダンジョン攻略、薬草採集やらをこつこつとこなしているからか、ギルド管理協会のカリンからも感心されていた。

…ただギルドマスターであるペコリーヌの方針?により――

 

「こら!そこ苗曲がってる!一列植えたら確認する!」

 

「お、おっす」

 

「勘弁してくれよ…」

 

こういう田植え…というか農作業の手伝いをすることもある。

この世界は言うまでもなく田植え機などという便利なものはなく、魔法もそこまで便利なものではないため基本は手作業である。

そのために美食殿が手伝いのクエストを受けたということである。

 

なお一番文句を言っていたのはキャルだが、いざこなすことになると熱が入るのである。

 

「オルガ、また曲がってるよ」

 

「ミカ、これくらいどうってことねえだろ?」

 

「それは駄目だ。曲がってたら育たなくなる」

 

キャルと同等に熱が入ってるのは以外にも三日月であった。

彼は元の世界の時から戦い以外では農業をやりたいとそこらへんは熱心であり、情勢の悪化で結果農作業できない体になってからは諦めていたが異世界に入って以降はその望みを思い出したこともあり、知識を身に着けつつあるのもあった。

 

「頼りになりますね!」

 

「几帳面なキャル様と三日月様…素敵です」

 

(几帳面すぎるぞぉ…)

 

農業にあまり興味ないオルガにとっては微妙な感じだったが、あえてその愚痴は飲み込んだのは言うまでもない。

 

―――――

 

「はむっ!ふむんむ…うまーい!」

 

いかにも美味しそうに食べるペコリーヌである。

そして他の面々のおにぎりより大きいのはもはや誰も突っ込まない。

 

「ランドソルのお米の大半はここで収穫されてるんですよ」

 

「風光明媚でございますね…はむっ」

 

見渡す限り、田んぼ田んぼとある。

現代ではないため形はバラバラであるがそれもまた風景であろう。

 

「お米が好きなランドソルのお姫様が一念発起して稲作を始めたみたいです」

 

「なるほど…プリンセスのお米でプリ米…なのですね」

 

「はい!」

 

「なるほどな…」

 

(しかし…冬夜とかからは聞いたことあるが…この世界にも稲作ってやつがあるのか…)

 

自分達の世界には畑自体には触れるが稲作といったものには触れたことはなかったオルガである。

ミカは知識で知っていたようであるが。

 

「でも最近、この田んぼを野生動物が荒らしてて困ってるみたいなんですよ」

 

「ああ、イノシシか鳥なんかでしょ?作物を食べちゃうとか?」

 

「そうなんです!農家さんが退治しようとしてもうまくいかないらしいんですよ」

 

いきなりぐいっとペコリーヌが来たからかキャルは少し驚いていた。

 

「そこで!私達が農家さんをお手伝いしようというのが今回のクエストです…はむ」

 

「ふーん」

 

「だろうよ」

 

相槌をするオルガミカである。

 

「報酬はこの田んぼで取れたプリ米ですよ!」

 

「あんたが選ぶクエスト、食べ物ばっかりじゃない!ちゃんとした報酬がもらえるのにして」

 

度々こういった文句を言うキャルである

 

「ですが、このお手伝いというクエストも素敵ですね。主様も楽しそうですし…ならこれを…」

 

どこからか、ユウキとコッコロが何かを取り出す。

 

「アメス様のカカシ、アメス様です。わたくしと主様で作り上げました」

 

「アメス様って…」

 

「こんな感じなの…」

 

(いやちげえぞ…つかユウキお前な…)

 

直接知らないコッコロはともかくユウキはなぜそう作ったのか首をかしげるオルガ

 

「はぁ…結局コロ助はユウキが楽しければなんでもいいのよね。とにかく、次のクエストは儲かるやつに…」

 

「えい!」

 

 

「!?……もぐもぐ……おいしい!」

 

そんな言葉?を黙らせるペコリーヌの料理である

 

「あんた、ホント料理は上手よね…」

 

「お褒めに預かり光栄です☆」

 

いつもどおり機嫌が良いペコリーヌを横にキャルはどこか微妙な表情を浮かべていた。

理由は少し前に遡る

 

―――――

 

スパイ活動の報告にランドソル城で陛下に報告をしていたキャル。

 

「…タルグム村の報告は以上です」

 

もちろん推測はしているがシャドウの件に関しては全く知らないことで通した。

 

「キャル?」

 

「は、はい!」

 

「うふっ…緊張しているの…?」

 

「!?」

 

そしていつのまにかキャルを取り囲むシャドウ達。

紛れもなく陛下が生み出した存在であることを証明していた。

 

「シャドウのこと、あなたには伝えていなかったわね…」

 

そして階段を降りてくる陛下

 

「ところで…あなたがやっているギルド《ごっこ》の男の子達のことなんだけど…」

 

「ユウキ…オルガ…三日月…」

 

シャドウに取り囲まれていることもあり、キャルからは冷や汗以上のものが大量に出ている。

 

「彼らの監視も同時に進めて頂戴…また何かあったらこうして私に伝えてくれればいいわ…」

 

「…」

 

「できるわね?私のかわいいキャル……」

 

「…はい、陛下……」

 

その後、ランドソル城から戻ろうとするが、文字通り「厄介」なやつと遭遇する

 

「イオク…!」

 

「ほう、陛下のお気に入りのキャルではないか。今日もスパイの報告か?」

 

イオク・クジャン

言うまでもなくオルガが居た世界においてオルガ達を破滅させた原因の一人である。

最期は名乗ったばっかりに昭弘のグシオンリベイクフルシティで文字通りペシャンコにされたが、どうやらこの世界に転生したようである。

なおお供達も同時に転生したようで、ともに陛下直属の親衛隊として雇われているようだ。

もちろん何故か親衛隊隊長はこいつである。

 

「あんたに話すことなんかない…」

 

「むっ……私とお前は同じ陛下に忠誠を誓った同志というのに…冷たいぞ」

 

「うざい…だいたいあんたこそなんでここにいるのよ。陛下から宝物庫守護を任せられたはずでしょ。持ち場から離れてていいわけ?」

 

「今日はその件について意見具申に来たのだ!今は魔物も凶暴化している中、騎士団の士気も下がっているだろう。そこで私も前線に出て戦い、私自ら手本を示し、士気を上げ、そこから陛下の力を世に知らしめるべきなのだ!!今なら陛下もいらっしゃるのだろう?」

 

「あっそ…なら好きにすれば…私は帰るから」

 

「今度こそわかってくれる…私が言うのだからな」

 

関わりたくないタイプであったのでイオクからは早急に離れるキャル

 

(たく、なんで陛下はあんな使えないやつを拾ってくるわけ?私だけで十分だってのに……陛下は「盾くらいになる」とか言ってたけどあいつじゃ絶対盾にもならないわよ!)

 

陛下のお気に入りは私という自負があるキャルにとって同じく拾われたような存在であるイオクのことを邪魔だと思っているのだ。

まあ間違っていないが……本当に邪魔である。

拾った理由としては「お供は役立つ」「暇つぶし」らしい。

―――――

 

閑話休題

 

「主さまー!そちらにいきましたよー!」

 

「フギャッ!」

 

カエルに襲われて文字通り見えなくなり田んぼへ倒れる。

 

「主さま!?」

 

「ユウキ君!それ、今晩のおかずにしましょう!」

 

「勘弁してくれよ…」

 

「良いんじゃない?」

 

「……」

 

そんな様子を見て一言。

 

「ホントに監視する意味があるのかしら……」

 

いかにもとくに重要そうではない人たちであった。

そしてもうひとつ気になるのは

 

(しかしイオク…ペッシャンだったっけ?あいつの雰囲気なんかミカ達に似てる気がするのよね……全く違うのに……なんというか…体格?いやなんだろう…)

 

あたりといえばあたりだが微妙に違うのである。

だがそこの答えを知ることはなく……。

 

「?」

 

ミカはそんな悩むキャルの視線に気づいて首が傾げたそうな。

 

―――――

 

その後、ギルド管理協会で依頼を漁る美食殿。

 

「うーん……」

 

「いいのあんのか?これ」

 

オルガとキャルは唸っていた。

 

「キャルちゃんオルガ君!これにしましょうよ!漁師さんのお手伝いで報酬はお魚食べ放題!」

 

「却下!」

 

「そうだぞ…」

 

(つかペコリーヌの場合、海ごと吸い尽くすんじゃねえか…?)

 

有り得そうなやつである。

一方ミカとユウキとコッコロも同様に漁っているが…

 

「良いのないね」

 

「そうでございますね…主さまは…」

 

「……んー…」

 

「そちら…ですか?……師匠募集?」

 

そんな言葉がまるで子供が書いたような文字で書かれていた。

 

「ギルド活動のことを教えてくれる優しい先生を探しています」

 

「俺はすごくたくさんだよ、すごいよ……なにこれ?」

 

「「「?」」」

 

一同は首をかしげるがそこへカリンが入ってくる。

 

「あ、その張り紙、また貼ってあったんですか…すみません、また剥がしますね」

 

「カリン様…」

 

「どういうことだ?」

 

「これは正式認可したクエストではないんです。何度剥がしてもいつの間にか新しいのがはられてしまって」

 

「だってさ、ま、このクエストも却下ね」

 

「……」

 

そんな会話を他所にその紙をじーっと見ているユウキであった。

 

―――――

 

そして管理協会の外へ出るが、ユウキはその紙を見続けている。

 

(やっぱり気になるのか…あんま良い予感がしねえ気がするが…)

 

オルガがそう思っていると……。

 

「オーイヨイヨイヨーイ」

 

「あ?」

 

後ろから声が聞こえたのでユウキ達が振り向くと

 

「おーいよいよいよい」

 

「なかないでーミソギー」

 

「あきらめちゃだめだよー」

 

バレバレな棒読みで何かを話す女の子3人

エルフとやんちゃそうな子とうさ耳である。

 

「どうしたんでしょうね?」

 

「学芸会の練習でしょ、いくわよ」

 

それをほっぽって行こうとするが

 

シュパーンっとその3人がキャルの前に出て文字通り回り込まれてしまった。

 

「オヨヨヨー!」

 

「みそぎー」

 

「みそぎちゃーん」

 

「え!?なに!?」

 

「延長上映ですか!?」

 

「意味がわかんねえぞぉ…」

 

「フッ!」

 

そう言った瞬間、オルガへ吹き矢の…吸盤型のようなやつが直撃する

 

「ぐうっ!?」

 

またまた希望の花が咲いた。

こんなんでも咲くのは言うまでもないが久しぶりである。

 

「あ…えっと……」

 

本当はポスターに当てるつもりが矢受けの加護のせいである。

 

「……ゴホン…そのクエストにご興味が?」

 

「え?」

 

ミスをスルーして呆気にとられる他の5人だが、そこへまた乱入者が来る。

 

「もちろんだ」

 

「あ?」

 

オルガが起き上がると同じくらいの金髪の男……まあ言うまでもないだろう。

マクギリスである。

 

「話を聞こう。天使達」

 

「あなた、あの時の…」

 

「ていうかなんで勝手に話を進めてるのよ!」

 

キャルはごもっともな突っ込みをした。

マクギリスは現在美食殿の協力者ではあるがギルドメンバーではなく部外者である。

だが――

 

「あなた…誰ですか?」

 

「エルフの天使か…怖がらせてしまったようだね。私はマクギリス・ファリド、アグニカ・カイエルの伝説を受け継ぐ者にしてこのギルド「美食殿」のオブザーバーだよ」

 

 

 

 

 

「「「「「は!?」」」」」

 

「?」

 

言うまでもなく他の5人はものすごく驚いたという。ユウキもはてなを浮かべていた。

そして地味に何かを盛ったマクギリスである。

 




なんか余計なのが増えている気がしますがあえて言いません。

賑やかしくらいにはなるでしょ(適当)
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