派手なのは苦手なので、とりあえず隠れて敵を倒そうと思う 作:名無しの投稿者
「危ない!!」
「きゃっ!」
止めを刺すためサリーに杖を向けていたフレデリカは、突然の叫び声と押された衝撃によって倒れこんだ。
「ちょ、いきなり何な……!?」
すぐさま声がした方向を確認すると、そこにはいつの間にか現れた黒尽くめの男……ハイドがギルドメンバーの一人を斬撃によって光に変えているところだった。
そのギルドメンバーは両手をフレデリカの方へ突き出しており、先程フレデリカが受けた衝撃はこのプレイヤーに突き飛ばされて発生したものらしい。つまりフレデリカはこのプレイヤーに庇われたのだ。
「は……? え、ちょ……」
突然突き飛ばされて、しかしそれは自分を庇った行動で、ついさっきまで自分の後ろには誰もいなかったはずで、今目の前に立っているこの黒尽くめの男は誰?
いきなり起こった複数の事態に、フレデリカの思考は完全に渋滞した。一つだけはっきりしているのは、目の前に立っているこのプレイヤーは自分を狙って攻撃した……つまり敵なのだ。
「……っ! 総員警戒!」
少しの間だけ呆けてしまったものの、やはりそこはトッププレイヤー。すぐに思考を回復させると、大急ぎでハイドから距離を取って杖を構える。
しかしハイドも見つかった以上、ただ黙って立っている訳がない。
(ちっ! やられた! 【跳躍】!)
【暗殺】に失敗したことを内心で舌打ちしながら、スキルを使用して跳び上がり倒れこんでいるサリーの前に着地する。
スキル名を発声した様子もないのに明らかにスキルの効果で跳び上がったハイドに、プレイヤー達の間で動揺が走る。
「…………ハ、イド? どうして、ここに?」
サリーはメイプルにはメッセージを送ったものの、時間がなくそれ以外のギルドメンバーには連絡できていない。
しかしメイプルは多くの人に知られている通り【VIT】極振りであり、【AGI】は0。拠点にいる彼女が、ここまで救援に来るにはかなりの時間がかかる。その上この人数差だ。サリーは誰も救援に来ないのだと思っていた。
「……近くにいた」
しかし、人数差など助けに行かない理由にならない人物が偶然近くにいた。
ハイドは関わる人間が極端に少なかったため今まで知る人がいなかったが、実はかなり仲間思いなのだ。
仲間がピンチだと判断したら、当たり間の様に全力で助ける。そこに人数差による不利など考慮に入れない。
「仲間の助け……? でもたった一人なら問題ないわ! あの子がまた変な事やらかさない内に、さっさと倒すわよ!」
「……はぁ。俺がこの人数差相手に、たった一人で挑むと思っているのか?」
「何ですって?」
ハイドは仲間を助ける判断をする際、人数差による不利は考慮に入れない。
しかし自分が倒しきれない数に対して、無策で突っ込むほどバカでもなかった。
彼がこの集団を発見して今までサリーの援護をしなかったのは、奇襲のタイミングを窺っていたのもあるのだが、とある人物にサリーの位置をメッセージで伝えていたからだ。
「……丁度、ご到着だ」
ハイドが短剣を持っていない方の手で頭上を指さす。
フレデリカは目の前の二人の警戒を解かないように注意しながら、彼が指さした上空に視線を向ける。そこには雲一つない星空と、唯一の光源である月が光っている。特に何の変哲もない空に見えた。
「到着って、どういう」
次の瞬間、上空を爆炎が照らすと同時に何かがフレデリカとハイド達の間に落ちてきた。
爆炎の光が収まった後、ゆっくりと立ち上がったのは白い翼を持った黒鎧の少女。
「やらせないよ。絶対に!」
メイプルだった。
「メ、メイプルぅ~!?」
突然のメイプルの登場に驚いたのは、フレデリカだけではない。既に第一回イベントでその異常性を見せつけているメイプルは非常に知名度が高く、最早知らない人の方が少ないと言っても過言ではない。
少なくとも、この場に居る【集う聖剣】の軍勢は皆メイプルの事を知っていた。
「シロップ、【覚醒】【城壁】!」
メイプル達の姿が、シロップのスキルによってせり上がった壁で隠される。
それを確認するとメイプルはサリーの方へ振り返り、彼女の無事を確認してホッと安堵の息を吐いた。
「サリー! 無事でよかったよ~!」
「め、メイプル……どうやってここに? いくら何でも速すぎるよね?」
確かにサリーはメイプルに、自身が死ぬ旨をメッセージで送っている。
しかしそれはメイプルがメッセージを受け取ってからこちらに向かっても、間に合わない距離にいると判断したから送ったものである。
ハイドはそもそも他ギルド襲撃の為にフィールドを駆け回っている一人なのでまだ納得できるが、メイプルは拠点にいたはずなのだ。ここから拠点までは距離が離れすぎている。
「話は後! マイとユイとカラアゲだけ残してきちゃったから早く戻らないと!」
「……ならサリーは俺が連れていく。俺なら姿を隠すスキルも持ってるし、見つからずにこの包囲網を突破できる。代わりにこの場のプレイヤーの殲滅を頼みたい」
「任せて! そういうのは得意だから!」
「……大盾使いのセリフじゃないな」
「ホントにね……」
「……? そうかな?」
もちろん普通の大盾は、百人規模の人数を殲滅など到底できない。
ハイドが零した言葉に、メイプルは不思議そうに小首を傾げる。彼女にとって、自分が持っているスキルは全て普通にゲームをして手に入れたものなので、異常だなどと言われても正直あまりピンと来ていないのだ。
「……まぁいい。じゃあメイプルはここにいるプレイヤーを粗方殲滅したら先に拠点に帰っててくれ。今回の移動速度から考えて、多分そっちの方が速い」
拠点からこの場所までの距離を僅かな時間で移動できた方法を行えば、ハイドよりも圧倒的に速いスピードで帰還できる。
ただメイプルが行った方法は自爆のようなものなので、メイプル並みの【VIT】が無ければ即死する。
「ついでに俺とサリーのオーブも持って行ってくれると助かる」
「了解!」
メイプルがこの場に居るプレイヤーを殲滅すれば、ハイドは離脱しても即座にこの軍団に追われる心配をする必要が無くなる。ハイドの指示に、メイプルは元気よく頷いて準備を始めた。
「……じゃあサリー、俺達は行くぞ」
「え?」
ハイドは言うや否や、サリーの脇と膝裏に手をまわし彼女を抱え上げる。所謂お姫様抱っこだ。
サリーは自身がされている格好を自覚すると、サッと頬を赤く染め慌てて暴れだした。
「ちょ! ちょっと待って! これはダメだって!」
「……暴れるな。目を瞑ってしっかり掴まれ。見られてるとステータスが下がる」
「何でそんな冷静なわけ!? って言うか、私もメイプルに運んでもらえばいいよね!?」
「……拠点に戻った時、マイとユイとカラアゲしかいない拠点をチャンスだと思って襲っている奴がいる可能性がある。そうなっていたら即戦闘だ。今のサリーには戦闘は無理だから、メイプルと一緒に帰るのは却下だ」
【VIT】が0であるサリーは、攻撃が一度でも当たれば簡単に倒されてしまう。普段のサリーなら神懸った回避力でメイプルに庇われるまでもなく全ての攻撃を回避してしまうのだが、今の彼女はその最大の武器である回避力が碌に機能していない。
メイプルの【身捧ぐ慈愛】による範囲防御があればまず倒される心配はないが、サリーと同じく【VIT】が0であるマイとユイとカラアゲも防御範囲内に入れる必要がある。攻撃が当たったら即倒されてしまう四人を庇いながら敵を殲滅するのは、流石のメイプルでも少々厳しい。
敵を倒してくれるマイとユイやバフで戦闘に参加するカラアゲ達だけならともかく、疲労で動けないサリーも一緒なら尚更である。
「ぐっ……で、でも……」
ハイドの正論に、それでもサリーは食い下がる。
内心では、サリーだってハイドの言い分に納得していた。それでもサリーがハイドに運ばれるのを拒否したがっているのは羞恥心からだ。年頃の乙女にお姫様抱っこは恥ずかしいのである。
しかし結局拒否したい理由はそれだけなので、サリー自身すら納得している正論を覆す言葉は浮かんでこなかった。
「……あんまりグダグダして折角起きた混乱が収まっても面倒だ。メイプルにオーブを渡してとっとと行こう。サリー、再度言うがしっかり掴まって目を瞑ってくれ」
「……ぅうあぁんもう! 分かったわよ!」
唸って叫ぶように覚悟を決めたサリーは、インベントリに入っていたオーブを全てメイプルに渡してハイドの首に手を回しぎゅっと目を瞑る。
目を瞑る直前にハイドの顔をチラリと見ると、彼は特に照れている訳でもなくいつも通りの顔をしていた。
「(私だけ照れてバカみたいじゃない! それにそこまでいつも通りだと何か悔しい!)」
仕返しのつもりで首に回す手の力を強めるもその行為により余計にハイドと密着してしまい、羞恥でサリーの顔はさらに赤みを増した。
急に強くなった力に気になったハイドがサリーの方へ顔を向けると、それを察知したサリーはハイドの胸に顔を埋め赤くなってしまった顔を隠す。幸いこの行動はギリギリ間に合い、ハイドが赤くなったサリーの顔を拝むことはなかった。
(何だ? まぁ俺がしっかり掴まっとけって言ったし別に文句はないけどさ。【超加速】オウル、『サリーに【隠密】だ。目を瞑りながら瞼を【透視】して俺に付いて来い』。【隠れ身】【跳躍】)
ハイドの持つスキルは自分を対象にしたスキルしかないので、サリーの姿を隠すのは既に【覚醒】して待機しているオウルに任せる。
そして最後にハイドは自分自身の姿を消すと、一気に跳び上がり包囲網の外を目指す。とは言え、スキルの効果でその姿は誰にも見えていない。【隠れ身】の効果時間内に包囲網を抜けると、背後から爆発音や叫び声が聞こえてきた。
(メイプルが上手くやってくれたみたいだな。後はこのままギルドまで帰還すればいい。オウル、『サリーの【隠密】を切れ』)
【隠密】には大量のMPを消費する。そして【透視】にもMPが使うので、無駄遣いを避けるため必要が無くなった【隠密】を解除させた。
「(……うぅ。何でこんな目に……いや、私が無理し過ぎたのが悪いんだけどさ……にしてもコイツ、本当にいつも通りね。普通こういう時は、少しぐらい照れたりするもんじゃないの?)」
段々羞恥心に慣れてきたサリーは、バレない様に薄目を開けてハイドの顔を盗み見る。普段は黒い口当てで隠れているハイドの顔だったが、今は抱き着いているが故にその下から顔を覗き見れた。
「(こうして近くで見てみると、ハイドの顔って意外と整ってるんだよね。雰囲気も顔のパーツも地味だから気付きにくいけど……うん、意外と整ってる)」
ただサリーは、そもそも何故目を瞑っていろと言われていたのかを忘れてしまっていた。
普段の彼女ならこんなミスは滅多にしないのだが、それをしてしまう程サリーは疲れ果てていたのだ。
(何かめっちゃ見られてる……)
ハイドのスキルは目視される事によりデメリットが発動し、その効果はステータスダウンだ。
そのステータスダウンには【AGI】も含まれており、移動中に急に【AGI】が減少すれば当然気付く。加えて言えばハイドは視線に非常に敏感なので、こんな至近距離で見つめられればその視線の出所まで正確に分かってしまうのだ。
(あの連中が追っ駆けて来てる様子はなさそうだし、別に拠点に着くのが遅れる分には問題ないんだけど……)
先程ハイドが指摘したように拠点で戦闘が行われていた場合、目視されていると得意の【暗殺】が発動できないハイドと疲労で碌に動けないサリーでは即座に対応が出来ない。
なので移動速度が下がって、当初の予定より到着が遅れるのは問題なかった。
(でも……何で俺は見られてるんだ?)
ハイドはサリーから見つめられる理由に全く心当たりがない。『近くで見るハイドの顔は意外と整っているんだなぁ』と思われているなど考えもつかないのだ。
「(……あぁ、もう疲れた。振動が心地いい……でも、もう少し起きてないと。メイ、プルに……マップを、見せ……あぁ、ダメだ………眠い……)」
会話もせずにハイドの顔をボーっと見ていたサリーだったが、極限状態を脱した安心感と疲労感により襲い掛かってきた眠気に耐え切れず、遂にはハイドの胸に頭を預けて夢の世界に旅立ってしまった。
「……サリー、お疲れ様。よく頑張ったな」
夢見心地の中聞こえてきたハイドの声が正確に届いたのかは、サリー本人にしか分からない。しかし彼女の唇は、薄っすらと笑みを浮かべていたのだった。
◇◇◇
(よし到着っと。戦闘音は……してないみたいだな。なら入っても大丈夫そうだ。ってあれ?)
ハイド達が拠点に帰るとその場には先に拠点に帰り着いていたメイプルしかおらず、拠点を守っているはずの他の三人の姿が無い。
「……マイとユイとカラアゲは? 間に合わなかったのか?」
【STR】極振りである双子とMP極振りのカラアゲは、他の【楓の木】のメンバーと違いメイプルと共にいなければすぐに倒されてしまうので、ギルドを襲撃するメンバーには入っていない。
三人もそれは自覚しているので、指示を無視して勝手に襲撃に出る事もない。それ故にこの場に居ない理由はすぐに想像がついた。
「……うん。私が着いた頃にはやられちゃってた。三人には後で謝らないと」
メイプルが悔しそうな顔で俯く。しかしメイプルが出ていなければサリーの方がやられていたので、彼女の判断は間違っていると言い難い。
幸いにもメイプルはマイとユイとカラアゲが倒されてしまった直後に到着したらしく、台座のオーブは無事である。
「……襲ってきた相手はメイプルが倒したんだろ?」
「うん」
「……なら三人が復活したら謝ればいい。ここで悔しがったって何も変わらない」
「……そうだね。ありがとう、ハイドくん。二人から貰ったオーブ、台座に設置しちゃうね」
とりあえず元気を取り戻したメイプルは、別れる前にハイドとサリーから受け取ったオーブを台座に設置していく。これで三時間このオーブを守り切れれば、ギルドに大量のポイントが入る。
「うぅん……もう拠点……?」
「……サリー、起きたのか。このまま寝ててもいいんだぞ?」
「…………いや、起きる……明日の作戦も言わなきゃだし……」
非常に魅力的な提案にサリーの心は揺れ動くが、自分自身の役割は果たさないといけないためハイドに降ろしてもらって自力で立つ。しかしまだ疲労は完全に回復しきっておらず、半分眠っているような夢うつつな状態だ。
(おいおい、本当に大丈夫かよ……まぁ耐えられなくなったら支えればいいか)
そうこうしている内に、襲撃のために外に出ていたメンバーが帰ってきた。そして先程倒されてしまった三人も復活して全員が集まったのを確認すると、サリーは自分のマップを表示する。
「これは……凄いね」
それを見たカナデは思わず呟いた。
そこには、サリーが十二時間以上フィールドを駆け回って発見した全てが書かれている。
ギルドの拠点の位置や規模はもちろん、身を隠しやすそうな場所や武器の耐久値を回復させるアイテムの場所などフィールドのほぼ全域の情報が事細かにだ。
「サリーはこれを完成させるためにずっと外にいたのだな」
「まあ、ね……お陰で、ちょっと無理しちゃったけど」
「ちょっとじゃないよ~! 私とハイドくんがいなかったら危なかったんだからね! ちゃんと反省してよ!?」
「分かった、分かった。ゴメンって……」
移動中少し眠ったとはいえ、サリーの疲労を鑑みればその時間は全然足らない。徐々に限界が訪れ始めたサリーは、ほんの少しフラつきながらメイプルに手を合わせて謝る。
そして本格的に限界を迎える前に言いたい事だけ素早く言ってしまおうと、すぐにカナデの方を向いた。
「それで、悪いけどカナデ。これ、全部覚えて……メイプルのマップに、書き写してあげて」
「大丈夫。もう覚えたよ」
サリーが頼む前に、カナデは彼女のマップに書かれている膨大な量の情報を完璧に記憶する。抜群の記憶力を持つカナデにしかできない芸当だ。
「あ、りがと。それと、メイプル。プランBで、行くよ」
「オッケー!」
プランBは、本来ならハイド達前衛部隊が崩壊した際に実行する予定だった作戦である。今回のイベントでは予想外の事態が起こり過ぎたので、早々にこの作戦を発動する事になった。
この作戦の内容はとても単純だ。プランBの別名は、メイプル開放策。彼女を防衛という枷から解き放ち、襲撃に向かわせるのだ。
サリーによって、ほぼすべてのギルドの大雑把な位置情報は把握できている。次やってくるのは、
「じゃ、あ……後は、よろしく。私は、もう……限、界……」
「サリーちゃん!?」
言いながらその場に倒れそうになるサリーを、傍に控えていたハイドが支えた。慌てて皆がサリーの傍に集まり、彼女の容態を確認する。
「眠っているだけのようだな」
(言わんこっちゃない。無理し過ぎなんだよサリーは。お陰で大助かりだけど、やっぱりサリーだけに負担を掛け過ぎていたな。その辺は俺も反省だ)
サリーが行っていたフィールドの把握は、ギルドで二番目に高い【AGI】を持つハイドもやろうと思えば出来る事だ。
しかし彼女が相談もなく独断かつ単独で全て行ってしまったので、結局一切手伝えなかった。その結果が、今回のピンチである。
(ただサリーも相談してくれてもいいのに。全部を一人でやろうとするなよ)
倒れて眠ってしまったサリーを見つめながら、ハイドは呆れたように息を吐く。そして彼女を横抱きで抱え上げた。
「……奥に連れて行って寝かせてくる」
「えぇ。お願いね。寝てるからって、サリーちゃんに変なことしちゃだめよ?」
「はぁ、しないよ……」
ハイドはイズのふざけた忠告に溜息を吐いて反論しながら、そのままサリーを奥の寝床として使っている場所まで運ぶ。
そこには皆がしっかり休めるようにイズ特製の布団が幾つか敷かれているので、その内の一つに彼女を寝かせた。
「……ホント、キチンと反省してくれよ」
完全に寝入っているサリーの顔を見て、ハイドは薄く笑いながら数度彼女の頭を軽く叩きその場を立ち去る。
そして実はギリギリ保っていたサリーの意識は、その手を受けて安心するようにゆっくりと閉ざされていくのだった。
何気に主人公、【暗殺】を確率を外す以外で失敗したのは初めてだったりします。
そして結構悩みましたが、ドレッドが襲ってきた拠点の防衛については書きませんでした。
一応原作と違いカラアゲも防衛として拠点に居ますが、書いても殆ど原作と変わらない気がしたので。
カラアゲは能力値を上げるだけなので、居ても劇的な変化はないのでしかたないですね。
因みにハイドがお姫様抱っこで運んだ理由は運びやすいし、おんぶだとサリーの残っている力次第では落ちる危険があるため。サリーがお姫様抱っこ以外を要求しなかった理由は、単純に疲労で頭が回っていないからです。
次回、翌日の行動です。